鼻を高く、鼻スジも通して、鼻柱も下げて整えたい。鼻中隔延長、鼻尖縮小、鼻柱下降、鼻プロテーゼ 1ヶ月後
今回の症例の方は鼻が低いこと、小さいことを気にされていたお客様です。
術前の画像はこのような感じでした。
鼻スジも全体に弱い感じです。
鼻先も低いです。
ご希望としては鼻を高くして整えたい、鼻スジも通したいとのことでした。
鼻先を高くするには、耳介軟骨移植か鼻中隔延長なのですが、鼻先の軟骨は小さく沈みやすいことが予想され、
変化を出すためには耳介軟骨移植だけでは弱いと思われ、今回は鼻中隔延長をおこなうことになりました。
今回は耳からの軟骨を使用して鼻中隔延長をおこないます。
鼻柱が引っ込んでいるので鼻中隔延長で同時に鼻柱~鼻柱基部も下げて鼻柱下降をおこないます。
I型プロテーゼで鼻スジも通すことになりました。
ただ、額から鼻根の落差は少ないので、額からまっすぐ出る鼻にならないように気を付けてプロテーゼを挿入します。
それでは、鼻中隔延長・鼻柱下降・鼻尖縮小をおこなった1か月後の画像を見ていただきます。
まずは正面からの画像です。
鼻先から鼻柱にかけて伸びたが分かりますね。
鼻先や鼻柱の変化は正面からだと分かりにくいですが、側面から見ると分かりやすいかと思います。
それでは側面像の変化です。
鼻全体で見るとプロテーゼで鼻根部も高くなっていますので、鼻先の相対的な変化は見えにくくなっているかもしれませんが、高さはしっかり出ています。
高さが出たので鼻の穴が縦に長くなっています。
また、鼻柱に注目すると、術前は引っ込み気味でしてたが、術後は、小鼻に対して鼻柱~鼻柱基部がぐっと下がったのが分かりますね。
鼻根にも鼻先にも高さが出て鼻柱もしっかり下方に延長したのが分かります。
それでは下からの画像も見てもらいます。
鼻先が高くなったぶん鼻の穴も伸びて縦長になっています。
オープン法の傷あとも若干ありますが目立ちにくいですね。
経過と共にもっと色も抜けて目立たなくなります。
以上が術前後の変化の画像でした。
ちなみに、3Dで解析してみますと、、、
こんな感じで、青い部分が高くなった部分です。
鼻先が一番高くなっており、最大で3.9㎜、4㎜近く高くなっていました。
プロテーゼで鼻根中心に鼻筋も程よく高くなっていますね。
次に横からの術前後の比較です。
鼻根から鼻先まで全体に高くなっているのが分かります。
鼻柱から鼻柱基部も下方にしっかり延長しているのが分かりますね。
鼻全体に高さが出て、引っ込んでいた鼻柱も出て来て、全体にバランスが良くより整ったお鼻になったかと思います。
今回おこなった鼻中隔延長、プロテーゼについては以下のページでも解説していますのでご参考になさってください。
- 内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
- 料金:207,080~234,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
鼻先を細くシュッとさせたい。鼻尖縮小、軟骨移植、ストラット 6ヶ月後
今回の方は、鼻先を高くしたいとのことで、以前に糸で鼻先を高くするミスコをおこなったことがある方でした。
ミスコは半年で糸が溶けて効果がなくなってしまうので、今回軟骨移植をおこなって鼻先を高く長持ちさせたいとご希望されました。
術前の画像はこんな感じでした。
鼻先の先端は高さも長さももう少しあるとシュッとして整いそうな感じです。
お客様はもともと耳介軟骨移植だけをご希望でしたが、鼻先に軟骨を入れるだけでは団子鼻がより目立って鼻が大きくなってすっきり感がなくなってしまいます。
これについては下記コラムで話していますのでご参考ください
今回は、鼻先をシュッとさせるために、鼻尖縮小で鼻先を細くして、同時に鼻先の先端に耳介軟骨を移植することになりました。
あとは、鼻先の高さを出したいとのご希望だったので、耳介軟骨のストラット(支柱)を鼻翼軟骨の内側脚に挟んで、沈んで後戻りしないように補強することにしました。
それでは、6か月後の変化を見てもらいましょう。
そうなることで、鼻先から先端まで筋が通って細くなりよりシュッとして見えるようになります。
この図で言うと、赤丸部分を鼻尖縮小で細くして、緑丸部分には耳介軟骨移植をおこなって鼻先全体を整えるということになります。
それでは、横からの画像も見てもらいましょう
鼻先の先端に頂上ができて鼻先がシュッとして横から見た鼻先のラインが整いましたね。
軟骨移植の自然で、しっかりした効果が分かりやすいかと思います。
次に斜めからの画像を見てもらいます。
鼻がシュッとしたのが分かります。
最後にしたからの画像です。
かつ、軟骨移植で鼻先に頂上ができて高くなったのが分かりますね。
耳介軟骨移植でも、ストラットを立てたり、軟骨の置き方を工夫すれば、このようにしっかり鼻先を整えることができますよ。
耳介軟骨移植について詳しくは下記ページもご参考ください。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
人中の間延び感を自然な感じで改善させさる。人中短縮 3ヶ月後
術前の画像を見てもらいます。
もともと人中の長さはそれほど間延びしている方ではありませんでした。
人中の長さを測ってみると17㎜でした。
そこまで長くありません。
ただ、もう少し短くしてバランスを整えたいというご希望があり、人中短縮をおこなうことになりました。
人中は14㎜を目指して3㎜幅切除することにしました。
また、鼻孔堤のもあり上がりはあまりないので、鼻腔に入り込むような形で、傷を目立ちにくくする切開をおこなうことになりました。
人中短縮術はお顔の目立つ位置に傷ができるため、傷を気にされる方は多いですが、傷を入り組むように切開し、中縫いをしっかりおこなえば通常は目立ちにくく治っていきます。
当院では、傷に力が加わって目立って治ってしまわないように、口輪筋を前鼻棘や鼻中隔軟骨に引き上げて固定します。
そうすることで傷を目立ちにくくして後戻りのリスクを減らすようにしています。
ただ、最初は唇が引きあがりますので、小鼻が広がる感じになりますが、徐々に引き上げ効果が落ち着いて小鼻の広がりも戻っていきます。
なので、1ヶ月ほどは小鼻はやや広くなるとお考えいただくと良いかと思います。
人中短縮術について詳しくは以下のページもご参考ください
それでは、3か月後の症例写真を見ていただきましょう
自然な感じの変化ですね。
傷もまだ赤みはありますが、必ず白く抜けていきますのでもう少し目立ちにくくなっていきます。
色があるうちはメイクでカバーしていただければほとんど目立ちません。
人中の長さは術前は17㎜で、術後は15㎜でした。
2㎜縮まったことになりますが、2㎜の少し変化でもバランスは良く見えますね。
人中が長い人や、かなり狭くしたい方ではもっと切除幅を広くすることもできますが、人中短縮術は後戻しはできないので、無理なく自然な範囲の切除(人中の長さは14,5㎜くらい)をお勧めしています。
- 内容:鼻の下を鼻のラインの沿って切除してリフトアップします。
- 料金:267,960~382,800円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血、色素沈着。傷の赤みや盛り上がりのリスク
今年もよろしくお願いします。
通勤時には、街はまだ土日でお正月休みの雰囲気で平和な空気が流れていて気持ちよかったです。
今日は、年末手術を受けられた方の抜糸や経過観察をこなす中で、カウンセリングや手術の予約のお客様にも来て居たいただいて今年も年始から感謝です。
今年はまた一時的にお休みをもらったりはしますが、ご来院した方皆様に満足していただけるように全力で頑張るつもりです。
美容外科医になって、早いもので20年になりました。
日々進歩するように努力していたかいもあってか、皆様に満足していただけるという自信は大きくなってきています。
今年もいらっしゃったお客様全員に満足していただけるように、一施術一施術心を込めて丁寧におこなっていただきたいと考えています。
今年ももとび美容外科クリニックもみなさまも良い年になるように祈っております。
皆様よろしくお願いいたします。
本年はありがとうございました。皆様良いお年を!
2024年もいろいろありましたが振り返ればあっという間でした。
皆さんはどうですか?
年末の美容外科は繁忙期なので、当院も多くの方にご来院いただきました。
手術三昧でやや疲れましたが、無事に本年を終えることができそうです。
当院を選んでいただいたお客様、誠にありがとうございます。
せっかっく当院で施術をおこなっていただいたので、満足していただけるようにお一方お一方丁寧に手術をさせていただきました。
今日はゆっくり年越しそばを食べて年を越そうと思います。
本年は技術に関してもさらに成長できたかと思います。
技術の向上に終わりはありませんが、来年もみなさんにご満足していただけれるように多くの知識を吸収し、技術を向上させようと思っています。
さらに脱皮して飛躍するような1年にしたいです。
来年も引き続きよろしくお願い致します。
他院の二重全切開を修正してきれいにしました。二重全切開(他院修正)+挙筋前転術+睫毛側引き上げ+目頭切開(Z形成Park法) 6ヶ月後
CATEGORY
3年前に埋没法を多くおこなっている小規模チェーン店で二重全切開をおこなった方でした。
来院した際のお話では、二重全切開をしても二重がはっきりしなかったこと、まつ毛にたるみがかかる(ハム目)のが気になるとのことでした。
ご希望としては、目の開きを良くして、かつ二重も広くして、平行型の二重になりたいとのことでした。
それでは、術前の画像を見てもらいましょう。
術前は、目の開きに左右差があり目の大きさが違う感じですね。
二重も狭く浅くなっていました。
たるみがあって、目の開きも改善させずにただ二重全切開をしても、きれいな目元にはなりにくいです。
本来は先に眉下切開などをおこなってたるみを取れれば良いのですし、目の開きは眼瞼下垂(挙筋前転術)を同時におこなった方が良いのですが、他院では単純に二重の切開だけされてしまったようです。
たるみや目の開きなどの目全体の要素を考えずに、二重だけしか考えないクリニックに言ってしまうと、修正が必要になってしまうケースは多々あります。
今回の修正手術は、お客様のご希望に沿うように
①二重全切開をやり直して二重を広くする
②目力を出すために眼瞼下垂の手術(挙筋前転術)をおこなう
③平行型希望なのでZ形成のPark法もおこなう
④まつ毛側のたるみを引き上げてハム目を改善させる
以上の4つを同時におこなうことにしました。
ちなみに、Z形成のPark法とは、目頭切開のZ形成の際に上部の蒙古ひだも同時に切除する方法です。
そうすることで二重を平行にしやすくすることができます。
二重を平行にする方法については以下のコラムもご参考ください
それでは手術6か月後の画像を見ていただきます。比較のために術前の画像も載せておきます。
(手術前)
(6か月後)
ぱっと見の印象では、目が大きく華やかになましたね。
二重が広く安定したこと、目の開きが良くなって目力が出たこと、目頭切開で目の幅が出たことで目が大きくなりました。
術前は、目の開きや二重に左右差がありましたが、左右差もなくなりさらに整っています。
ご希望は平行型の二重でしたが、目頭切開と二重全切開を同時におこなったことでご希望通り、しっかりした平行型の二重になりました。
二重を広くしたので、通常、まつ毛側のたるみは悪化してハム目になってしまいますが、今回はまつ毛側のたるみを引き上げて固定していますのでハム目感は軽減されています。
トータルで目元はすっきりきれいになったわけですが、最初から今回のように目の状態とご希望を見極めておこなえば一度の切開で今回のようにきれいな目元にできたかと思います。
当院では今回の方のように他院の修正も多くおこなっておりますので修正を希望される方はお気軽にご相談ください。
あとは、二重全切開の経過のイメージとして、1週間後(抜糸直後)と1か月後の画像も見ていただきます。
(手術前)
(1週間後)
抜糸直後なので傷は赤くがたついています。
二重全切開なので腫れも食い込みもダウンタイム中は目立ちやすいです。
(1か月後)
食い込みは少し落ち着いてなじんできました。
メイクをすればある程度カバー可能になるかと思います。
二重全切開のダウンタイムは1か月で見てもらっています。
ただ、完成までは半年~1年後になるのでまだ経過を見ていただく必要があります。
(6か月後)
半年後はだいぶなじみました。完成に近いです。
眼瞼下垂の効果もしっかり出てきていますね。
このように、二重全切開や眼瞼下垂(挙筋前転術)などの効果は完成まで半年以降と長い目で見ていただく必要があります。
今回は二重全切開、眼瞼下垂(挙筋前転術)、睫毛側引き上げ、目頭切開(Z形成Park法)をおこないましたが、以下のページに詳細が書かれていますので気になる方はご参考ください。
- 内容:まつ毛の上のたるみを除去してハム目を改善してまつ毛の生え際を見えやすくします。
- 料金:248,000~298,8000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
低かった鼻先を高く、鼻の穴も目立ちにくく。鼻尖縮小+軟骨移植+ストラット、鼻孔縁下降 1ヶ月後
今回のお客様は、鼻を目立ちにくくしたい、鼻の穴が目立つのが気になるとのことでご来院されました。
術前の画像を見ていただきます。
(手術前)
あとは、鼻先が右に傾いていますね。下から見ると良くわかります。
また、鼻柱が小鼻に対して上に位置しているため、ACRとしては上向きでした。
ACRは以下の図のような小鼻と鼻柱の三角のことで、
上向きだと不格好に見えてしまいます。
次に横から見た画像です。
もう少し鼻先を高くした方が良さそうですね。
術前は以上のような感じでした。
なので、今回はお客さんと話し合って、鼻尖縮小と軟骨移植をおこなって、さらに鼻孔縁下降術で少しでも鼻の穴をめだちにくくすることになりました。
また、正面(前方)方向に高さが低く、軟骨を載せても押し込まれて後戻りしやすいため、ストラットを立ててあと戻りにくくすることになりました。
それでは、術後の画像を見てもらいます。
鼻先が斜め下方向に延長されて引っ込んだ鼻先が伸びてバランスよくなりましたね。
ACRが改善したのが分かります。
鼻孔縁下降でさらに鼻の穴が見えにくくなりました。
次は側面像です。
鼻先がシュッとしました。
鼻背が少しハンプ感(わし鼻感)がありましたが鼻先が高くなったことで目立ちにくくなりました。
また鼻尖上部に凹みがあったので、そちらにもついでに軟骨を移植してラインを整えています。
ストラットを立てることでこのようによりしっかり鼻先に高さを出すことができますし、後戻りのリスクを減らすことができます。
最後に下からの画像です。
術後はうまく傾きを改善して、曲がっていた鼻先を修正できました。
鼻翼軟骨は形や厚みも左右で違うことが多く、傾きや左右差の修正には限界があり、修正できないこともあります。
ただ、今回の方のようにうまく修正できる可能性がありますので、なるべく調整してに合わせるようにしています。
また、術後は鼻先は鼻尖縮小と軟骨移植でより細くなって、高さも出てシュッとしたのが分かるかと思います。
以上まとめると、術後の変化では、鼻先が細くなって高くなり、鼻の穴が目立ちにくくなり、鼻な先の傾きも補正されたということになります。
当初の鼻を目立ちにくくしたい、鼻の穴が目立つのが気になるという悩みはご希望通り改善できたかと思います。
今回の手術の耳介軟骨移植について、鼻孔縁下降術については以下のページで解説していますのでご参考ください。
- 内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
- 料金:189,000~238,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
組み合わせ手術で無理なく目を大きく 切らない眼瞼下垂プレミアム1年後、目頭切開(Z形成)+眉下切開6ヶ月後
CATEGORY
術前の画像を見ていただきます。
(手術前)
今回の方は、以前に二重埋没法や目の開きを良くする切らない眼瞼下垂の手術を当院でおこなったことがある方でした。
今回は、眉を上げたときのような二重にしたいというご希望上がり来院されました。
また、目頭切開もしたいとのことでした。
術前は二重に乗っかる皮膚はやや厚く、瞼は少し厚ぼったい印象でした。
たるみがすごく強いという訳ではありませんでしたが、ある程度眉下切開でたるみは切除可能でした。
眉を上げた感じが良いとのことなので、眉下切開をおこなうことになりました。
また、蒙古ひだは軽度でしたが、目頭切開のZ形成で蒙古ひだを解除して目を少しでも大きく華やかにすることになりました。
それでは、3か月後の画像です。
(手術前)
(3ヶ月後)
眉下切開で上まぶたのたるみが取れて、瞼の厚みがすっきりしましたね。二重幅も自然な感じでより幅広く出るようになりました。
今回の方は、眉下切開の最大切除幅は6.5㎜切除しました。平均は8㎜くらいですが、今回の方はややたるみが少なめなのでこのくらいの切除幅になりました。
たるみはあまり切除しすぎると二重が浅くなりすぎてしまったり、目が閉じにくくなってしまうのでこれくらいがベストの切除幅でした。
次に、目頭に注目すると、小さな蒙古ひだでしたが、完全に解除されて、目頭のヒダ感がなくなりましたね。
眼間に注目すると目は少し寄って、その分目の幅が広くなっています。
蒙古ひだが小さい方でも、目頭は変化が出やすい部分ですので、目の横幅が広くなり、目元の印象も大きく、明るくなります。
3か月後はご希望通り、眉を引き上げたような変化になりました。目頭切開で目も幅も出て華やかになっています。
さて、今回の方は、冒頭で書いたように、この手術に先駆けて、当院で切らない眼瞼下垂と二重埋没法がセットになった切らない眼瞼下垂プレミアムという施術をおこなっていました。
その術前写真と、今回の最終の画像を比べてみてみましょう
(手術前)
(手術後)
術前は切らない眼瞼下垂をおこなう前でややぼんやりした感じの印象でしたが、切らない眼瞼下垂の効果で目の開きが良くなって目力がしっかり出ましたね。
また、目頭切開で目の横幅も広くなっており、縦と横、目が広くなって大きくなりました。
さらに眉下切開でまぶたの厚みが取れてまぶたがすっきりとして、かつ目が大きくなりました。
2回に分けた手術でしたが、眼瞼下垂、二重術、目頭切開、眉下切開を組み合わせて行っているので、それぞれの効果が重なって無理なくデカ目効果がしっかり出ましたね。
人によってどの手術が適応かは違ってきますが、目を自然な感じで大きく見せたい方は、今回の方のように組み合わせて手術をおこなうと無理なく効果が出やすくなりますのでおすすめです。
今回の手術は切る手術、切らない手術ありますが、どれもダメージは少ない手術なのでダウンタイムは1週間くらいです。
負担が少ない手術でこれだけ自然な感じで目が大きくなると嬉しいですね。
今回の症例の方のおこなった手術について詳しくは以下のページをご参考ください。
- 内容:切らずに糸で目の開きを改善し、同時に二重も埋没法で作ります。
- 料金:217,800~261,800円
- リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、後戻りのリスク
ヒアルロン酸(ホホ・ほうれい線鼻横(貴族フィラー)・鼻) 1週間後
CATEGORY
今回の症例の方の処置前の画像はこのような感じでした。
若干ホホのコケ感があり気にされていました。
また、鼻横のほうれい線の凹みもややありました。
歳を重ねるごとにコメカミやホホ、ほうれい線などの組織は委縮して凹みは進行していきます。
今回の、ご本人のご希望としては、頬を中心にお顔をふっくらさせて若々しくなりたいとのことでした。
ご相談の結果、ヒアルロン酸をホホ、鼻横(貴族フィラー)、鼻根に注射することになりました。
ヒアルロン酸は部位によって硬さの違うヒアルロン酸を使い分けます。
頬やほうれい線ではボリューマというヒアルロン酸、鼻根はボラックスという硬いヒアルロン酸をお勧めしています。
ヒアルロン酸は注入直後は過剰に変化が出やすいです。
ただ、それは本来の効果ではなく、1週間くらいでなじんでむくみも減った状態が効果の完成の状態です。
この辺りは以下のコラムをご参考ください。
それでは、完成の1週間後の画像を処置前の変化と併せて確認してもらいましょう。
ぱっと見でふっくらして明るい印象になりましたね。
ホホがコケていると疲れた感じ・老けた感じに見えてしまいますが、卵型のラインになると若々しく明るく見えます。
また、ホホにボリュームが出ると逆三角形に近づきますので、フェイスラインもすっきり見えて小顔効果を出すこともできます。
あとは、ほうれい線部分の鼻横にヒアルロン酸を入れていますが、鼻横にボリュームが出たことで中顔面全体にさらに立体感が出て若々しくなっています。
鼻横のほうれい線のヒアルロン酸は貴族フィラーとも呼ばれていて、鼻横にボリュームがでることで口もとの突出感が改善し、お顔に立体感が出て上品なお顔になります。
貴族フィラーも人気の注射の一つです。
それぞれの注射でもふっくらしますが、今回、頬ヒアルと貴族フィラーの組み合わせることで、中顔面からホホにかけてよりふっくら感・立体感が出て若々しくなりましたね。
あとは、鼻のヒアルロン酸も注射したのですが、鼻根部を見ていただくとヒアルロン酸で鼻筋が通ったのが分かりますね。
全体に、お顔の凹凸が綺麗に出てメリハリのあるお顔にもなりました。
次は斜めからの画像も見てもらいます。
頬骨の張り出しが目立ちにくくなりコケ感もなくなりました。
また、ほうれい線の鼻横部分にボリュームが出ているのもわかります。
鼻横付近の凹凸感が減ってバランスが良くなりました。
次は、鼻スジに注目していただくと、ヒアルロン酸で鼻根が高くなり、鼻筋がシュッとしたのが分かります。
ホホ、鼻横、鼻筋、それぞれが小さな変化ですが、ヒアルロン酸を組み合わせるとお顔の印象がぐっと若々しくなり、非常に効果的です。
ヒアルロン酸は気に入らなければ溶かすこともできますし、簡単にお顔の印象を改善できますので大変人気の治療になっています。
- 内容:しわや凹みにヒアルロン酸を注入してしわや凹みを改善します。
- 料金:69,800~74,800円(税込)
- リスク:一時的なむくみや内出血。吸収されるリスク。
目の下のクマを裏ハムラでなくしました! 裏ハムラ法 3ヶ月後
今回の症例写真は目の下のくまとり手術(裏ハムラ)の症例です。
お客様は、目の下のクマを気にされて来院されました。
来院時の画像です。
典型的な目の下のクマがあり、目の下の眼窩脂肪のふくらみと、その下のteartroughという凹みによる段差によってクマが強調されてしまっていました。
また、目の下の皮膚自体も赤黒い色で、赤グマが見られました。
目の下は体でも最も薄い皮膚の一つで、皮下脂肪がなくすぐ下に眼輪筋があるため、眼輪筋の色が透けやすい部位です。
特に、眼窩脂肪の突出で血流が悪くなっていると赤グマや紫グマが目立ちやすくなります。
さて、今回は、お客様のご希望もあって、裏ハムラの手術で目の下のクマを改善させることになりました。
裏ハムラ法は、瞼の裏側を切開して眼輪筋の下を全体に剥離し、眼窩脂肪のふくらみをteartroughの凹みに移動させて埋めて、クマをフラットにして目立たなくさせる手術です。
目の下のくまとりの手術として目の下脂肪取り+脂肪注入もありますが、そちらはお腹や太ももから脂肪を採取しないといけませんが、裏ハムラはその必要がなく目の下だけで完結できる手術です。
ただし、目の下全体を剥離するために、ダウンタイムが長引きやすい傾向はあります。
通常ダウンタイムは1~2週間ほど見てもらっています。
美容治療では、理論的には目の下の色味をとることはできませんが、眼窩脂肪の押し出しが減ることで、目の下の眼輪筋のうっ血が改善して赤グマや紫グマが改善することが往々にしてあります。
さて、それでは、裏ハムラの3か月後の画像を見てもらいましょう。
(手術前)
(3ヶ月後)
3か月後はクマの凹凸が減ってクマがすっきりして若々しくなりましたね。
クマがあると疲れた感じの印象に見えますが、3か月後は若々しく明るい印象になったかと思います。
目の下の赤グマについても、眼窩脂肪の突出が減ったことでうっ血が改善し、色味も改善しましたね。
ご希望通りの効果が出たかと思います。
目の下の脂肪取り・脂肪注入と、裏ハムラ法はどちらも同じ効果を出すものなので迷われる方も多います。
当院ではどちらもおこなっているのでお客様のご希望で選んでもらっていますが、
目の下の脂肪取り・脂肪注入がおすすめの人は、目の下の凹みが強かったり、眼窩脂肪が少なかったり、団タイムを短くしたい方になります。
裏ハムラ法がおすすめの方は、脂肪を採取したくない人、ダウンタイムがある程度長く取れる人、目の下だけで完結させた人かと思います。
このあたりに関しては、以下のコラムで解説していますので興味のある方はご参考ください。
また、裏ハムラについて施術の詳細は以下のページもご参考ください。
- 内容:下まぶたの裏側を切開して眼窩脂肪を目の下の凹みに移動させてクマを改善します。
- 料金:348,000~428,000円(税込)
- リスク:一時的な腫れや内出血。