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美容コラム/ Beauty column

美容整形、一歩間違えると失明します!注意してください

作成日:2026.2.19

目の下のクマの脱脂治療で失明?美容施術の失明リスクについて解説今日は、美容外科の失明についてお話しします。
最近SNSで、美容外科で手術を受けて失明したというのが話題になっていました。
綺麗になるために美容外科の施術を受けたのに失明してしまうなんてとても怖いことですよね。
これから美容外科で施術を受けようとお考えの方では不安になる方も多いかと思います。
この失明というリスクはどういう美容の施術で起こるものなんでしょうか。
あとは、この失明というリスクはけっこう起こりうることなのでしょうか。
あと、この失明のリスクを回避するためにどうしたら良いのでしょうか。
そのあたりについて今日は解説していこうと思います。

 

失明するリスクのある美容の治療

 

まずどんな治療が失明するリスクがあるかをお話ししますね。
最近SNSで話題になったケースでは、目の下の脂肪取りをおこなった際に失明してしまったようでした。
ただ、失明するリスクがある美容医療の施術は基本的に4つあるかと思います。

 

①目の下の脂肪取り(くま取り)での出血

まず1つ目は、 最近話題になった目の下の脂肪取りですね。
ただ、目の下の脂肪取りに限らず目の深い部分を操作する手術はすべてリスクがあります。
目の下だけでなく目の上の脂肪取りでも起こりえます。
とくに目頭側は血流が豊富で血管も太いのでリスクが出てきます。

まず、なんで目周りの手術で失明してしまうかですね。
原因についてお話しします。

 

 

目周りの手術での失明原因は?

目周りの手術で失明してしまう原因は、ずばり球後出血なんですね。
球というのは眼球のことですね、後とはその後ろのことで、目の後ろの出血という意味です。
目の手術をした際に眼球のまわり、特に後ろ側に出血して血がたまってしまうんですね。
眼球は眼窩という硬い骨の器に入っているんですけど、出血することで狭い空間にどんどん血がたまって眼球が圧迫されてしまいます。
眼窩内の眼窩脂肪
そうなると、視神経の中に網膜への動脈が流れてるんですが圧迫されて網膜に血流が届かなくなって網膜が壊死して失明してしまうんですね。
このような形で、目周りの手術をおこなった際に、球後出血をおこして失明するというのが一つ目のパターンとしてあります。
では、次は失明するリスクがある治療2つ目についてお話しします。

 

②フィラー注入での血流障害

2つ目は、フィラー注入ですね。
フィラーはヒアルロン酸とかコラーゲンとかポリ乳酸とか、脂肪だとか、そういったものを注入して持ち上げる注射ですね。
例えば法令線に入れてしわを持ち上げたり、鼻根に入れて鼻筋を通したりします。
この注射なんですけど、誤って血管に入ってしまうことがあるんですね。
動脈が詰まってしまうと、詰まった先の組織に血流が行かないので組織が壊死してしまうことがあります。
ちなみに、顔の動脈はネットワークが発達していて、お顔の表面の動脈が頭の中から目に行く眼動脈とつながっていたりするんですね。
外頚動脈と内頚動脈の吻合
分かりますかね、こんな感じで顔の表面の動脈は 目の奥の眼動脈とつながっていたりします。
なので、ヒアルロン酸などフィラーをお顔に注入した際に、 血管に誤って注射してしまって、しかもヒアルロン酸が ニュルニュルと動脈を逆行して、運悪く眼や脳を栄養する内頚動脈系の動脈の方に行ってしまうと最悪なんですね。
逆行したヒアルロン酸が血流にのって網膜や脳の動脈に飛んで詰まってしまうんですね。
網膜の動脈が詰まると失明することになり、脳の方に飛んでしまうと脳梗塞を起こしてしまうことになります。
実はフィラーで失明したりした人ではCTやMRIなどを撮ると脳梗塞が多発していたりすることは多いんです。
小さい梗塞なので大きな問題にはなっていないんだと思うのですが。
これがフィラー注入、多くはヒアルロン酸注入ですが、失明する原理になります。

ちなみに失明が起きやすい注入部位についてお話ししますね。
失明に至った注入部位
この図は失明に至ったフィラーの注入部位を表しています。
一般的に失明しやすいのは、眉間や鼻根なのですが、 法令線や額、目周り、唇から顎までお顔のどの部位でも失明するリスクがあることが分かると思います。
動脈は顔中ネットワークを作っているので当たり前と言えば当たり前です。
なので、ヒアルロン酸は目周りだけ注意すればいいという訳でなく、どの注入部位でも起こりうるということはドクターも、患者さん側も知っていただく必要はあるかと思います。

以上がフィラー注入による失明についてでした。

 

③手術操作ミスでの角膜障害

3つ目は角膜障害ですね。
これは失明に至るリスクはかなり少ないですが、視力低下を起こすリスクがあります。
これは、例えば二重埋没法などで、まぶたの裏側から針を刺したりなどした際に誤って角膜を傷つけたり、埋没法の糸が眼球側に露出したりなどして、角膜に傷ついたりすることで起こります。

二重埋没法に限らずどんな目元の手術でも眼球の近くを操作すれば角膜を傷つけるリスクはあります。
軽いダメージであれば経過を見れば角膜の傷は回復していくことが多いのですが、傷が深くなってしまった場合は視力が低下するリスクがあります。
また、ごくまれにそこから感染してしまったりした場合は最悪失明してしまうリスクはあるかもしれません。

 

 

④レーザー治療で目に当たってしまった

さて、最後、失明のリスクがある施術4つ目です。
4つ目はレーザーですね。
レーザー治療は高エネルギーの同じ色の光を非常に短い時間に当てます。
メラニンやへモグロビンなどに当てて、シミを消したり、血管や赤みを目立たなくしたりします。
ただ、これが誤って目に入って網膜にあたってしまうと網膜が焼けて失明してしまいます。
治療用のレーザーでなくても、レーザーポインターであってもいたずらなどで目に入った場合、深刻な視力低下が起こったりするリスクもあるみたいですね。
以上が失明するリスクがある美容医療の4つでした。

 

 

本当に失明は起こる?

目周りの手術、フィラー注入、レーザー治療では注意が必要だよと言うことなんですね。
では、これらの施術で失明してしまうというのは、普通は起こりうることなんでしょうか。
実際報告があるので起こりうることではありますが、かなり稀なことです。

目の下の脂肪取りでの失明はなぜ起こる?

今回のSNSで話題になったの目の下の脂肪取りの場合ですが、昔からおこなわれてきている手術で、僕も20年以上多くの症例をおこなって現場を見てきて、正直、球後出血を起こすというのは考えにくいです。
目の下脂肪とりが原因で失明したというのも今回初めて聞いたくらいです。

ただ、目の下ではなく、目の上の脂肪取りに関しては目頭側は血流も豊富で、下手に切除していくと球後出血で失明のリスクがあるので注意したほうが良いと聞いたことがあり、慎重におこなっていたというのはありました。
今回の目の下の脂肪取りでどうやって手術をして球後出血に至ったかはわかりませんが、おそらくかなり深いところまでせめて脂肪を切除したとか、脂肪がうまく見つからずに深い所の脂肪ではない切ってはいけない組織を切ってしまったとか、そのあたりが考えられます。
今回こういう事故が起こったということは他人ごとではないので、目の下の脂肪取りはこれまで以上に慎重に気を付けて手術をおこないたいと思います。

 

フィラーでの失明頻度

あとは、フィラーの失明の頻度についてお話ししますと、血流障害による失明が起こる確率は10万人に一人と言われています。
1年間に交通事故にあう確率は1000人に2人と言われているので確率としてはかなり少ないかと思います。
実際、20年以上ヒアルロン酸注入をおこなっていますが、 失明した例は、どこかのクリニックで鼻のフィラー注入で失明したらしいなどと言う噂とか、論文などで、数回ほど見聞きしたことがある程度です。
フィラー注入での失明はすごくまれなことではありますが、ゼロではないので常に頭に入れて注意する必要があると思います。

 

角膜障害の頻度

あとは、角膜の傷による失明の頻度についてです。
今回失明のリスクで挙げさせてもらいましたが、角膜障害で失明までしたというのは僕自身は聞いたことはありません。
可能性としてありうるということです。

ただ、角膜の障害により視力低下を起こしたというのは記事で見たり、聞いたことがあります。
ドクターは、眼球の付近を操作する時は眼球を傷つけない様に充分に注意する必要があります。

 

レーザーでの失明ってありえる?

最後に、レーザ治療について言うと、通常施術者も患者様も保護ゴーグルをつけておこないますのでこちらもまず失明のリスクはほぼないと言っても良いんじゃないかと思います。
ゴーグルをつけずに誤って黒目にレーザーを照射してしまったという状況はよっぽど運が悪くなければまずないことだと思いますし、失明と言うのは故意でおこなわなければかなり稀なことだと思います。
ただ、世界的には報告例はあるみたいですね。
目周りのレーザーでアイシールドをしていなかったとかそういった原因があるみたいですね。
レーザーで失明するのは有名なので、普通は目周りのレーザーはかなり注意しておこなうのでかなり稀な事かと思います。

以上、美容医療で失明のリスクについてでした。

 

どうしたら失明リスクを減らせる?

失明というのはすごく怖いので話題になったりしますが、通常まず起こることではありませんし、そこまで不安に思うことはないと思います。
ただ、失明のリスクが完全にゼロとは言えない以上、リスクはなるべく減らしたいですよね。
失明のリスクを減らすにはお客様側からしたらどうしたら良いでしょうか。

これは、やっぱり、ドクター選びを慎重にするしかないかと思います。
基本的にドクターが適切な施術をおこなえば起こらないことですので。
ドクター選びは、まずは当然ですが美容外科の経歴と症例数が大切かと思います。
少しおこなって慣れ始めたころが調子に乗ってリスクを冒しやすくなるので、経歴がしっかり長い先生や、慎重に丁寧に行ってくれる先生になるべくお願いすると良いと思います。
経験が多い先生であればリスクを承知しているので、リスクの少ない方法で丁寧におこなってくれると思います。

あとは、稀な確率とはいえ、仮に失明しそうな状況になってしまった場合、きちんと対応してくれるドクターにお願いするということですね。
すぐに対応すれば失明を避けることができる可能性が高まります。
失明の兆候をいち早くつかんで、すぐに適切な処置をおこなったり、適切な施設に紹介して迅速に治療したりすれば、失明を避けることができます。

 

ヒアルロン酸などのフィラーによる網膜の血流障害は90分以内に対処しないと失明してしまうと言われています。
なので、失明のリスクを理解して、それに対して迅速に対応できるように常にシュミレーションができていないと、間に合いません。
自分はそう言うことは起こしたことないから大丈夫と根拠のない自信を持っている先生はかなり多いです。
そうやって油断しているような先生は避けた方が良いです。
なかなかこの判断は難しいかもしれません。
SNSやWEBの情報や、実際にカウンセリング受けてみた印象でリスクをしっかり話して慎重な姿勢の先生が良いと思います。
失明なんて稀だし起こしたことないから大丈夫と言う先生でなく、失明のリスクを起こりうることとして重く受け止めていて、油断せず慎重に対応してくれる先生が良いですよね。
リスクを避ける施術をしてくれるでしょうし、仮にもし起こってしまったとしても、適切に対応してもらえる可能性は高いと思います。

 

まとめ

話をまとめますと、美容の施術を受けて失明するリスクは稀ですがありますよと言うことでしたね。
失明するリスクがある治療のは、①目周りの手術の出血による球後出血、②ヒアルロン酸などのフィラーによる網膜の血流障害、③目周りの手術による角膜損傷、④レーザーによる網膜の障害の4つでしたね。

それぞれすごく稀なことですが、きちんとそのリスクを把握して、なにかあっても対応できる先生選びが重要ですよと言うことでした。
目周りの手術とか、ヒアルロン酸注射、レーザー治療などを受ける方はかなり多くいらっしゃると思います。
多くのクリニックでおこなわれているので簡単で安全な治療に思われるかもしれません。
ただ、失明のリスクが報告されていることも理解する必要があります。
そのうえで、自分の身を守るために安易に先生を選ぶのではなく、リスクを考えて慎重に丁寧に注入してくれる先生をきちんと探してお願いするのが安心かと思います。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
日本美容外科学会(JSAS)専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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監修医師

監修医師

西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

日本加齢医師会

日本レーザー医学会

日本美容外科医師会

詳細を見る
西尾 謙三郎 医師(院長)
西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

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