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施術/ TREATMENT

シリコンプロテーゼ(鼻)

シリコンプロテーゼ(鼻)

半永久的に鼻背を高くして鼻筋を整えられる施術

I型シリコンプロテーゼを挿入し鼻根~鼻背を高くして鼻筋を通します。効果は半永久的。

シリコンプロテーゼをお客様の鼻の形に合わせて削って挿入することで半永久に形を保つことができます。
形が決まっているため、ヒアルロン酸などのプチ整形のように、横に広がって鼻が太くなって不自然になってしまうリスクはありません。
また、プロテーゼは吸収されずに半永久なので、ヒアルロン酸のように何度も注入するために通わなくても大丈夫です。
気に入らなければ後日抜去や入れ替えも可能です。
鼻先にプロテーゼが入る(L型)と鼻先手前まで入る(I型)がありますが、以下でも述べますが、L型はリスクがあるため、通常I型プロテーゼを使用して鼻根~鼻背を高くします。

シリコンプロテーゼ 鼻根を高くする

目次

鼻根が高くなることのメリット

目鼻立ちが整って美人に

目鼻はお顔の中心にあり重要な部分ですが、鼻筋が通ると目鼻立ちも整って見えお顔全体の印象・バランスが良くなります。
鼻筋が通ることで彫りが深くなって大人っぽく、美人なお顔に見えやすくなります。 鼻スジありなし

また、鼻根に高さが出ると目の間の皮膚が引っ張られれ目の幅広くなるため目が華やかになる効果もあります。
離れ目の方では、目が近く見えるようになりバランスが良くなります。

お顔に立体感が出る

お鼻は主張しすぎてもだめですが、鼻筋はなさすぎると幼い子供っぽい印象となります。
また、鼻筋が低いとのっぺりしたお顔になってしまいますね。
プロテーゼで鼻根を高くして、鼻筋を通すことでメリハリと立体感があるお顔になり、美人度が増します。

鼻先の印象が目立ちにくくなる

鼻筋がないと、鼻先の団子鼻や、小鼻が大きい印象が余計に目立ったしまいますが、鼻筋があるとお鼻全体のバランスが改善されて鼻先の印象がうすれて整って見えやすくなります。

鼻スジあるなし

軽いハンプ(わし鼻)であればプロテーゼで目立たなくさせることが出来る

ハンプを改善させるのに、手術では軟骨を切ったり骨を削ったりしてハンプ削りをおこない、場合によっては骨切りも必要で、ダウンタイムが長引きやすくなります。
軽度のハンプの方の場合は、プロテーゼでハンプ部分を削って挿入してカバーすることでハンプをわりと簡単に目立たなくさせることが出来ます。
鼻プロテーゼを鼻背にぴったりフィットさせるイラスト 【症例写真】(手術前)⇒(手術後)

鼻プロテーゼ ハンプ修正 術前
鼻プロテーゼ ハンプ修正 術後

この症例の方は、もともと軽度のハンプ(わし鼻)がありましたが、プロテーゼをハンプに合わせて削ってフィットさせたことでカバーされ、鼻筋がまっすぐになりましたね。
軽いハンプであれば骨を切らなくてもプロテーゼで改善可能です。
ハンプの症例は下記の症例写真にも載せていますのでそちらもご参考ください。

鼻筋が曲がっている人は曲がりが目立ちにくくなる

鼻筋が傾いていたり、曲がっている人は意外と多くいらっしゃいますが、プロテーゼを入れることで鼻筋の曲がりや傾きを目立ちにくくすることが出来ます。
また、鼻先が目の間の正中に対して左右にずれている方では、そのままプロテーゼを入れると鼻スジが傾いてしまうため、鼻根のプロテーゼの位置を左右どちらかに少しずらすことで傾きを目立ちにくくすることもあります。

【鼻スジが傾いている症例写真】(手術前)⇒(手術後)

鼻プロテーゼ、傾きを修正 術前
鼻プロテーゼ、傾きを修正 術後

プロテーゼで鼻スジの傾きを整えるイメージ 鼻スジを分かりやすいように赤点線で示しています。
症例写真を見ていただくと頭側に行くほど左に傾いた鼻スジがプロテーゼを入れたことでまっすぐになりました。
斜鼻は骨切りなどの手術が必要になりますが、軽度のものであればこのようにプロテーゼでカバー可能です。

鼻筋が太い人は鼻筋を出すことで目立ちにくくできる

鼻骨の幅が広い人(wide nose)の方では、細く見せるには、通常、骨切りをして鼻骨を骨折させる必要があり、ダウンタイムは長引きやすいです。
そこまでするのは怖いという方では、細く薄めのプロテーゼを載せてあげるとお山の山頂ができて鼻筋が通ることで鼻筋の太さをカバーして目立ちにくくすることが出来ます。

気に入らなければ抜去・入れ替えができる

プロテーゼは一つの塊で被膜に覆われて存在するので、抜去はゴアテックスなどの素材に比べて比較的簡単におこなうことが出来ます。
もし、術後に気に入らないとか、高さを変えたいといったときに再手術はわりと容易です。

傷口は目立ちにくい

鼻のプロテーゼを単独で手術する場合は、片方の鼻の穴を切開して挿入します。
傷は鼻の穴の中にできて外側から見えないため目立ちません。
また、鼻尖縮小や軟骨移植、鼻中隔延長などの鼻先を整える手術と同時にプロテーゼを入れることも多いですが、鼻先の手術のついでにプロテーゼを挿入することが出来ますので傷は増えることはありません。

プロテーゼの選択

いくつかのプロテーゼ
いろいろな厚みや幅のプロテーゼがあり、お客様のお鼻に合わせた最適な高さや幅のシリコンプロテーゼを選択します。
当院では様々な種類のプロテーゼを用意しており、その方のご希望や鼻の形に応じて選択します。

鼻プロテーゼ 部位ごとの厚みが違ったり、いろいろな形のプロテーゼがあります。
※プロテーゼはL型もありますが、カットしてI型にし、削って微調整して挿入します。

お客様のお鼻の状態によっても合うプロテーゼが変わってきます。
また、お客様のご希望をうかがい、高さはしっかり高くしたいのか、自然な感じが良いのか、控えめな変化が良いのかや、鼻筋を細くしっかり通したいかなどのご希望を考慮して、鼻の形と併せて総合的に判断してプロテーゼを決めさせてもらっています。

プロテーゼの厚み

プロテーゼの厚みは、鼻根部の最も厚いところで、2㎜くらいから8㎜まで幅広くバリエーションがあります。
ただ、自然な感じで希望されるならプロテーゼの厚みは4、5㎜くらいまでではないでしょうか。
当院では、2~4㎜台のプロテーゼを使うことが多いです。
自然な感じだけどしっかりめで鼻筋を通したいという方は、4㎜の厚みのプロテーゼをお勧めしています。
自然~やや控えめな感じということであれば3.3㎜、3.5㎜、2.7㎜などのプロテーゼをお勧めしています。
しっかり高くしたいという方、外人のようにしたいという方は、5㎜以上のプロテーゼを入れます。
しっかり鼻根に高さが出て、整形した感が出やすくなる場合があります。
後でも述べますが、長期的に皮膚が薄くなってプロテーゼの形が浮き出やすくなる可能性が出てきますのでリスクをご理解してもらう必要もあります。

また、額と鼻の角度(鼻前頭角)が広い方、つまり鼻と鼻根の落差少ない方の場合、
厚みのあるプロテーゼを入れると額と鼻根の落差が少なくなって、額からまっすぐが鼻が生えたようになって不自然になってしまいます。
鼻根ヒアルロン酸 不自然な鼻 なので、額と鼻根の落差が少ない方ではプロテーゼは薄いものを選ぶ必要があります。
落差がかなり少ない方ではプロテーゼを入れることができません。
また、落差が少ない方の場合、額にヒアルロン酸などを入れて額を突出させるとバランスが良くなります。

プロテーゼの幅

プロテーゼの幅は8~11㎜位の範囲で色々種類があります。
鼻筋を細く出したい方や皮膚が厚い方は幅の狭い細いプロテーゼが良いです。
(皮膚が厚い方では、皮膚の厚みのぶん鼻筋が太くなるからです)
ただあまり鼻筋を出し過ぎたくない方や皮膚が薄い方などでは幅はやや広めが良いでしょう。
鼻根の土台がない方では、土台からお山を作るために、裾野があって幅広で厚みもあるプロテーゼが良いでしょうし、
鼻根に土台がある方では、お山の頂上だけ作るように幅狭で厚みも控えめのタイプが良いです。

プロテーゼを鼻においてシュミレーションできる?

鼻根にプロテーゼを置いてシュミレーションできそうですが、厳密にはできません。
(鼻筋が通った雰囲気をみてもらうことはできるかもしれませんが)
例えば鼻根が4㎜の厚みのプロテーゼを入れたとしても4㎜そのまま上がるわけではないです。
鼻根の皮ふは厚みがありますが、プロテーゼに押されてやや薄くなります。
また、プロテーゼも当然皮膚に押されてつぶれますので、単純に4㎜の厚みのプロテーゼを入れても4㎜高くはなりません。
プロテーゼの厚みが4㎜だとしたら、実際は2㎜後半くらいしか高さは出ません(もちろん個人差があります)。
ある程度高さはロスします。
なのでもし高さを見てもらうにしても1,2㎜低いプロテーゼになります。
ただ、皮膚の厚みは人によってさまざまで、プロテーゼのスジがそのまま鼻スジになるわけではありません。
前にも述べましたが、皮ふが厚い人は太くなりますし、薄い人は細くなりやすいです。
以上のように、個人差もあり正確なシュミレーションができないので、通常、ご希望の高さのイメージを聞いて経験的に合いそうなプロテーゼを選んでいきます。

プロテーゼの手術について

まず、準備として、鼻根にヒアルロン酸が入っている方の場合は、1週間くらい前までにヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を溶かして本来のお鼻の状態に戻しておきます。
そうしないと、プロテーゼをきちんと鼻の形にフィットさせることができないからです。

プロテーゼの手術を単独で行う場合は、クローズ法でおこない、通常右の鼻の穴の中を切開してプロテーゼを挿入します。
鼻先の手術を同時に行う場合は、左右の鼻の穴を切開して、鼻先の形成後の形にプロテーゼを合わせて調整し挿入します。
(通常、鼻尖縮小や耳介軟骨移植はクローズ法、鼻中隔延長はオープン法でおこないます。)

プロテーゼは、頭側(上側)は上まつ毛の高さのあたりまで、尾側(下側)は鼻先の鼻翼軟骨の手前までで、剥離して空間を作って挿入します。
鼻プロテーゼを入れる位置 プロテーゼを入れる位置はおおよそこの画像のような感じになります。

プロテーゼは既製品のプロテーゼをそのまま入れるのではなく、お客様それぞれの鼻の形に合わせて丁寧に削って入れることがとても重要です。
鼻根の深さやハンプの形に合わせてプロテーゼを削るのはもちろん、必要に応じて幅も調整して削ることもあります。
お鼻は左右差があることが多く、鼻筋が傾いていたり、お山の頂上も傾いていたりします。
ですので、頂上の左右差に合わせてプロテーゼを削って調整します。
傾いた鼻背に鼻プロテーゼがフィットするように削るイラスト
プロテーゼは鼻骨や軟骨のお山の頂上に置きますので容易に裾野側にずれるというリスクがあります。
剥離に関しては、不必要に剥離しすぎたり、左右の剥離が不適切だと、プロテーゼがずれるリスクがあるため、プロテーゼの幅に応じて適切な剥離をおこないます。プロテーゼは鼻骨部分では骨膜を骨膜剝離子で剥離して骨膜下に挿入します。
(鼻骨の位置)
鼻の骨、軟骨の解剖 プロテーゼの剥離の層 プロテーゼを骨膜下に入れる理由は、プロテーゼの頭側の部分を骨膜で押さえつけて動かないようにがっちり固定するからです。
ちょうどプロテーゼをテープで固定するような感じです。
そうすることで、プロテーゼがずれないように安定させるのはもちろん、浅くなって形が浮いたりしないようにさせます。
また、軟骨部分では、浅い部分を剥離してしまうと皮膚が薄くなりプロテーゼが透けやすくなってしまうため、皮膚やその下の組織を厚く残すために外側鼻軟骨や鼻中隔軟骨の直上を剥離してスペースを作るうようにしています。

当院では、プロテーゼのずれ予防のために、念のためプロテーゼの上下端に糸を通して皮膚側に出してテープで固定します(プルアウト固定)。

鼻プロテーゼ直後 プルアウトの糸
さらに、プロテーゼのずれ予防と、腫れを抑えるためにギプス固定を術後5日目まで行います。

鼻プロテーゼのギプス固定 画像はデンバースプリントというアルミの板ですが、アクアプラスとという熱でやわらかくなるプラスチックのようなものを使うことが多いです。

以上で手術は終了になります。

鼻プロテーゼのリスク

一般的な以下の鼻のプロテーゼのリスクがあります。

①感染
②露出
③アップノーズになる
④曲がり、ずれ
⑤浮き出てくる
⑥簡単に動いてしまう
⑦やや腫れが長引きやすい
⑧石灰化
⑨鼻の穴の左右差

それぞれについて解説します。

①感染

手術なので感染のリスクはゼロにはできず、プロテーゼも異物で血流がないので感染するリスクがあります。
まれな副作用ではありますが、起こりうることではあります。
感染のリスクを減らすために、消毒をしっかりおこなって、手術時間もなるべく短くなるように気を付けています。
感染した場合、軽度の場合はお薬で経過を見る場合もありますが、基本的には一旦プロテーゼを抜去する必要が出てきます。
プロテーゼを抜去して抗生剤を内服すれば感染は落ち着きます。

②露出

プロテーゼは異物なので皮膚を長く圧迫しているとだんだん皮膚が薄くなってプロテーゼが露出してしまうリスクがあります。
露出する前にだんだん皮膚が赤くなってくるので、赤くなったら要注意です。
特に鼻先の皮膚はリスクが高く、L型プロテーゼの場合は鼻先の皮ふが圧迫されて露出するリスクが高いです。
ただ、現在L型プロテーゼはあまり使われていませんし、当院ではI型プロテーゼで、適切な長さに調整していますので、露出の心配はまずありません。

③アップノーズになる

プロテーゼは異物なので必ず被膜に覆われて体内で共存します。
被膜が薄い分には問題ないですが、厚くなりすぎたりすると、縮もうとする力が加わってきます。
プロテーゼに沿って組織が縮むと鼻先が上がってきて若干アップノーズになる可能性が出てきます。
特に鼻先から鼻柱までプロテーゼが入るL型プロテーゼではそのリスクが高くなります。
通常、鼻先の手前までで止まるI型のプロテーゼを使用していれば問題にはなることはあまりないです。

④曲がり、ずれ

プロテーゼを載せる鼻骨や軟骨は、もともと鼻スジが曲がっていたり、山の頂上が傾いていたりと左右非対称なのは一般的によくある事です。
なので、普通にプロテーゼを載せでも左右にずれたり、傾いてしまったりするリスクがあります。
また、手術中の剥離が非対称だったり、プロテーゼをきちんと削ってその方の形に合わせないとズレるリスクが出てきます。
当院では、その方の骨・軟骨のゆがみに合わせてプロテーゼを削ってフィットさせ、プロテーゼの空間は左右対称に剥離することを心掛け、プロテーゼがずれないようにしています。
また、プロテーゼの上下にはプルアウトと言って皮膚側に糸を引き出して、プロテーゼの上下を固定することでプロテーゼがずれないように工夫しています。

⑤うっすら形が浮き出てくる

長期的にみると、厚いプロテーゼを入れた方や鼻根の皮ふがかなり薄い方では、徐々に皮膚が薄くなってプロテーゼの形がうっすら見えてきてしまうリスクがあります。
厚すぎるプロテーゼを入れないようにして、その方に合ったプロテーゼの厚みにすることでリスクを減らします。

⑥簡単に動く

プロテーゼを皮下や骨膜上の浅い層に挿入した場合、プロテーゼが骨や軟骨から浮いて、指で押すと簡単に動いてしまうことがあります。
乱暴な操作で骨膜がダメージを受けすぎてしまったり、大手など経験の浅い先生が骨膜上にプロテーゼを挿入したりすると起こりうるリスクです。
きちんと鼻骨の骨膜下に挿入してしっかり骨膜で固定させれば、普通は起こることはありません。

⑦やや腫れが長引きやすい

ギプスは5日後に外しますが、プロテーゼを入れた鼻根部はまだやや腫れが残ります。
鼻先や小鼻の組織は硬く厚い部分なので腫れや内出血はそれほど出ませんが、鼻根部は骨膜下を操作しますし、目周りに近くて付近は柔らかく薄い皮膚なので、腫れや内出血がやや長引きやすい部位です。
まぶたに腫れや内出血が波及することもあります。
鼻根の腫れや内出血がある程度落ち着くまで2週間程かかることもあります。
基本的に1週間のご都合をつけて手術をおこなう方は多いですが、1週間だとまだ腫れは残っていてやや太さがある可能性があります。
ご都合は最低1週間、できれば10日~2週間ほどつけていただくとより確実かと思います。

⑧石灰化

何十年も長期間にわたってシリコンプロテーゼが挿入されているとプロテーゼが石灰化することがあります。
場合によっては皮膚の上から凸凹が見えてしまうこともあります。
その場合は、一旦プロテーゼを除去して入れ直す必要が出てきます。

⑨鼻の穴の左右差

プロテーゼ単独の手術をおこなう場合、通常右の鼻腔を切開してプロテーゼを入れていくことになりますが、右の鼻の穴にだけに開の傷がつくことになります。
傷は治ると縮もうとするため右の鼻の穴の形が少し変わって、左右の鼻の穴の形に左右が出てくるリスクがあります。
もちろん皆さんが左右差が出るわけではありませんし、左右差が出たとしても下から意識して覗いてみないとわからないです。
もともと左右の鼻の穴の差がある方は結構いらっしゃいますし、不自然というわけではないのであまり心配する必要はないかと思います。
ちなみに、鼻尖形成術を同時におこなう場合は、左右の鼻を切開して行いますので、片方だけの拘縮による左右差はでません。

プロテーゼで鼻先は高くできません

シリコンプロテーゼ 鼻根を高くする プロテーゼは基本的に鼻根を高くするものです。
厳密には、L型のプロテーゼを入れれば鼻先も高くできますが、将来的にプロテーゼが鼻先から飛び出たり、アップノーズになるリスクが高いので現在はあまり使われていません。
プロテーゼはI型を使用しますが、鼻根や鼻背を高くして鼻筋を通すもので、鼻先は高くしたり細くしたりすることはできません。
なので、せっかくプロテーゼで鼻筋を通しても鼻先が団子鼻の方では、全体のバランスはイマイチということになります。
鼻根の鼻筋も通って鼻先も細い方が全体的に鼻筋がきれいに見えます。
そのような方では鼻尖縮小も同時におこなって団子鼻を改善させると良いです。

また、プロテーゼで鼻根に高さが出ても鼻先が低いままではこちらもバランス的にもう一つということになります。
鼻先は耳介軟骨移植や、鼻中隔延長を同時におこなうことで高くできます。
鼻根だけでなく鼻先も高くなればシュッとしたきれいな鼻になります。
鼻全体を整えたい場合は今書いたような鼻先の形成術も同時に行っていただくとより整ったお鼻にすることができます。

 

プロテーゼの症例写真

症例写真を5つ載せて解説させていただきます。
ご参考になさってください。

【症例写真①】鼻I型プロテーゼ

(手術前)⇒(手術後)

鼻プロテーゼ 術前 正面
鼻プロテーゼ 術後 正面
鼻プロテーゼ 術前 左側面
鼻プロテーゼ 術後 左側面

この方は鼻の全体のバランスを少しでも良くするために、鼻根にI型プロテーゼを入れて鼻筋を通しました。
もともと鼻前頭角は広く(鼻根は浅く)、上述したように厚いプロテーゼを入れると額からまっすぐ出る鼻になってしまいますので、今回はご希望もあり、控えめなプロテーゼを使用して自然な感じで鼻筋を通すことになりました。
ちなみに、プロテーゼの厚みは2.7㎜を使用しています。
正面から見ると自然な感じで鼻筋が通ったのがわかります。
側面では、鼻前頭角は不自然ではない範囲で保たれているかと思います。
ご希望通りの控えめな自然な高さと鼻筋が出たのではないでしょうか。

【症例写真②】鼻I型プロテーゼ、他院鼻尖縮小修正、耳介軟骨移植、ストラット

(手術前)⇒(手術後)

鼻プロテーゼ 術前 正面
鼻プロテーゼ 術後 正面
鼻プロテーゼ、鼻尖縮小、軟骨移植 術前
鼻プロテーゼ、鼻尖縮小、軟骨移植 術後

今回のお客様は他院大手美容外科で一度鼻尖縮小術をおこなっていましたが、鼻背のラインの段差をまっすぐにしたい・鼻先に高さを出したいと希望され来院されました。
鼻のI型プロテーゼと、鼻尖縮小の修正、軟骨移植(耳介軟骨移植+ストラット)をおこないました。
プロテーゼは3.8㎜の厚みのプロテーゼを使っています。
正面から見ると鼻筋が細くまっすぐになって全体にすっきりした鼻になりましたね。
鼻尖縮小の再手術で鼻先がさらに細くなっています。
側面から見ると、術前は鼻背は若干ハンプがあり段差がありましたが、プロテーゼを削ってフィットさせたことで術後はラインはまっすぐに整えられました。
ストラットを立てて軟骨移植をしていますので鼻先は自然な感じで高くなって、全体に形の良いお鼻になりました。
ストラットは鼻柱の軟骨を補強して鼻先の高さをキープしやすくする施術です。
詳しくは以下のリンクをご参考ください

 

【症例写真③】鼻I型プロテーゼ、鼻孔縁挙上、鼻尖縮小、軟骨移植

(手術前)⇒(手術後)

鼻プロテーゼ 術前 正面
鼻プロテーゼ 術後 正面
鼻プロテーゼ 術前 左側面
鼻プロテーゼ 術後 左側面

今回の方もプロテーゼを入れて鼻筋を通しました。
4㎜の厚みのプロテーゼを使用しましたが、鼻前頭角が広かったため、全体に薄く削って挿入しています。
術後は全体に弱かった鼻スジが真っすぐ自然な感じで通ったのがわかりますね。
あとは、鼻先がもともとアップノーズ気味だったので、ご本人の自然な変化が良いという希望により鼻尖縮小・軟骨移植をおこない、鼻先を若干斜め下方に延長してアップノーズを改善しました。
術後は自然な感じで鼻先が伸びて鼻の穴が見えにくくなりましたね。
鼻の穴を見えにくくするにはその方のお鼻によって最適な施術がありますので下記ページをご参考ください。

また、小鼻が鼻柱に対して下がっており、ACRが上向きでバランスが悪かったため、小鼻を引き上げる鼻孔縁挙上術もおこなっています。
ACRが改善して、鼻柱に対して小鼻が引き上がってバランスが良くなりました。

鼻筋の弱さ、アップノーズで目立つ鼻の穴、下がった小鼻など、術前は全体に不格好で目立っていましたが、それぞれの特徴が減ってすっきりとした印象になりましたね。
このように、プロテーゼだけでなく鼻先、小鼻も同時に整えるとさらに鼻全体の印象が改善します。

【症例写真④】鼻I型プロテーゼ、鼻尖縮小

(手術前)⇒(手術後)

鼻プロテーゼ 術前 正面
鼻プロテーゼ 術後 正面
鼻プロテーゼ 術前 左側面
鼻プロテーゼ 術後 左側面

今回のお客様はもともと鼻根にヒアルロン酸を入れており、鼻先は他院で切らない鼻尖縮小をおこなっていました。
ヒアルロン酸をプロテーゼに置き換えて、鼻先もきちんと細くしたいとご希望されました。
今回は4㎜のプロテーゼを使っていますが、自然な感じが良いとのことで、鼻根部分の厚みを少し削り、横から見ると軽くハンプ(わし鼻)があったため、ハンプ部分をしっかり削ってプロテーゼを全体にフィットさせました。
正面から見ると、術後は鼻先も鼻尖縮小で細くなっていますね。
プロテーゼと併せて鼻筋が全体にきれいに通りました。
側面から見るとハンプで少し凸凹していた鼻背のラインがプロテーゼをフィットさせたことで真っすぐきれいに整いました。

【症例写真⑤】鼻I型プロテーゼ、鼻中隔延長、鼻尖縮小、小鼻縮小(内側法+外側法)

(手術前)⇒(手術後)

鼻プロテーゼ、鼻中隔延長 正面 術前
鼻プロテーゼ、鼻中隔延長 正面 術後
鼻プロテーゼ、鼻中隔延長 左側面 術前
鼻プロテーゼ、鼻中隔延長 左側面 術後

この方は鼻全体を整えて小鼻も目立ちにくくしたいとご来院されました。
鼻筋が少し弱く傾いていたこと、鼻根と鼻先が低く相対的に鼻背に高さが出てハンプ様になっていたことで、プロテーゼを入れて整えることになりました。
鼻先は鼻中隔延長でしっかり高さを出しています。
また、小鼻縮小(内側法+外側法)で小鼻も小さくして目立たなくさせています。
術後の画像を見ていただくと、術後は正面から見ると全体に鼻筋が通って整ったのがわかります。
小鼻縮小で小鼻が目立ちにくくなってさらにすっきりしています。
側面像を見ていただくと、鼻根が低かったのがプロテーゼで解消されました。
また、鼻先も鼻中隔延長で高さが出ました。
鼻根と鼻先に高さが出たことでハンプぽかった鼻背のラインが真っすぐになって整いましたね。

プロテーゼに関する動画

上記のようなプロテーゼについての解説動画を作りましたのでご参考ください。

また、他にもプロテーゼに関する動画を作っていますのでそれらもご参考になさってください

【鼻プロテーゼで失敗しないために知っておくべきリスクや注意点】

【鼻プロテーゼで印象がどう変わるかをビフォーアフターの症例写真で解説】

【鼻プロテーゼのダウンタイムや術後の過ごし方について】

当院では無料カウンセリングを実施しています

  • どの施術が自分に合っているの判断できない
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お一人で悩まずに、お気軽にご相談ください

こんな人におすすめ!

  • きれいに鼻筋を通したい

  • 鼻を高くして長持ちさせたい

  • トータルコストを安く抑えたい

  • ヒアルロン酸で鼻筋が太くなってきた

シリコンプロテーゼ(鼻)の料金

鼻シリコンプロテーゼ
単独
¥234,800 モニター価格¥207,080
他の鼻手術とのセット
¥184,800 モニター価格¥157,080

シリコンプロテーゼ(鼻)施術当日の流れ

❶ご来院後OPお手続き

来院後に記入するOPに必要な書類
個室にて、手術内容の確認、会計、誓約書や保証書など必要書類にサインをいただきます。

❷処方する薬の説明

処方する薬の説明を行う看護師
当日お渡しするお薬の説明や術後の注意点など説明させていただきます。

❸洗顔

パウダールーム
パウダールームへご案内させていただきます。
洗顔をお願いします。

❹着替え

OP着
OP着に着替えていただきます。
(手術時間が2時間以上になる方はおむつを履いていただきます)
※着替えはシュミレーション・デザインのあとにお願いすることもございます。

❺デザイン

施術前にデザインを行う医師
術前のお写真撮影をした後、デザインを行います。

❻OP準備

OP前の点滴
点滴・鼻毛カットなどをさせていただきます。

❼消毒

顔を消毒している様子
消毒を行います。
消毒はお顔全体させていただきます。
軟骨移植の手術を受けられる方は耳の裏まで消毒させていただきます。

❽麻酔

局所麻酔を打っている様子
局所麻酔を行います。
その際、静脈麻酔をつけている方は入眠した状態です。
静脈麻酔をつけていない方は笑気ガスでぼんやりとした状態です。

❾手術

鼻の手術を行なっている様子
手術開始です。

❿手術終了

鼻の手術後の様子
傷口の消毒をし、傷口の保護テープを貼り、鼻翼縮小以外の方はギブス固定を行います。
固定が隠せるようなお帽子やマフラーなど、あらかじめご準備お願いします。
マスクはお渡しさせていただきます。

⓫休憩

リカバリー室
リカバリー室にご移動いただきます。
その後体調がよくなり次第ご帰宅いただけます。

抜糸がございますので、術後5日~10日の間に一度ご来院をお願い致します。
(モニターの方はモニター写真撮影にお越しください。)
また、気になることがございましたらいつでもご連絡ください。

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監修医師

監修医師

西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

日本加齢医師会

日本レーザー医学会

日本美容外科医師会

詳細を見る
西尾 謙三郎 医師(院長)
西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

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