美容外科医だからわかること ① | 右目は二重になりにくい
作成日:2015.5.27 更新日:2024.4.6
美容外科医として多くのお客様を診させていただいていると気づくことがあります。
美容外科医だからわかること その①
今日はその第1弾!二重について。
スバリ!
「右側が厚ぼったくて二重になりにくい、左側はまぶたが薄くて二重になりやすい」
です。
※埋没法後のアフターの画像は下にあります。
経験上7、8割くらいの方がこれにあてはまります。
周りの人をよーく見てください。
けげんな顔をされましたか?
負けずに観察してみてください(笑)。
右が一重で、左が二重という方はいませんか?
二重の人も、左のほうが広い人の割合が多いのではないでしょうか。
なぜそうなるのか。
人間の体は対象ではありません。
人間、右利きが多く、右側が発達し、皮膚も筋肉も脂肪もすべての厚みが強いことが多いです。
利き腕や利き足が発達して少し長くなるように、お顔にも左右差があります。(まれに対称な人もいます)
右のまぶたが発達して厚みが強く、二重になることを邪魔しているからなんです。
埋没法をしても右だけ戻ってしまったという方は多いですよ。
※ただし、年齢と共にくぼみ目になっていくと左側のくぼみが強くなって、左の二重の方が不安定になっていきます。
目元の顔の左右差については以下のコラムもご参照ください。
同じ人の目でも左右のわずかな厚みの差で、一重と二重に分かれるほどの違いがでるということは、わずかな厚みであっても、二重のなりにくさに大きな影響があるということです。
余計な厚ぼったさというのは二重の大敵なのがわかりましたね。
そこで、
当院では二重を安定させるために、脂肪とりや厚みとりを埋没法と組み合わせておこなっています。
そうすることで切らなくても二重をしっかり安定させることは可能なんですよ。
当院の脂肪とりや厚みとりでは、メスは使わず、小さな針穴からおこなうことが可能で、腫れも少ないです。
ちなみに最初の目の画像の方は脂肪とり+もとびアイゴールドをおこないました。 before-afterです。
(手術前)⇒(1ヶ月後)
さて、当院の脂肪とり、厚みとりに関しては次回解説させていただきますね。
※症例写真に関する説明
(二重埋没法)
内容:切らずに糸で二重を作ります。糸はまぶたの中に埋没されます。
料金:9,800~298,000円
リスク:一時的な腫れや内出血、ゴロゴロ感。後戻りのリスク
(脂肪とり、厚み取り)
内容:二重ライン上の2mmほどの穴からライン上の眼輪筋や眼窩脂肪を除去します。
料金:88,500~238,000円
リスク:一時的な腫れや内出血。脂肪が多くない人は目がくぼむリスク