眉下切開でまぶたの厚みを減らしつつ二重幅を広く(目の上たるみとり)
本日のお客様は20代の女性の方です。
二重を少し広くしたいとのご希望でした。
また、瞼の厚みも気になっているとのことでした。
他院のカウンセリングでまぶたのたるみを指摘されていたそうです。
術前のまぶたの状態はこんな感じです。
もともと狭い奥二重で、かろうじて目尻側に二重の幅が若干出ているくらいの感じで、一重に近い感じの状態でした。
上まぶたの皮膚にも厚みがあり、特に二重の上のあたりが厚ぼったく見えてしまっています。
指で上瞼を引き上げるとある程度のたるみがありました。
眉を引き上げた感じは問題なく、ご本人もその状態をご希望されたため、眉下切開をおこなうことになりました。
手術は全体にたるみがあったため、眉頭の少し入ったところから眉尻まで眉下全体のたるみを切除します。
眉下切開は主に真ん中や外側中心にたるみを切除していき、あまり目頭側のたるみを切除することはできませんが、
外側のたるみばかり切除すると二重の末広が強くなり、引き連れが出てしまう可能性もあります。
眉下切開をしてつり目になったという方がいらっしゃいますが、この状態を指します。
なるべく外側に偏ったたるみ取りでなく、眉頭に近い部分も、可能な範囲でな切除するように心がけています。
違う方になりますが、参考に眉下切開の皮膚切除のデザインと術直後の状態はこんな感じになります。
なるべく眉頭側も切開してたるみを切除しています。
青いラインを毛根を温存するように斜めに切開(毛包斜切開)して皮膚と皮下脂肪を切除します。
その後に眼輪筋を縫い上げて(タッキング)瞼全体を引き上げます。
最後に丁寧に中縫いして傷を寄せ仕上げます。
この時、外縫いしなくても傷がぴったり寄るくらいにしっかり中縫いで寄せます。
そうすることで傷が目立ちにくくなります。
さて、今回のお客様の手術直後~6か月後の画像を経時的に見ていきましょう。
(手術直後)
麻酔でまぶたがむくんでいます。
眉下切開の場合は、腫れは割と早く引いてきます。
眉の下に切開線と、縫合した黒い糸が見えますね。
この糸は最短で5日後に抜糸可能です。
(5日後、抜糸直後)
抜糸直後は、傷はやや赤みがあります。
この赤みは薄くなりますが、3~6か月後まで薄く残ります。
うっすら黄色い内出血もありますね。
内出血は出ない方も多いですが、出る方は上瞼や目尻が黄色くなることがあります。
メイクは翌日から可能なので、傷の赤みやない取穴をカバーしたいただけます。
(1ヶ月後)
内出血も引いて赤みもだいぶ落ち着いてきましたがまだ傷に赤みは残っています。
1か月ピークで傷は硬くなりますので、眉下の傷は硬さでややごつごつしています。
(3か月後)
眉下の傷の赤みはだいぶ引いてきましたね。
白っぽく抜けてきました。
傷も柔らかく細くなって目立ちにくくなってきました。
(6か月後)
6か月後では傷は白く抜けていて、この辺切ったのかなぁ程度で、かなり目立ちにくくなりました。
それでは術前と6か月後の画像を比べてみましょう
(手術前)⇒(6か月後)
比べるとわかりやすいですね。
まずは、一重に近かった奥二重の幅が外側中心に広くなったのがわかります。
目元が優しく明るい印象になりましたね。
たるみが引きあがったことで、まつ毛の生え際が見えるようになり、黒目も大きく露出してデカ目効果も出ています。
厚ぼったく見えていた瞼が少しすっきりしたのもわかりますね。
術前のたるみがある状態で二重術で二重を広くしても、瞼の厚みはより厚ぼったくなり、二重幅も出にくく無理がかかってしまいます。
ただ、眉下切開では、この症例のように二重が自然な感じで広くなり二重術をせずに満足される方も多いかと思います。
もしもっと広くしたい場合は、まぶたのたるみが取れましたので、二重術で少し二重の位置を高くするだけで無理なく広い二重が出やすくなります。
このように、二重を広くした方では、たるみがある方は眉下切開が非常に自然に二重幅を出すことができますし、瞼の厚ぼったさも同時に減らしてくれるのでとてもお勧めです。
眉下切開については以下のページで詳しく解説していますのでご参考ください。
二重を少し広くしたいとのご希望でした。
また、瞼の厚みも気になっているとのことでした。
他院のカウンセリングでまぶたのたるみを指摘されていたそうです。
術前のまぶたの状態はこんな感じです。
もともと狭い奥二重で、かろうじて目尻側に二重の幅が若干出ているくらいの感じで、一重に近い感じの状態でした。
上まぶたの皮膚にも厚みがあり、特に二重の上のあたりが厚ぼったく見えてしまっています。
指で上瞼を引き上げるとある程度のたるみがありました。
眉を引き上げた感じは問題なく、ご本人もその状態をご希望されたため、眉下切開をおこなうことになりました。
手術は全体にたるみがあったため、眉頭の少し入ったところから眉尻まで眉下全体のたるみを切除します。
眉下切開は主に真ん中や外側中心にたるみを切除していき、あまり目頭側のたるみを切除することはできませんが、
外側のたるみばかり切除すると二重の末広が強くなり、引き連れが出てしまう可能性もあります。
眉下切開をしてつり目になったという方がいらっしゃいますが、この状態を指します。
なるべく外側に偏ったたるみ取りでなく、眉頭に近い部分も、可能な範囲でな切除するように心がけています。
違う方になりますが、参考に眉下切開の皮膚切除のデザインと術直後の状態はこんな感じになります。
なるべく眉頭側も切開してたるみを切除しています。
青いラインを毛根を温存するように斜めに切開(毛包斜切開)して皮膚と皮下脂肪を切除します。
その後に眼輪筋を縫い上げて(タッキング)瞼全体を引き上げます。
最後に丁寧に中縫いして傷を寄せ仕上げます。
この時、外縫いしなくても傷がぴったり寄るくらいにしっかり中縫いで寄せます。
そうすることで傷が目立ちにくくなります。
さて、今回のお客様の手術直後~6か月後の画像を経時的に見ていきましょう。
(手術直後)
麻酔でまぶたがむくんでいます。
眉下切開の場合は、腫れは割と早く引いてきます。
眉の下に切開線と、縫合した黒い糸が見えますね。
この糸は最短で5日後に抜糸可能です。
(5日後、抜糸直後)
抜糸直後は、傷はやや赤みがあります。
この赤みは薄くなりますが、3~6か月後まで薄く残ります。
うっすら黄色い内出血もありますね。
内出血は出ない方も多いですが、出る方は上瞼や目尻が黄色くなることがあります。
メイクは翌日から可能なので、傷の赤みやない取穴をカバーしたいただけます。
(1ヶ月後)
内出血も引いて赤みもだいぶ落ち着いてきましたがまだ傷に赤みは残っています。
1か月ピークで傷は硬くなりますので、眉下の傷は硬さでややごつごつしています。
(3か月後)
眉下の傷の赤みはだいぶ引いてきましたね。
白っぽく抜けてきました。
傷も柔らかく細くなって目立ちにくくなってきました。
(6か月後)
6か月後では傷は白く抜けていて、この辺切ったのかなぁ程度で、かなり目立ちにくくなりました。
それでは術前と6か月後の画像を比べてみましょう
(手術前)⇒(6か月後)
まずは、一重に近かった奥二重の幅が外側中心に広くなったのがわかります。
目元が優しく明るい印象になりましたね。
たるみが引きあがったことで、まつ毛の生え際が見えるようになり、黒目も大きく露出してデカ目効果も出ています。
厚ぼったく見えていた瞼が少しすっきりしたのもわかりますね。
術前のたるみがある状態で二重術で二重を広くしても、瞼の厚みはより厚ぼったくなり、二重幅も出にくく無理がかかってしまいます。
ただ、眉下切開では、この症例のように二重が自然な感じで広くなり二重術をせずに満足される方も多いかと思います。
もしもっと広くしたい場合は、まぶたのたるみが取れましたので、二重術で少し二重の位置を高くするだけで無理なく広い二重が出やすくなります。
このように、二重を広くした方では、たるみがある方は眉下切開が非常に自然に二重幅を出すことができますし、瞼の厚ぼったさも同時に減らしてくれるのでとてもお勧めです。
眉下切開については以下のページで詳しく解説していますのでご参考ください。
参考眉下切開について
- 内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
- 料金:234,000~284,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
鼻の穴をみえにくくしたい。鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 3か月後
今回のお客様は、鼻先を細くして鼻の穴を見えにくくしたいとご来院されました。
術前の画像はこんな感じでした。
まずは鼻先がややアップノーズ気味で正面から見ると鼻の穴が少し目立ってしまっていました。
側面から見ると上口唇と鼻柱の角度が90°より開いてて鼻先が上を向いているのがわかります。
通常は90°ちょっとくらいが理想です。
また、鼻先はやや鼻翼軟骨が離れていて若干団子鼻でもあります。
よく見ると鼻先は左に傾いていて鼻の穴に左右差がありました。
鼻先の傾きは下からだとわかりやすいですね。
今回の手術では、まず鼻の穴を見えにくくするためにアップノーズを改善させます。
アップノーズの改善には、耳介軟骨移植をして鼻先を下方向に伸ばします。
ただ下方向に伸ばすだけでは、高さが足りなくなり、わし鼻のようなお辞儀した方向に行ってしまうので、同時に正面方向(前方)に高さも出します。
ただ、鼻先に軟骨を載せるだけでは、鼻先の軟骨が沈んで高さは維持しにくいので、今回は鼻柱部分の鼻翼軟骨内側脚の間にストラットと言われる軟骨を挟んで沈まないように土台の軟骨を強化しました。
また、ストラットを立てることで、左に傾いた鼻翼軟骨もまっすぐになるように修正することができます。
団子鼻に対しては、鼻翼軟骨をとがらせて寄せる鼻尖縮小を行います。
以上をおこなった術後の画像を見ていただきます。
(手術前)⇒(3か月後)
正面像です。
いかがでしょうか。鼻先が下を向いて鼻の穴が目立ちにくくなりましたね。
また、鼻尖縮小術でやや幅のあった鼻先が細くなったのがわかるかと思います。
ご希望通りになったかと思います。
次に側面像を見ていただきます。
(手術前)⇒(3か月後)
やや上がっていた鼻先が、耳介軟骨移植で下方に伸びたのがわかりますね。
また、下方のみでなく、前方方向にも高さを出しているので鼻先が斜め下方に伸びて形が良くなりました。
ストラットを立てているので高さをキープしやすくなっています。
当初、お客様は、プロテーゼも考えていましたが、今回はご希望によりやらないことになりました。
ただ、もともと鼻根はそれほど高くなくて鼻筋は弱かったこと、鼻尖上部に少し段差があったこともあり、プロテーゼをやるとより良かったかもしれません。
鼻根が高くなって、鼻先上の段差も埋まってより鼻全体の印象が整っていたかと思います。
プロテーゼについては以下のページもご参考ください。
最後に下からの画像です。
(手術前)⇒(3か月後)
鼻先や鼻柱が左に傾いていて、鼻の穴も左右差がありましたが、ストラットを立てて補正したことでまっすぐになりましたね。
左右差がなくなりました。
鼻先に関しても下から見ると耳介軟骨移植で高さが出たのがわかります。
以上が術後の変化になります。
全体に鼻の穴が見えにくくなって鼻先も細くなり、鼻先の傾きも修正されました。
自然な感じで整ったと思います。
今回おこなった鼻尖縮小、耳介軟骨移植についてご興味がある方は、下記ページもご参考ください
術前の画像はこんな感じでした。
側面から見ると上口唇と鼻柱の角度が90°より開いてて鼻先が上を向いているのがわかります。
通常は90°ちょっとくらいが理想です。
また、鼻先はやや鼻翼軟骨が離れていて若干団子鼻でもあります。
よく見ると鼻先は左に傾いていて鼻の穴に左右差がありました。
鼻先の傾きは下からだとわかりやすいですね。
今回の手術では、まず鼻の穴を見えにくくするためにアップノーズを改善させます。
アップノーズの改善には、耳介軟骨移植をして鼻先を下方向に伸ばします。
ただ下方向に伸ばすだけでは、高さが足りなくなり、わし鼻のようなお辞儀した方向に行ってしまうので、同時に正面方向(前方)に高さも出します。
ただ、鼻先に軟骨を載せるだけでは、鼻先の軟骨が沈んで高さは維持しにくいので、今回は鼻柱部分の鼻翼軟骨内側脚の間にストラットと言われる軟骨を挟んで沈まないように土台の軟骨を強化しました。
また、ストラットを立てることで、左に傾いた鼻翼軟骨もまっすぐになるように修正することができます。
団子鼻に対しては、鼻翼軟骨をとがらせて寄せる鼻尖縮小を行います。
以上をおこなった術後の画像を見ていただきます。
(手術前)⇒(3か月後)
いかがでしょうか。鼻先が下を向いて鼻の穴が目立ちにくくなりましたね。
また、鼻尖縮小術でやや幅のあった鼻先が細くなったのがわかるかと思います。
ご希望通りになったかと思います。
次に側面像を見ていただきます。
(手術前)⇒(3か月後)
また、下方のみでなく、前方方向にも高さを出しているので鼻先が斜め下方に伸びて形が良くなりました。
ストラットを立てているので高さをキープしやすくなっています。
当初、お客様は、プロテーゼも考えていましたが、今回はご希望によりやらないことになりました。
ただ、もともと鼻根はそれほど高くなくて鼻筋は弱かったこと、鼻尖上部に少し段差があったこともあり、プロテーゼをやるとより良かったかもしれません。
鼻根が高くなって、鼻先上の段差も埋まってより鼻全体の印象が整っていたかと思います。
プロテーゼについては以下のページもご参考ください。
最後に下からの画像です。
(手術前)⇒(3か月後)
左右差がなくなりました。
鼻先に関しても下から見ると耳介軟骨移植で高さが出たのがわかります。
以上が術後の変化になります。
全体に鼻の穴が見えにくくなって鼻先も細くなり、鼻先の傾きも修正されました。
自然な感じで整ったと思います。
今回おこなった鼻尖縮小、耳介軟骨移植についてご興味がある方は、下記ページもご参考ください
参考鼻尖縮小について
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
重いまぶたの方にまず眉下切開をしてから二重術をおこなった症例 眉下切開+二重埋没法(もとびアイライト) 半年後
2024.5.17
CATEGORY
今回の症例の方は、もともと二重を希望していましたが、瞼のたるみが強いため眉下切開を希望されていました。
術前はこんな感じの目元でした。
(手術前)
瞼が厚く、まつ毛や黒目がまぶたのたるみに隠されてしまっています。
眉毛も太く立派ですね。
この状態で仮に二重埋没法をおこなったとしても、食い込んで厚ぼったい二重になるのは想像しやすいかと思います。
たるみがあるので二重幅も出にくいですし、まつ毛側にもたるみが残ってハム目感も出てしまうでしょう。
なので、最初はご本人のご希望どおりに眉下切開で上まぶたのたるみを減らすことになりました。
まず眉下切開をおこなって3か月目の画像です。
(眉下切開3か月後)
眉下切開でたるみをとったことで隠れていた黒目が見えるようになって目が大きくなりました。
まぶたの厚みも眉下切開をしたことですっきりしましたね。
眉下切開には、
・二重が広くなる
・まぶたの厚みが取れる
・黒目や睫毛が見えるようにあって目が大きくなる
・瞼が軽くなる
・目と眉が近づく
などの効果があり、目元が大きくなってすっきりするためお若い方中心に人気の施術です。
眉下切開については以下のページもご参考ください。
ちなみに傷はやや赤みがありますが、もうすこしすると白く抜けてさらに目立ちにくくなっていきます。
さて、眉下切開でたるみがとれたところで、二重術で二重を作って仕上げます。
今回は二重埋没法の2点連結止めのもとびアイライトで自然な二重を作りました。
ただ、目の開きが悪く眼瞼下垂があるので、本当は眼瞼下垂の手術もおこなうとより目元は明るくなるのですが、今回はご希望により二重埋没法をおこなうことになりました。
ちなみに、もとびアイライトという二重埋没法は2点連結止めで、連結して瞼全体で二重をさせることで、
・二重が安定しやすい
・締め具合のコントロールがしやすい(無駄な腫れを抑えることができる)
・結び目は1個なのでポコつきのリスクが少し少ない
・後日抜糸しやすい
などのメリットがある埋没法で、当院でも人気の二重埋没法になっています。
では、二重埋没法をやる前と後でのビフォアアフターを見てもらいましょう
(手術前)⇒(3ヶ月後)
二重埋没法で二重ができたことでまつ毛も見えやすくなり、目が大きな印象になりましたね。
二重のラインがつくことでぼかし効果により雰囲気も優しい感じになっています。
本来はこれで眼瞼下垂の手術をするともっと目が大きくはっきりとして明るくなるかと思います。
それでは、眉下切開と二重埋没法を組み合わせたビフォアアフターも見てもらいましょう。
(手術前)⇒(6ヶ月後)
眉下切開も二重埋没法も組み合わせたことで術前後で比べると目がすっきり明るくなりましたね。
厚みもすっきり、目も明るく大きくなり、眉もすっきりしました。
単純に二重埋没法だけをおこなってもこのよう自然に目元は大きくならなかったかと思います。
たるみがある人では、まず眉下切開を行うのが鉄則です。
先に二重術を行ってしまうと、あとで眉下切開をおこなうと、二重が広くなりすぎたり、浅くなりすぎたりしてしまうのでできなくなってしまうことが多いです。
その場合は抜糸したりして二重埋没法をリセットする必要があります。
二度手間にならないためにも、無理なく自然な感じで二重幅を出すためにも、たるみ・厚みがある方ではまず眉下切開をおこなうのがおすすめです。
術前はこんな感じの目元でした。
(手術前)
瞼が厚く、まつ毛や黒目がまぶたのたるみに隠されてしまっています。
眉毛も太く立派ですね。
この状態で仮に二重埋没法をおこなったとしても、食い込んで厚ぼったい二重になるのは想像しやすいかと思います。
たるみがあるので二重幅も出にくいですし、まつ毛側にもたるみが残ってハム目感も出てしまうでしょう。
なので、最初はご本人のご希望どおりに眉下切開で上まぶたのたるみを減らすことになりました。
まず眉下切開をおこなって3か月目の画像です。
(眉下切開3か月後)
眉下切開でたるみをとったことで隠れていた黒目が見えるようになって目が大きくなりました。
まぶたの厚みも眉下切開をしたことですっきりしましたね。
眉下切開には、
・二重が広くなる
・まぶたの厚みが取れる
・黒目や睫毛が見えるようにあって目が大きくなる
・瞼が軽くなる
・目と眉が近づく
などの効果があり、目元が大きくなってすっきりするためお若い方中心に人気の施術です。
眉下切開については以下のページもご参考ください。
参考眉下切開について
ちなみに傷はやや赤みがありますが、もうすこしすると白く抜けてさらに目立ちにくくなっていきます。
さて、眉下切開でたるみがとれたところで、二重術で二重を作って仕上げます。
今回は二重埋没法の2点連結止めのもとびアイライトで自然な二重を作りました。
ただ、目の開きが悪く眼瞼下垂があるので、本当は眼瞼下垂の手術もおこなうとより目元は明るくなるのですが、今回はご希望により二重埋没法をおこなうことになりました。
ちなみに、もとびアイライトという二重埋没法は2点連結止めで、連結して瞼全体で二重をさせることで、
・二重が安定しやすい
・締め具合のコントロールがしやすい(無駄な腫れを抑えることができる)
・結び目は1個なのでポコつきのリスクが少し少ない
・後日抜糸しやすい
などのメリットがある埋没法で、当院でも人気の二重埋没法になっています。
では、二重埋没法をやる前と後でのビフォアアフターを見てもらいましょう
(手術前)⇒(3ヶ月後)
二重のラインがつくことでぼかし効果により雰囲気も優しい感じになっています。
本来はこれで眼瞼下垂の手術をするともっと目が大きくはっきりとして明るくなるかと思います。
それでは、眉下切開と二重埋没法を組み合わせたビフォアアフターも見てもらいましょう。
(手術前)⇒(6ヶ月後)
厚みもすっきり、目も明るく大きくなり、眉もすっきりしました。
単純に二重埋没法だけをおこなってもこのよう自然に目元は大きくならなかったかと思います。
たるみがある人では、まず眉下切開を行うのが鉄則です。
先に二重術を行ってしまうと、あとで眉下切開をおこなうと、二重が広くなりすぎたり、浅くなりすぎたりしてしまうのでできなくなってしまうことが多いです。
その場合は抜糸したりして二重埋没法をリセットする必要があります。
二度手間にならないためにも、無理なく自然な感じで二重幅を出すためにも、たるみ・厚みがある方ではまず眉下切開をおこなうのがおすすめです。
- 内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:96,600~148,000円
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
ACRを整える。鼻柱基部下降、鼻尖縮小+耳介軟骨移植、鼻翼縮小(内側法+外側法) 半年後
今回のお客様は鼻を整えたいとのご希望でご来院されました。14591
術前のお鼻の画像です。
鼻先も小鼻も皮膚が厚くボテッとして大きく目立っています。
小鼻の幅はやや広く、張り出しも若干あります。
鼻柱の基部がやや引っ込んでいて、鼻柱と唇の角度が90°より少し鋭(とがっている)でした。
鼻柱と小鼻の関係のACRは、鼻柱が鼻先に対して引っ込んでいる形で、やや上向きでした。
ACRは下向きがだと鼻は整って見えます。
ですので、今回は、
まず、鼻先をすっきりさせるために鼻尖縮小をおこない、鼻先に高さを出して整えるために耳介軟骨移植もおこないます。
耳介軟骨移植は耳の軟骨を採取して鼻先の高さを出したい方向に載せる手術です。
詳しくは以下のページをご参考ください。
そして、引っ込んだ鼻柱基部を引き出し、ACRを整えるために鼻柱基部に耳の軟骨をサイコロ状にしたものを移植しました。
あとは、目立った小鼻を小さくすっきりさせるために、小鼻縮小(内側法+外側)もおこなっています。
小鼻縮小は内側法で小鼻の横幅を狭くしつつ、外側法で張り出しを減らしています。
内側法と外側法を組み合わせることで小鼻の土台から動かすことができ、効果を高く後戻りを少なくすることができます。
組み合わせ手術で、小鼻を小さく、鼻先をすっきりさせて、ACRも整えることで、鼻全体をすっきり整えることになりました。
それでは術後の変化を見ていただきます。
(手術前)⇒(半年後)
まずは、小鼻の幅も張り出しも減って、小鼻が小さく目立たなくなってすっきりしましたね。
小鼻が小さくなると鼻先の丸み・団子鼻は目立ちやすくなりますが、鼻尖縮小で鼻先も細くすることで全体に鼻が小さくすっきりとしました。
耳介軟骨移植で鼻先の下方に厚みが出て鼻先が延長しているのもわかります。
また、鼻柱基部を軟骨を移植して下げたことでACRが下方向に移動して、鼻のバランスが良くなりましたね。
全体に自然できれいな変化です。
では、斜めからの画像も見ていただきます。
(手術前)⇒(半年後)
斜めから見ると、小鼻が小さくなったのが良くわかります。
鼻先も鼻柱基部も軟骨移植で下方に下がって、鼻先は鼻尖縮小で細くなったのがわかります。
術前は小鼻も鼻先も全体に大きく不格好でしたが、術後は、小鼻と鼻先はすっきりしつつ、鼻先も鼻柱の基部も伸びたことでACRが整って鼻全体の印象がスッキリして形が良くなりました。
このように今回は、小鼻を小さく、鼻先を細く、鼻先と鼻柱基部を下降することを組み合わせることで、少しずつの変化でありますが、鼻全体が自然な感じですっきりしたかと思います。
術前のお鼻の画像です。
小鼻の幅はやや広く、張り出しも若干あります。
鼻柱の基部がやや引っ込んでいて、鼻柱と唇の角度が90°より少し鋭(とがっている)でした。
鼻柱と小鼻の関係のACRは、鼻柱が鼻先に対して引っ込んでいる形で、やや上向きでした。
ACRは下向きがだと鼻は整って見えます。
ですので、今回は、
まず、鼻先をすっきりさせるために鼻尖縮小をおこない、鼻先に高さを出して整えるために耳介軟骨移植もおこないます。
耳介軟骨移植は耳の軟骨を採取して鼻先の高さを出したい方向に載せる手術です。
詳しくは以下のページをご参考ください。
そして、引っ込んだ鼻柱基部を引き出し、ACRを整えるために鼻柱基部に耳の軟骨をサイコロ状にしたものを移植しました。
あとは、目立った小鼻を小さくすっきりさせるために、小鼻縮小(内側法+外側)もおこなっています。
小鼻縮小は内側法で小鼻の横幅を狭くしつつ、外側法で張り出しを減らしています。
内側法と外側法を組み合わせることで小鼻の土台から動かすことができ、効果を高く後戻りを少なくすることができます。
組み合わせ手術で、小鼻を小さく、鼻先をすっきりさせて、ACRも整えることで、鼻全体をすっきり整えることになりました。
それでは術後の変化を見ていただきます。
(手術前)⇒(半年後)
正面から見た画像です。
まずは、小鼻の幅も張り出しも減って、小鼻が小さく目立たなくなってすっきりしましたね。
小鼻が小さくなると鼻先の丸み・団子鼻は目立ちやすくなりますが、鼻尖縮小で鼻先も細くすることで全体に鼻が小さくすっきりとしました。
耳介軟骨移植で鼻先の下方に厚みが出て鼻先が延長しているのもわかります。
また、鼻柱基部を軟骨を移植して下げたことでACRが下方向に移動して、鼻のバランスが良くなりましたね。
全体に自然できれいな変化です。
では、斜めからの画像も見ていただきます。
(手術前)⇒(半年後)
鼻先も鼻柱基部も軟骨移植で下方に下がって、鼻先は鼻尖縮小で細くなったのがわかります。
術前は小鼻も鼻先も全体に大きく不格好でしたが、術後は、小鼻と鼻先はすっきりしつつ、鼻先も鼻柱の基部も伸びたことでACRが整って鼻全体の印象がスッキリして形が良くなりました。
このように今回は、小鼻を小さく、鼻先を細く、鼻先と鼻柱基部を下降することを組み合わせることで、少しずつの変化でありますが、鼻全体が自然な感じですっきりしたかと思います。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
耳介軟骨移植後さらに鼻の穴を目立ちにくくしたい。鼻孔縁下降、鼻プロテーゼ(I型) 3か月後
以前に鼻尖縮小と耳介軟骨移植をしていた方です。
耳介軟骨移植で鼻先がやや伸びましたが、まだ鼻の穴が気になるとのことでご相談に来られました。
術前は鼻の穴の縁の鼻孔縁がせり上がって後退しており、鼻の穴が目立っていました。
鼻孔縁の組織が少ないことで鼻の穴がせり上がって大きく見えてしまいます。
このような方では横から見ても鼻の穴が見えやすく目立ってしまいます。
なので、今回は鼻孔縁を下げる鼻孔縁下降術(鼻孔縁延長術)をおこなうことにしました。
鼻孔縁下降術は耳の耳介軟骨を採取して鼻孔縁に移植して鼻孔縁を伸ばす手術です。
詳細は以下をご参考ください。
また、小鼻の幅も広く、鼻の穴を目立ちにくくさせるには小鼻縮小も良いのでご提案しましたが、小鼻に関しては鼻孔縁下降術の効果を見て段階的に考えたいとのことで今回は保留となりました。
また、もともとヒアルロン酸で鼻根を高くしており、今回の手術と合わせて、ヒアルロン酸を溶かしてプロテーゼへの入れ替えも希望されました。
なので今回は、鼻孔縁下降術+鼻I型プロテーゼの手術をおこなうことになりました。
では、手術前後の変化を見てもらいましょう。
(手術前)⇒(3か月後)
クローズ法だと鼻柱を切らないので傷が目立ちにくいです。
さて、術前はせり上がった鼻孔縁が術後は下がって競り上りが平坦になったのがわかると思います。
鼻の穴の印象も目立ちにくくなって少しすっきりしたね。
斜めから見た鼻孔縁も術前はせり上がって目立っていましたが、術後はせり上がりがなくなって鼻の穴が見えにくくなったのがわかります。
これで今後小鼻縮小をおこなうと鼻の穴はより目立ちにくくなるかと思います。
あとは、プロテーゼに関しては、正面から見ると鼻筋が通って鼻全体の存在感が出てきてバランスが良くなったかと思います。
鼻筋が通って全体のバランスが良くなることで、目立っていた鼻先や鼻の穴が目立ちにくくなる効果もあります。
また、斜めからの画像では鼻根部に厚みが出て高くなったのがわかります。
今回の手術では、鼻孔縁下降術と鼻プロテーゼの効果も相まって鼻の穴は目立ちにくくなり、全体のバランスも良くなったかと思います。
鼻の穴が目立つのには、鼻孔縁が上がっているのはもちろん、アップノーズだったり、小鼻自体が大きかったりいくつか原因があります。
鼻の穴が気になる方は、原因は何かをはっきりさせたうえで適切な手術を考えていただければと思います。
以下の記事もご参考ください。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク