糸(スレッド)リフトの選び方 糸(スレッド)リフトの選び方

糸のリフトの選び方

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最近たるみが気になってきたけど、切らずにばれずにたるみを解消したいという方は多いのではないでしょうか。

また、お顔がたるんで老けてしまう前に何とか老化を防ぎたいという方も多いのではないでしょうか。

そんな方々にぴったりなのが、糸でたるみをリフトアップする糸のリフト(スレッドリフト)です。

たるみ引き上げの図

糸のリフトは切らずに糸を挿入することで簡単にリフトアップ効果を出すことが出来ます。

ダウンタイムも短く、気軽に受けられるようにもなってきています。

また、皮下からコラーゲンが生成されますのでお肌に張りが出てくれます。

コラーゲンが生成されてお顔に支持組織ができることでたるみの進行を遅らせて老化の予防をすることが可能です。

たるみが気になり始めた方がたるみ予防として糸を入れるのも効果的ですよ。

 

糸のリフトはどんどん進化してきていろいろなバリュエーションの糸が増えてきました。

糸のリフトにもいろいろ種類があっていろんな名前がついていてわかりにくいと思っている方も多いかと思います。

同じ工場で作っている同じような糸がいろいろと呼び名を変えて行われていたりします。

今回のコラムでは、糸のリフトの種類や効果について、また、糸のリフトをチェックするポイントについてご紹介したいと思います。

 

 

糸のリフトの種類、ポイント

糸の種類にもいろいろありますが、どんなポイントに注意して把握したら良いか解説させていただきます。

①吸収される糸かどうか。素材は何か。

②トゲ(コグ)がついているかどうか。

③糸を固定するタイプかどうか

④トゲの形状

⑤トゲの配置

⑥糸の本数

糸のリフトの主なチェックポイントは以上の6つがあります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

 

①吸収される糸かどうか。素材は何か。

糸のリフトには吸収糸と、非吸収糸があります。

 

(吸収糸)

糸のリフトで主流なのはやはり吸収糸です。

少しずつ溶けて体内に残らないので安心です。

基本的に何度も追加で挿入することが可能です。

吸収糸の素材にはいろいろありますが、大きく分けて下の3種類があります。

PDO(ポリジオキサノン)・・・一番一般的な素材。半年ほどで吸収される糸

PLLA(ポリL乳酸)・・・2年かけて吸収されて長持ちする。

PCL(ポリカプロラクトン)・・・長持ちし、柔軟性がある

最近の糸では、PLLAやPCLの素材のものが増えてきており、長持ちしやすく、なじみやすくなってきました。

 

(非吸収糸)

吸収されない糸には金の糸やスプリングスレッド(シリコン&ポリエステル)などがあります。

吸収されないため効果は長持ちしやすい傾向はあります。

ただ、吸収されない糸は異物ですので、一生体の中に残りつづけ、異物は感染や肉芽種の原因となる可能性があるため、将来にわたってリスクが残ることになります。

金の糸ではMRIの検査を断られることもあります。

後で後悔してもなかなか糸は取り出せません。

感染や引き連れのリスクがあるため、何度も追加で挿入することはあまり推奨できず、非吸収糸を入れた後に、吸収糸を入れたりすることもあまりおすすめできません。

非吸収糸を否定するつもりはありませんが、当院では長期的安全面を考えて非吸収糸は取り扱っていません。

 

②トゲ(コグ)がついているかどうか。

糸のリフトには、単純に通常の糸を埋め込む方法と、

トゲのついた糸を使って理的にたるみをひっかけて持ち上げる方法があります。

一般的なのは、トゲのついた糸で、下でまた改めて詳しく解説させていただきます。

トゲのついいていない通常の糸は、どちらかというとリフト効果はマイルドですが、ダウンタイムも比較的短く、コラーゲンを増やしてたるみを引き締めるといったイメージになります。

 

トゲのついていない糸

代表的なものには金の糸やショッピングスレッドがあります。

金の糸は一昔前の治療で、皮下に入れて金を入れてコラーゲンを生成させるものですが、アレルギーがでてしまうと抜去することもできず、高周波やMRIが受けられないことがあるというデメリットがあるためあまりおこなわれていません。

ショッピングスレッドは吸収糸を使用してたるんだ部分に格子状に挿入してたるみを支えてリフトアップして引き締めるものです。

ダウンタイムが比較的短いため、ショッピングのついでにできるという意味でショッピングスレッドと呼ばれています。

他にはリードファインリフト、ウルトラVリフト、美容針などとも呼ばれています。

 

③糸を固定するタイプかどうか

糸を固定するかで大きく分けて

フローティングタイプ

アンカータイプ

の2つに分けられます。

糸を固定せずに挿入するだけのフローティングタイプと、糸は一端の硬い組織に固定するアンカータイプに分けられます。

フローティングタイプの端同志を結んで固定する方法もあります。

 

(フローティングタイプの特徴)

フローティングタイプの糸は固定されていませんので、トゲが半分くらいで逆方向についており(実際はアンカー部分が少し長くなっていますが)、糸の半分で支え(アンカーし)、残りの半分でたるみをリフトするような仕組みになっています。

お顔は表情を作ったりよく動く部分ですが、フローティングタイプでは深部組織に固定されておらず無理がかからないため、てくるため、腫れや痛みや違和感が少ない傾向があります。

針を1ヶ所抜き差しすれば糸を挿入することが出来るため、コグリフトでは、針先が丸い鈍針を使用することで、お顔に針穴すら開かずに挿入することが出来るようになりました。

内出血や腫れのリスクを最小限にしてリフト効果を出すことができます。

ダウンタイムが少なく、リフトアップ効果が出せるということで、いま大変人気で主流のタイプです。
ミントリフトミニ挿入方法最終

当院ではフローティングタイプの糸にはショッピングスレッドや、コグリフト(VOVリフトプレミアム、ミントリフト2ミニ)などあります。

 

(アンカータイプの特徴)

糸の一端を側頭筋膜や骨膜など動かない深部の組織に固定します。

一端が固定されているため、トゲの方向はすべてたるみを引き上げる方向についています。

糸の一端が固定され動かないですし、たるみを引き上げるトゲがついている長さが長くなるため、フローティングタイプよりしっかりたるみを引き上げて支えることができます。

ただ、前述のように動くお顔に対して、糸は固定されているため、どうしても痛みや違和感が強くなりやすいです。

また、深部の組織に固定することで腫れや内出血ものリスクも高くなります。

お顔にハリを通す必要のあるものも多く、お顔に針孔は開いてしまいます。

ダウンタイムがある程度長く取れて、効果を一番に優先したい方に向いています。

当院ではアンカータイプの糸にはミントリフトがあります。

 

④トゲ(コグ)の形状

トゲの形状には、カッティングタイプ、モールディングタイプなどがあります。

(カッティングタイプ)

カッティングスレッド

カッティングタイプは、糸をカットしてトゲを作るもので、トゲが少し弱く、バナナの皮のように向けてしまったり、糸の芯が細くなるので早期に糸の強度が弱くなったりするデメリットがあります。

ただ、簡単な作りのため、比較的お安いというメリットがあります。

(モールディングタイプ)

モールディングタイプ

モールディングタイプは糸をカットせずにトゲをくっつけている糸です。

芯がしっかり残るため強度が強く、より効果的に強度を長く保つが出来ます。

当院のコグリフト(VOVリフトプレミアム、ミントリフト2ミニ、ミントリフト)はすべてがモールディングタイプとなっています。

トゲの先に丸みをつけることで、痛みを軽減し、なじみやすくしています。

(その他のタイプ)

シルエットリフトのように、トゲというより、三角のコーンがついているものもあります。

 

⑤トゲの数や配置

ベーシックにはトゲは同じ部位に1個ついていますが、より引っかけ効果を高めるために両方向に2つついているもの、4方向に4つのトゲがついているものなどがあります。

図3 スプリングリフトコグ

また、1個のトゲでも、らせん状に配置し、で全方向の組織をひっかけて、よりリフト効果を高める方法があります。

コグらせん構造

1ヶ所で多方向で引き上げるよりもお顔全体にバランスよく組織を支えることができますので、引き連れのリスクを減らし、効果的なリフトアップが可能です。

 

このように、リフトアップしやすいようにトゲの数や配置にはいろいろな工夫がありますが、あまり引っ掛かりが強すぎても、引きつれたり痛みや違和感が強くなるリスクがあります。

引っ掛かりと具合と、柔軟性やなじみやすさのバランスの良い糸を選ぶことも重要です。

 

⑥糸の本数

トゲのないショッピングスレッドのような糸の場合は、糸を網目状に挿入してネットのようにお顔を支えるため、ホホやホホ骨、フェイスラインなどに両サイドで40~100本程度の糸を挿入します。

トゲのあるコグリフトの場合は、お顔全体で引き上げたいのか、ポイントで引き上げたいのかによって本数は変わってきます。

部位はたるみの気になりやすいホホ・フェイスライン、ホホ骨(ほうれい線上)に糸を入れることが多いです。

糸の種類にもよりますが、通常、片側5,6本挿入するのが標準です。

お顔全体に挿入する場合は片側で8~10本挿入すると良いです。

逆に、ポイントでよいという場合は片側3本前後の挿入で良いと思います。

また、糸をあまり分散して入れるとリフト効果が弱まることもあるので、ある程度近い位置にバンド状に固めていれるのが効果的です。

 

以上が糸のリフトのチェックポイントでした。

以上のポイントに注目することで、糸の特性を見極めていただければと思います。

 

結局どんな糸がおすすめなの??

糸の種類はわかったけど一体どういう糸がおすすめなの?と言う方も多いと思います。

以下のご希望別におすすめの糸をご紹介したいと思います。

・ダウンタイムを短く、リフト効果はしっかり出したいという方

・ダウンタイムを短くしたい方、まずは手軽にやりたい方

・ある程度腫れても良いが効果を高くしたい方

 

・ダウンタイムをなるべく短く、リフト効果はしっかり出したいという方

今主流のフローティングタイプでは、腫れや痛みを減らし、傷を最小限にしてダウンタイムが短くなるように、かつ効果も出やすいように改良されてきています。

また、PLLAやPCLといった素材も使用されるようになり、長持ちしやすくなってきています。

このタイプで当院でおすすめなのは、

(VOVリフトプレミアム)

(ミントリフト2ミニ)

です。

どちらも最新の糸で、効果が高い糸になっています。

両方とも、お顔に傷がつかないのでダウンタイムも従来の糸より短くなっています。

糸の芯はそのままで、しっかりしたトゲ(コグ)がくっついている構造(モールディング)タイプなので、効果が高い糸です。

PLLAやPCLといった素材でできており、数年かけて吸収されるため効果も長持ちします。

(VOVリフトプレミアム)

VoVLift-ロゴ

VoVLift プレミアム 糸リフト

VOVリフトはPCLでできており、柔軟性があるので痛みや違和感も少ないです。

また、トゲを対になってくっつけており、リフト力が高くなっています。

リフト力、痛み、持続性、料金などトータルでバランスの良いスレッドなのでおすすめです。

VOVリフトプレミアムについて詳しくはこちら

 

(ミントリフト2ミニ)

MINT-LIFT-MINI-タイトル

ミントリフト2ミニ 糸リフト

ミントリフト2ミニではコグがスパイラル状になっており、全方位の組織をひっかけることができますので、よりリフトアップ効果が高まります。

通常のミントリフト2ミニはPLLAでできており、

ミントリフト2ミニflexはPLLAとPCLが融合しており、柔軟性があるため、痛み・違和感が少ないです。

どちらの素材も長期持続型のスレッドです。

腫れを抑えながら、効果をしっかり出したいということであればVOVリフトよりミントリフト2ミニの方がリフト力がありおすすめです。

ミントリフト2ミニについて詳しくはこちら

ミントリフト2ミニflexについて詳しくはこちら

 

・ダウンタイムを短くしたい方、手軽にやりたい方

スレッドリフトの中で刺入する針が細く、比較的ダウンタイムが短いのは、ショッピングスレッドです。

特殊な針を皮膚に挿入し、針の中にセットされた髪の毛よりも更に細い吸収性の糸をたるみを支えるように埋め込んでいきます。

shoppingthread-001

特にホホの部分では糸をネット状に埋め込んでたるみをハンモックのように支えます。

ショッピングスレッド

美容先進国の韓国で多く行われている治療です。

「鍼」による筋収縮効果と「糸」による支えの効果・コラーゲン増生効果により、”引き締め”、”リフトアップ効果”、”たるみ予防効果”などの若返り効果が簡単に得られます

2か月毎に3回ほどおこなうと長持ちしやすいと言われています。

ショッピングスレッドについて詳しくはこちら

 

また、糸ではありませんが、腫れや内出血を少しでも短くしたい方は超音波を照射するだけでたるみが引き締まってリフトアップできるハイフがおすすめです。

フェイスリフトでリフトアップするSMAS(表在性筋膜)を熱収縮させてリフトアップし、切らないフェイスリフトと呼ばれている治療です。

ダウンタイムはほとんどなく、痛みも少なくやりやすい治療です。

スマートソニック

ハイフについて詳しくはこちら

 

・ある程度腫れても良いが効果を高くしたい方

効果重視の方には、やはり、糸の一端をしっかり固定するアンカータイプの糸がおすすめです。

フローティングタイプの物に比べると腫れや痛み・違和感は少し長引きやすくなります。

当院では強力スレッドリフト(MINTリフト)になります。

 

(強力スレッドリフト(MINTリフト))

threadimage-01

強力スレッドリフトも、糸自体に切れ込みを入れるのではなく、直接糸にトゲをつけることによって強度を上げています。

糸の真ん中部分をしっかり側頭部の筋膜に固定(アンカー)し、両サイドの糸をたるみを引き上げる方向に刺入します。

フローティングタイプのようにトゲ(コグ)でアンカーする必要がありませんのでトゲを一方向にびっしりつけて引き上げることが出来ますので、リフト効果も高まります。

糸リフトの中では最強レベルのリフト効果を得ることができます。

ただし、側頭筋膜に深く固定するため腫れが出やすいのと、糸がしっかり固定され表情筋の動きに合わせて動かないため1、2週間は口が開けにくかったり、引っ張られる痛みなどがあります。

ダウンタイムは1~2週間ほど見ていただく必要がありますすが、もちろん一時的なものですのでなじんでいきます。

強力スレッドについて詳しくはこちら

 

しっかりリフトアップをお考えの方では、やはり切ってたるみを取り除くフェイスリフトが良いです。

motobi_facelift-02

今のフェイスリフトは腫れをなるべく少なく、傷も目立ちにくく工夫されていますので、強力スレッドと同等かもう少し腫れるくらいのダウンタイムで可能です。

当院のもとび式フェイスリフトでは、腫れにくさと効果のバランスを最適化していますので、従来のフェイスリフトより手軽にすることが可能となっています。

フェイスリフト リスク・効果のグラフ

もとび式フェイスリフトについてはこちら

 

 

糸のリフトの効果、持続期間

今さらですが、糸のリフトにはどんな効果があるか復習してみましょう。

糸のリフトには

たるみを引き上げる。リフトアップ効果

コラーゲンの支えが出来ることでたるみの予防効果。

筋収縮効果による引き締め効果。

コラーゲンが増生して張りが出る。

以上のように様々な効果があります。

糸はリフトアップ効果が注目されますが、コラーゲンを増生させてたるみを支持することでたるみ予防効果というのが実は重要です。

糸のリフトをされている方ではご年齢の割にたるみが少ない方が多く、たるみ始めの方には大変有効なのです。

また、糸が入ることで刺激で鍼治療のよう筋収縮・リフトアップ効果があったり、皮下にコラーゲンが生成されることでお肌にハリが出て、美肌効果も出ます。

 

当院の糸の種類によるリフトアップ・引き締め効果とたるみ予防効果についてそれぞれ、強さと持続期間の違いを表にまとめたのでご覧ください。

種類 リフトの強さ 持続期間 たるみ予防期間
ショッピングスレッド 軽~中 半年 半年~1年
VOVリフトプレミアム 中の上 半年~数年 2,3年
 ミントリフト2ミニ 半年~数年 2,3年
強力スレッドリフト
(ミントリフト)
強力 半年~1年  5年

 

ダウンタイム(痛み・腫れ)

次は、当院で行っている糸のリフトの痛みや腫れについてどれくらい見ておいたら良いかご案内します。

 

ショッピングスレッド

術後若干チクチクすることはあるかもしれませんが、強い痛みは残りません。

あまり腫れない方もいらっしゃいますが、数日ほどむくみがあると思っていただくのが良いです。

内出血が出るとうす黄色くなることがあります。それほど目立ちませんが、1,2週間はメイクでカバーしてもらう必要があることがあります。

 

VOVリフトプレミアム、ミントリフト2ミニ 

痛みはチクチク程度の痛みがあります。

コグでひっかける糸ですので、1週間ほどは表情を作った時などに違和感が出ることがあります。

傷はこめかみの髪の中の部分なのでわかりません。前述のように針穴すらお顔につきません。

腫れというほどはれませんが、むくみ程度が2,3日~1週間ほど続く場合があります。

 

MINTリフト(強力スレッドリフト)

しっかり筋膜に固定する為、1、2週間ほどの痛み、腫れがあります。

腫れているうちはお顔に少し幅が出て、丸顔になる感じになります。

また、しっかりトゲでたるみを固定しますので、口の開けにくさなどがなじむまではあります。

 

まとめ

以上糸のリフト(スレッドリフト)の解説を書きましたが、いかがでしたでしょうか。

たるみが気になる方には、糸だけではなく、レーザー系、プチ整形、切開などご希望に応じて様々な方法があります。

それらの方法も合わせてご自身にあった治療を考えていただければと思います。

【参照コラム】お顔のたるみを改善する方法

young caucasian woman portrait on white background. skincare concept.

糸のリフトのネーミングや種類は多く、本記事を見てもなかなか理解しにくい部分もあるかと思います。

そんなときは、自分にどんな方法が合うのか、お気軽に無料カウンセリングをご利用していただければと思います。

 

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