院長ブログ西尾 謙三郎

（手術前）⇒（５日後）
今回の方は小鼻を小さくしたいとのことで御来院されました。
小鼻の幅は内側法で横方向に皮膚を切除することで狭くすることができ、小鼻の張り出しは外側法で縦に皮膚切除することで小鼻の丸みを除去することができます。


今回の方は小鼻の張り出しも幅もあったため内側法と外側法を同時に行いました。
また、例えば内側法だけの場合は硬い外側が残るためどうしても後戻りリスクが出てしまいますが、内側法と外側法を同時におこなうと小鼻がフリーになって土台から固定し直すことができますので効果も出やすく、後戻りのリスクも少なくなります。

術後画像は前述の通り、小鼻の幅が狭くなり張り出しも軽減してだいぶ小鼻の印象がすっきりとしましたね。
斜めから見ると張り出して目立っていて小鼻がすっきりしたのが分かります。
正面から見て目立った小鼻の印象がかなり目立ちにくくなってお鼻の存在感が減り、お顔全体がすっきりとした印象になりました。

今回の術後画像は５日後の抜糸直後なので傷は目立っていますが、もちろん時間と共にもっと目立ちにくく治っていきます。
傷は小鼻の溝に沿った傷ですので、思っているより傷は目立ちにくく治っていきますよ。

（手術前）⇒（１ヶ月後）

今回のお客様は、小鼻が気になるとのことでご来院されました。
もともと小鼻はものすごく大きいわけではありませんでしたが、少しでも目立ちにくくするために内側法＋外側法で全体にもう少しすっきりさせることになりました。
鼻の穴の底（鼻孔底）の幅はそれ程広くなかったのでできる範囲狭くしました。
また、もともとアップノーズ気味でしたので、鼻尖縮小＋軟骨移植でアップノーズを改善して鼻先を整え、全体のバランスを改善させることになりました。

施術後は気にされていた小鼻が一回りすっきりとしたのが分かります。
小鼻の傷も溝の影に沿った傷なのであまり目立ちませんね。
また、鼻先もアップノーズが改善し、鼻の穴もさらに目立ちにくくなりましたね。
側面像を見ると上がり気味だった鼻先が伸びてバランスが良くなったのが分かります。

小鼻が小さくなり鼻先も伸びたことで、お鼻全体のバランスがすっきりとして良くなったのではないかと思います。

（手術前）⇒（3ヶ月後）
お客様は鼻を整えたいとご来院されました。
カウンセリングをおこなって小鼻を小さくし、鼻先を細くすることでお鼻全体をすっきりさせることになりました。
また、術前は鼻柱の基部が引っ込んでいてACR（小鼻と鼻柱の三角形）が上向きでしたので、鼻柱基部軟骨移植をおこなってバランスを改善させることになりました。
ちなみに鼻柱基部軟骨移植とは、鼻柱基部（付け根）に軟骨を移植してイラストのように変化させる手術です。


3か月後の画像を見てみると、鼻翼縮小(内側＋外側）により小鼻が小さくなりましたね。
鼻先は細くなり高さも出ました。
下方からの画像だと鼻先が細くなって高さが出たのが分かりやすいです。
また、斜めや側面像では、引っ込んだ鼻柱の基部が出てきてお鼻のバランスが整ったのがわかりますね。
全体的に鼻の印象はすっきりとして目立ちにくくなったかと思います。

（手術前）⇒（3ヶ月後）
鼻をすっきりさせたいとのことで御来院され、まずは小鼻縮小（内側＋外側）をおこなうことになりました。
小鼻の幅はある程度ありましたが、もともと鼻の穴の底の幅がそれ程広くなかったので、できる範囲で内側の幅を切除し寄せました。
また、外側の組織も除去して張り出しも減らしています。

小鼻が全体に小さくなってお鼻がすっきりとしましたね。
あとは、鼻先がそのぶん目立ってきているので鼻尖縮小などで鼻先をすっきりさせるとさらにお鼻の印象がすっきりするかと思います。

（手術前）⇒（3ヶ月後）
お客様は小鼻を小さくしたいとのことでしたが、小鼻の幅と丸みがありましたので鼻翼縮小（内側＋外側）を行うことになりました。
内側法で小鼻の幅を狭くし、外側法で小鼻の丸・張り出しを減らします。
術後は小鼻が全体的に小さく目立ちにくくなったかと思います。

（手術前）⇒（6ヶ月後）
お客様は鼻先を細く、斜め下方に延ばしたいとのご希望で御来院されました。
もともとの鼻先の軟骨は小さくて変化が出にくいことが予想されましたので、鼻尖縮小は細くなりやすい３D法で鼻先を細くすることにしました。
また、下方向にも軟骨移植をおこなって鼻先を伸ばすようにしています。
術後の正面の画像では鼻先が下方に伸びたことで豚鼻感が改善しました。
鼻先全体のバランスが良くなったと思います。

３D画像で変化を見ると
青い部分が3D法と軟骨移植で高くなった部分です。
斜め下方に高さが出たのがわかります。

（手術前）⇒（6ヶ月後）
今回のお客様は鼻を目立ちにくくしたいとのことで御来院されました。
小鼻をが大きめで目立っていたので鼻翼縮小（内側法＋外側法）をおこないました。
術後は正面から見ても、下から見ても小鼻の存在が減ってすっきりとしたお鼻になりましたね。
また、鼻先はもともとやや低めで、多少アップノーズ感じで良いので少し高さを出したいとご希望でした。
正面方向に軟骨を載せるのですが、そのまま載せると沈み込んで高さを維持しにくくなるので、耳介軟骨でストラット（支柱）を立てて土台を強化して上で軟骨移植をおこないました。
鼻先はややアップノーズのままで鼻先に高さが出たかと思います。
全体に鼻が整って目立ちにくくなり、ご希望に近いお鼻になったかと思います。

（手術前）⇒（3ヶ月後）
今回のお客様は鼻の穴を目立ちにくくしたいとのことで御来院されました。
鼻の穴の縁（鼻孔縁）の外側が引っ込んで(後退して）おり、外側に鼻の穴がせり上がっている状態でした。
そこで、鼻孔縁延長を行って鼻孔縁外側を引き下げて鼻の穴を目立ちにくくしました。

正面像では鼻孔縁外側が引き下がって鼻の穴が目立ちにくくなりましたね。
斜めや側面像でもせり上がった鼻孔縁が引き下がって、鼻の穴のラインが上に凸だったのが平坦気味になったのが分かると思います。

鼻孔縁延長では、耳の軟骨を持ってきて、鼻孔縁に移植し引き下げます。
今回の症例の方のように、また、下のイラストのように、鼻の穴のせり上がりを改善して鼻の穴を目立ちにくくする手術です。

鼻孔縁の後退が強い人では軟骨だけでなく、皮膚も一緒にくっつけて複合の組織移植をおこなうことがあります。
そうすることで、高度に鼻孔縁が後退している人でも引き下げることが出来ます。
ただし、皮膚も移植するので、鼻の穴を除いた時に小鼻に厚みが出ることがあります。

鼻の穴が目立って気になる人で、鼻孔縁がせり上がっている方には鼻孔縁延長はとても良い手術ですので、該当する方はお考えいただくと良いかと思います。

（手術前）⇒（半年後）
小鼻を目立ちにくくしたいとのことで、小鼻縮小（内側法＋外側法）をおこないました。
内側と外側を切開することで、小鼻の幅を狭くしながら小鼻の張り出しを減らすことができます。

術後は半年後の画像ですので、ほぼ完成した状態です。
術前の丸みがあって張り出し気味だった小鼻がすっきり小さくなって鼻の穴が目立ちにくくなりました。
お鼻の存在感が減ってすっきりしましたね。
傷もあまり目立ちません。

（手術前）⇒（半年後）
お客様は、鼻先を細くして、小鼻も小さくしたいとのことで御来院されました。
小鼻の幅は広く、鼻先も団子鼻だったので、鼻翼縮小（内側＋外側）と鼻尖縮小＋軟骨移植をおこないました。
手術では、開けてみると軟骨は大変小さく、ストラットを立てて鼻柱の軟骨である内側脚を補強しました。
その上に軟骨を載せて斜め下方に高さを出しました。

術後は、鼻先がすっきりとし、小鼻の幅が狭くなったことで鼻全体の印象が小さくなりすっきりとしました。
鼻先も斜め下方に伸びてバランスが良くなりましたね。

３D解析解析画像です。
画像の青い部分が高くなったところで、黄色い部分が低くなったところです。
小鼻縮小をしていますので小鼻は当然小さくなって黄色くなっています。
鼻先の高さは2.3㎜斜め下方に伸びたのが分かりました。
2.3㎜はまあまあしっかりした変化かと思います。
半年なので後戻りもほぼ落ち着いて効果は完成です。