【二重埋没法】取れにくい埋没法とは
作成日:2024.6.6
二重埋没法は糸で二重をつくる施術です。
ダウンタイムが比較的短く、お値段の面でもリーズナブルで広く知られている施術ですが、取れてしまうリスクもあります。
今回のコラムでは、埋没法が取れるとどうなるのか、取れにくい埋没法とはどんな方法なのか、ということについて解説していきます。
目次
埋没法が取れるってどんな状態?
まず、埋没法が取れてしまうとどうなるのでしょうか?
二重が取れた状態というのは、組織が伸びてしまい引っ掛かりがなくなった状態のことを言います。
「糸が切れてしまったの?」と思う方もいらっしゃいますが、糸が切れることはまれです。
埋没法は長期持続型のアイプチのようなものです。
自分の二重のラインが出れば長持ちしますが、癖がでなければ少しずつもどっていってしまいます。
まぶたが引っ張られたり、まぶたがむくんだりすることを繰り返すことでひっかけた組織が伸びて取れてしまうこともあります。
また、くぼみ目や眼瞼下垂があると二重が不安定になります。
取れにくい埋没法とは
それでは取れにくい埋没法とはいったいどのような方法なのでしょうか?
①瞼の表と裏側の連結が強い
⇒連結が多く、瞼全体で支えることで強度が上がります。
(もとびアイプラチナム)
(スマートリンク3点)
②糸が緩くならないように締めている。
⇒糸を無駄に締めすぎると無駄に腫れてしまいますし、緩すぎると二重のラインが出なくなってしまいます。
糸を締めすぎず、緩すぎずコントロールすることが大切です。
③結び玉を多くして引っ掛かりを増やす
⇒しっかりかけると一時的に腫れやすくはなります。
(マルティプルノット)
※今現在、マルティプルノットでの手術は行なっておりません。
上記のような方法が取れにくい二重埋没法になります。
もとび美容外科のおすすめの二重埋没法
当院の二重埋没法では、一本の糸で一筆書きで連結をつくるもとびアイが取れにくくおすすめです。
(もとびアイプラチナム)
瞼はよく動く部分ですが、もとびアイは瞼全体で二重を支えるので力が分散され、通常の点で支える点止めより二重が安定しやすくなります。
また、結び目が一つで腫れをコントロールしやすいというのも特徴です。
1本の糸でかけてるので、抜糸をしやすいというのもメリットの1つかと思います。
また、もし二重が取れてしまってもそれぞれ数年間の保障があるので安心ですね。
※取れてしまった際の保障について、もとびアイライトは3年、もとびアイゴールド・プラチナムでは5年間です。(同一幅のみ)
もとびアイについては下記のリンクで詳しく説明しているので、是非ご参考ください。
切らずに最も強いもとびの二重術
切らずに最も強い当院の二重術は、「もとびアイゴールド+厚み取り」です。
厚み取りとは、針穴から二重のライン上の脂肪と眼輪筋を一部除去して折り目をつきやすくする方法です。
厚みとりでは、眼窩脂肪を除去する際の小さい穴から、真ん中から外側にかけての二重部分の眼輪筋を除去します。
段ボールに切れ込みを入れる要領で二重をつきやすくすることが可能です。
また、表留めの埋没法であるもとびアイゴールドと一緒にする場合、結び目を埋め込むことができるので、閉眼時のポコつきのリスクを減らすことができます。
脂肪取り・厚み取りをした際の瞼の傷跡は分かりにくくなっております。
【症例写真】
二重が不安定になりやすい方
元々のお目元の状態によっては切開二重術をしようが二重は安定しません!
①くぼみ目
⇒くぼみ目のある方ではヒアルロン酸や脂肪を注入して、くぼみを改善してから二重をつくっていきます。
②眼瞼下垂
⇒同時に眼瞼下垂を改善していく必要があります。
上記のような方ではまずは二重がついてくれるよう土台作りをしましょう!
二重を取れにくくするために自分でできる注意点
二重の状態と、埋没が取れた状態
①二重幅は広げすぎない
→自分に合わない幅だったり、広い幅は取れやすくなってしまいます。
欲張らずに自分の目の合った幅だと安定しやすいです。
②瞼を不必要にこすらない
→摩擦によって取れやすくなってしまいます。
洗顔やクレンジングの際も優しくするのが◎
落ちにくいマスカラなどは専用のリムーバーなどを使うのもいいかもしれません。
③アイプチしない
→埋没の上からアイプチをすると瞼に負担がかかってしまうのでおすすめしません。
④太ったり、むくんだりしない
→食べ過ぎない、飲みすぎない、塩分をとりすぎない。
浮腫みやすい方では瞼の脂肪取りも有効です。
二重を取れにくくするためのまとめ
◎連結の強い埋没法でしっかり締める
◎切らずに最も強いおすすめの二重術は、「もとびアイゴールド+厚み取り」
◎くぼみ目、眼瞼下垂の人は二重がつきにくいので注意
◎取れにくくするためには二重幅は自然に
◎術後は目元はなるべくこすらない
取れてしまうリスクはありますが、強度のある方法でおこなったり、ご自身でも気を付けていただくことで、
リスクを減らすことはできます。
ご心配な方は是非カウンセリングでもご相談くださいね。