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美容コラム/ Beauty column

眉下切開と眼瞼下垂を両方とも治療した方がいい場合は、どちらから受けるべきか?

作成日:2026.4.3

眉下切開と眼瞼下垂を両方とも治療した方がいい場合は、どちらから受けるべきか
今回は「眉下切開も眼瞼下垂も適応がある場合、どちらから先に受けるべきか」ということについてお話しようと思います。
まぶたの重たい人で、眉下切開や眼瞼下垂をお考えの方、特に今回のコラムでは、両方の手術に適応がある方についての解説になります。
ただ、まぶたの重さを気にされている皆さんに参考になる話かと思いますのでご覧いただければと思います。

眉下切開と眼瞼下垂について

さて、その前にですが、眉下切開と眼瞼下垂の手術についてご存じの方は多いかと思いますが、ぼんやりとしかわかっていない方もいらっしゃると思うので少し復習しましょう。

眉下切開

眉下切開というのは、まぶたの皮膚のたるみを眉下で切除するものですね。
眉下切開イメージ
まぶたの皮膚がたるんで二重が狭くなったり、三角目(図)になったりした目を改善させるものです。
たるみ目

眼瞼下垂

一方で、眼瞼下垂というのは目の開きが悪い状態のことを言うのですが、程度によってこんな図のように分類されるのですが、お分かりになりますでしょうか。
眼瞼下垂程度
目の開きが悪くなって眠たい感じの目元ですね。
これが眼瞼下垂の状態です。
眼瞼下垂後葉のたるみの図
眼瞼下垂の手術では、この目の開きが悪いのを良くします。
実は、眼瞼下垂の手術はまぶたの裏側のたるみを改善させる手術なんですね。
まぶたの裏側は瞼を開く力が伝わる場所なんですが、まぶたの裏側がたるんで伸びてくると目を開く力が伝わりにくくなってまぶたが開けにくくなってしまうんですね。
なので、眼瞼下垂の手術では、まぶたの裏側を引き上げて目の開きを良くします。
眼瞼下垂の改善イメージ

眉下切開と眼瞼下垂の適応

眉下切開と眼瞼下垂の手術というのは、どちらも瞼が重い状態を改善させる手術です。
たるみがあっても、目の開き自体が悪くても、まぶたが重くなるので、おでこで頑張って目を開ける状態になります。
その瞼が重い状態を改善させる手術がこの2つの手術です。
なので、瞼が重い方は、どちらをおこなうかはの判断に迷うこともあるんですね。
カウンセリングでも、眉下切開と眼瞼下垂の手術をどっちを受けたら良いですか、とよく質問されたりします。
ただ、もう皆さんお分かりですよね。

眉下切開は、まぶたの皮膚がたるんで重い方、二重が狭くなったり、三角目の方、そういう方にお勧めの手術です。

一方で、眼瞼下垂の手術は、目の開きが悪い方にお勧めの手術です。
皮膚のたるみを持ち上げてみても目の開きが悪くて黒目が隠れてしまっている状態、眠たい目元の状態ですね、そのような方にお勧めの手術です。

眼瞼下垂はまぶたのたるみを引き上げてみて判断するというのは重要で、まぶたのたるみが強いとたるみ黒目を隠して偽性眼瞼下垂という状態になるのでこれを眼瞼下垂と間違えないようにする必要があります。
以前に「眉下切開と眼瞼下垂のどちらを受けるべき? 」というコラムで2つの手術の違いについて解説させてもらっていますので、手術の適応についてはそちらもご参考になさってください。

それぞれの適応ですが、理論は分かっていても、実際自分はこちらの手術が良いか分かりにくい方もいらっしゃると思いますので、その場合は、無料カウンセリングを利用してご相談ください。

眉下切開と眼瞼下垂どちらを先に受けるべき?

さて、今回のテーマについてですが、今回は眉下切開も眼瞼下垂の手術も両方適応のある方についてですね。
そのような方ではどのように手術したら良いかと言うことです。
両方の手術に適応がある方というのは、まぶたの皮膚がたるんでいて、かつ、目の開きも悪くてまぶたが重たいという方、まぶたの表も裏もたるんでいる方ですね。
年齢を重ねるごとに、当然瞼の表も裏も同時にたるみが進行するので、両方適応の方は結構いらっしゃいます。
そういう方の場合、一度に手術をおこなえるのか、どちらかを先にやった方が良いのかという問題が出てきます。

正直申しますとこれはどれが正解というわけではなく、どの選択肢もありと言えばありになります。
この判断は大変難しくて、先生によって意見が分かれるところだと思います。
どれが正解というわけではないので、ご自身がドクターと話して納得される方法でおこなうと良いかと思います。
今回はあくまで当院の方針についてということでお話させてもらいます。

眉下切開と眼瞼下垂の同時施術はできるのか

まず、眉下切開と眼瞼下垂の手術を同時におこなえるか言うことについてですが、こちらは基本的にあまりお勧めしていません。
一緒におこなえばダウンタイムは一度で済むので良いのですが、同時に手術をおこなうと、かなり腫れが強く長引きます。
目は眼窩という骨の入れ物に入っているので、腫れすぎると目にとって良くないんです。
あとは、一度に効果の違う手術を同時に行うので、シュミレーションができなくて、結果が読みにくくなります。
例えば二重でいうと、眉下切開は二重が広くなる方向に行きますが、眼瞼下垂では二重は相対的に狭くなる方向に行きます。
なので、両方同時におこなうとどうなるか正確に読めない、イメージと違う結果になる可能性も出てきます。
なので、基本的には一つずつ手術をおこなって、効果を見ながら次の手術をおこなうというのがお勧めです。

どちらが先が良いか

では、次に、一つずつおこなう場合はどういう順番が良いかということについてお話しします。
こちらも実は、どちらから先におこなうのが正解と言うことはないんです。
ただそれだとお話は終わってしまいますので、ちょっと深堀りします。
もし、たるみと眼瞼下垂と、どちらかが強いという場合。
これは原因が強い方を優先して行ったりはします。
まず、まぶたが重くなる一番の原因を治しましょうと言うことですね。
一番の原因がなくなれば、それで満足してもう一方の手術は必要なくなるかもしれません。
ただ、たるみも眼瞼下垂も両方強いケースですね。
そのような場合も多くて、手術の順番に迷うことがあります。
その場合、結論を言うと、当院では、まず眉下切開をおこなってから眼瞼下垂の手術をおこなうことをお勧めしています。

眼瞼下垂を先にした場合

ここで、まず、眼瞼下垂の手術を先におこなった場合について考えてみますね。
眼瞼下垂の手術をおこなうと、目の開きが良くなるので眉が安心して下がってきてまぶたのたるみが強く出るというのがあります。
つまり、皮膚のたるみがさらに強くなるんですね。
なので、先に眼瞼下垂の手術をおこなって、しっかり皮膚のたるみが出た状態で眉下切開でたるみを取った方が良いという考え方もあるかと思います。
眼瞼下垂の手術を二重部分で切っておこなった場合、二重部分で多少ですがたるみを取ることもできます。
なので、眉下切開は一旦おこなわなくて済むかもしれません。
ただ、以前のコラムでも話したように、二重の切開部分でたるみを取りすぎれば不自然になってしまって戻せないので、切る眼瞼下垂の手術で皮膚切除もしっかりおこなおうとする先生の場合は慎重に考える必要があります。
ただ、皮膚が薄い方の場合は問題ないこともあります。
あとは、眼瞼下垂の手術を先におこなった場合、目元が安定するまで最低3ヶ月以上、できれば半年以上見ていただく必要があるので、それまでは次の眉下切開はやらない方が良いです。
つまり、たるみが強くなった状態でしばらくいないといけないということになります。
たるみが強いと二重が狭く一重っぽくなり目が隠され小さくなります。
その状態が3ヶ月~半年くらい続くことになるよということです。
あとは、切る眼瞼下垂の手術の場合は、二重を同時に作っていきますが、先に眼瞼下垂の手術をおこなって後で眉下切開をすると当然二重は広くなって仕上がりの正確なシュミレーションができません。
なので、最初に眼瞼下垂で二重を決め打ちで作ってしまうと、イメージと違ってしまうというリスクがあります。
自然な幅でお任せしますと言うことであれば問題はないですが、二重は幅の希望がある場合は、まず眉下切開をおこなって、最後にシュミレーションして二重幅を決めるというのが安心です。
以上を考えて、当院では、まず眉下切開をおこなうのをお勧めしています。

眉下切開を先にした場合

先に眉下切開をおこなった場合についてお話ししますと、 先程、眼瞼下垂を治してたるみがしっかり出た状態でとお話ししましたが、眉下切開からおこなっても、目を閉じた状態で、皮膚のたるみを移動させてみてしっかりたるみを切除するので、眼瞼下垂を先におこなった場合と比べて切除幅が控えめになるということは基本的にはありません。
また、先ほどのように、眼瞼下垂の手術で仕上げる際には、バーチャルスティックでシュミレーションしてある程度仕上がりを予想して眼瞼下垂の手術をおこなうことができます。
あとは、次の眼瞼下垂の手術は、最短で1か月以降に、理想的には3ヶ月目以降と、眼瞼下垂を先におこなった場合に比べて仕上げの手術を早めにおこなえるというメリットがあります。
眼瞼下垂の方は、先に眉下切開をおこなうとくぼみ目になることがあり、次の眼瞼下垂をおこなうまでくぼみ目が目立つリスクがあります。
ただ、くぼみ目は眼瞼下垂の手術で改善させることができます。
なので、眉下切開を先におこなった場合は、先に眼瞼下垂の手術をおこなった時よりは手術が完結するまでの時間は短くなるので負担は少なくなるかと思います。

結論、眉下切開と眼瞼下垂の手術の両方が必要な場合どちらを先に行うべきかといいますと、どちらでもできなくはないけれど、当院ではまず眉下切開をお勧めしています。

まとめ

以上が眉下切開と眼瞼下垂の手術の両方適応の方の場合についてお話でした。
瞼が重いと言っても複雑な原因が絡み合っていて、手術にしてもそれぞれメリットデメリットがあり、どうおこなっていくかも慎重に考える必要があります。
カウンセリングでよく診察してもらって最後はドクターの判断を信頼しておまかせすることになるとは思いますが、先生によって理想のイメージや考え方の違いなどもあります。
なので、あからじめご自身でも、しっかり今回解説したことを理解したうえで納得しておこなう必要があります。
なるべくわかりやすく解説したつもりですが、眉下切開と眼瞼下垂の手術についてさらにお分かりいただけたんじゃないかと思います。
まぶたが重い方のご参考になれば幸いです。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
日本美容外科学会(JSAS)専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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監修医師

監修医師

西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

日本加齢医師会

日本レーザー医学会

日本美容外科医師会

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西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

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