20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
最新のエラボトックスの症例写真を一挙解説
作成日:2025.6.3
今回は最近のエラボトックスの症例写真を集めたものを紹介していきます。
エラボトックスは小顔効果が高く人気の施術なので施術を考えている方も多いと思いますが、今回の症例写真を参考にしていただければと思います。
目次
エラボトックスについて
エラボトックスとはエラの咬筋という筋肉にボトックスを注射してやせさせる施術です。
当院では小顔ボトックスと言ったりもしています。
咬筋というのは、下の図の赤い部分です。
エラが張っていて咬筋が厚い人では咬筋を減らすことでぐっと小顔にすることできます。
正面から見て咬筋はお顔の外側の厚みですので、エラボトックスではエラの張り出しが減るだけでなく、お顔が細くなってすっきりします。
当然咬筋が厚い人ほど小顔効果がありますが咬筋が薄い人では効果が見えにくいこともあります。
また、エラボトックスは小顔効果だけでなく、食いしばりを減らすことができます。
なので、歯医者さんなどで食いしばりが強いと言われてエラボトックスをおこなう方も多くいらっしゃいます。
エラボトックスの効果
エラボトックスの効果はゆっくり出てきます。
1か月~1か月半で小顔効果がピークで出ます。
ゆっくり効果が出てきて、自分では変化が分かりづらいことがありますので、処置前に写真を撮っておくことをおすすめします。
1か月くらいしてまた写真を撮って比較するとエラボトックスの効果が分かりやすいかと思います。
当院では、エラボトックスの注入量は強中弱の3段階があり、小顔ボトックス、倍量の強力小顔ボトックス、2.5倍の量の超強力小顔ボトックスというメニューがあります。
筋肉の厚みによって使い分けてもらっています。
エラボトックスの打ち方としては、初回は咬筋の厚みが一番厚いので、筋肉に応じたしっかり量のボトックスを打つのがおすすめです。
咬筋がしっかりしている方では、初回は強力量で注射することが多いです。
そうするとしっかり咬筋が減ってくれるので小顔効果が出やすくなり、長持ちもしやすくなります。
ホホのコケが気になる方、少しずつ減らしたいという方では通常量でも可能ですが、しっかり筋肉を減らして小顔効果を長持ちさせるには3ヶ月ごとに2,3回繰り返すのが良いです。
エラボトックスをした後、咬筋は半年から1年で7,8割戻ってくることが多いです。
その際は、筋肉の量に応じたボトックスを追加で注射していただくと良いです。
以上がエラボトックスについての復習でしたが、ここから最新の症例写真を見てもらいましょう。
症例写真
症例写真①
処置前⇒ 処置後


まずは1人目の方です。
この方は脂肪はそれほど厚くないですが、エラが張っている方です。
筋肉は厚かったので強力小顔ボトックスをおこないました。
処置後は張っていたエラがスッキリしてなだらかになって小顔になりましたね。
2、3分ほどの注射でこれだけすっきり効果が出たらうれしいですね。
症例写真②
処置前⇒処置後


2人目の方です。
この方はそれほどエラが張っているわけではありませんでしたが、皮下脂肪は少なく咬筋はそこそこ厚い方でした。
強力小顔ボトックスをおこないました。
皮下脂肪があれば注射や脂肪吸引で脂肪を減らすのも効果的ですが、今回の方は脂肪が少なく咬筋に厚みがあったのでボトックスが効果的です。
施術後を見てもらうとお顔がスッキリしましたね。
小顔効果が出ています。
症例写真③
処置前⇒処置後


3人目の方です。
この方はエラ部分に幅があり、咬筋にも厚みがありました。
強力小顔ボトックスをおこないました。
処置後の画像を見ていただくと、エラ部分がスッキリして逆三角形のフェイスラインに近づきました。
エラボトックスの小顔効果がしっかり出ましたね。
症例写真④
処置前⇒処置後


4人目の方です。
処置前はエラに厚みがあってお顔に丸みがある方でした。
処置後のフェイスラインを見てもらうと、エラの厚みが減ってお顔がすっきりしましたね。
処置前は丸顔だったのが、処置後はエラが細くなってやや面長の顔になりすっきりしたのが分かります。
症例写真⑤
処置前⇒処置後

5人目の方です。
この方も処置前は丸みのあるお顔でしたが、エラボトックスをした後はエラがスッキリして逆三角形のフェイスラインに近づきました。
スッキリした印象になりました。
症例写真⑥
処置前⇒処置後


6人目の方です。
この方はホホの脂肪がややふっくらしていた方です。
エラボトックスはお顔の後ろ半分の咬筋をやせさせる注射ですが、お顔の前半分は脂肪の厚みなのでエラボトックスでは減らせません。
今回の方はエラボトックスをおこなったことでエラの厚みが減ってお顔が細くなりました。
ただ、お顔の前半分の脂肪の厚みは残っているため、ふっくら感は残っています。
脂肪がついている方では、皮下脂肪を減らす脂肪溶解注射や脂肪吸引も併用しておこなうと、さらにお顔全体をすっきりさせて小顔にすることが可能です。
症例写真⑦
処置前⇒処置後


7人目の方です。
この方は処置前はエラが張っていてホームベース型のフェイスラインでした。
咬筋の厚みはかなり厚かったので、通常の2.5倍の量の超強力小顔ボトックスをおこないました。
厚みのある咬筋にしっかり量のボトックスを注射すると効果がしっかり出て、長持ちしやすくなります。
処置後の画像を見ていただくと、咬筋がしっかり減ってエラがかなりすっきりとしましたね。
ホームベース型のフェイスラインが逆三角形に近づきました。 しっかり小顔効果が出ています。
症例写真⑧
処置前⇒処置後


8人目の方です。
処置前はお顔に丸みがありましたね。
小顔にしたいということで強力小顔ボトックスをおこないました。
処置後はお顔の幅が細くなってすっきりとしたお顔になりましたね。
症例写真⑨
処置前⇒処置後


9人目の方です。
この方も処置前はエラが張っていてホームベース型のフェイスラインでした。
男性の方ですので、咬筋の厚みもかなり厚かったです。
なので、超強力小顔ボトックスを注射してしっかり咬筋の厚みを減らしました。
施術後はエラの張りが減って、お顔も細くなって首の幅くらいになりしっかり小顔になりました。
症例写真⑩
処置前⇒処置後


次は10人目の方です。
この方は、施術前はお顔に丸みがありました。
強力小顔ボトックスをおこなってエラの厚みを減らしました。
施術後はエラ部分中心に厚みが減ってすっきりしましたね。
エラ中心に外側の厚みが減ったことで、お顔が細くなって小顔になりました。
症例写真⑪
処置前⇒処置後


最後は11人目の方です。
この方は、もともとホホに皮下脂肪やバッカルファットのボリュームがあってふっくらしていました。
なので、エラボトックスだけでなく、脂肪吸引やバッカルファット除去の手術を組み合わせておこないました。
当院では3つを組み合わせて強力小顔3点セットというメニューでお安く提供しています。
処置後を見ていただくとホホやエラのふっくらや張り出しが減ってかなりすっきりとしました。
エラボトックスでお顔の後ろ半分の厚みを減らして、脂肪吸引とバッカルファット除去でさらにお顔の前半分のボリュームを減らしたので、フェイスライン全体が細くすっきりとして小顔効果がしっかり出てます。
この方のように頬に脂肪が多い方では、エラボトックスと脂肪吸引やバッカルファット除去などを組み合わせるとより小顔になることができます。
まとめ
以上が11人の方のエラボトックスの症例写真でした。 エラボトックスは2,3分で終わる簡単な施術ですが、効果はかなり高いのがお分かりいただけたかと思います。
エラボトックスは、エラの厚みを減らしてフェイスラインを整えるだけでなくお顔の外側の厚みを減らしてお顔を細くし、しっかり小顔効果を出すことができます。また、食いしばりも改善してくれます。
エラボトックスは効果はしっかりですが、1か月くらいかけて徐々に細くなるのでダイエットしたような自然に変化になります。
先ほど言ったようにお顔の後ろ半分はエラボトックスでボリュームを減らしますが、前半分の皮下脂肪やバッカルファットが多い方では、脂肪を減らす施術を組み合わせることでより小顔効果を高めることができます。
とても効果の高いエラボトックスですが、筋肉の薄い方ではあまり向いていなかったり、筋肉の厚い人には量を増やして咬筋全体にしっかり注入する必要があったりします。
なので、カウンセリングの際に最適な量や施術などをご相談いただければと思います。