20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
埋没法抜糸、難しい場合
作成日:2026.6.22

二重埋没法をしてみたはいいけれど、抜糸したくなってしまったとき、抜糸が難しいのはどういう場合かや、簡単なのはどういう場合かを知っていただけると安心ですよね。
今回は、埋没法の抜糸の難しいケースについてお話していこうと思います。
抜糸が必要になる時
せっかく埋没法で二重になったのに、抜糸が必要になってしまうときはどのようなときでしょうか?
当院でよくある理由はこのような場合が多いです。
・埋没法をしたが後悔している。もとに戻したい。罪悪感がある。
・想像以上の幅や食い込み。落ち着くまで待てない
・ゴロゴロ感、違和感がつらい。炎症が続く
・目を閉じた時のぽこつきが目立つ。
・糸が露出している。
・埋没法の二重を狭くしたい ⇒二重は広いラインが勝つので、抜糸が必要になります。
埋没抜糸のリスク
抜糸を考えていて心配な方も多いと思いますが、リスクはあるのでしょうか?
取れない可能性、全部取れない可能性
100%抜糸ができるとは限りません。
二重を狭くしたい場合は広い埋没を全部取れないと狭くできないので、取れなかった場合は二重のラインが希望通りにならない可能性があります。
部分的に残るリスク
そもそも抜糸ができない場合もありますが、一部は取れたけれど、瞼の中に糸が一部残ってしまう場合もあります。
ですが、一部取れれば連結自体は解除できるので、二重はなくなることが多いです。
抜糸しても二重のままのことがある
多くの場合は抜糸したことでもとの瞼の状態に戻る方が多いですが、二重の癖がしっかり出てしまうと、二重が戻らない可能性があります。
抜糸が難しいケース
①時間が経っている場合
埋没法をしてから何年も時間が経つと、糸の色が抜けてしまうことが多いです。
ナイロンだと糸自体がもろくもなってしまいます。
糸の色が透けて見えない糸は、どこを探ったら良いかもわからないので、手探りで抜糸することになるので抜糸が非常に難しくなります。
ポコついていても糸が透明だと難しいです。
特に5年以上経過していると難しくなってくるので、抜糸する場合はできれば1年以内に抜糸すると良いでしょう。
②ベーシックな点止め二重の場合
ベーシックな点止めは意外と抜糸は難しいです。
瞼の中にある糸が短く深くに入り込んでしまっている場合、点で場所も小さく糸が見えない場合は抜糸ができないです。
瞼をひっくり返して裏側から抜糸できる場合もありますが、裏からでもとれないこともあります。
③結び目が多い特殊な埋没法の場合
結び目が表側にたくさん作って、皮膚側に癒着させて戻りにくくさせる埋没法がありますが、引っ張ってもあちこちに結び目があるので、ひっかかってなかなかとれないことが多いです。
とれても、一部になってしまうこともあります。
④埋没の結び目に規則性がない場合
埋没法は、どのクリニックでも通常瞼の外側に結び目を埋め込むことが多い、暗黙の了解があります。
それを無視してしまっている先生もたまにいます。
自分でかけた糸であれば問題ないとは思いますが、他院で抜糸する場合は結び目がどこにあるのかわからないので、抜糸は難しくなります。
⑤糸がたくさん入っている場合
とるものがたくさんあるので、とれるものはありますが糸がたくさん入っていると、全部の糸がとれる確率は低くなってきます。
逆に抜糸が簡単な場合はどんな場合?
①糸の結び目がポコ付いて、糸が透けて見えてわかりやすい
結び目がはっきり透けている場合や、ぽこついて明らかに見えている場合はすぐに取れる場合が多いです。
②一筆書きで糸をかける方法の埋没
当院で言うと、もとびアイプラチナムやスマートバランスなどですね。
連結がしっかりしていて戻りにくい方法です。
瞼全体で支えるので安定したラインがでやすい埋没方法です。
安定していても、結び目が一つなので抜糸しやすい方法になります。
また、裏留めの場合は裏からしか抜糸ができないと思われがちですが、表からの抜糸も可能です。
③手術して間もない
手術してから間もない場合は、術後の食い込みや傷の位置で結び玉の位置が予測しやすいため抜糸できる確率は高くなってきます。
その他注意点
二重幅を狭くしたいとき
二重は広いラインが勝ってしまうので、狭くしたい場合は広い二重の抜糸は必須です。
抜糸と同時に狭く埋没法をかけなおすことで、一度の手術で行うことが出来ます。
※広い幅が勝ってしまうので、シュミレーションはできません。
※長年ついた二重の癖は抜糸しても戻らない可能性があります。
選んで抜糸できる?
透ける糸を指定して抜糸は可能ですが、何回目の埋没法だけを、などと選んで抜糸するのは難しい場合が多いです。
かならずしもライン上に結び目があるわけではないためです。(どれがどの糸かわからない)
症例写真
他院埋没法8点+二重埋没法(もとびアイゴールド)+厚み取り ※幅を狭く希望
(術前)→(術直後)→(術後3か月半)



他院埋没法3点+二重埋没法(もとびアイプラチナム)
(術前)→(術後1ヶ月)


(術直後開眼)(術直後閉眼)


当院では多くの埋没法を扱っているので、あらゆる埋没法の抜糸に対応可能です!
まとめ
当院では多くの埋没法をおこなっているため、いろいろな埋没法に精通しているので幅広く対応でき、抜糸できる確率が高いです。
また、抜糸はメスを使わずに針穴から最小限の傷で丁寧に抜糸して、傷や腫れを少なくしています。
そして、埋没法の抜糸は糸がどんな方法でどこに入っているか予測することが重要です。
今までの埋没法をいつ、どこで、どんな方法でかけたかをきちんと把握しておきましょう。
分からなければ埋没法をおこなったクリニックで詳細を確認するといいでしょう。
経過を書いたメモや、特殊な埋没法を受けた方は特に、埋没法のかけ方のイラストなどをメモ・保存しておいたり、結び目の位置をきちんと確認しておくことでより抜糸がしやすくなります。