【二重埋没法】二重埋没法を腫れにくくする方法
作成日:2024.7.6 更新日:2024.7.12
目次
埋没法で腫れるってどういうこと?
・麻酔の腫れや術後のダメージでまぶたがむくんで腫れる。
・二重が食い込み、二重幅広くなることで余計に腫れが強調される。
・目の開きが悪くなることでさらにまぶたが重く見える。
一般的に埋没法の腫れは泣きはらした次の日くらいと言われています。
埋没法の腫れはいつが一番腫れているの?
埋没法の腫れは翌日がピークがピークと言われています。
腫れは1週間でかなり引きます(ダウンタイム)が、幅を広くしたり腫れやすい体質の方などはもう少し時間がかかることもあります。
基本的に埋没法の完成は2か月~3ヶ月ほどでと言われています。
腫れの主な原因
腫れの原因は様々ありますが、大まかに言うと5つの原因があります。
①糸の締め付け具合
②二重の連結の強さ
③瞼の厚ぼったさ
④二重幅(広いと特に腫れやすくなります)
⑤内出血、組織のダメージ
それぞれ原因について詳しく解説していきます
①糸の締め付け具合
◎締め付けが強いほど腫れやすくなる
そのため、腫れにくくしたい場合は糸のテンションを緩くすることで腫れが少なくなりますが、その分他のリスクが高くなる傾向があります。
②二重の連結の強さ
◎連結が強いほど腫れる。
(連結が弱い)


(連結が強い)


連結を弱くすることで腫れにくくする事は可能ですが、その分取れやすくなってしまうリスクがあります。
③瞼の厚ぼったさ
◎厚ぼったいほど腫れやすい
(瞼がうすい方)
手術前⇒手術直後


瞼の薄い方は術直後から自然な感じの二重で腫れもすくない方が多いです。
(瞼が厚ぼったい方)
手術前⇒手術直後⇒1か月後



まぶたが厚い方は二重幅が広くなり、腫れやすくなります。
まぶたが厚い方は狭めの二重にするとある程度腫れにくくする事はできます。
まぶたが厚い方はある程度腫れを覚悟する必要があります。
④二重幅
◎二重を広くするほど、腫れやすく、食い込みやすくなります。
まぶたは上に行くほど厚くなるので、広い二重を作るほど無理がかかって腫れるやすくなる。
(狭くなるほど厚みは薄くなります)
そのため、二重幅を自然な狭めの二重にすることで腫れにくくする事ができます。
⑤内出血、組織のダメージ
◎内出血や組織のダメージが強いと腫れる
特に、手術中の操作が粗いと組織がダメージを受けて腫れやすくなるため注意が必要です。
そのため、内出血を抑え、組織のダメージを抑えることによって腫れを抑えることができます。
腫れないほど良いのか?
①糸のテンションをどんどん緩くする
⇒二重が浅くなり戻りやすくなる。
目を閉じた時にポコポコしやすくなったり、糸が眼球側に露出するリスクが高くなります。
②二重の連結を弱くする
(糸をかける幅を狭くする、皮膚側を貫かない、など)
⇒ラインが浅くなる。二重が取れやすくなる。
腫れにくさと戻りにくさは反比例する
腫れたくないが故に糸のテンションを緩くすると、二重がもどりやすく、その他のリスク(ポコつきや角膜を傷つけるリスク)も出てきます。
二重埋没法をする為に意識すること
バランスの取れた方法がおすすめです。
ちゃんと二重を作れば多少腫れ(ダウンタイム)は必ず出てきます。
腫れ(ダウンタイム)は一時的で、少しの腫れは許容することによって、術後のリスクが少なく長持ちしやすい埋没法がおすすめになります。
※ダウンタイムの感じ方は個人差がある為、基本的に「腫れる」と思って手術していただくと良いかと思います。
当院で人気の埋没法
当院では様々な埋没法を準備しておりますが、その中でも人気の埋没法を紹介します。
一筆書きで糸をかける方法
1本の糸で瞼全体を編み込むことで、全体のテンションの微調整ができる。
締め付けすぎによる無駄な腫れがでてくるため、締め付けすぎず、緩すぎないように適度なテンションで手術をする事で無駄な腫れ予防することができます。
【連結】
1本の糸で瞼全体を編み込むことで安定した二重を作ることができます。(安定した二重を維持する事が可能)


腫れにくさを戻りにくさは反比例しますが、一筆書きですることで少しでも「腫れにくく・戻りにくく」する方法となります。
もとび美容外科の腫れにくい埋没法
腫れにくい方法

エステティックアイという方法が一番腫れにくい。
その為、連結は弱くなりますが腫れを少なくすることが可能です。
ラインが浅くなる為術後の食い込みを抑えることができます。
その分戻りやすい二重なので、エステティックアイダブルでエステティックアイより強度を強くすることができます。
腫れにくさ・戻りにくさのバランスが良い方法
スマートバランスが一番バランスが取れた方法となります。
安定した二重になりやすく、結ぶテンションもコントロールがしやすい分、腫れもある程度コントロールができます。
裏止めで行うことで瞼側のポコつくリスクを減らすことができます。
戻りにくい方法
もとびアイプラチナム(裏止め)は連結が多い為戻りにくい方法になります。
表側に結び目がくる方法で「もとびアイゴールド」という埋没もあります。
幅を狭くしたい方は表止めの方がいい場合もあります。
強度はどちらも同じで表止めか裏止めかの違いとなりますので、ダウンタイムも基本的に変わりはないです。
当院の二重埋没をする時の工夫
針や糸、手術の工夫について
埋没法の場合は34Gの細い針を使用して麻酔を行っていきます。
(通常採血などでは23Gなどの太い糸で行っていますが、痛みや内出血が出やすくなります)
※細い針ですることによって、腫れや内出血も極力少なくすることができます。
糸を結んでいる部分が引っかかって組織を傷つけたりする可能性が高いため、
「針と糸が連結している糸」を使用する事によって組織を傷つけるリスクを減らしています。
手術中は、組織を優しく丁寧に操作しダメージを最小限にするように慎重に手術を行っていきます。
また、少しでも腫れを少なくする為に手術後は10ほどお目元を冷やしてご帰宅いただいております。
(内容によっては冷やさない場合もございます)
まとめ
●腫れにくくするには、連結が強すぎない埋没法が良い。
●腫れにくくするには糸の締め付け(テンション)を締めすぎないように微調整する必要がある(ドクターの技術と経験が重要)
●広すぎない自然な二重だと腫れにくい
●内出血を防ぎ、組織のダメージを少なくするように工夫し、慎重に丁寧な手術を行う必要がある。
●あまりに腫れないというのは二重をきちんと作っていないということ。
腫れにくさ・戻りにくさのバランスが良い方法を選ぶのがおすすめ
●以上のことに注意して病院、ドクター選びを慎重におこなう
併せてこちらのコラムもご参照下さい。