二重アゴだとフェイスラインがはっきり見えにくくなります。
そうすると、お顔が太って見え、美人オーラが減ってしまいます。
また、老けて見えやすくもなってしまいます。

 二重アゴの原因は、単に顔が太っているという理由だけでなく、いくつかあります。
それぞれの原因別に二重アゴを改善させる方法も違います。

あなたの二重アゴを改善するためにはどうしたら良いでしょうか？ 原因別に改善方法について見ていきましょう！

二重アゴの原因

二重アゴの原因には大きく分けて以下の3つがあります。

• ①太っている、脂肪が多い
• ②アゴが小さい
• ③アゴ下にたるみがある

あなたの二重アゴの原因は何にあてはまるでしょうか。
それぞれについて詳しく見てみましょう。

①太っている、脂肪が多い

二重アゴの原因にはまずはアゴ下の脂肪が多いということが挙げられます。
太っている方だけでなく、それほど太っていなくてもアゴ下に脂肪がつきやすく 二重アゴが目立ってしまう方はたくさんいらっしゃいます。
お顔のお肉はダイエットしてもなかなか減りづらく、太れば真っ先に太ってくる部分ですので、なかなか厄介ですよね。

②アゴが小さい

アゴの骨が引っ込んでいてアゴが小さいと、アゴで引っ張られるはずの皮膚や脂肪などの組織が余ってアゴの下にたるんできて二重アゴになります。
また、アゴがないと、アゴの裏側が見えやすくなり二重アゴが見えやすくなってしまいます。
さらに、アゴが小さいと二重アゴに見えやすくなるだけでなく、フェイスラインが四角や下膨れになって小顔に見えにくくなります。

③アゴ下にたるみがある

二重アゴは脂肪の厚みだけでなく、皮膚のたるみもあります。
年齢とともに皮膚や組織はたるんできますが、アゴ下にたるみがでてくると二重アゴとなってしまいます。
さらに、加齢とともにアゴやフェイスラインの骨は小さくなってくるため、より二重アゴに見えやすくなってしまいます。

二重アゴの改善方法

①「脂肪が多い」改善する方法

脂肪が多い方では単純に皮下脂肪を減らすことが必要になります。
脂肪を減らす施術には、

（切らない方法）脂肪溶解注射（BNLS、カベリン、チンセラプラス）
（手術）脂肪吸引

があります。
BNLS・カベリンなどの脂肪溶解注射はダウンタイムが少なく人気ですが、効果に個人差があったり、繰り返しの施術が必要になります。

ただ、アゴ下は脂肪溶解注射の効果が出やすい部分ですので、脂肪溶解注射は手軽でおすすめしやすい施術になっています。
脂肪吸引は一度でしっかり脂肪を吸引することができるので効果的ですが、1週間程の腫れが出ます。
効果やダウンタイムなどを考慮して、ご本人のご希望に応じて選んでいただくと良いでしょう。
前述のようにお顔の脂肪はダイエットなどでも減りにくく、増えやすいです。
脂肪細胞は注射や吸引で除去すれば基本的には増えないため、なかなか減らないアゴ下の脂肪が一生つきにくくなり、二重アゴを半永久に改善させることができるのでうれしいですよね。
それぞれの施術について簡単にご紹介します。

脂肪溶解注射（BNLS）

天然ハーブ成分の安全な注射です。
注入直後は腫れますが、翌日には腫れはほとんど引きます。
少しずつ効果が出ますので1週間ごとに3回ほどおこなうのが良いと言われています。
効果に個人差があるため、どんどん効果が出る人もいれば、あまり効果が出ない人もいらっしゃいます。
ただし、BNLSはアゴ下に効果が出やすいため二重アゴが気になる方にはおすすめのプチ整形です。
BNLSは脂肪細胞を減らす作用と、むくみを減らす作用がありますので、むくみが優位に減るタイプの方では後戻りするリスクがありますが、脂肪細胞が減るタイプの方では効果は長持ちします。

脂肪溶解注射（カベリン）

脂肪溶解効果の高いデオキシコール酸が主成分になっています。
二重あごだけでなく、ホホや法令線上などにも使用が可能です。
腫れも少なく、BNLSが効かなかった方にもおすすめですよ。

脂肪溶解注射（チンセラプラス）

カベリン同様に脂肪溶解効果の高いデオキシコール酸が主成分になっていますが、カベリンより高濃度に配合されています。
濃度が高いぶん腫れやすくはなりますが、効果は高くなります。
腫れは1週間ほど見ていただくと良いです。
二重あごだけでなく、ホホや法令線上などにも使用が可能です。
カベリンやBNLSが効かなかった方にもおすすめですよ。

おすすめの脂肪溶解注射について動画でまとめましたのでご参考ください。

小顔脂肪吸引

耳の後ろやアゴ下の4mmほどの小さな穴から吸引管を使用して脂肪を直接除去します。
確実に脂肪を吸引しますので一度でしっかり効果を出すことができます。
もちろん効果は永久です。
ただし、1週間程腫れますのでご都合をつけていただく必要があります。
美容外科のスタッフや、小顔治療に精通している人では、効果の確実な脂肪吸引を選ばれる方は多いですよ。

小顔脂肪吸引動画はこちら

「アゴが小さい」を改善する方法

アゴが引っ込んでいて小さい方にはアゴにボリュームを出す施術がおすすめです。
アゴにボリューが出ればアゴ下のたるみが引っ張られて二重アゴが改善します。
また、丸や四角だったフェイスラインがシャープになりすっきりとした小顔に見えます。
さらに横から見えるＥラインも整います。

アゴにボリュームを出す方法には、

（切らない方法）ヒアルロン酸、
（手術）プロテーゼ（シリコン）、骨切り

があります。
それぞれの施術について解説します。

アゴのヒアルロン酸

プチ整形で簡単にアゴに高さを出すことができます。
ダウンタイムはあまりありません。
アゴは硬い部分ですので硬いヒアルロン酸（クレヴィエルコントア）が最も適しています。
柔らかいヒアルロン酸だと横に広がってシャープなアゴが出せません。
ヒアルロン酸は半年から１年ほどと言われていますが、繰り返していくと土台が残り、長持ちしやすくなる傾向があります。

アゴプロテーゼ

口の中を切開してプロテーゼを挿入します。
プロテーゼは吸収されませんので長期持続します。
ただし、プロテーゼがズレたり、長期的に骨が吸収されて凹んでくるリスクがあります。

骨切り

アゴの骨を切って前方に出すことができます。
骨をきりますのでダウンタイムは長引きます。

③「アゴ下のたるみ」を改善する方法

アゴ下のたるみはアゴ下の皮膚などの組織のたるみですので、たるみを引き締めたり引き上げたりすることで改善させることができます。
こちらも切らない方法と切る方法があります。

（切らない方法）HIFU（ハイフ）、ショッピングスレッド、ミントリフトミニ
（手術）フェイスリフト・ネックリフト

それぞれの施術について解説します。

HIFU（ハイフ）

超音波を虫眼鏡のようにあてることでお顔の支持組織である表在筋膜（SMAS）を熱収縮させ引き締めます。
腫れや内出血、痛みはほとんどなく、手軽にフェイスラインやアゴ下のたるみを改善させることができますので大変人気の施術になっています。
効果は6～8か月ですが、1ヶ月後にタッチアップをすると効果を1年以上長持ちさせることができます。

HIFU（ハイフ）についての動画はこちら

ショッピングスレッド

吸収糸を網状にお顔に挿入してたるみを支えてリフトアップします。
コラーゲンも多く生成されてたるみが引き締まり肌にハリも出ます。
ショッピングしている間に施術できるほど手軽にできるということで、ショッピングスレッドと呼ばれています。
ただし、数日くらい、浮腫みがあります。
ショッピングスレッドは単純な施術ですが、満足度は高く、根強い人気がある施術です。

ミントリフトミニ

強力なトゲのついた糸でアゴ下やフェイスラインのたるみを引き上げます。
トゲはしっかりとしており、がっちり組織を把持するためたるみをしっかり引き上げてくれます。
ダウンタイムは数日ほどです。

本当に受けるべき？糸によるリフトアップのメリットやデメリットを解説

フェイスリフト・ネックリフト

耳の前や耳の後ろ、髪の生え際などを切開してたるんだ皮膚や広頚筋を引き上げます。
直接たるみを切除するので効果的ですが、腫れや内出血が落ち着くのに2，3週間程かかります。

※組み合わせると効果的！

二重アゴは、

脂肪の厚み、 
アゴが小さい、
皮膚のたるみ、

の3つの原因で目立ちやすくなるのが分かっていただけたと思いますが、それぞれ原因が組み合わさっていることも多く、組み合わせ治療をおこなうことでより効果を高めることができます。
例えばプチ整形であれば、 たるみ治療のハイフやショッピングスレッドと、厚みを減らすBNLS、アゴを高くするヒアルロン酸（クレヴィエル）などを組み合わせると、しっかり二重アゴを改善することができ、フェイスラインがすっきりとしてより小顔効果を出すことができます。

二重アゴが目立つ原因がなんなのかわからない方も多いかと思います。
そのような方では、無料カウンセリングをご利用いただいてご相談いただければと思います。