二重埋没法をリセットして眉下切開をおこなった症例。(眉下切開+二重埋没法抜糸(6点)後に、二重埋没法(2点連結止め)+目頭切開)
2024.4.20
CATEGORY
今回の症例の方は、瞼の厚みが気になるけれど二重を広くしたくないとご希望された患者様です。
2年前に二重埋没法+脂肪取りをおこなっており、そこから特に厚ぼったさが気になったそうです。
術前の画像はこんな感じで、瞼に厚ぼったさがありました。
この瞼の厚みは二重に乗っかる皮膚の厚みによるところが大きいです。
厚みは唯一眉下切開をしないと減らせませんが、そうすると二重が広くなるということで埋没法を一度抜糸してリセットした症例です。
その後に、段階的に二重埋没法(2点連結止め)と目頭切開をおこないました。
最終的な仕上がりの画像は下に載せていますのでご確認ください。
さて、具体的に説明すると、
以前から何度も説明させていただいて恐縮ですが、瞼は上に行くほど皮膚や組織の厚みが急激に増します。
二重を高い位置に作るほど(二重を広くするほど)二重の折り目の皮膚の厚みが強くなり瞼は厚ぼったく見えてしまいます。
もともと厚ぼったい方では厚ぼったさが強調されてしまいます。
今回の方も厚み・たるみがあるのに、二重術をおこなったことでまぶたが厚くなってしまっていました。
ちなみに、眼窩脂肪を同時に除去したようですが、眼窩脂肪はまぶたの深い部分にあり、見た目の厚ぼったさを改善する効果はそれほど強くありません。
見た目の厚みは皮膚や眼輪筋によるものがほとんどで、二重術をしても(例え二重の全切開で皮膚切除をおこなっても)、この厚みは増すばかりで、この厚みを減らす方法は眉下切開しかありません。
ですので、今回の方も眉下切開をおすすめして厚みを減らしました。
ただ、ここで問題があり、眉下切開だけをおこなうと二重幅が広くなるのですが、眉を上げてシュミレーションするとお客様は、広すぎるということでした。
なので二重埋没法を抜糸して一度リセットする必要があります。
たるみ・厚みがある方、先に二重術をおこなってしまった方は、あとで眉下切開ができなくなるリスクが高くなります。
これについては下記のコラムで書いていますので参考になさってください。
今回まず眉下切開をおこないましたが、二重が広くならないように一度リセットするために、埋没法の抜糸(6点)も同時に行いました。
1ヶ月後と6か月後の画像です。
(1ヶ月後)
抜糸をしたことで食い込んだ二重は浅くなりましたが、まだ少し癖は残っています。
眉下の傷もまだ硬くうっすら赤みがかっています。
(6か月後)
6か月たったので、眉下切開の傷は白く抜けて目立ちにくくなりましたね。
抜糸した二重もかなり戻って一重に近くなりました。
ちなみに術前の画像との比較です。
(手術前)
(6か月後)
術前の画像と比較するとわかりやすいですね。
まぶたの厚みがすっきりして、二重埋没法の食い込みがなくなりました。
さて、土台ができたところで次は二重を作って仕上げます。
二重が安定しやすい二重埋没法連結止めの、もとびアイライト(2点連結止め)をおこないました。
前回は広く埋没法をしたことで厚みが出たので、今回は狭い自然な二重を希望されました。
あと、ご希望により目頭切開もおこなっています。
二重は自然な奥二重になりました。
まぶたの厚みもすっきりとしていますし、ご本人のご希望通りの二重になったのではないかと思います。
これも術前の画像と比べてみましょう
(手術前)
(眉下切開後、二重埋没法で仕上げた後)
最初はまぶたの厚みと二重の食い込み・広さを気にされていましたが、2段階の手術にはなりましたが、きちんとた厚みを減らしたことで、瞼がすっきりとして、二重も狭い希望通りの二重になりました。
このように、厚み・たるみがある方が、最初に二重術でをおこなってしまうとあとで眉下切開を行う場合、二重をリセットする必要があり、2段階の手術が必要になってしまいます。
なので、本当は、厚み・たるみがある方では、まずしっかり眉下切開で厚み・たるみを減らして、二重がきれいに出る土台を作っておいてから二重術で仕上げるのがベストです。
とにかくまず二重埋没法をおこなってしまう先生は多いので、ご自身でまず眉下切開は先におこなった方が良いということを知っていただくことが重要になるかと思います。
2年前に二重埋没法+脂肪取りをおこなっており、そこから特に厚ぼったさが気になったそうです。
術前の画像はこんな感じで、瞼に厚ぼったさがありました。
この瞼の厚みは二重に乗っかる皮膚の厚みによるところが大きいです。
厚みは唯一眉下切開をしないと減らせませんが、そうすると二重が広くなるということで埋没法を一度抜糸してリセットした症例です。
その後に、段階的に二重埋没法(2点連結止め)と目頭切開をおこないました。
最終的な仕上がりの画像は下に載せていますのでご確認ください。
さて、具体的に説明すると、
以前から何度も説明させていただいて恐縮ですが、瞼は上に行くほど皮膚や組織の厚みが急激に増します。
二重を高い位置に作るほど(二重を広くするほど)二重の折り目の皮膚の厚みが強くなり瞼は厚ぼったく見えてしまいます。
もともと厚ぼったい方では厚ぼったさが強調されてしまいます。
今回の方も厚み・たるみがあるのに、二重術をおこなったことでまぶたが厚くなってしまっていました。
ちなみに、眼窩脂肪を同時に除去したようですが、眼窩脂肪はまぶたの深い部分にあり、見た目の厚ぼったさを改善する効果はそれほど強くありません。
見た目の厚みは皮膚や眼輪筋によるものがほとんどで、二重術をしても(例え二重の全切開で皮膚切除をおこなっても)、この厚みは増すばかりで、この厚みを減らす方法は眉下切開しかありません。
ですので、今回の方も眉下切開をおすすめして厚みを減らしました。
ただ、ここで問題があり、眉下切開だけをおこなうと二重幅が広くなるのですが、眉を上げてシュミレーションするとお客様は、広すぎるということでした。
なので二重埋没法を抜糸して一度リセットする必要があります。
たるみ・厚みがある方、先に二重術をおこなってしまった方は、あとで眉下切開ができなくなるリスクが高くなります。
これについては下記のコラムで書いていますので参考になさってください。
今回まず眉下切開をおこないましたが、二重が広くならないように一度リセットするために、埋没法の抜糸(6点)も同時に行いました。
1ヶ月後と6か月後の画像です。
(1ヶ月後)
抜糸をしたことで食い込んだ二重は浅くなりましたが、まだ少し癖は残っています。
眉下の傷もまだ硬くうっすら赤みがかっています。
(6か月後)
6か月たったので、眉下切開の傷は白く抜けて目立ちにくくなりましたね。
抜糸した二重もかなり戻って一重に近くなりました。
ちなみに術前の画像との比較です。
(手術前)
(6か月後)
術前の画像と比較するとわかりやすいですね。
まぶたの厚みがすっきりして、二重埋没法の食い込みがなくなりました。
さて、土台ができたところで次は二重を作って仕上げます。
二重が安定しやすい二重埋没法連結止めの、もとびアイライト(2点連結止め)をおこないました。
前回は広く埋没法をしたことで厚みが出たので、今回は狭い自然な二重を希望されました。
あと、ご希望により目頭切開もおこなっています。
二重は自然な奥二重になりました。
まぶたの厚みもすっきりとしていますし、ご本人のご希望通りの二重になったのではないかと思います。
これも術前の画像と比べてみましょう
(手術前)
(眉下切開後、二重埋没法で仕上げた後)
最初はまぶたの厚みと二重の食い込み・広さを気にされていましたが、2段階の手術にはなりましたが、きちんとた厚みを減らしたことで、瞼がすっきりとして、二重も狭い希望通りの二重になりました。
このように、厚み・たるみがある方が、最初に二重術でをおこなってしまうとあとで眉下切開を行う場合、二重をリセットする必要があり、2段階の手術が必要になってしまいます。
なので、本当は、厚み・たるみがある方では、まずしっかり眉下切開で厚み・たるみを減らして、二重がきれいに出る土台を作っておいてから二重術で仕上げるのがベストです。
とにかくまず二重埋没法をおこなってしまう先生は多いので、ご自身でまず眉下切開は先におこなった方が良いということを知っていただくことが重要になるかと思います。
- 内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:96,600~148,000円
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
二重埋没法(もとびアイライト)、目頭切開(Z形成) 1ヶ月後
(手術前)
(1ヶ月後)
今回のお客様は目をパッチリさせたい、大きくしたいとのことでご来院されました。
目を大きくするために、もともと奥二重だったのでまずは二重を広くするのが良さそうでした。
また、目の横幅を大きくするために、目頭切開も適応だと思われました。
なので今回は、二重埋没法で二重幅を広くして上方向に目を大きくして、目頭切開Z形成をおこなって目を横方向に大きくすることで目をパッチリさせることになりました。
さて、1か月後の画像を見てください。
もともと奥二重で一重っぽかった目元ですが、二重が広くなりはっきりしました。
二重がひろくなって目が縦方向に大きくなり明るくなりました。
睫毛の生え際も見えるようになってアイライン効果も出ています。
また、目の間の幅に注目すると、術後目の間の幅は狭くなってその分目の幅が広くなりました。
自然な感じで目の幅が出て華やかになったのがわかります。
1ヶ月後なのでまだ傷は落ち着いていませんが目立ちにくく治ってきているのがわかります。
ちなみに、5日後の抜糸直後の状態を見てください。
(5日後)
目頭は傷が赤く、腫れなどでガタガタしています。
1か月ピークで傷はがたついたり、赤みが出たりしますが、抜糸翌日からメイクしていただけます。
3~6か月で色味も落ち着いて目立ちにくくなっていきます。
二重は腫れ・食い込みはややありますが5日後でわりと自然な感じに落ち着いてきていますね。
二重埋没法も目頭切開もダウンタイムは1週間ほど見ていただければと思います。
(1ヶ月後)
今回のお客様は目をパッチリさせたい、大きくしたいとのことでご来院されました。
目を大きくするために、もともと奥二重だったのでまずは二重を広くするのが良さそうでした。
また、目の横幅を大きくするために、目頭切開も適応だと思われました。
なので今回は、二重埋没法で二重幅を広くして上方向に目を大きくして、目頭切開Z形成をおこなって目を横方向に大きくすることで目をパッチリさせることになりました。
さて、1か月後の画像を見てください。
もともと奥二重で一重っぽかった目元ですが、二重が広くなりはっきりしました。
二重がひろくなって目が縦方向に大きくなり明るくなりました。
睫毛の生え際も見えるようになってアイライン効果も出ています。
また、目の間の幅に注目すると、術後目の間の幅は狭くなってその分目の幅が広くなりました。
自然な感じで目の幅が出て華やかになったのがわかります。
1ヶ月後なのでまだ傷は落ち着いていませんが目立ちにくく治ってきているのがわかります。
ちなみに、5日後の抜糸直後の状態を見てください。
(5日後)
目頭は傷が赤く、腫れなどでガタガタしています。
1か月ピークで傷はがたついたり、赤みが出たりしますが、抜糸翌日からメイクしていただけます。
3~6か月で色味も落ち着いて目立ちにくくなっていきます。
二重は腫れ・食い込みはややありますが5日後でわりと自然な感じに落ち着いてきていますね。
二重埋没法も目頭切開もダウンタイムは1週間ほど見ていただければと思います。
- 内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:96,600~148,000円
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
二重埋没法(もとびアイライト) 3か月後
(手術前)
(3か月後)
今回の患者様は、左の二重を広くして、右は左に合わせ二重にしたいとご希望され来院されました。
今回は2点止めを連結した埋没法のもとびアイライトで二重をつくりました。
術後はご希望通り左の二重が一段広くなってはっきりとし、一重だった右目も左に合った感じで二重になりました。
右は少し左目より目の開きが悪く左右差はありますが、バランスは悪くなく、全体に目元がはっきりして明るくなりましたね。
今回おこなったもとびアイライトですが、図のような止め方をします。
2点止めを連結することで点でなく二重を線で止めることができ、瞼全体で力を分散して二重を保つため安定した二重が出やすくなります。
また、締め具合もコントロールしやすく、締め付けすぎると無駄に腫れてしまいますが、ちょうど良い締め具合にすることで腫れるリスクを減らすことができます。
一筆書きでかける方法なので、結び目も1個だけで、ポコつきのリスクを抑えることができます。
もし抜糸をすることになった場合は、一筆書きの止め方はするっと抜糸しやすいのも特徴です。
以上のようにもとびアイはバランスのよい二重埋没法と言えます。
さて、そんなもとびアイライトをおこなった今回のお客様の術直後からの経過を時系列で画像で見ていただこうと思います。
(手術前)
(手術直後)
手術直後は腫れ食い込みはありますが、不自然さはそれほど強くないですね。
(1週間後)
腫れや食い込みはある程度落ち着きました。
ダウンタイムは1週間見てもらっています。
(1ヶ月後)
また多少のむくみは残っていますがさらに落ち着きました。
(3か月後)
1か月とに比べてさらにむくみが減って二重はきれいになじみました。
二重埋没法の完成は3か月と言われています。
以上、今回はもとびアイライトの症例写真をみていただきました。
(3か月後)
今回の患者様は、左の二重を広くして、右は左に合わせ二重にしたいとご希望され来院されました。
今回は2点止めを連結した埋没法のもとびアイライトで二重をつくりました。
術後はご希望通り左の二重が一段広くなってはっきりとし、一重だった右目も左に合った感じで二重になりました。
右は少し左目より目の開きが悪く左右差はありますが、バランスは悪くなく、全体に目元がはっきりして明るくなりましたね。
今回おこなったもとびアイライトですが、図のような止め方をします。
2点止めを連結することで点でなく二重を線で止めることができ、瞼全体で力を分散して二重を保つため安定した二重が出やすくなります。
また、締め具合もコントロールしやすく、締め付けすぎると無駄に腫れてしまいますが、ちょうど良い締め具合にすることで腫れるリスクを減らすことができます。
一筆書きでかける方法なので、結び目も1個だけで、ポコつきのリスクを抑えることができます。
もし抜糸をすることになった場合は、一筆書きの止め方はするっと抜糸しやすいのも特徴です。
以上のようにもとびアイはバランスのよい二重埋没法と言えます。
さて、そんなもとびアイライトをおこなった今回のお客様の術直後からの経過を時系列で画像で見ていただこうと思います。
(手術前)
(手術直後)
手術直後は腫れ食い込みはありますが、不自然さはそれほど強くないですね。
(1週間後)
腫れや食い込みはある程度落ち着きました。
ダウンタイムは1週間見てもらっています。
(1ヶ月後)
また多少のむくみは残っていますがさらに落ち着きました。
(3か月後)
1か月とに比べてさらにむくみが減って二重はきれいになじみました。
二重埋没法の完成は3か月と言われています。
以上、今回はもとびアイライトの症例写真をみていただきました。
- 内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
- 料金:96,600~148,000円
- リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク