20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
【医師が警告】目頭切開で「後悔する人」の共通点
作成日:2026.7.7
目頭切開、実は“やらなきゃよかった”という相談は少なくありません。
特に今から言う特徴がある人達、かなり高確率で後悔します。
今日は“やる前に絶対知ってほしい共通点”をお話しします。
これから目頭切開を後悔する人の特徴を3つ発表して解説したいと思います。
目頭切開で後悔する人の特徴その①
まず目頭切開で後悔する人の特徴一つ目は、 何となくでやる人 ですね。
目頭切開は目頭の数ミリの変化で結構印象が変わる手術です。
自然な変化ではありますが、印象としてはいつも見ている人なら分かるレベルで変わるので気づかれやすい手術でもあります。
例えば症例写真を見てもらいます。
(術前)→(術後)


この症例の方の場合、術前はやや離れ目気味でしたが、目頭切開をして離れ目が改善してバランスが良くなり、目の幅も広くなって華やかになりましたね。
ただ、もともとの目の幼い感じや離れ目というのはその方の目の個性なんですね。
それが改善されると、目は大きく華やかになるのですが、もともとのその方らしさが減って雰囲気が変わってしまうことになります。
なので、知人が見ると、少しの変化ですが雰囲気変わったな、どこか整形したのかなと、ややバレやすい傾向はあります。
なので、あまり印象を変えたくない人とか、何となく良くしたいと考えて目頭切開をおこなった場合、あとでやらなきゃ良かったと後悔する可能性があります。
目頭切開は切る手術なので簡単には戻せないですし、何となくではなく効果とリスクを良く認識して、慎重に考えて手術をおこなう必要があります。
目頭切開で後悔する人の特徴その②
では次に目頭切開で後悔する人の特徴、2つ目ですね。
2つ目は、傷がなくなると思っている人、です。
たしかに、目頭切開は目立ちにくく治ることが多く、どこを切ったかもわからなくなる方は多いです。
ただ人間の傷というのは完全に消えるものではないので、傷は白く残り、ぼやっと白くなったり、白い線が残るリスクがあります。
また、目頭切開では、ひだをずらしたり組織を切除したりするため、目頭に凹凸ができるリスクもあります。
なので、目頭切開の傷は多かれ少なかれ残ると思った方が良いです。
ただ、傷は目立ちにくくなることが多く、言われてよく見ると分かるという感じで残ることが多いということです。
基本的にはメイクすればまずわからなくなります。
ちなみに、目頭切開というのはいくつか種類があるのですが、一番傷が目立たない方法が良いという方は、リドレープ法をお勧めします。
リドレープ法では図のように傷が目のラインに沿ってできます。
傷が目から離れると目立ちやすくなるので、リドレープ法では傷は目立ちにくく治りやすくなります。
目頭切開で後悔する人の特徴その③
はい、最後に、目頭切開で後悔する人の特徴3つ目についてお話しします。
3つ目は、目頭の形を理想通りに変えられると思っている人です。
目頭切開は蒙古ひだ、目頭の水かき部分ですね、それを解除させて本来の目頭を露出させる手術です。
なので、基本的には隠れていたその方の元の目頭が出てきます。
これは、目頭切開で目頭の形は変えられるかという以前のコラムで説明していますのでそちらをご参考ください。
目頭は、もともと三角の形の人もいれば、くちばしのようにとがっている人、丸い人などいくつか形があります。
そして、目頭切開をするとその人の本来の目頭の形になっていきます。
なので、理想の目頭の形が元々の自分の目頭の形と違っていると、イメージと違ったということになってしまいます。
目頭切開は目頭形成術ではないので、目頭を思う通りの形に作り替える手術ではありません。
ただ、なるべく尖らせたいならZ形成、丸みを出したいならリドレープ法や単純法などと言った感じでご希望の形になりやすい術式を選んで調整することは可能です。
また、手術のデザインや縫合の仕方で多少の調整もできなくはありませんが、多少というところであって、基本的にはご自身の目頭を出すというイメージになります。
なぜ後悔する?後悔しないために
はい、今言った3つの特徴が目頭切開を後悔する人の主な特徴になります。
なぜ後悔してしまうかはそれぞれ解説した通りですが、やはり現実と理想の間できちんとすり合わせができないうちに手術をおこなったということが原因になるかと思います。
SNSなどで多くのきれいな目頭や症例写真を見て影響を受けているというのもあると思います。
ただ、他人のきれいな目頭を見ても、基本的にはご自身の目頭にしか出せないですし、傷の治り方も人によって違うので傷の目立ち具合も同じとは限らないんですね。
なので、後悔しないためにはどうしたら良いかというと、 SNSなどのきれいな症例写真はあくまでその方の結果と言うことなので、参考程度で見ていただいた方が良いということですね。
あと、画像を加工している先生もいると聞くので、すべて鵜呑みにしない方が良いと思います。
また、先生とのカウンセリングの際に、しっかり効果の限界やリスクについて話を聞いて納得しておくというのが大切だと思います。
今のご時世は、美容外科の競争が激しくて、お客さんを奪い合っている状態なので、どうしてもリスクを説明せずに、耳障りの良いことだけ言って手術を受けてもらおうとするドクターも多いです。
なので、良いことばかり言ってしきりに手術を勧めるドクターには注意が必要だと思います。
まとめ
目頭切開で後悔する人の特徴としては、
①何となくでやる人
②傷がなくなると思っている人
③目頭の形を理想通りにに変えられると思っている人 という3つのパターンがありましたね。
なので、そのように考えに当てはまる方は慎重に目頭切開を考えてください。
先程言ったように、基本的に目頭切開は本来の目頭を露出させるだけの手術です。
解剖学的に理想の目頭にするには限界があり、隠れている自分の目頭を出す手術になります。
なのでそういう手術だと知っていただいた上でご検討してください。
あとは、今回話した以外にも、より目気味の方や、蒙古ひだがあまりない方はやらない方が良い場合も多々ありますので、適応も慎重に考えていただいた方が良いです。
リスクを言わずに良いことばかり言ってやたら手術をやらそうとするドクターは要注意です。
ちゃんとリスクを話して、適応のない人には手術を勧めない、誠実な先生なら安心して相談できますよね。
ドクター選びも慎重にしていただければと思います。