20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
眼瞼下垂が治るとどんな効果やメリットがあるのかを解説
作成日:2024.10.18
目次
眼瞼下垂とは
眼瞼下垂とは目の開きが悪くて黒目がかぶっている状態のことを言います。
眼瞼下垂は瞼の裏側がたるみ、瞼を開く力が伝わりにくくなることが原因で起こります。
ガチャピンのように瞼が重くて眠たい目力のないイメージです。
診断基準
瞳孔の中心線から上まぶたまでの距離をMRD1といいます。
MRD1が3.0mm未満の方は眼瞼下垂です。
※鏡をじっと見たらだれでも無意識的に目が見開きます。 遠くを見るようなリラックスした状態で測ってみましょう。
詳しくは自分が眼瞼下垂かチェックする方法のコラムをご参考ください。
眼瞼下垂の原因
眼瞼下垂の原因はざっくり言うと瞼の裏側がたるみによるものです。
瞼の裏側は開ける力が伝わっていますが、たるみによってまぶたを開ける力が伝わりにくくなっている状態となります。
眼瞼下垂が治るとどういう効果があるのか
眼瞼下垂の手術で目の開きが改善すると以下のような効果があります。
目力が出て目元が若々しく明るくなります
二重をどんどん広くして目を大きくしようとする人もいますが、どんどん眠たい目元になってぼんやりしてしまいます。
眼瞼下垂を改善すると目力が出ます。
目元が明るくなって華やかに大きくすることができます。
目の開きの左右差を整えることもできる
目の開きには左右差がある方が多いですが、どっちかの開きが悪いとその目は小さく見えてしまいます。
目の開きが悪い方を眼瞼下垂の手術でよりしっかり上げていくことで目の開きの左右差が整います。
二重が安定しやすくなる
目の開きが弱い方だとくぼみ目のある方もいます。
そのような方だとどんなに切開して癖をつけようとしても二重が安定しにくい傾向があります。
目の開きが弱い方やくぼみ目がある方では眼瞼下垂の手術をすることでそれらが改善します。
目の開きが弱い方でくぼみ目の方は眼瞼下垂の手術をしてから二重をすることをお勧めします。
くぼみ目が改善する可能性
目の開きが良くなると少しボリュームが出ます。
後に説明しますが、眼瞼下垂が改善すると眉毛が落ちてくるのでさらにボリュームが出やすくなります。
目と眉が近づいてバランスよくなる
先ほど説明したように目の開きが良くなると眉が落ちてきて、目と眉が近づきます。
眼瞼下垂の方では眉を常に上げている方が多いので、どうしても目と眉の距離が離れてそれによってくぼみ目があったりします。
眼瞼下垂の手術で改善すると眉と目の距離が近づいてお顔のバランスが改善します。
おでこで眉を上げる癖が改善する可能性、おでこのしわも出にくくなる可能性
目の開きが改善すると、おでこを上げて目を開ける必要がなくなるのでおでこで眉を上げる癖が改善したり、それによっておでこのしわも出にくくなる可能性があります。
頭痛や肩こりが治る可能性
眼瞼下垂の方では、眉を持ち上げることでおでこが常に緊張しているため、緊張性の頭痛になりやすい傾向があります。
また、目の開きが弱いため少し顎を上げて物を見たりする方も多く、肩が凝りやすくなります。
眼瞼下垂の手術によって目の開きが良くなることで、これらの症状が良くなる可能性があります。
まとめ
効果に関してはその方の眼瞼下垂の程度によっても差はありますが、眼瞼下垂は改善することで目の開きが良くなること以外にもたくさんのメリットがあることがわかっていただけたかと思います。
このように眼瞼下垂は治るとメリットが非常に大きいですが、眼瞼下垂を治す方法には切らない方法と切る方法があります。
それらの方法について詳しくは切る眼瞼下垂と切らない眼瞼下垂の比較解説もしていますので是非他のコラムも参考にしてください。