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美容コラム/ Beauty column

埋没法の手術で失敗しないために知るべき二重整形のリスク・対策方法

作成日:2015.6.21 更新日:2021.2.15

二重プチ整形の失敗とは
悩む女性
お化粧やアイプチでは限界を感じ、二重手術をしようと考えたこと、ありませんか・・・?
手術は痛そう、怖い、失敗したらどうしよう・・
と、考えてはみてもなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
具体的に埋没法のリスクをしっかり把握し、そのリスクを回避する方法が分かれば怖さや不安も和らぎます。
埋没法の手術を受けた多くの方は「こんなに簡単に出来るならもっと早くやれば良かった!」と言われます。
まずは、埋没法の失敗ってなんなのか、 また、失敗しないためにはどんな点に注意すれば良いのか、 そのポイントをご紹介していきますね。


埋没法ってなに?

二重埋没法手術風景
埋没法は、切らずにまぶたの表側と裏側を糸で連結させて二重にする方法
です。

もちろん切開より腫れずに手軽におこなうことができますが、 二重の癖をつけるきっかけづくりなので、 癖がつきにくい人は半年~1年で糸で縛った組織が伸びて戻ってしまうこともあります。
ちなみに・・
二重を作る整形手術はほとんどが日本を含むアジア圏で行われています。
二重の女性一重瞼はアジア人でも日本人、韓国人、中国人がほとんどだからです。
日本人は埋没法で二重にする人の割合が9割、韓国や中国人は逆に切開法で二重にする人の割合が9割と言われています。
周りにばれたくないという意識が日本人は強いんですね。

埋没法の失敗って?

埋没法は、切開法に比べると手術後の腫れも痛みも少なくダウンタイムが短いので受けやすいと思います。
しかし埋没法も手術であり、リスクが全くないというわけではありません。
なるべくリスクを回避するようにしましょう

リスクには以下のものがあります。

●腫れ、内出血がひどい
●二重が不自然
●二重がすぐに取れてしまった
●まぶたがボコボコしている、糸が出ている
●視力低下
●眼瞼下垂
●目がゴロゴロ、目が開けられない、糸が眼球を傷つける
●左右差がひどい

それぞれの対策とともに見ていきましょう!

腫れ、内出血がひどい・・・

腫れ、内出血がひどい目
腫れや内出血が強く出てしまう原因を以下に挙げます。

原因①
雑で強引な手技になったりすると瞼に負担がでやすくなり無駄に腫れが出やすくなる確率が高まります。
血管をきちんとよけずに不用意に針を刺したり、組織が無駄に挫滅してしまうと、腫れや内出血が強く出る確率が高くなります。
二重手術の術者イメージ【対策】丁寧に繊細に手術を行うことで、瞼のダメージを最小限に抑えることができ、腫れや内出血を抑えることが出来ます。

原因②
安価な針は、切れが悪く組織を傷つけやすいため内出血のリスクが高まり、安価な糸は柔軟性に乏しいため、よく動く上まぶたにはなじみにくく、無駄に締め付けて組織に負担がかかるため腫れる確率は少し高くなります。

【対策】針と糸が一体化していて、針が角ばっておらず丸く細い針であれば組織にかける負担を減らすことが出来ます。
また、ポリプロピレンなどの柔軟性のある糸を使用すると組織の締め付けを緩和することができます。

原因③
糸のしばり具合を締め付けすぎず、緩すぎず、適切に調整しないと不必要に締め付けすぎて腫れが強くなります。

【対策】
術後はある程度の腫れは仕方がありませんが、不必要に腫れるのは避けたいですよね。
糸のテンションの調整ができる柔軟性のある糸を使用して、二重全体の糸を調整しやすい埋没法をおこなえば、腫れや内出血の確率を少し減らすことができます。

二重が不自然・・

二重埋没法後腫れや食い込みが強い 二重の幅が広ければ広いほど大きくパッチリとした魅力的な目になると思っていませんか?
瞼は上に行くほど急激にその厚みを増すため、厚いまぶたの人が無理やり幅の広い二重にするとまぶたに二重が食い込んでかなり不自然で眠そうな目になってしまいます。

まぶた上に行くほど厚みでる また、まぶたが厚い人ほど、二重幅が広くなるほど無理がかかって腫れやすく戻りやすくもなってしまいます。
目を大きく見せるためにどんどん広い二重にしても、逆にぼんやりした眠たい目元になってしまったり、瞼が厚ければ無理のかかった幅になり、まぶたにとっても負担になってしまいます。

【対策】
厚ぼったい部分に通常ラインがつくことはありませんので、厚ぼったそうな瞼に二重がくっきり入っているとどうしても不自然に見えてしまいます。
無理な幅で二重を作れば、二重の食い込みが強くなりお顔の印象が不自然になるだけでなく、腫れも目立ち、二重が戻りやすくなったりします。
なるべく自分の目にあった自然な幅で二重を作るようにしましょう!

二重がすぐに取れてしまった・・

頭を抱える女性
埋没法の手術を受ける方から「どれくらい持ちますか?」とよく聞かれます。
まぶたの厚みやたるみ、くぼみや二重の幅などによって、二重の持続期間は変わってきます。
しかし、こういった原因があまりないのに手術してすぐ二重がとれてしまう場合があります。

原因①
戻りやすいまぶたの方に、1点どめなど、弱い埋没法で二重を作った場合。

【対策】
点止めで2点で留めるより3点の方が戻りにくくなります。
さらに、まぶたに糸を編み込んでまぶた全体に留める埋没法のほうがより動きに強く安定して取れにくくなります。
ドクターとよく相談してもどりにくい自分に合った埋没法を選びましょう。

原因②
手術の際、しっかり糸を結べていなかったり、結び目を切ってしまったりすることで、糸が切れてすぐに二重が外れてしまうことがたまにみられます。

【対策】
丁寧に正確に施術を行えば、すぐに取れてしまう可能性は低くなるでしょう。

原因③
術後に頻繁に目をこすったり、アイプチなどした場合、二重の連結が弱くなって戻ってしまうことがあります。

【対策】
埋没法をおこなったら、あまり目をこすらないようにして、アイプチはしないほうが良いでしょう。

まぶたがボコボコしている、糸が出ている・・

埋没法の糸のぽこつき自分の顔を目を閉じた状態で見ることはほとんどないので自分ではわかりづらいのですが、 埋没法の後、瞼の二重のライン上がポコッとすることがあります。
体質的なものもありますし、糸の結び目が皮膚側にある場合はさらに目立ちやすくなります。
整形をまわりに内緒にしていても、この瞼のポコッでバレてしまっているんですよね。

【対策】
糸が人間にとって異物である以上、糸の周囲に被膜ができるため、必ず防げるわけではありませんが、
糸が緩かったり、皮膚側に糸の結び玉が多いとポコポコしやすくなってきます。
しっかり結ぶようにしたり(腫れは出やすくなりやすくなります)、結び目を瞼の裏側から埋没するようにすれば、ポコッとするリスクを少し減らすことは可能です
ただし結び目でなくてもポコッとすることはあり、二重をつくるためには皮膚側に糸を通さないといけないため、ぽこつきのリスクを完全にゼロにすることはできません。

また、二重のライン上にくぼみがあったり糸が皮膚から出ている場合は糸が瞼にしっかり埋没されていない可能性があります。
埋没法の糸が皮膚側から露出した画像
糸の通る位置が浅すぎたり、最後に糸をしっかり埋没させないと起こりやすくなります。
糸が皮膚から浅すぎる部分を通ったり、穴に糸を埋没しきれないことが原因でおこります。
放置するとその糸の周りで感染が起こり赤みや腫れ、痛みが出て来ることがありますので、早めに抜糸をしてかけなおすことをおすすめします。

【対策】
ごくまれに起こりうることではありますが、糸を浅すぎずないようにかけ、正確に針穴に糸を通すなど、丁寧に正確に操作することでリスクを減らすことができます。

視力低下

視力低下のイメージ 埋没法をすると視力が落ちる?など言われることがあります。
基本的に埋没法は上まぶたの手術で、眼球とは違う部分なので目に直接影響があることはありません。
ただ、眼球に接しているまぶたに異常があるとまれですが視力に影響があることがあるので注意が必要です。
例えば、術後の異常な腫れや炎症を訴えたにも関わらず、放置されて角膜炎を合併して視力が落ちてしまった例があるそうです。
また、糸が眼球側に露出しているとチクチクしたりして角膜を傷つけてしまうことがありますが、放置すると視力に影響してしまう可能性があります。

【対策】
 術後異常な腫れや痛みを感じたらすぐに手術をしてもらったクリニックで診察してもらい、もしきちんと対応してもらえない場合(まれだと思いますが)は他院に相談すると良いでしょう。
術後落ち着いてからでも、チクチク痛いとか、腫れなどが落ち着いても違和感が強いとかあればすぐにクリニックや眼科に診察してもらうのが良いかと思います。

眼瞼下垂

眼瞼下垂 眼瞼下垂とはまぶたが上がりにくい(眼が十分開きにくい)状態ですが、 瞼の厚い人や、もともと目の開きが弱い人が、幅の広い二重にすると瞼が開きにくくなり、眼瞼下垂の状態になることがあります。
また、もともと眼瞼下垂の方では二重を引きこむ力が弱いため、二重のラインが不安定になったり、出ないこともあります。

※埋没法と一緒に瞼の脂肪取りをする場合も注意が必要です。
あちこちいじって瞼を上げる筋肉や腱膜を傷つけたりすると血腫になって癒着してまぶたが開けにくくなることがあるようです。

【対策】
二重は幅を広げすぎて無理がかからないようにしましょう。
眼瞼下垂がある方では、必要に応じて眼瞼下垂も合わせておこなう必要があります。
二重が安定するだけでなく目元もはっきりして明るくなります。

埋没法や脂肪取りを行う際は、眼瞼下垂のオペができるドクターだと、解剖に明るく、何かあっても対応できるので安心かと思います。
当院では切る眼瞼下垂、切らない眼瞼下垂、共におこなっております。

目がごろごろ・目が開けられない・糸が眼球を傷つける

怖がる女性埋没法で糸を結ぶとまぶたの組織にゆがみが出ますので、違和感やごろごろ感は最初はあります。
しかし1週間以上たってもごろごろ感が強い場合は瞼の裏側で糸が露出している、または埋没法の際に糸にゴミやまつ毛が引っかかってしまっている可能性がありますので診察してもらいましょう。

【対策】
埋没法をして目のごろごろが強くて痛くて開けていられないという場合は早めに診察してもらいましょう。
また、なるべく二重の手術前にまつ毛のエクステはしていないほうが良いです。
(エクステが引っかかって目が痛む原因になったり、術者がやりづらく、仕上がりに若干影響してくる場合もあります)

左右差がひどい

通常、ほとんどの人は左右差があります。
これは日常生活の癖によってできるゆがみのせいもあるかもしれませんが、効き手があるように左右のどちらかが発達していたり、厚みがあることで左右差が出ます。
もともと多くの人は、左側が痩せていて二重は広くなりやすく、右側は厚ぼったく二重も狭くなりやすいなどといった左右差があります。

これは自然な左右差なので埋没法をした後でも多少残るのは自然なことです。
ただし、手技によっては左右差が自然な範囲を超えて目立つ可能性が高くなります。
手術前のデザインの間違いや、糸をかける高さの違い、糸のテンションがバラバラ、ドクターの手癖、雑さなどが原因です。

【対策】
左右差は少なからずある事はご理解していただくのが良いです。
もともと左右差が強い人ではなくすことはできませんが、なるべく丁寧に正確に、シュミレーションやデザイン、施術をおこなうことで左右差を自然な範囲で抑えることが重要です。

さて、長くなりましたので今回はこの辺で。
おつかれさまでした!

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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