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院長ブログ西尾 謙三郎

正面から見て鼻の穴が気になるので目立ちにくくしたい(鼻尖縮小+軟骨移植+I型プロテーゼ+鼻孔縁延長 3か月後)

今回の症例の方は、正面から見て鼻の穴が見えるのが気になるので目立ちにくくしたいとご相談されました。
術前の鼻の正面から見た感じはこんな感じでした。
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 手術前 正面 お客様がおっしゃるように鼻の穴がやや目立っていますね。
横から見るとこんな感じ。
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 手術前 左側面 いかがでしょうか。何が原因で鼻の穴が目立ってしまっているかわかりますでしょうか。
原因を見極めることで効果的な手術が決まってきます。
原因は複数あって、
まず、一つは、鼻先が上を向いている、すなわちアップノーズ気味だというのがあります。
鼻先が上を向いていると、いわゆる豚鼻と言われ、鼻の穴が目立ちやすくなります。
あとは、やや小鼻が大きいという点もあります。
小鼻が大きいと当然鼻の穴も大きく見えやすくなってしまいます。
あとは、ややは鼻の穴の縁(鼻孔縁)がややせり上がっているというのがありました。
横から見ると鼻の穴の縁がやや尖って上を向いているのがわかります。
まとめると、
①アップノーズ
②小鼻が大きめ
③鼻孔縁がややせり上がっている
以上の3つの原因によって鼻の穴が目立ちやすくなっていました。

それぞれを改善させる手術には、
①鼻尖縮小+耳介軟骨移植 or 鼻尖縮小+鼻中隔延長
②小鼻縮小(内側+外側)
③鼻孔縁下降術
があります。
①耳介軟骨移植や鼻中隔延長についてはご存じの方は多いかと思います。
移植軟骨を利用して鼻先を高くしたり伸ばす手術です。
よく知らない方は以下のコラムをご参考ください

また、
②小鼻縮小(内側+外側)に関しては、小鼻の内側と外側を切開することで、小鼻の幅も丸みも減らす手術で、つまり小鼻全体を小さくする手術です。
ご存じの方は多いかと思いますが、詳しくは以下のコラムもご参考ください。


③鼻孔縁下降術については、あまり知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、
基本的に、耳介軟骨を鼻の縁(鼻孔縁)にポケットを作って移植する手術で、そうすることで鼻の縁を下げることができます。
鼻孔縁延長イラスト 鼻の穴を目立ちにくくしたい方に有効な手術で、鼻の穴がせり上がっているタイプの方に適しています。
詳しくは以下のページを参考にしてください。


今回の方の場合は、以上の3つの手術をおこなうと鼻の穴が目立ちにくくなり、手術を組み合わせることでさらに鼻の穴は目立ちにくくなります。
今回はお客様とのご相談のうえで、まず鼻の穴の切開からできる手術、つまり鼻尖縮小と耳介軟骨移植、鼻孔縁下降術をおこなうことになりました。
また、希望により鼻全体のバランスを整えるために鼻のプロテーゼを入れることになりました。
小鼻に関しては鼻の穴が気になるようなら必要に応じて後日段階的におこなおうということになりました。

それでは、3ヶ月後の変化を見てもらいましょう
まずは正面からです。

(手術前)
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 手術前 正面
(3ヶ月後)
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 3ヶ月後 正面
正面から見ると鼻の穴が目立ちにくくなりましたね。
耳介軟骨移植で鼻先が下がって豚鼻が改善しました。
鼻先も鼻尖縮小で細くすっきりとしましたね。
次に、鼻孔縁に注目すると、術前はせり上がていた鼻孔縁が、鼻孔縁下降術で下がりましたね。
鼻孔縁が下がったことで鼻の穴が目立ちにくくなりました。
プロテーゼで鼻筋がとったのも分かります。
次は側面の変化です。
(手術前)
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 手術前 左側面
(3ヶ月後)
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 3ヶ月後 左側面
(手術前)
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 手術前 右側面
(3ヶ月後)
鼻尖縮小+軟骨移植+プロテーゼ、鼻孔縁延長 3か月後 右側面 
軟骨移植をおこなったことでアップノーズ気味だった鼻先が下を向いたのが分かります。
せり上がり気味だった鼻孔縁も下がって横からも鼻の穴が見えにくくなりました。
プロテーゼで鼻根部も高くなっていますね。

総合すると、術前は鼻の穴が目立って気になっていましたが、術後はご本人のご希望通り目立ちにくくなりました。
また、プロテーゼを入れたことで鼻全体のバランスも良くなりました。
これだけでも満足されていると思いますが、さらに鼻の穴を目立ちにくくして鼻の存在感を減らしたければ、小鼻縮小(内側+外側)をおこなうと良いでしょう。
内容:鼻の穴を切開してシリコンプロテーゼを入れることで鼻筋を通し鼻根を高くします。
料金:207,080~234,800円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血、ズレのリスク
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お若い方でも目の下のクマとりをすると目元が若々しく、明るい印象になります。目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 手術直後~3か月後

今日は目の下のくま取りの症例写真です。
今回の方は、目の下のクマが気になるとご来院されました。
ご来院時の画像は以下の通りです。
目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入 手術前 お若いですが、目の下にくまがあって少し疲れた印象に見えますね。
目の下の眼窩脂肪のボリュームが多く、ふくらみができていました。
また、そのふくらみの下にはへこみがあり、その凹凸のせいで目の下に影クマができてしまっていました。
図で言うと
目の下クマの解剖画像 この赤い部分のふくらみが眼窩脂肪で、その下の青い線のへこみ部分との段差で影ができてクマができてしまっている感じです。
これを改善させるには、眼窩脂肪のふくらみを減らして、凹みにはボリュームを出す必要があります。
この手術には
①目の下脂肪取り+脂肪注入
②裏ハムラ
の2つがあります。
どちらも目の下のクマを長期的に改善させることができます。
ご存じの方も多いと思いますが、
目の下の脂肪取り+脂肪注入の場合は、瞼の裏から眼窩脂肪を切除して減量します。
そのあとに、お腹や内ももから採取した脂肪を凹みに注入してボリュームを出します。
お腹などから細い管で脂肪を採取する必要はありますが、ダウンタイムは1週間ほどでダメージも少なくやりやすい手術です。

裏ハムラの場合はまぶたの裏を全体に切開して、目の下の凹凸部分まで目の下全体的に眼輪筋下を剥離して空間を作ります。
その後に、目の下の眼窩脂肪を引き下げて目の下のくぼみに移動させて山を崩して谷を埋めます。
裏ハムラの手術方法イメージイラスト そうすることで凹凸が改善して目の下がフラットになりクマが改善します。
裏ハムラの場合は、表に傷はできないですが、目の下全体に剥離し、小さい視野を引っ張って手術を行うためダウンタイムはやや長くなりやすくなります。
ダウンタイムは1~2週間で見ていただくとよいです。
ただ、お腹や太ももから脂肪を採取する必要はありません。


今回のお客様は、目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入を希望されクマ治療をおこないました。

それでは術後の画像を見てもらいましょう。
まずは手術直後です。
(手術直後) 目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入 手術直後 手術直後から目の下のクマは改善してきれいになりましたね。
目の下の脂肪注入は生着しやすいため、入れすぎるとしこりのリスクもあるため、術後ちょうど良い感じになるように脂肪を注入します。
目の下の脂肪注入は2か所からカニューレを使って脂肪を注入していきますので、2か所ずつ針孔が空くので、テープで保護しています。テープは24時間経ったら外しても例ます。
では次に1週間後です。
(1週間後)
目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入 1週間後 目の下脂肪取り+脂肪注入のダウンタイムは1週間ですが、ダウンタイムが終わって不自然さが落ち着くころです。
腫れはあまりなく状態はほぼ完成しており、目の下のクマはきれいに改善しています。
1週間後はやや右の目の下に内出血があって、うっすら黄色みがかっていますがすぐに引いていきます。
メイクでカバーしていただければと思います。

次は1か月後の画像です
(1ヶ月後)
目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入 1ヶ月後 内出血も当然なくなって落ち着きました。
目の下のクマはすっかりきれいになっていますね。

最後に3か月後の画像です。
こちらは、術前の画像も載せて比較してもらえればと思います。
(手術前)
目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入 手術前 (3ヶ月後)
目の下脂肪取り、コンデンス脂肪注入 3か月後 目の下のクマはしっかり改善しましたね
くまとりをした方が若々しく、明るい印象になりますね。
目の下の脂肪を除去して、脂肪も注入したので効果は半永久です。
ただ、老化を止めることはできないのでまた何十年かしたらクマが出てくる可能性はありますが、その際は再手術で改善可能です。
3か月後なので効果もかなり安定して完成に近づいています。
傷残さず、1週間弱のダウンタイムでここまで目元がきれいになるなら良いですね

内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
料金:348,000~428,000円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
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切って二重を広く、目力を出して平行型の二重にしました(二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂術)・目頭切開Z形成Park法 6ヶ月後)

今日は二重全切開と眼瞼下垂、目頭切開を同時に行った症例を見ていただきます。
今回のお客様の来院時の目元の状態はこのような感じでした。
二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂術)・目頭切開Z形成Park法 手術前 もともと奥二重の方でした。
ご希望としては、全切開で二重を広く安定させたいというのと、目力も出したいとのことでした。
また、目頭切開もして平行型の二重にしたというご希望もありました。
なので、今回はご希望通り、全切開で二重を安定させ、目力を出すために挙筋前転術を同時に行い、さらに、平行型を希望されていたいので目頭切開はPark法をおこなって上部の蒙古ひだを同時に切除してなるべく平行型になりやすくすることになりました。

今回、二重全切開の位置は睫毛から9.5㎜ほどで、やや広めの幅で切開しています。
二重全切開はマックス10㎜までなのでやや広めの切開になります。
1週間後の画像です。
(1週間後)
二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂術)・目頭切開Z形成Park法 5日後 1週間後の抜糸直後ですので少し傷がゴツゴツして見えます。
腫れも目立っていて食い込みも強いです。
徐々になじんでいきますが、1か月ほどは腫れや食い込みなどやや目立ちやすく、二重全切開のダウンタイムは1か月ほど見てもらっています。
次に1か月後の画像です。
(1ヶ月)
二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂術)・目頭切開Z形成Park法 1ヶ月後 目の開きは改善して、腫れも少し落ち着きました。
だた、Park法の目頭の傷などが少しミミズ腫れのように少し腫れています。
切開の傷は1ヶ月ピークで硬く盛り上がりやすくなりますので、まだメイクなどでカバーして経過を見る必要があります。
1か月すると不自然な腫れはかなり落ち着きますので、二重全切開のダウンタイムは1か月で診てもらっています。

それでは、最後は6か月後の画像を見てもらいます。
6ヶ月後は画像を比較するために手術前と並べて載せさせていただきます。
(手術前) 二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂術)・目頭切開Z形成Park法 手術前 (6ヶ月後)
二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂術)・目頭切開Z形成Park法 6ヶ月後 6ヶ月後はほぼ完成と言えるかと思います。
二重の幅が広くなって目の開きも良くなり目力が出ましたね。
黒目に注目すると術前より黒目の露出が大きくなっているのがわかります。そのぶん目力が出ました。
睫毛も見えやすくなって目全体が大きく明るくなりましたね。
また、目頭切開で目の横幅も広くなってデカ目効果も出ています。
術前は38㎜だった目の間の幅が、術後は36㎜になって左右1mmずつ目が大きくなりました。
全体に目の印象が大きく明るくなりましたね。
ご希望に近い目元になったのではないでしょうか。
もともとまぶたに厚みのある方だったので埋没法などで今回のように広くすると二重が戻りやすい可能性がありますが、全切開をすることでより安定した二重になっています。
以上が、二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂術)・目頭切開Park法の効果でした。

二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂)については以下のページに乗っていますので詳しくはご参考ください。


また、二重全切開・挙筋前転術の他の症例写真のURLのリンクも張っておきますのでご参考になさってください。

 

内容:ご希望の二重のラインを切開して戻りにくい二重のラインを作ります。
料金:238,000円~288,000(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。傷が残る。戻りにくいぶん戻しにくい
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自然な感じでまぶたの厚みや重さをすっきりさせる。眉下切開 6ヶ月後

今日は眉下切開の症例をご紹介します。
今回の方は30代の男性の方です。
瞼の厚みが気になるとのことでご来院されました。
術前の画像はこんな感じでした。
眉下切開 手術前 正面
眉下切開 手術前 右斜め
眉下切開 手術前 左斜め
診察上はまぶたにややたるみがある状態で、たるみにより、上まぶたに厚み感がややありました。
もともと二重の方でしたが、たるみによって黒目部分中心に二重が狭くなって、目の上のラインがやや台形の感じになっていました。
たるみが出てくると、下の図のように三角目になるのは有名ですが、
たるみ目、三角目 軽度のたるみの方では、まず黒目部分の二重幅が狭くなって目の丸みが減って台形っぽくなってくることが多いです。
そしてたるみが強くなってくると、外側のたるみが顕著になり、前述のような三角目になっていきます。
お客様のご希望のまぶたの見た目の厚みを自然感じで解消するのは眉下切開しかありません。
今回の方は、たるみはじめの変化が出ている状態でしたので、眉下切開でたるみを切除しながら、瞼の厚みを減らすことになりました。
30代の方ですが、眉下切開をおこなうのは、比較的若い20代、30代の方が多いです。
お若い方でもたるみがある方は多く、早めにたるみを切除すると長期的に目元が老けにくくなるのでお勧めです。
眉下切開について詳しくは以下のページをご参考ください。

それでは、6か月後の変化を見てもらいましょう。
6ヶ月後は傷の赤みもほぼ引いて完成の時期ともいえます。
(手術前)
眉下切開 手術前 正面 (6ヶ月後)
眉下切開 6ヶ月後 正面 いかがでしょうか。
重かった瞼の印象がすっきりとして目元が明るく若々しくなりましたね。
たるみによってやや台形ぽかった目も、丸みが出て本来の目元が出るようになりました。
二重幅もたるみが減ったことで以前よりはっきり出るようになっています。
黒目もまつ毛も見えやすくなったことで目が明るくなりました。
眉下切開で眉はやや細くなりましたが、傷はほとんど目立たないかと思います。
まぶたのかぶった厚み感も減ってお客様も喜んでいただけました。
ちなみに今回は左右7㎜ずつ皮膚切除しています。
通常8㎜幅を切除することが多いので、普通か若干控えめの切除という感じでしょうか。
切除しすぎると目が閉じなくなってしまいますので、目が閉じる範囲で最大限たるみを切除させてもらっています。

次は、斜めの画像も見てもらいます。
(右斜め 手術前)
眉下切開 手術前 右斜め (右斜め 6ヶ月後)
眉下切開 6ヶ月後 右斜め 術前は外側中心にたるみがかぶって重くなっていましたが、たるみが取れたことで本来の二重幅が出ようになりました。
目元が軽くなって明るくなったように見えます。

(左斜め 手術前)
眉下切開 手術前 左斜め (左斜め 6ヶ月後)
眉下切開 6ヶ月後 左斜め 左斜めからも、外側中心にたるみが減って、瞼の厚ぼったさも改善しました。
二重も広くなり目元が明るくなったように見えます。

以上が眉下切開の6か月後の変化でした。
このように、眉下切開は、自然な感じで二重を広くして、自然な感じで瞼の厚みを減らし、重たい目を軽くすることができます。

二重埋没法などをお考えのお若い方でも、二重術をやる前に眉下切開をやらないと不自然になってしまうケースは多いです。

https://www.motobi.jp/column/9993249/

二重を広くしたい方、まぶたの厚ぼったさを減らしたい方などは眉下切開の選択肢を一度考えてみることをお勧めします。
内容:眉毛の下の皮膚を切除することで目の上のたるみを除去します。
料金:234,000~284,000円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが眉下に傷が残る。
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小さな目頭切開Z形成で目頭をシャープに、自然な感じで目を大きく 手術直後~6か月の経過

今回は目頭切開Z形成の症例写真を見ていただきます。
お客様は目の幅を広くしたいということで目頭切開を希望されてご来院されました。
ご希望の目頭のイメージ画像は、シャープで涙丘がしっかり見えているイメージでした。
お客様の術前の状態はこのような感じでした。
目頭切開Z形成 手術前 それほど蒙古ひだは強くなく、軽度あると言った感じ。
ただ、眼間はやや離れ気味で、小さな変化であってもバランスは良くなるように見えました。
なので今回は目頭切開をおこなって、できる限り蒙古ひだを解除して涙丘を露出させることにしました。
目頭切開はZ形成でおこないます。
Z形成は、皮膚を切除せずに三角弁を移動させることで蒙古ひだのツッパリを解除しますので、変に丸みが出たりしません。
Z形成 目頭切開 切開簡易図2 お客様の希望のシャープな目頭にするためにはZ形成がもっとも適していました。
目頭切開はZ形成の他にも三日月法、W形成、リドレープ法などがあります。
目頭切開の術式の解説については下記コラムをご参考ください。
また、Z形成については以下のページをご参考ください。

それでは、目頭切開をして6か月後の症例写真を見てもらいます。
6か月もすれば目頭切開の効果はほぼ完成です。
(手術前)
目頭切開Z形成 手術前 (6か月後)
目頭切開Z形成 半年後 いかがでしょうか。
いつものように目の間の幅に注目すると、6か月後では目の間の幅が狭くなったのが分かりますね。
やや離れ気味だった目元が少し近づいてバランスよくなりましたね。
目の間が狭くなった分、目の横幅が広くなっています。
ちなみに、術前の眼間の距離は37㎜でした。
目頭切開は、右のZ幅が1.5㎜、左は2.0㎜でデザインして行いました。
術直後の眼間は35.5㎜になりました。
眼間は1.5㎜寄っており、目は0.75㎜ずつくらい幅広くなって計算です。
目の幅の広がりはわずかですが、目頭は印象が強い部分ですので、目の印象が全体に大きくなりました。
また、目頭に注目すると蒙古ひだが解除されたことで、涙丘がより大きく見えるようになりました。
目頭もより尖ってご希望通りシャープになりましたね。
ご希望に近い良い変化だと思います。
傷に関してみると、あまり目立たずにきれいに治っています。
よく見てもあまりわからない傷になったかと思います。

それでは、手術直後から6か月後までの経過を見ていただきます。
ダウンタイムがどんな感じかイメージしていただければ嬉しいです。
(手術直後)
目頭切開Z形成 手術直後 目頭部分を黒い髪の毛くらいの糸で縫っていますので傷の赤み+糸の黒っぽさでやや目立っています。
(1週間後)
目頭切開Z形成 抜糸直後 抜糸直後なので、傷はまだ赤いです。
抜糸翌日からメイクが可能ですので、メイクでカバーしていただきます。
この程度であればメイクをすれば十分カバーできそうですね。
目頭切開のダウンタイムは、このメイクできるまでの期間、約1週間を見てもらっています。
(1か月後)
目頭切開Z形成 1ヶ月後 1か月は傷は硬く赤くなりやすい状態です。
目頭部分は少しゴツゴツして凹凸が残っています。
もちろん時間と共に落ち着いていきます。
(3ヶ月後)
目頭切開Z形成 3か月後 3か月後はごつごつ感も落ち着いてだいぶ完成に近づきました。
(6か月後) 目頭切開Z形成 半年後 6ヶ月後は傷も成熟して白く薄くなり、完成です。
傷は目立ちにくく治っておりきれいです。
目頭切開をしたといってもわからないくらいきれいに治っているかと思います。
内容:目頭の蒙古ひだを切開して解除し、目の幅を広くします。
料金:168,000~198,000円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが傷が残る。目の印象が変わる。
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目の下のクマで損していませんか?目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 6ヶ月後

今日は目の下のくま取りの手術について見ていただきます。
今回のお客様は目の下のクマを気にされてご来院されました。
術前の画像です。
(術前)
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 手術前 目の下にクマが目立っていますね。
眼窩脂肪のふくらみでクマが突出しているのもありますし、その下の凹みでクマの影が強調されてしまっているのもあります。
この凹凸によってクマが目立っていますので、今回は、患者様の希望もあり目の下の脂肪取り+コンデンス脂肪注入をおこなうことになりました。
脂肪取り+コンデンス脂肪注入は、以下のプロセスをおこなう手術です。
①目の下の脂肪取りでは、瞼の裏側から、5㎜ほど切れ込みを入れて眼窩脂肪を切除し減量します。
目の下の脂肪とり この方の場合は内側と真ん中の眼窩脂肪を切除します。(通常切除する眼窩脂肪は内側と真ん中のことが多いです。年配の方で外側にも脂肪の膨らみが目立ってくるとさらに外側も追加して切除します)
②お腹や太もも内側から細い吸引管を使って脂肪を吸引し、注入する準備をします。
吸引した脂肪をそのまま注入するのではなく、遠心分離器にかけて不純物を飛ばし、脂肪幹細胞などを濃縮して準備します(コンデンス法)。
③体を起こした状態で、細い針を使って、目の下の凹みにコンデンス脂肪を注入します。
塊で脂肪を入れてしまうとしこりになったり生着率が下がるため、細かく粒状に脂肪を積み上げていきます。
目の下脂肪注入イメージ
目の下のクマを改善する方法には上記の「目の下脂肪とり+脂肪注入」以外に「裏ハムラ法」もあります。
目の下の脂肪取り+脂肪注入はダメージが少なく、ダウンタイムが短い手術法になりますが、裏ハムラ法では目の下全体を剥離して空間を作って、眼窩脂肪を引き下げていきますので。ややダメージも強くなりダウンタイムはやや長くなります。
当院ではダウンタイムを短く希望される方が多く、目の下の脂肪取り+脂肪注入をおこなう方が多いです。
今回の方も両方の手術を提示させていただいたところ、脂肪取り+脂肪注入を選択されました。
ただ、当院でも裏ハムラ法をおこなう方も多くいらっしゃいます。
脂肪吸引をしたくないとか、脂肪注入したくないという方、ダウンタイムは長くとれるという方には裏ハムラ法がおすすめです。
どらもしっかりクマを改善させることができる手術で、効果も長持ちするので、クマをしっかり治したいという方におすすめです。
詳しくは以下のページをご参考ください。

それでは、今回の方の6か月後のビフォアアフターを見てもらいます。
(手術前)
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 手術前 (6か月後)
目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入 6ヶ月後 術後は目の下の凹凸がなくなってフラットになりクマがすっかりなくなりました。
目の下のクマがすっきりなくなったことで、疲れた感じだった目元が、元気で若々しい印象になりましたね。
6か月後なので脂肪の吸収もかなり落ち着いて効果は安定したころかと思います。
ご希望通りクマは改善して目元がすっきりしました。
切除した眼窩脂肪は再生することはないですし、目の下の脂肪も生着すれば長持ちしますので、長期的に目の下のクマは出にくくなります。
ただ、老化がストップするわけではありませんので、また徐々にクマが出てくることはありますが、手術をしていない場合と比べると圧倒的に目元を若く保つことができます。
内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
料金:348,000~428,000円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク
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目頭切開Z形成で目をぐっと大人っぽく華やかに。6ヶ月後の変化

今回のお客様は目頭切開Z形成をおこなった方です。
来院時は蒙古ひだが気になる、左右差が気になるとのことでした。
術前の状態はこのような感じでした。
目頭切開Z形成 手術前 左右蒙古ひだがある程度張っていました。
特に左の蒙古ひだが強く、左の目頭が特に丸みがかって見え内側の白目の露出も少なくなっていました。
以前からお話ししているように、蒙古ひだは左の方が強い方が多いです。
逆の方もたまにいらっしゃいますが、通常は左が強いので、目頭切開で特に左を強く解除することが多いです。
さて、今回はお客様とのご相談のうえで目頭切開Z形成をおこなうことになりました。
目頭切開Z形成はご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、目頭をZにカットして(実際は少し角度を変えて変形したZです)、三角弁を入れ替えることで蒙古ひだを解除する手術です。
Z形成 目頭切開 切開簡易図2 Z形成は三角弁を入れ替えることで蒙古ひだにかかる力の方向を変えて解除する手術ですので、単純に切除する手術などに比べて格段に後戻りしにくくなります。
また、目頭側の二重もやや平行になりやすくなります。
傷に関してはジグザクなので目立ちにくい手術です。
詳しくは以下のページをご参考ください。

それでは、目頭切開(Z形成)の術後の変化を見ていただきましょう。
術後は6か月後の画像です。
(手術前)
目頭切開Z形成 手術前 (6か月後)
目頭切開Z形成 6ヶ月後 術後は、ぱっと見、目が大きくて華やかになりましたね。
目頭切開の効果がしっかり出ました。
蒙古ひだが解除されて目の横幅が出ましたね。
目頭側の白目が大きく露出して見えるようになりました。
今回の方の手術のデザインはZの一片の長さが右が2.5㎜、左は3.0㎜でデザインしています。
これは、蒙古ひだを引っ張ってデザインするので、蒙古ひだが強い方は自動的に大きなZ幅でデザインされます。
今回の方も左の蒙古ひだをしっかりめで解除して、左右差を減らしています。
術前の目の間の幅は37㎜でしたが、術後は35㎜になりました。
眼間は2㎜縮まって、目は左右差はありますが、片目で約1㎜幅が広がった形になります。
目頭は目尻などに比べてとても印象が強い部分なのでこの1ミリほどの変化でも目の印象がぐっと変わって華やかになります。
通常、片目で1㎜前後の変化が出ることは多いです。
もちろん蒙古ひだが大きい方では、もっと変化が出ることはあります。
蒙古ひだがあると子供っぽい幼い印象になりますが、蒙古ひだが解除されると目は大人っぽく大きな印象になります。
蒙古ひだがあって、目を華やかにしたい方は是非目頭切開を考えていただければと思います。
内容:目頭の蒙古ひだを切開して解除し、目の幅を広くします。
料金:168,000~198,000円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。目立ちにくいが傷が残る。目の印象が変わる。
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二重埋没法後に眉下切開+二重全切開・挙筋前転術(眼瞼下垂手術)をおこなって自然な感じで目を大きくした症例

今回のお客様は、二重埋没法⇒眉下切開⇒二重全切開・挙筋前転術をおこなったお客様です。
まず、最初に来院された際は、二重幅を広くしたい、二重の左右差を減らしたいと二重埋没法を希望されました。
その際の画像はこんな感じです。 二重埋没法(もとびアイライト) 手術前 右は一重で、左は奥二重でした。
目の開きもあまりよくなく、軽度~中程度の眼瞼下垂がありました。
まぶたのたるみもありました。

まずは二重埋没法(もとびアイライト)をおこないました

まずは二重埋没法を希望されていましたので、安定しやすくてバランスの良いもとびアイライト(2点連結表止め)をおこなって二重を広くしながら左右差を整えることになりました。
もとびアイライト1 もとびアイライトは2点止めを連結して二重を線で止めることで、安定した二重を保ちつつ、腫れにくさもある方法です。
何かあっても抜糸しやすいのが連結止めの長所でもあります。

それでは、術後の画像を見てもらいます(術前の画像も載せて比較しやすくしています)。
(二重埋没法 手術前)
二重埋没法(もとびアイライト) 手術前 (二重埋没法 手術後)
眉下切開 手術前、二重埋没法(もとびアイライト)術後
ご希望通り、左は一段広い二重になり、右は左の高さにあった二重になりました。
左右差が減って、全体に明るい目元になりましたね。

次は眉下切開をおこないました

これはこれで良かったと思います。
ただ、1年半くらいすると、少し二重幅が狭くなったということ、目の開きが良くない(眼瞼下垂)ので二重を切開して目の開きを良くしたいと再びご相談にいらっしゃいました。
術前の所見でも書きましたが、たるみがあることで二重幅が出にくくなっており、無理して二重術で広くしても二重が広くなりにくかったり、まぶたが厚ぼったくハム目っぽくなったり、戻りやすくなるリスクがありました。
要するにたるみがある状態で二重を広くしても無理がかかってしまうということです。
なので、自然な感じで二重をひろくするにはまず眉下切開をすると良いということをご提案しました。
眉下切開をするとたるみがリセットされて二重幅が出やすくなるだけでなく、瞼の厚みも減ってすっきりとし、目も開けやすくなり軽くなります。

そして、そのあとに二重全切開と眼瞼下垂をおこなうことで二重をしっかり安定させつつ、目の開きを改善させて仕上げると二重術単独で無理やり二重幅を出すより自然できれいな目元になりやすいことを説明させていただきました。
お客様も納得していただき、まず眉下切開をおこなうことになりました。
眉下切開の術後のビフォアアフターをご覧ください。
(眉下切開 術前)
眉下切開 手術前、二重埋没法(もとびアイライト)術後 (眉下切開 2か月後)
眉下切開 2か月後 たるみみは左右9㎜ずつ切除しました。標準より若干しっかりめで切除した感じです。
目の上のたるみが取れたことで、たるみで瞼が重くて無意識に上がっていた眉が安心して下がったのが分かります。
まぶたの厚みも改善しています。
眉が落ちたことで二重にやや皮膚のかぶさりが出て、二重はそこまで広くなってはいませんが、たるみがなくなっているので眉で上げなくても二重は広くなりやすい状態になっています。
ご自身ではまぶたが非常に軽くなったのを実感していただけているかと思います。

仕上げに二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂手術)をおこないました

さて、眉下切開でたるみが取れて二重が綺麗にでる下地は整ったので、今度は二重全切開と目の開きを良くする眼瞼下垂の手術(挙筋前転術)をおこないました。
挙筋前転術について詳しく知りたい方は下記のページをご参考ください。

では、全切開・挙筋前転術をおこなったビフォアアフターも見ていただきます。
(全切開・挙筋前転術 術前)
眉下切開 2か月後 (全切開・挙筋前転術 6か月後)
眉下切開、二重全切開+眼瞼下垂(挙筋前転術) 6ヶ月後 二重幅は希望もあり一段広いラインで作り直しています。
中縫いは瞼板にしっかり固定して戻りにくい二重を作っています。
術前より広くはっきりした二重になって、かつ、気にされていた眼瞼下垂も改善して目元がはっきり明るくなったのが分かります。
ご希望通りの自然な感じの目力がある目元になったのではないかと思います。

眉下切開を仮にしなかった場合は、もっと二重幅は狭くなって幅が出にくくなるか、幅が出ても厚ぼったい瞼になっていたかと思います。
眉下切開はまぶた表側の皮膚のたるみを改善し、眼瞼下垂では瞼の裏側の粘膜のたるみを改善させますので、両方おこなったことで瞼のたるみが全体に解消されて目はとても軽く楽になったかと思います。
長期的にも目元は老けにくくなりました。

二重全切開+挙筋前転術の術後経過

ちなみに、二重全切開+挙筋前転術はダウンタイムが1か月と長いため経過が気になる方もいらっしゃると思いますので、今回の方の経過もここでご紹介したいと思います。
術直後から6か月の経過です。ご参考ください。
(手術直後)
二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂手術) 手術直後 直後は内出血もあり、腫れも強く、二重も広く食い込んでいますね。
さすがに直後は腫れて目立ちます。

(1週間後)
二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂手術) 1週間後 1週間もすると腫れや内出血はだいぶ落ち着きますが、腫れ・食い込みはまだまだ残ります。

(1ヶ月後)
二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂手術) 1ヶ月後 1か月でだいぶ二重幅も落ち着いて幅広感は落ち着きます。
基本的に二重全切開のダウンタイムは1か月でみてもらっています。
今回の方は二重幅が瞼縁から10㎜で二重全切開でできる一番広い幅で作っていますので1ヶ月で幅広感はまだ残っています。

(3ヶ月後)
二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂手術) 3か月後 3か月するとだいぶ二重が狭くなってなじんできました。もうひと頑張りです。

(6ヶ月後)
二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂手術) 半年後 6か月すればほぼ完成です。
まだ若干睫毛側に腫れは残りますがだいぶ完成に近づきました。
1年もするともう少しラインの食い込みも落ち着いて、まつ毛側のむくみも落ち着いてより自然な仕上がりになるかと思います。
二重全切開の完成は半年から1年でみてもらっています。

二重全切開閉眼の状態

さらに参考に、二重全切開後の目を閉じたときの二重の傷について見ていただこうと思います。
二重全切開+挙筋前転術 6ヶ月後 閉眼 二重全切開で目を閉じるとこのような感じで二重の傷が若干見えます。
今回の方は戻りニックするために二重を瞼板にしっかり固定していますのでやや食い込みや影ができやすくなります。
ただ、以前の埋没法が狭くなりやすかったことや、二重を広くしていくので戻りにくさを重視して硬い瞼板にしっかり中縫いしています。
眼窩隔膜をおろして固定する先生も多いですが、それだと二重の食い込みは少ないですが二重が戻りやすくなってしまいます。
よく他院で二重全切開したけれど戻ってしまったと相談されることがありますが、そのような方では眼窩隔膜という柔らかい組織に固定していることが多いです。
二重の全切開は戻りにくくするためにおこないますので、これでは本末転倒になってしまうので当院では瞼板に中縫い固定することが多いです。
ただ、二重の食い込みを浅くしたいとご希望の方では、眼窩隔膜に固定することも可能です。
その方が術者としては簡単ですが、戻りやすくなるリスクをご理解してもらう必要があります。

以上が二重全切開・挙筋前転術の症例写真と術後経過、閉眼時の画像でした。
二重全切開をお考えの方のダウンタイムの参考にしていただければ幸いです。

初診時と最終仕上がりの比較

それでは最後に、埋没の手術を受ける前の一番最初の画像と、全切開・挙筋前転術を行った後の一番最後の画像を比較して最終的な変化を見てもらいたいと思います。
これがこの方の本当の術前⇒術後ということになります。
基本的に二重埋没法をしていますが、眉下切開+二重全切開・挙筋前転術の効果と思っていただくと良いです。
(眉下切開+全切開・挙筋前転 術前)
二重埋没法(もとびアイライト) 手術前 (眉下切開+全切開・挙筋前転 術後)
眉下切開、二重全切開+眼瞼下垂(挙筋前転術) 6ヶ月後 かなり目元がスッキリとして目が明るい印象になりましたね。
二重が広くなって左右差も減りました。
黒目やまつ毛がはっきり出るようになり目が大きく明るくなりました。
まぶたのたるみも解消されたことで目元もすっきりと見えやすくなっています。

いかがでしょうか。
二重術をおこなう際に眉下切開を組み合わせると自然な感じで二重を広くすることができ、かつ瞼の厚みもすっきりします。
この辺りについては、以下のコラムでも詳しく解説していますのでご参考になさってください。

内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
料金:96,600~148,000円
リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
続きを読む

鼻翼縮小で小鼻を小さく、鼻尖縮小・軟骨移植で鼻先もすっきり、自然な感じで整えました 6ヶ月後

今回のお客様は、小鼻が広がっているので小さくしたいということと、鼻先を斜め下方に少し自然な感じで下げたいとご希望され来院されました。
術前の画像はこのような感じです。
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 手術前 正面 小鼻に横幅があり、鼻先も団子鼻で丸みが強かったです。
小鼻を小さくするために、鼻翼縮小(内側法+外側法)をおこなうことになりました。
小鼻は組織が厚く硬い部分ですので、切らずに小さくしてもすぐに戻ってしまいます。
ただ、小鼻を内側から外側までしっかり切って小鼻を土台から寄せて狭くすることで、小鼻をしっかり小さくすることができ、後戻りも少なくなります。
今回も内側と外側をしっかり切って、組織を減量し土台から寄せます。]
後戻りを減らすために減張縫合で左右の小鼻を寄せることで後戻りを減らし、傷がきれいに治りやすくします。
鼻翼縮小 減張縫合イメージ 鼻翼縮小(小鼻縮小)については下記のページをご参考ください。


あとは、団子鼻が強いので、鼻尖縮小をおこなって鼻翼軟骨を寄せることで団子鼻を改善させます。
コラム 鼻尖縮小の症例写真 図③鼻尖縮小のイラスト 2 また、斜め下方に鼻先のラインを整えるために耳介軟骨移植を同時におこないます。
後戻りを抑えるために、効果を保ちやすくするためにストラット(支柱)を立てて土台を強化することにもなりました。
鼻尖軟骨移植(ストラット) 鼻先の手術に関しては鼻尖縮小+耳介軟骨移植+ストラットになります。
これらはすべて鼻の穴の中の傷(オープン法)で行うことができます。


それでは、鼻翼縮小(内側法+外側法)、鼻尖縮小+耳介軟骨移植+ストラットの6か月後の変化を見てもらいます。
まずは正面からです。

(手術前)
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 手術前 正面
(6ヶ月後)
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 6か月後 正面
鼻翼縮小で小鼻の幅がぐっと狭くなって、丸みも目立ちにくくなりました。
小鼻はしっかり小さくなりましたね。
鼻尖縮小で、横に幅のあった鼻先が、術後は頂点が真ん中にきました。
小鼻も鼻先もすっきりしたことで鼻全体が小さくすっきりとした印象になりました。
鼻先に注目すると下方向に厚みが出て鼻先が少し伸びて下がりました。
小鼻と鼻柱の関係を見ると、術前はACRがやや上向きだったのが、術後はまっすぐになったのがわかります。

次に斜めからの画像です。
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 手術前 左斜め
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 6ヶ月後 左斜め
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 手術前 右斜め
鼻翼縮小(内側+外側)、鼻尖縮小・耳介軟骨移植・ストラット 6ヶ月後 右斜め

耳介軟骨移植で鼻先が斜め下方向に厚みが出て鼻尖縮小の効果とも合わせて、鼻先がシュッとした印象になったのがわかります。
単に下方向に伸ばすとオウム鼻、たれ鼻になってしまいますが、ストラットを立てて前方方向にもしっかり高さを出したことで鼻先は斜め下方に伸びています。
こうすると高さを保ったままバランスを崩さずに鼻先を斜め下方に伸ばした形になります。

鼻翼縮小と鼻尖縮小で鼻はすっきりして目立ちにくくなり、耳介軟骨移植で自然な感じで鼻先も整って、全体的に整形感もなく忘れ鼻に近づいたかと思います。

内容:鼻の穴を切開し、軟部組織を除去、軟骨を形成して団子鼻を改善します。
料金:189,000~238,000円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。鼻尖上部に厚みが出るリスク。
続きを読む

目力を出して目を明るくしたい。二重全切開+挙筋前転術(眼瞼下垂)、目頭切開他院修正(Z形成Park法) 6か月後

今回のお客様は目の開きを良くしたいとご来院されました。
以前に二重埋没法や目頭切開、たれ目形成をおこなっていたそうです。
術前の画像です。
目頭切開(Z形成)、全切開+眼瞼下垂 手術前 二重は引っ張って睫縁から10㎜としっかり広いです。
ただ、目の開きが少し悪く、MRD(瞳孔の中央から上眼瞼の縁までの距離)は左右2㎜程度で、軽度の眼瞼下垂がありました。
MRDは通常3.5㎜以上ですが、1.5㎜ほど目の開きが悪い状態です。
目の開きが悪いと、目力が出ず、ガチャピンのように眠たい印象の目元になります。

なので、この眼瞼下垂を解消させたいというご希望でした。
眼瞼下垂は手術で改善させることができますが、切る方法と切らない方法があります。
切る方法は二重の全切開でおこなうのでダウンタイムが1か月と長引きますが、腱膜を展開して見ながら3点固定するので確実性があります。また、二重の調整やたるみ切除など、いろいろなことが一度にできます。
切らない方法は1点の前転固定になるので切るに比べてやや弱いですが、すごく後戻りしやすいというわけではありません。ダウンタイムは1週間程度で済みます。
目元の状態や、お客様のご希望によって手術を選んでもらいますが、
今回は患者様のご希望もあり、二重を切開してしっかり眼瞼下垂を改善させることになりました。
二重幅に関しては、二重の全切開で切れる最大の二重幅は睫毛縁から10㎜ですが、今回の方の埋没法で作った二重のラインも10㎜の位置と高い位置にあったので、今のラインを切開して安定させることになりました。
また、目頭側の蒙古ひだのかぶさりが気になるとのことで、目頭切開の修正もおこなって目頭側の上部のひだを減らすことになりました。

それでは6か月後の変化を見ていただきます。
(手術前)
目頭切開(Z形成)、全切開+眼瞼下垂 手術前 (6か月後)
目頭切開(Z形成)、全切開+眼瞼下垂 6ヶ月後 眼瞼下垂をおこなったことで目力が出て目元がはっきり明るくなりましたね。
二重も全切開でしっかり深くなって安定しました。
目頭切開を修正したことで、目頭のひだ感も減って形の良い目頭になりました。。目の横幅も若干出ています。
術前のご希望通りに、目の開きが良くなって目がはっきりして明るい目元になりましたね。

二重の全切開は傷を気にされる方も多いですが、切開して癒着でラインを深くする以上やや凹凸ができる可能性はあります。
眼窩隔膜などの緩い組織に固定すると段差が少なく自然になりやすいのですが、どうしても戻りやすくなります。
しばしば他院で二重の全切開をして戻ったという方が来院されますが、多くの場合はマイルドな固定源に固定したことによる場合が多いです。
二重全切開を希望される方は、戻りにくい二重を作る目的の方がほとんどです。
なので、当院では主にしっかりした瞼板に中縫いをして戻りにくくしています。広い二重の場合は腱膜に固定します。
それでは、今回の症例の方の閉眼の画像を見てもらいましょう。
目頭切開(Z形成)、全切開+眼瞼下垂 6ヶ月後 閉眼 閉眼でやや凹凸はありますが、特に目立つ段差ではないかと思います。
もっと目立たない方も多いです。

以上が切る眼瞼下垂の手術をおこなった方の症例写真でした。
眼瞼下垂は切ると切らないがあると前述しましたが、それぞれについては詳しく下記ページで解説していますのでそちらも参考になさってください。

内容:二重のライン上を切開して挙筋腱膜を下げて瞼板に固定し目の開きを改善します。
料金:428,000円~498,000円(税込)
リスク:一時的な腫れや内出血。まぶたがむくみやすくなる、ドライアイが強くなるリスク
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プロフィール

西尾 謙三郎 医師
院長 西尾 謙三郎 医師
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
[プロフィール詳細]

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西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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