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美容コラム/ Beauty column

あなたのクマの原因は?目の下のクマの原因別に治す方法を紹介

作成日:2015.5.16 更新日:2024.1.5

目の下のクマの原因は

目の下のクマ、脂肪やくぼみなど目の下のトラブルは実年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。
若いころは目の下に疲れが出ても、しっかりと睡眠や栄養を取ることで自然となくなっていましたが、 年を取ると目の下のクマがなかなかとれず、慢性化していき、コンシーラーなどで隠されている方も多いのではないでしょうか? そんな誰もが気になる目の下の悩みの解決法についてまとめてみました。

目の下のクマの原因

①疲れやストレスなどによる血行不良。
(赤クマ・紫クマ)

目の下のクマ 赤クマ?<

②紫外線や乾燥、こすりすぎなどによる色素沈着。
(茶クマ)

目の下のクマ 茶クマ

③加齢とともに進行する、目の下の脂肪の盛り上がり
(目袋)(黒クマ)

目の下のクマ 目袋

④加齢とともに進行する目袋の下のくぼみ
(黒クマ)

目の下のクマ 目の下

⑤脂肪のふくらみと目の下のくぼみの両方があり、凹凸の強いクマになっている。

③目の下のふくらみ(眼窩脂肪)と④目の下の凹みの複合タイプ ⇒ 最も多い

原因別改善方法

①疲れやストレスなどによる血行不良。(赤クマ・紫クマ)

マッサージや蒸しタオルで温めたりすることで血行不良を改善することも多少は効果があるようですが、疲れやストレスから来ている血行不良なのであれば、そこを改善しない限り根本的な改善は難しいようです。
そうは言ってもなかなか難しいところです。

②紫外線や乾燥、こすりすぎなどによる色素沈着。(茶クマ)

色素沈着に関しては、改善は簡単ではありません。
改善というよりは、これ以上ひどくならないように日々のUVケアや保湿ケアをきちんと行うことが大事になってきます。

あとは、ハイドロキノンという美白剤を長期間塗ることで薄めることができる可能性はありますが、時間がかかります。
すでにできてしまっている色素沈着をカバーするには、コンシーラーなどで隠すしかないでしょう。

③加齢とともに進行する、目の下の脂肪の盛り上がり(目袋)

盛り上がりはたるんで落ちてきた脂肪です。
メイクや基礎化粧品での改善は、なかなか難しいです。

落ちてきた脂肪は年齢と共にさらに落ちて、残念ながら目の下の目袋はどんどん大きくなっていきます。
そこで、原因である目の下の眼窩脂肪を除去する手術がとても有効です。
切らないので傷も見えません。目袋の脂肪を除去するとクマがすっきりするのはもちろん、除去すると脂肪はもう増えないため、目袋の悪化を予防することができます。

ただし、目の下のクマは多くの場合は、眼窩脂肪のふくらみだけでなく目の下の凹みもあります。
目の下の脂肪を除去するのみだと、目の下の凹みが残って、目の下のクマの改善が今一つになるケースは多いです。

(目の下の脂肪取りのみ行った症例)

目の下の脂肪取りだけで改善できなかった例

目の下の脂肪のみ取った症例ですが、目の下のくぼみは残ってクマの改善がいまいちですね。
目の下の凹みもある方では、コンデンス脂肪注入などをおこなって、凹みも埋めてあげるのがおすすめです。

目の下の眼窩脂肪を除去すると10年後も目の下が若々しく保てます。
目の下の脂肪をそのままにして目袋が悪化してしまうと、脂肪だけでなく皮膚がたるんできて、皮膚を切開してたるみを除去しないときれいに改善しなくなります。

④加齢とともに進行する目袋の下のくぼみ

くぼみによるクマは基本的にベビーコラーゲン、ヒアルロン酸、FGF、脂肪などのフィラーを注入するか、手術で目の下の脂肪を下に引き下げてボリュームを出すことで改善させます。
手術が怖い方は、まずはベビーコラーゲンなどのプチ整形で簡単にボリュームアップをおこなうことができますよ。

⑤脂肪のふくらみと目の下のくぼみの両方があり、凹凸の強いクマになっている。

脂肪のふくらみと目の下のくぼみの両方がクマの原因になっている方が大半を占めます。
ですので、ふくらみだけの施術、くぼみだけの施術をおこなっても、どちらか一方が残ってクマは解消されません。
基本的にふくらみとくぼみの治療を同時におこなう必要があります。
施術は目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入です。

手術が嫌だということであればプチ整形で、ベビーコラーゲンなどでくぼみを埋めるだけでもある程度若返り効果を出すことができます。
ただ、脂肪のふくらみはどんどん進行して大きくなってしまいますので、長い目でみると、しっかり脂肪を処理した方が良いです。

また、裏ハムラと言って、目の下のふくらみの脂肪をくぼみに移動させることによって凹凸を同時に改善する方法も有効ですよ。

以上のように、目の下のクマは高い美容液にお金をつぎこむよりも美容外科手術が確実にきれいにする近道と言えますよ。

クマの治療方法、メリット・デメリット

目の下のくぼみやたるみと一概に言っても、状態によって適応する治療はさまざまです。
ただ、ひとつ言えるのは治療を早めに受け、予防していくことが重要なポイントだということですね。

さて、美容整形のそれぞれの治療についてもう少し詳しく解説していきましょう。

ベビーコラーゲン

ベビーコラーゲン

ベビーコラーゲンは非常になじみやすいフィラーで、目の下の皮膚の薄い部分にも自然できれいに注入することが可能です。

以前は牛など由来のコラーゲンでしたが、ベビーコラーゲン(ヒューマラジェン)は人のコラーゲンですので、アレルギーテストもいりません。

赤ちゃんのお肌に多く含まれる3型コラーゲンが多く含まれており、老化と共に減ってしまう3型コラーゲンを補うことでお肌の再生作用が起こります。
再生作用により、ベビーコラーゲンを注入した部分にハリが出たり、繰り返し注入することでボリュームが減りにくく長持ちしやすくなります。

目の下のteartroughというくぼみに注入してクマを改善しますが、ある程度の範囲を面で均一に注入しないといけないため、鈍針という先の丸い針を使用します。
鈍針であれば内出血のリスクも減らすことが可能です。
また、ベビーコラーゲンは目の下の小じわに対しても注入できることができるため、クマだけでなく小じわも改善させることが可能です。
目の下のフィラー注入はベビーコラーゲンが最適です。

 

ヒアルロン酸注入

シリンジ画像針なし

ヒアルロン酸は体の成分なので安心ですし、短時間で綺麗になれるのでとても手軽な方法です。
ヒアルロン酸をくぼみに注入することで、盛り上がりとの差をなくし目立たなくすることが可能です。

ただし、ヒアルロン酸は水分を多く引っ張ってくるのでむくんだ感じになりやすかったり、
ヒアルロン酸は硬いので目まわりの薄い皮膚では凸凹しやすいというデメリットがあります。
さらに、目の下の皮膚は薄く、透明なヒアルロン酸を入れることで色調が変化して青みがかって見えることがあり、不自然な目元になあることがあります。

ヒアルロン酸を浅いところに入れるとリスクがあるため、目の下のくぼみが深い方では、
土台はヒアルロン酸、浅い凹みにはベビーコラーゲン注入という風に組み合わせて注入すると大変効果的です。
ベビーコラーゲンプレミアムでは、ヒアルロン酸とベビーコラーゲンの組み合わせて行っており、プチ整形で自然に、効果的にクマを改善することができますのでおすすめです。

 

FGF(成長因子)

傷が治るのと同じように、コラーゲンを増やして目の下のくぼみを改善します。
自分の体の治癒力でボリュームを出しますので、自然ですし、効果も数年と、長持ちします。
またFGFも注射の治療ですので手軽な治療と言えます。

ただ、盛り上がり方には個人差があって、イメージ通り上がらない場合もありますし、逆に盛り上がりすぎてしこりになるリスクもまれにあり、その場合は修正はなかなか難しいです。

目の下の脂肪取り

目の下の脂肪取りは盛り上がった脂肪を取り除きフラットにする治療です。
切開して治療しますが、目の内側の粘膜を数ミリ切開するだけですので負担は少ないですし、傷は表から見えないのでばれる心配もありません。

一度脂肪を除去してしまえば基本的にもう増えることはないので、将来脂肪が落ちて目袋になって老けてしまうのを予防することができます。
ただし、多くの方が目袋だけでなく目の下のくぼみも伴っていますので、目の下の脂肪とりだけおこなうと目の下のくぼみが残り、クマはいまいち改善しません。
脂肪注入を同時におこなうときれいになりますよ。

 

脂肪注入

脂肪注入ではお腹や太ももから吸引した脂肪を目の下に注入します。
自分の脂肪を注入するので、自然な仕上がりで、生着すれば長持ちしてくれます。
また、脂肪を注入することで皮膚の再生作用が促進され、半年~数年は注入部の皮膚にハリがでたり、皮膚の肌理が改善して、皮膚の質感が若々しくなります。
普通に脂肪をとって注入すると、脂肪細胞や幹細胞の濃度も少なく、不純物も多いため、生着率が悪く、しこりのリスクもあります。
ただ、2~3倍に脂肪を濃縮して不純物も少なくしてあげれば生着率を高め、しこりのリスクも減らすことが可能です。
脂肪注入する際は脂肪を濃縮するコンデンス脂肪注入がおすすめです。

注入した脂肪細胞は理論上2ミリ以上のの厚みになると中心部は壊死を起こしてきます。

脂肪注入は効果的な方法ではありますが、脂肪を十分に分散して注入しないとしこりになるリスクがでてきます。
しこりになるとなかなか対処が難しいため、そうならないように注入針を何度も往復させて、微小量の脂肪滴を少しずつ重ねていきくぼみを持ち上げます。

目の下は脂肪が生着しやすい部位ではありますが、生着には個人差があり、一度で満足される方がほとんどですが、数回治療が必要になることもあります。
脂肪注入は、傷はできませんし、効果的で長持ちしやすくダウンタイムが少ない良い治療法です。
ただし、上記のように細かく丁寧に脂肪注入をおこなわないとしこりなどのリスクがあります。
当院では他院脂肪注入でしこりになった方のしこりの除去術なども度々おこなっています。

 

裏ハムラ法

裏ハムラ(修正済み)

裏ハムラ法とは、盛り上がっている脂肪を取り除くのではなく、くぼみに脂肪を移動させるという一石二鳥の手術方法です。
傷は瞼の裏側になるので、外から手術をしたことが分かりません。
脂肪を採取しなくてもできるため、脂肪を吸引したりする負担がなくなりますし、脂肪注入によるしこりのリスクもありません。
ただし、デメリットとしては、瞼の裏側の傷といっても目の幅いっぱいに切開して剥離していくため、腫れや内出血が出やすくなるということがあります。
裏ハムラは傷が表に残らないとはいえ、手軽な治療というわけではありません。
また、目の下の脂肪の量が移動するほどない方の場合は、脂肪肪注入を選択した方が良いケースがあります。

脂肪取り+脂肪注入

上記の脂肪とりと脂肪注入を同時に行う方法です。
目の下の脂肪のふくらみだけの方は少数派で、通常は目の下の脂肪のふくらみとteartroughという目の下凹みが同時に存在することが多く、脂肪とりと脂肪注入を併用して行うと良いです。
当院でも目の下のクマが気になる方には最もおすすめの施術となっています。

脂肪を再配置する裏ハムラでは、目の下の脂肪の量が少ないと凹みを埋めきれないですが、脂肪注入では眼窩脂肪が少なくても問題なく可能です。
また、注入の微調整が可能ですので、その方の凹みに合わせて細かくきれいに仕上げることが出来ます。
脂肪とりも脂肪注入はお顔に傷を残さずに行うことができ、処置に近い手術ですのでダウンタイムも2,3日~1週間と比較的短いです。
両方の施術共に長持ちしやすいため一度行えば目まわりが老けにくくなり若々しく保つことが可能です。
お若い方から年配の方までたいへん人気の治療です。

(症例写真)

まとめ

目の下は年齢が出やすく、改善が難しい部分でもあります。
目元が若返ると5~10才若返ると言われています。
人に与える印象が全然違ってきますよ

一番は早めに予防することですが、現在の状態をまずは診察してもらい、自分の今の状態を把握することが大切です。
もっと早くやっておけばよかったと言われる方は多いです。
早めに対策をとって、目の下を若々しく保ちましょう

目の下のクマ解消

 

※症例写真に関する説明

(目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入)
内容:下まぶたの裏側から眼窩脂肪を除去し、目の下の凹みに脂肪を注入します。
料金:243,600~398,000円
リスク:一時的な腫れや内出血。吸収される、まれに目の下の膨らみが再発するリスク

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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