20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
【鼻整形】小鼻縮小術を受けた後の後戻りはどのくらい?リスクを防ぐ方法について徹底解説
作成日:2026.2.15

小鼻が大きい人は、どうしても小鼻の印象が目立ってしまうんですが、小鼻縮小をするとかなりすっきりして効果的な手術です。
ただ、小鼻は組織が厚くて硬い部分なので、手術をしても後戻りしやすい部分の一つなんです。
小鼻縮小の後戻りのリスクとそれを予防するための方法について解説しようと思います。
目次
小鼻縮小について
さて、今回お話しする小鼻縮小ですが、ちょっと復習させていただきます。
まず、基本的に内側法と外側法、それらを組み合わせた方法があります。
内側法
まずは内側法について解説してきます。
内側法はこのような感じで小鼻の内側を切開して、小鼻の横幅を狭くします。
変化でいうとこんな感じで小鼻の幅が狭くなります。
外側法
次に外側法です。
外側法は、小鼻の外側のフチを切って、下図のように小鼻の縦幅を短くすることで、小鼻のまるみや張り出しを減らします。

内側法+外側法
そして、それらを組み合わせたのが内側法+外側法になります。
基本的に小鼻縮小は内側法と外側法を組み合わせておこなう方が多いのです。
これについてはまた後でお話しします。
内側法+外側法は、傷はこんな感じで小鼻の内側から外側まで縁に傷がつくことになります。
この傷は結構目立たなくなることが多いので小鼻縮小をおこなうことが多いです。
以前のコラムでも解説しているのでご参考ください。
小鼻縮小の後戻りのリスク
さて、小鼻縮小の後戻りのリスクについて解説していきたいと思います。当院での後戻りしないための工夫や症例写真も紹介していますので参考にしてください。
外側法の後戻りのリスク
まず外側法について解説していきます。
外側法は先程の図のように組織をスイカ状に切除して除去するので基本的に後戻りはありません。
逆に、切除しすぎると戻せないので気を付ける必要があります。
また、外側法で組織を切除しすぎると、顔から突然小鼻が出てきたような丸みのない不自然な小鼻になってしまうので注意が必要です。
次に外側法の症例写真を見ていただきます。
小鼻縮小(外側法)症例写真
こちら小鼻縮小外側法をおこなった症例写真です。
(術前)⇒(術後)


術前は小鼻の丸み・張り出しが若干ありました。
術後の画像を見ていただくと、小鼻縮小外側法で小鼻の外側を切除したことで小鼻の丸みが減ってすっきりしましたね。
この方は鼻尖縮小・軟骨移植・ストラットで鼻先に高さを出していますので、さらに小鼻の丸みが減ってすっきり見えます。
このような感じで小鼻の外側法では小鼻の丸みや張り出しを減らします。
内側法の後戻りのリスク
次に、内側法について言うと、こちらは結構後戻りする手術になります。
先程の図で見てもらいましたが、
このような感じで小鼻の内側を切って組織を切除するわけですが、単純に切除するだけではほとんど戻ってしまいます。
なぜなら、内側の組織は柔らかく、外側は硬く厚い組織が残っているので内側だけ寄せても硬い組織に引っ張られてほとんど戻ってしまいます。
この外側の硬い組織を同時に切除したり、ずらしたりできると良いのですが、内側法なのでそういう訳にはいかないんです。
そのため、当院では皮下組織を切除せずにフラップというものを作って、左右に通したトンネルに通して後戻りしにくいようにします。
フラップ法とも呼ばれています。
図はこのような感じになります。
ただ、フラップを寄せたとしても半分くらいは戻ってしまいます。
ですから、内側法は後戻りしやすい手術と思っていただく必要があります。
内側法も症例写真を見ていただきましょう。
小鼻縮小(内側法、フラップ法)症例写真
(術前)⇒(術後)


小鼻縮小内側法の症例写真ですが、術後の変化を見ていただくと、小鼻の幅が狭くなってすっきりしたのが分かります。
術前は小鼻の幅が広くめだっていて不格好に見えましたが、術後は小鼻の幅がせまくなって目立ちにくくなっています。
下から見ると、小鼻の幅が狭くなったのが分かりますね。
(術前)⇒(術後)


ただ、若干小鼻の底の幅・鼻孔底の幅が残っており、やや後戻りしている感じはあります。
内側法+外側法の後戻りのリスク
最後に、内側法と外側法を同時におこなった場合はどうかと言いますと、、、 同時の場合は後戻りしにくくなります。
なぜかというと、硬い外側の組織を切除しながらずらすことができるからです。
イメージとしては内側と外側の傷を連続させることで小鼻は土台と切り離されてプランプランになる感じですね。
もとび美容外科ではプランプランになるようにしっかり剥離・切開をおこなっています。
すると、フリーに動くようになった小鼻を内側に移動して固定するので後戻りしにくくなります。
また、後戻りしないような工夫としては、内側外側を同時におこなった場合、更に後戻りしにくくするために減張縫合と言って両方の小鼻に糸をかけて引き寄せます。
さらに、小鼻の外側のほうれい線部分を剥離してのびやすくすることで後戻りのリスクをさらに減らしています。
当院では、以上の工夫で後戻りを減らすようにしていますし、実際、小鼻縮小の内側法+外側法の同時手術は非常に効果が高く安定しやすいので、小鼻縮小をおこなう方のうち多くの方は同時手術をおこなうことが多いです。
そして、冒頭で内側法は小鼻の幅を狭める、外側法は張り出しを減らすとお話ししました。
小鼻に幅もあって張り出しもある方は当然内外同時の手術が良いのですが、張り出しがあまりなく、小鼻の幅を狭めるだけの場合は内側法だけやることも可能です。
ただ、内側法単独で小鼻を狭めると、外側の厚い組織はそのままなので、後戻りしやすいだけでなく、効果が少し弱くなったりします。
内外同時手術は小鼻の外側を土台からずらすことができるので後戻りも少なく、小鼻を狭める効果もより高いので、元々の小鼻の張り出しが強い方でなくても内側外側同時におこなう方も多いです。
外側を切ると傷が目立つ心配をされる方もいらっしゃいます。
ですが先ほどお話ししましたが、小鼻の溝に沿った傷は目立ちにくいですし内外の同時施術はおすすめです。
では、最後に内外同時手術の症例写真も見ていただきます。
小鼻縮小(内側+外側法)症例写真
(術前)⇒(術後)


この方は、術後の画像を見ていただくと、内側法と外側法の手術をおこなったことで、小鼻の幅が狭くなってすっきりしたのが分かります。
小鼻だけ小さくすると団子鼻は強調されてしまうので、この方の場合鼻先を細くする鼻尖縮小もおこなっているのですが、小鼻も鼻先の狭くなったことで鼻全体の印象が小さくなりました。
ひとまわり鼻が小さくなりすっきりしましたね。
さらに下からの変化も見ていただくと、鼻孔底の幅がしっかり狭くなって小鼻の幅が細くなったのが分かります。
(術前)⇒(術後)


術前はやや丸み・張り出しもありましたが、外側法も同時におこなっていることで丸みも減って小鼻の存在感がさらに減っています。
このように、内側法と外側法を同時におこなうと、小鼻の幅と丸みをしっかり減らすことができてとても効果的です。
まとめ
以上が小鼻縮小の後戻りについてでした。
まとめると、小鼻縮小は内側法だけだと後戻りしやすく、外側法か内外同時の手術は後戻りにしにくいということでした。
当院ではより後戻りしにくくする工夫をおこなっていて、 内側法単独の場合はフラップを作って戻りにくくしたり、 内側法外側法同時の場合では、小鼻をしっかりフリーになるように剥離し、減張縫合(引き寄せ縫合)をおこないつつ、小鼻外側の組織をしっかり剥離するようにしています。
今回の解説は以上になります。
小鼻縮小の後戻りについてお分かりになりましたでしょうか。
小鼻縮小をお考えの方は参考にしていただければ嬉しいです。