20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
年代別!ヒアルロン酸との付き合い方を解説
作成日:2026.2.23

今回はヒアルロン酸についてお話ししていこうと思います。
テーマは年代別のヒアルロン酸との付き合い方についてです。
年代別におすすめのヒアルロン酸を解説していきます。
ご自分の年代でどういうヒアルロン酸が良いのか知っていただいて、ご自身について考えていただければ嬉しいです。
ヒアルロン酸の効果
ヒアルロン酸というのは大きく分けて2つ意味があります。
まず一つ目は、ボリュームを出してお顔にメリハリを出したり輪郭を整えたりする治療があります。
例えば鼻根を高くして彫りを深くするとか、顎のラインを整えるなどの治療です。
2つ目は、しわや凹みを埋めることで若返りを狙う治療があります。
例えば、法令線やこめかみなどにヒアルロン酸を入れて埋めるといった治療になります。
この2つの意味があります。
なので、お若い年代の方では、お顔にメリハリをつけるヒアルロン酸をメインに考えると良く、年齢を重ねるごとに、若返りを狙ってヒアルロン酸注入を考えると良いということになります。
ただ、お若い方がより若々しく女性らしくするために若返りヒアルロン酸を入れることもありますし、一概に言えるものではなく、あくまでおおまかなイメージとして思っていただくと良いです。
あとは、年代別と言いましたが結局はご自身のどの部分のボリュームが足りないか、どうしたいかで決まっていくことになるため、年代に関わらずその方のお顔の状態とご希望に合った治療をしていただくことが重要になります。
なので、年代別に分けることが重要というわけではないのですが、年代別のおすすめのヒアルロン酸をお話させていただいて、こんなヒアルロン酸もあるんだな、自分にはどういうヒアルロン酸が合っているのかななど、ご自分の年代ではこういうイメージでヒアルロン酸を選択するといいんだなという気づきになっていただければ幸いです。
それでは年代別のヒアルロン酸との付き合い方をお話ししていこうと思います。
20代から50代まで順番にお話しします。
年代別のヒアルロン酸
20代
まず20代の方。
お若い方は若返り治療というより、メリハリを出したりラインを整えてお顔を美しくするためにヒアルロン酸を注入すると良いです。
人気のところで言うと鼻のヒアルロン酸ですね。
鼻筋を高く彫りを深くして大人っぽく整ったお顔にすることができます。
鼻
処置前⇒処置後


あとは、涙袋や唇のヒアルロン酸も人気ですね。
ボリュームを出してメリハリをつけることでさらに若々しく明るい印象になります。
涙袋
処置前⇒処置後

唇
処置前⇒処置後

フェイスラインを整えるためにアゴのヒアルロン酸も人気です。
顎
処置前⇒処置後


アゴ先がシャープになるとフェイスラインがスッキリして小顔効果が出ますし、横から見たEラインも整うので横顔もきれいになります。
鼻もアゴも硬いヒアルロン酸を使って、当院ではボラックスというヒアルロン酸を1本購入していただいて鼻アゴを同時におこなう方も多いです。
あとは、お若い方では額のヒアルロン酸も人気ですね。
額
処置前⇒処置後


額に丸みが出ると女性らしくさらに若々しくなります。
最近人気が出てきた治療です。
もう一つは、貴族フィラーです。
貴族フィラーは鼻横のほうれい線の凹みを埋めるヒアルロン酸のことです。
鼻横の凹みを埋めることで、ほうれい線が改善して若々しく見えるのはもちろんですし、鼻や口まわりの凹凸感が減って上品ですっきりして見えます。
なので貴族フィラーというそうです。
法令線
処置前⇒処置後


お若い20代の方ではこの辺りのヒアルロン酸がおすすめです。
ただ、例として、アゴが出ているのにアゴにヒアルロン酸を入れるとシャクれたり顔が長くなり過ぎるリスクがあったり、鼻根が低くないのに鼻にヒアルロン酸を入れるとおでこから生えた変な鼻になったりしたりします。
なので、自分に合ったヒアルロン酸注入をすることが大事です。
あとは、20代の方でも老化というわけではありませんが、例えば目の下やホホが元々凹んでいるという方もいらっしゃいます。
そのような場合は、お若いですが老けて見えてしまったり、疲れた印象に見えてしまうので目の下やホホにヒアルロン酸を注射することがあります。
ただ、目の下ヒアルロン酸に関しては、青みがかったり浮腫んだりして不自然になりやすいので、当院ではベビーコラーゲンをお勧めしていますが、深い層に限定して注入すれば問題ないことも多いので、ヒアルロン酸も良いかと思います。
このような感じで、20代の一部の方では若返りを狙ってのヒアルロン酸もおすすめだったりします。
以上が20代の方についてでした。
30代
では次は30代の方についてです。
30代の方でも20代でよくやるヒアルロン酸、先ほど言ったように鼻やアゴ、額や唇と言った多いヒアルロン酸は普通に継続しておこなっていただくことは可能です。
ただ、一部のヒアルロン酸では、少し注意が必要になってくることがあります。
例えば涙袋については、30代半ばを過ぎてくるとなかなかきれいに上がりづらくなってきたり、目の下のたるみで、涙袋のフチがしわっぽく見えて老けて見えてしまったりすることがあるので注意が必要です。
30代というのは、20代に比べて少しずつたるみが出はじめてたるみやしわを実感する年代ですよね。
なので、30代ではアンチエイジングのヒアルロン酸も取り入れていくのもおすすめです。
例えば、ホホは凹んできて、フェイスラインはたるみでjowlなどと言った部分はやや厚みを増します。
その場合、ホホにヒアルロン酸を注入すると良くて、卵型の若々しいフェイスラインになって効果的だったりします。
症例写真
頬
処置前⇒処置後


ひょうたん型を整える感じです。
あとは、30代になってくるとほうれい線を気にされる方も多く、ほうれい線のヒアルロン酸も効果的です。
法令線
処置前⇒処置後


もともと鼻横のほうれい線が深い方では先ほど言った鼻横の貴族フィラーも効果的ですし、同時にほうれい線全体にヒアルロン酸を注射することで若返り効果を出すことができます。
あとは、目の上のヒアルロン酸というのもおすすめしています。
目元は年々痩せて行くので、30代になると元々目が痩せている方では、三重になったりくぼみ目になったりし始めます。
特に夕方でくぼみ目が悪化したりするので、そういう方は目の上のヒアルロン酸が有効です。


目周りと言えば20代でもお話ししましたが、30代はより目の下のクマも気になってくる年代です。
先ほどもお話ししましたが、目の下にはヒアルロン酸よりベビーコラーゲンがおすすめで、脂肪注入も長持ちしやすくて良い治療です。
いずれにせよ目の下の凹みクマがある方は、フィラーで持ち上げてクマを改善させると良いです。
こんな感じで、30代になると若返り治療の要素もより入れながらヒアルロン酸治療を考えて行く必要があります。
以上が30代の方についてでした。
40代
次は40代の方についてお話しします。
40代の方は、たるみも強くなりシワも目立ってくるころですね。
30代の方のようにアンチエイジ半分というわけでないく、アンチエイジングメインでヒアルロン酸治療を行うのが必要になってくる年代です。
しわや凹みが目立ってきて老けて見えてるようになります。

この黒い部分ですね。
しわについては法令線やゴルゴ線、マリオネットラインあたりのシワをヒアルロン酸で目立ちにくくさせるのがおすすめです。
凹みについては、額やこめかみ、ホホなどの凹みが進んで老けが加速しますので、額、こめかみ、頬にヒアルロン酸を注入するのも有効です。
ホホやこめかみのヒアルロン酸はフェイスラインを若々しく整えてくれますし、額のヒアルロン酸は女性らしく若々しい印象になります。
中顔面のたるみに対しては、フィラーリフトといってヒアルロン酸でたるみをくい打ちするようにリフトアップする方法が有効です。
また、中顔面のボリュームロスを補うためゴルゴ線にヒアルロン酸を注射するのも有効です。
ホホの位置を高くしてくれます。

症例写真を見てもらうと、たるんだ中顔面がリフトアップしてほうれい線が改善して、頬骨にボリュームも出て若々しくなりましたね。
あとは、アゴのヒアルロン酸ですかね。
あごにヒアルロン酸を入れることでフェイスラインのたるみ感を目立ちにくくすることもありですし、アゴのヒアルロン酸は顎下のたるみや二重顎を改善する効果もあるんですね。


あとは、40代の方も20代の方と同じように、鼻や唇のヒアルロン酸もおすすめです。
ただ、こちらは若返り目的としておすすめです。
例えば鼻根は鼻根のシワを改善させる目的で入れたり、唇は年齢と共に薄くなっていきますので、厚くして若返り効果を狙います。
あと、涙袋は先ほどお話ししたように40代になってくると綺麗に上がらないことが多くなってくるのでおすすめはしていません。
以上が40代のおすすめのヒアルロン酸についてでした。

ヒアルロン酸は老化の3大要素の一つ、しわや凹みの改善を狙うものでしたが、たるみについては糸のリフトや脂肪溶解注射などが有効ですので、ヒアルロン酸以外にも組み合わせるとより若々しく老けにくくできるかと思います。
50代
では、最後に50代のヒアルロン酸についてです。
50代では、しわや凹みはかなり進行してきますので、若返りの意味でのヒアルロン酸治療がより効果的になります。
また、たるみも進行しますのでヒアルロン酸だけでなく、たるみの積極的な治療や糸リフト、フェイスリフトなども考えるのもありかと思います。
50代のおすすめのヒアルロン酸治療は、今までお話ししてきたアンチエイジングのヒアルロン酸の総集編になります。
ほうれい線やゴルゴ線・マリオネットラインなどの深くなった溝ジワを埋めるのもおすすめですし、 ホホ・こめかみ・額、目の上などの凹みにもおすすめです。
凹みをヒアルロン酸で埋めるとかなり若返り効果を得ることができます。
また、フィラーリフトでリフトアップしたり、薄くなった唇をふっくらさせるのもおすすめです。
以上が年代別に見たときに、よく行われていたり、おすすめできるヒアルロン酸治療でした。
今回はヒアルロン酸治療についてのお話しですが、ヒアルロン酸は長持ちしやすいとはいえ、吸収されていくのである程度繰り返す必要があります。
ただ、吸収されていくとは言え繰り返すと長持ちしやすく、プチ整形なのでダウンタイムも短いです。
何かあれば溶かすこともできて、安心してできる治療です。
もし、長持ちさせたいということであれば、脂肪注入もヒアルロン酸とまったく同じように考えることができてお勧めです。
脂肪注入の場合、リスクはある程度吸収される、しこりができる可能性がある、手術なのでダウンタイムがある、採取できる回数は限られているというのがあります。
ご希望に合う方法を選ぶと良いと思います。
まとめ
年代別のおすすめのヒアルロン酸治療と言うことで、20代ではお顔にメリハリをつけたり、ラインを整えたりするヒアルロン酸がおすすめで、年代が上がるにつれて若返りを狙ったヒアルロン酸注入が重要になるということでしたね。
ヒアルロン酸はダウンタイムが短く、手軽で安全で即効性もあるので、幅広い年代でおすすめできる注射です。
ただ、冒頭にも言いましたが、当然個人があります。
お顔のどこのボリュームが少ないのかなど、ご希望によっておすすめのヒアルロン酸の治療というのは変わってきます。
なので一概に言えるものではないですが、今回のお話をイメージとしてご理解していただいてお役に立てればうれしいです。
どの治療が最適なので分からない場合は是非カウンセリングでご相談ください。