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美容コラム/ Beauty column

二重・目の大きさ・涙袋に左右差ができる原因と対処法

目元や二重、目の大きさの左右差と治す方法について。あなたは多数派?少数派? ウインクしている女性 目や鼻、口、フェイスライン。。。
多かれ少なかれ左右差があることが多く、お顔が左右対称な方は実はあまりいらっしゃいません。
ですので、あまり気にされることはありません、、、
と、カウンセリングに言ったらこう言われたという方はいらっしゃるかもしれません。
それはそれで間違っていないのですが、ここではせっかくなのでもう少し掘り下げて、具体的にどういう左右差が多いのか、修正するにはどうしたら良いか考えてみましょう。

利き手や体の左右差について

体には利き手、利き足というのがありますね。
二重左右差 利き手 右利きの割合は90%と言われておりますが、両利きを抜いた純粋な右利きの方は7,80%くらいだそうです。
右利きの方は当然体の右側が発達していることが多く、右側の筋肉、脂肪、皮膚などが発達しすべての厚みや長さなどが左に比べて強いことが多いです。
逆に、少数派ですが左が発達している方や左右対称な方もいらっしゃいます。
ちなみに、私も含めてもとびのオープニングスタッフはみな左利きor両利きでした。
なかなかの確率ですよね。
余談ですが、出産の際に脳にダメージを受けると左利きになりやすいというデータがあるようで、私はそれだったのではないかと勝手に思っております(笑)。
私の場合は純粋な左利きでなく両利きという感じです。
さて、話はもどってお顔にも利き顔?というのはありまして、経験的にも左右は非対称で、右が左に比べて発達していることが多いです。
つまり、右のお顔の方が脂肪が多く、皮膚のたるみも強く、筋力などが強い傾向があります。
逆に、左のほうがやせており、たるみは少ないが、しわになりやすい、こけやすいといった傾向があります。
例えば、フェイスラインに関しては下顎の骨が左に突出していて左のフェイスラインを気にする方が多い傾向があります。

個人差はありますし、あくまで私の経験則によるイメージです。
さて、お顔の左右差は実はあちこちで見られてすべて書くとボリュームが多くなるため、今回は二重や目の大きさなど目元の左右差に関しての考察です。
経験を踏まえてここで解説したいと思います。
あくまで私の経験上ですので、そこはご了承いただきたいと思います 。

目元の左右差

左右差については挙げていくとたくさんあります。
今回は上記目次に書いてある左右差と改善方法についてそれぞれ解説したいと思います。

二重、目の上のたるみ

二重左右差-目の上のたるみ 二重の左右差に関しては明らかな傾向がありまして、今回このコラムを書くきっかけにもなりました。
二重はずばり“右が二重になりにくくて、左が二重になりやすい!“です。
右の方が狭い二重の方、右だけ一重の方、アイプチしても右だけ二重になりにくい方など、周りを見渡してもらえればそのような方は多いのではないでしょうか。
感覚的には7,8割の人がこれにあてはまるかと思います。
何故かといえば右側が発達していてまぶたの厚みや脂肪が多くて、皮膚のたるみが強い傾向があるからです。
まぶたが厚いほど折り目がつきにくいため二重になりにくいです。
薄い紙を折り曲げるのと、分厚い雑誌を折り曲げるのでは折りやすさが違うことは想像できますよね。
厚みによる折り曲げやすさのイメージ まぶたは上に(眉毛側に)行くほど厚みが出ますので、特に厚い右側の瞼では広い二重がつきにくくなります。
二重左右差 まぶた断面図 また、右側の方が皮膚のたるみが強い傾向があるため、二重のライン上に皮膚がかぶってさらに二重が狭く見えやすくなってしまいます。
逆に左目は右目に比べてやせている傾向があるため広い二重になりやすくなります。
ただし、年齢と共に上まぶたはやせていきますが、やせている左目はくぼみ目になりやすく、くぼみ自体がかなり広い二重のようになってしまい、二重は広いラインが勝つという原則に従って、下の二重は一気に不安定になります。
(後述)

解決方法

二重

基本的に二重の左右差を改善するには、一重もしくは狭い二重に対して二重術(埋没法、切開法)やメイク(アイプチ、アイライン)などをおこなうことで調整を行います。
通常二重は狭くできないため、狭い方の二重を二重術で広くしたり、メイクで大きく見せるようにして左右差を調整します。

長期的には化粧などでは限界もあり、持続的に二重の左右差を調整にするには二重術しかありません。
二重術に関しては、ご存知の通り、切開する方法と、切らずに糸で縛る埋没法があります。
それぞれの特徴を復習すると、 切開する方法の特徴は安定しやすいこと、傷跡が残ること、腫れや内出血などダウンタイムが長くなりやすいこと、修正が簡単ではないことです。
切らずに糸でおこなう埋没法の特徴は腫れの期間が短いのでばれにくい、切開に比べると戻りやすい、修正が比較的容易などがあります。
左右差を調整するだけであればダウンタイムが少なく修正が容易な埋没法がおすすめです。
ただし、二重術で左右差を減らすことはできても左右のまぶたは土台が違うので全く同じにすることは難しいです。
切開などをするとわかるのですが、組織の厚みや眼窩隔膜の下がり具合など、土台が左右で違っていたりします。
これじゃ、どうやっても二重の左右差でるよなーって感じです。
また、眉の上げる癖の左右差もある方もおり、眉を上げる癖がある方の二重が広くなってしまう傾向があります。
上記のように左右差はもともとあるものですが、施術などをおこなった後に左右差を気にされる方もいらっしゃいます。
必ずしも失敗というわけではなく、施術などをおこなって施術部位を気にしてみれば見るほど今まで気にしていなかった左右差がどんどん気になってしまいます。
ある程度の左右差は皆さんにある自然なことですので、自然な範囲の左右差であれば、もともとの自分の形で人から見ても不自然ではないためあまり気にしないのが本当は一番です。
ただし、左右差が強ければ一度カウンセリングで相談すると良いでしょう。

さて、通常二重術の際は、片目だけやるにせよ、両目やるにせよ、左右の二重の高さ(まつ毛からの距離)を合わせれば自然な左右差に収まりやすく、左右差を最小限にすることができます(後述)。
目の開きの左右差でバランスをとっている図 ですので、私はほとんどの場合は、左右の二重の高さを合わせてラインを決めます。
左右差を整えたいだけの方は狭い二重の側を反対側に合わせて広くします。
また、左右差を整えながら全体に二重を広く希望される場合も多く、その場合は二重がつきにくい側(通常右)のラインの高さをまず決めてそれに反対側(通常左)を合わせます。
その理由は、二重が付きやすい目の二重を広くして決めると、二重がつきにくい方の目がどんどん二重になりにくくなってしまうからです。
ただ、何度高さを合わせて二重を作ってもやはり左右差が出てしまう方もいらっしゃいます。
皮膚のたるみや厚み、眉挙上の差により左右差が明らかに出てしまう場合は適宜高さを調整させていただいております。

右目は二重がつきにくいというお話をしましたが、二重術後も当然右が戻りやすい、幅が狭くなりやすいという傾向があります。
右だけ戻ったりとれかけたりして再手術することはよくあります。
やり直す場合はなるべく戻りにくいしっかりした方法(もとびアイ、スマートリンク、全切開など)で行うのが良いでしょう。

 

目の上のたるみ

さて、次は目の上のたるみついてですが、解決させる方法としては眉下切開と二重の切開法があります。
眉下切開は傷が目立ちにくい眉の下を切開してたるみを除去します。
ちょうど眉を指で持ち上げたように自然な感じで目の上のたるみを除去することが可能です。

二重の切開法ではその名の通り、二重のライン上を切開して、その上の皮膚のたるみを切除します。
ただし、瞼は上に行くほど厚みを増すため、たるみを中抜きすると二重のすぐ上に厚い皮膚が落ちて来るために厚ぼったい二重になることがあるので適応を慎重に判断する必要があります。
二重の切開でたるみを除去すると厚みが出る解説図 目の上のたるみがある方は両目にたるみが出ている方が多く、片目の施術を行うよりは左右同時にたるみを除去してたるみが強い方のたるみをよりしっかり除去することで同時に左右差を調整していくことがほとんどです。
二重の左右差に関しては下記コラムでも触れていますのでご参考ください。

 

 目の上のくぼみ

目の上のくぼみの左右差 目の上も右のほうが厚ぼったく左がやせているという性質上、左目がやせて広い二重になりやすく、くぼみ目にもなりやすいです。
二重の左右差と同じように多くの方でこの傾向があります。
また、眼瞼下垂があると目を頑張って開けようと脂肪が引き込まれてくぼみが助長されてしまうことがあります。
二重は上のラインが勝つという大原則があります。
大原則に従って、くぼみ目になるとくぼみがかなり広い二重の役割を果たして下の皮膚に余裕がなくなるため二重になりにくく、不安定になってしまいます。
こうなってしまうと、切開してしっかり内部処理をしたとしても二重になりません。
ちなみになぜ二重は上のラインがつきやすいかというと、二重の織り込みがつくと二重より下の皮膚のたるみがなくなるため二重の折り目がつきにくくなるためです。
ただし、くぼみ目でも皮膚のたるみが強くなって皮膚に余裕が残ってくれると二重のラインが安定して出てくれることがあります。
また、たるみのある方は二重のラインの下に別のラインが出やすくなり三重になりやすくなります。

解決方法

目のくぼみや痩せで左の二重幅が広くなったり不安定になると左右差を治すのは簡単ではなくなります。
改善方法には以下の方法があります。

1)二重術(埋没法)
2)ヒアルロン酸
3)切開して眼窩脂肪を引き出す
4)眼瞼下垂の手術

二重術(埋没法)

広いラインがたまに出る程度で不安定さが弱い場合は少し狭いラインにしっかりした二重のラインを作ることで目の上に若干ボリュームが出て安定することがあります。
ただし、あまり狭くすることはできません。
また、長期的にはどんどん目はくぼんでいって最終的には不安定になってしまうことが予想されるので一時的な効果と考えると良いかもしれません。

埋没法であれば強い埋没法をお勧めします。
点止めであれば点数を多くとめたり、当院だともとびアイやスマートリンク3点止めなどしっかりした埋没法がおすすめです。

 

ヒアルロン酸

目の上にヒアルロン酸を注入してボリュームを出してくぼみ目を改善します。
プチ整形ですのでダウンタイムも短くやりやすい施術です。
ただし、眼球が近く注入のリスクもあり、注入のやり方ではぼこぼこして不自然になりますので技術がある程度必要になります。
当院では美容経験が多いお客様などで、一番きれいと評価をいただいたりしておりますので安心して施術していただけると思います。

切開して眼窩脂肪を引き出す

眼窩脂肪という目のクッションが目のまわりにありますが、年々目の上の眼窩脂肪は奥に落ち込んでくぼみ目になります。
逆に目の下の脂肪はどんどん落ち込んで出てきて目袋・クマになります。
この引っ込んでしまう上まぶたの眼窩脂肪を引き出して二重付近に固定することで目の上のボリュームを改善し、くぼみ目を改善することでができます。
ただ、切開しての施術になりますので、左右差を治すだけというよりは両目のくぼみめを改善したいという方のほうが向いているかもですね。

 

眼瞼下垂の手術

眼瞼下垂の施術をおこなうことで目の開きが改善するほか、目の上にボリュームが出てくぼみ目が改善します。
くぼみ目が改善して二重が安定するだけでなく、目の開きが改善することで相対的に二重が狭くなります(後述) 切る眼瞼下垂術(挙筋前転術)切らない眼瞼下垂術があります。

目の開き具合

目の開き具合の左右差 左右差に関してはどちらかというと右目のほうが大きく開きやすく、左目の方の開きが悪い方が多いです。
(遺伝的な先天性眼瞼下垂の方は除きます。

ただし、経験的には二重の左右差ほど顕著ではない印象です。
原因は、

右の目を開く筋力が左に比べて発達しているから
利き目も右の方が多いといわれていますので、利き目が見やすいよう無意識に利き目の開きを大きく調整しているから

原因はそのあたりかと推測します。
ちなみに利き目の調べ方ですが、指で円を作ってその隙間からどこか一点を見て片目をつぶってみてください。
そのまま円のなかに見ている一点が見えていれば見えている目が利き目です。
私の場合はというと、右目が利き目です。
そして、右目の開きが良いですね。
前に私は左利きと書きましたが、細かい作業は左、力仕事は右と混在しています。
目は多数派ですね。笑

さて、二重の高さが同じで目の開きが悪ければ二重は広くなります。
左の方が二重が広くなりやすい一つの原因にもなっています。
目の開きが悪い方の二重幅が広くなることで目が小さく見えないようにバランスをとっているとも言えます。
目の開きの左右差で二重幅が変わってバランスをとっている。 前述のように、二重術でつくる左右の二重の高さはその方の左右差なりにバランスが取れるように高さを合わせておこなうことが多いです。

目の開きが悪くなると眼瞼下垂と言われる状態で、黒目があまり見えなくなり眠たい目の印象になってしまいます。
大体の目安は、瞳孔中心線~上まぶたまで3mm以下になってくると軽度眼瞼下垂になってくると言われています。
一度自分はどうか測ってみてはいかがでしょうか。
目を大きく見せる方法、眼瞼下垂については下記サイトをご参照ください。

利き目も右の方が多いようですが、より大きく見えるように右の方が開けやすくなるのかもしれません。

解決方法

眼瞼下垂の手術

多数派の方は目の開きの左右差を解決するためには左目の開きを改善させる必要があります。
ただし、片目だけ眼瞼下垂に見える方の場合でも両目とも眼瞼下垂になっていることも多く、両目の開きを改善してあげる必要がある場合が多いです。
へリングの法則と言いまして、左右の目の開きは無意識にコントロールされていて、片方の目の開きが悪いともう片方が頑張って開く傾向があります。
片目の眼瞼下垂が改善するともう片方が下がる(へリングの法則) ですので片目だけ開きが悪いと思っていたけれど、片目の眼瞼下垂が良くなったら反対側の目の開きが悪くなってきたということがあるのです。
具体的な解決方法には、切る眼瞼下垂術と切らない眼瞼下垂術の二つがあります。
左右差を直す程度であれば切らずにダウンタイムが少ない切らない眼瞼下垂が良いかもしれません。
ただし、眼瞼下垂の程度が強い方などでは切る眼瞼下垂術が良いです。
詳しくは他ページに書いていますので参照してください。

片目の目の開きを改善させる場合は先ほどのへリングの法則により、片目が改善すると反対側が下がってしまうリスクがあります。
左右差はある程度しょうがないことですが、なるべく術者は微調整する必要があります。
片目だけの眼瞼下垂の手術を行う場合は、へリングの法則により左右差が調整しきれないリスクもご理解してもらう必要があります。
片目だけの場合もダウンタイムが短く、修正・調整もしやすい切らない眼瞼下垂が良いかと思います。

目の下のクマ(眼窩脂肪、目の下のくぼみ)

目の下のクマの左右差 目の下のクマの原因には

①目の下の脂肪(眼窩脂肪)
②目の下の凹み(teartrough)
③目の下の色調(筋肉の赤み・色素沈着)

があります。

目の下のクマの原因(目の下の断面図) 右側が発達していて、左がやせているという原則から、右の目の下の脂肪が多い、左の目の下のくぼみが強いという方が多いです。
ですので、脂肪が多いタイプの方は右のクマが強くなる傾向が多く、目の下のくぼみが強い方は左のクマが目立ちやすい傾向があります。
どちらかというとくぼみの強い左側のクマの方が目立つ方が多い印象です。

解決方法

ベビーコラーゲン、脂肪とり+脂肪注入

目の下のクマは左右同時に進行していることがほとんどのため、左右差を治すために片方の施術を行うというよりは両方のクマをしっかり改善してあげるのが良いでしょう。
プチ整形では目の下のくぼみにベビーコラーゲン注射がおすすめです。
目の下にはヒアルロン酸の注射もありますが、目の下がもりっとしやすいことと、青っぽい色調になって色調クマが残ってしまうことなどがあり、自然なベビーコラーゲンのほうがおすすめです。
手術の場合は、目の下の脂肪とり(まぶたの裏から)、脂肪注入、裏ハムラ法、ハムラ法などがありますが、皮膚側を切らずに、ダウンタイムが短く傷も残らない目の下の脂肪とりと脂肪注入(コンデンス)がおすすめです。
手術の場合は目元の若返り効果が高く、たいへん長持ちして、目元が老けにくくなります。
たるみが進行する前の早めの施術が良いと言われています。

ふぅ、目の左右差といっても単純ではありませんのでなかなか書いているうちに長くなってしまいした。
すみません(^^;) がんばってもう少し付き合ってくださいね。
さて、目元の左右差について、涙袋から再開です。

涙袋

涙袋の左右差 涙袋は目の下のふくらみで、実は眼輪筋という目を閉じる筋肉の一部です。
筋肉ですので、笑って力が入るともりっと盛り上がりやすくなります。
涙袋があると目元が明るくなり、若々しくなります。

さて、左右どちらの涙袋が大きく見えるかということに関しては実はあまり傾向はありません。
ただ、右が発達しやすい原則の通り、涙袋の筋肉は右のほうが厚い方がやや多い印象です。
ですので、右の涙袋が大きく見える方は多くいらっしゃいます。
ただし、涙袋は筋肉の厚みだけでなく、目の下の眼窩脂肪のふくらみ部分との段差が影になってできています。
目の下の断面図(涙袋) 右優位の原則で、右の目の下の脂肪が左より多い方が多く、目の下のふくらみが強いと涙袋との段差が少なくなるため、右の涙袋の方が左より目立ちにくくい方も多くいらっしゃいます。
その場合、目の下がやせている左の涙袋の方が目立ちやすくなります。
ですので、涙袋に関して左右どちらがふっくらして目立つかは、涙袋の筋肉の厚みと、目の下の脂肪の量や厚みのバランスによって、右にも左にもなると考えます。

解決方法

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸 涙袋は通常ヒアルロン酸を注射してよりふっくらさせます。
ですので、左右差を整えたい人は目立ちにくい方の涙袋にヒアルロン酸を注入すれば差をへらすことは不可能ではありません。
ただし、涙袋の土台(筋肉)が少なかったり、目の下のボリュームが多いとあまり涙袋の高さは出せません。
頑張って低い方の涙袋の高さを出そうと入れすぎるとヒアルロン酸が下方に流れてクマっぽくなってかえって涙袋が目立ちにくく不自然でクマのようになってしまいますので、無理せずに入れられる範囲でということになります。
右の涙袋の筋肉が発達している方がやや多いと書きましたが、やはり涙袋の土台(筋肉)が発達している右側の方がプリッと上がりやすい印象があります。
ただ、これも目の下の脂肪の膨らみ具合によっても変わってきますので大きな傾向はありません。

 

目頭

蒙古ヒダ左右差 こちらも傾向としては僅差ですが、どちらかというと蒙古襞は左が発達している方が多いです。
蒙古襞は赤ちゃんや子供で強いですが、右が発達しやすいという原則により右の蒙古襞が消えやすいのかもしれませんね。
左の蒙古襞が発達している方の場合、左の目頭の丸みが右より強くなり目頭側の二重幅が出にくくなります(末広型になりやすくなる)。

解決方法

目頭切開

蒙古襞を減らす手術には目頭切開がありますが、蒙古襞の左右差が強ければ、ヒダが強い方の目頭切開を行います。
ただ、蒙古ヒダだけでなく隠れているもともとの目頭・涙丘の形もやはり左右差があり、左右差を減らすという感じで行うのが良いです。
蒙古襞が発達している人は左右共に発達していることが多いので、左右の目頭切開を行うことがほとんどですが、左右差が強い方は、蒙古襞が強い方を少ししっかりめで切開して左右差を調整するようにします。

 

目の下のライン

目の下のラインの左右差 目の下のラインは上がっているとつり目に見えてきつく見える傾向があり、下がっていると目が優しく女性的に見えます。
目の下の左右差に関しては若干右のほうがつり上がっている方が多い印象です。
もちろん、目の下がつり上がっている人は左右両方つり上がっていることが多いですが、右のほうがより目の下のラインが、特に目尻側で上がっている傾向があります。
右の下まぶたの組織が発達していて組織量が多いためつり上がりやすく、左は組織量が少なく薄く柔らかいため右に比べて目の下のラインが下がりやすいのかもしれません。

解決方法

切らないたれ目、下眼瞼下制(グラマラスライン)

目の下のラインを下げる方法には、たれ目形成術があり、切る方法と切らない方法があります。
切らない方法は切らないたれ目、切る方法は結膜を切開してタレ目にする下眼瞼下制(グラマラスライン)という施術をおこないます。
切る方法のほうが長持ちしやすいですが、切らない方法はダメージが少なくダウンタイムが短い、調整しやすいというメリットがあります。
たれ目形成術は左右差をなくすためにどちらかをやるということは少なく、両目を行って、右のほうがつり上がっている方が多いので、右をしっかりめに、左をやや控えめに行って左右差を調整していきます。

 

施術直後の左右差について

施術では多かれ少なかれ腫れや内出血のリスクがありますので直後は腫れ方に左右差が出るケースがあります。
内出血がでてしまうと当然内出血が出たほうの目が腫れてきます。
また、目元は右が厚く左がやせている方が多く、腫れや食い込みは右の方が強くなりやすく、左の方がどちらかというと腫れが軽い傾向があります。
腫れる期間も右の方がやや長引きやすい傾向があります。
特に直後では麻酔の効き具合で目の開きが変わることも多いですので左右違って見えやすくなります。
術後は左右差はでるものですのが、経過とともに自然な左右差に落ち着いていきますので、失敗されたと慌てないで落ち着いて経過を見ましょう。
完成までの目安は、切らない方法では3か月ほど、切る方法では半年ほど見ていただくと良いです。
どのような施術にせよ、変化させるほどに左右差というのは強調されてしまう可能性があります。
左右差を最小限にするために調整しながら施術を行いますが、ある程度は許容範囲としてしょうがない部分はあります。
完成後も左右差が強く残るようならもちろん修正させていただいております。
ただ、前述のように施術を行うと、普段注意をあまり払っていなかった部分に注意を払うことで、見れば見るほどもともとの左右差が気になってしまうことがよくあります。
施術をしたことで左右差が出たと思われるのは自然なことかと思いますが、無理して左右差を整えに行くとかえって不自然になることもあるので難しいところです。
土台が違えば同じにすることはできませんので施術前にきちんとご自身のお顔の形を把握されておくのが良いかと思います。
また当然施術により本来なかった左右差が出ることもありその場合は修正していきますが、 切開法では安定しやすいぶん修正の難易度は上がる傾向がありますが、埋没法など糸の場合では比較的修正しやすくなります。
そのような意味で切らない施術は安心ですね。

以上が目元の左右差についてでした。
書くことが多くて長くなってしまい申し訳ありません(^^;)。
いやー、目まわりの左右差だけでもこの量ですので、ひと言に左右差といっても奥が深いですね。
ポイントだけでも良いので“なるほど”と少しでも思ってもらえて、 「おっ、この人は典型的な左右差の人だ」とか心の中で思ってもらえればうれしいです。
長い文章にもかかわらず、お付き合いいただいてありがとうございました。
左右差を気にしている方や、これから目元の治療をお考えの方にご参考になれば幸いです。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
西尾 謙三郎 医師
15年以上の実績を持つ美容外科医師。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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