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美容コラム/ Beauty column

【警告】目の下のクマ治療で過剰脱脂を受けると一生後悔し続ける可能性が高いです

作成日:2026.2.14

【警告】目の下のクマ治療で過剰脱脂を受けると一生後悔し続ける可能性が高いです今日は目の下のクマ手術の話ですが、目の下の脂肪をとりすぎた、いわゆる過剰脱脂についてですね。
最近SNSで話題になりましたが、それについてお話したいと思います。
あとは、過剰脱脂のリスクや合併症、修正方法についてもお話ししていこうと思います。

まず今回の騒動について

 

最近、過剰脱脂が話題になっていると聞いてyoutubeを見てみたんですね。
そしたら、ちょっと炎上していて、一部の先生同士でバトっている感じになってましたね。
過剰脱脂ですが、確かにうちのクリニックでも過剰脱脂による相談が少し増えました。
そのあたりについてもちょっと経緯をお話をしようと思います。

まず、今話題になっている過剰脱脂ですね。
これは当然ご存じの方が多いと思いますが、、目の下のクマを改善させるために、目の下の眼窩脂肪をとるんですが、それをやりすぎた状態ですね。
目の下のクマを改善させて若々しい目元にしたかったのに、眼窩脂肪をとりすぎたことで、目の下がくぼんだり、目が落ち込んでしまってかえって老けてしまうんですね。

 

そして過剰脱脂は修正が難しいので、問題になってしまっているということなんですね。
で、今回の炎上の経緯なんですが、こうかなと思うんですね。
SNSを隅から隅までみているわけではないので正確なことは言えないのですが、 あくまで個人の見解として参考程度で聞いてください。

 

ある先生が、1,2年前かな、裏ハムラを否定する動画を挙げ始めたんですね。
裏ハムラは100%再発するとかそういうやつですね。

ちなみに裏ハムラが何かわからない方はこちらをご覧ください。

 

で、その先生が自信満々で裏ハムラを全否定するのでこれが、賛否を巻き起こして炎上したんですね。
正直、美容外科に携わっていて裏ハムラをメインでやっている先生からすると、ん?と思う根拠で、しかも裏ハムラをあまりやったことのない先生に否定されるので良くは思わないわけですね。
おそらく多くの美容外科・形成外科の先生は懐疑的に見ていると思うんですが

で、そんな中でですね。
この先生が目の下の脱脂をおこなったお客さんが、目の下が過剰に凹んでしまうケースが増えてきたみたいなんですね。
目の下はくぼんでいるくらいが美しいという発信をされていましたが、これは過剰すぎると。

前にも言ったように、この過剰脱脂はなかなか戻せないので問題なんですね。
そして、裏ハムラ派の先生たちが、さんざん裏ハムラを批判しておいて、自分のこの結果はなんなんだよーと反撃し始めたというのが、今回バトルの流れだと思ってます。

 

過剰脱脂の症例が増えている?

で、実は、この脱脂後に目の下が凹みすぎてで老けてしまった症例というのは、うちのクリニックの問い合わせでも結構増えてたんですね。
若くてボリュームが元々ありそうなのに、ちょっとかわいそうな感じでかなりくぼんでしまっていた方もいました。
これは眼窩脂肪取りすぎたなぁという印象ですね。

他のクリニックの先生も同じように感じていたようで、けっこう噂にはなっていました。
もちろん目の下の脂肪とりは昔から多くの先生がおこなっている手術で、過剰脱脂のリスクは今に始まったことではないですし、脂肪をとって凹みが強調されやすい人というのはいらっしゃいますし、どんな名医が手術しても、くぼみ感は絶対出ないと断言はできないので、おそらく何もなければこんなSNSでここまで話題にならなかったと思います。

 

ただ、その先生は、裏ハムラを批判した後だったので余計に反撃されたんじゃないかなと思います。
ただ、今回批判されている先生はほぼ名指しでディスられているので自分の身を守るために反論するのは仕方ない気もしますね。
そんな感じの経緯ですね。

ここ最近はそういう過剰脱脂のお客さんを見る機会も少し減った気がしますね。
クレームが増えて眼窩脂肪を控えめに切除するようになったのかもしれませんし、 他のドクターにクレーム相談が流れているのかもしれませんし真相はわかりませんけどね。

 

SNSでの美容クリニックの立ち位置

SNSって、極端な動画を上げれば見られやすくて再生回数も上がりやすいかもしれませんし、情報弱者を信者にしたりすることができるかもしれませんが、自分に返ってきてしまうこともありますよね。

美容外科の業界は急にドクターが増えてお客さまの奪い合いなので、過剰なアピール合戦は今後も増えていくんじゃないかと思っています。
過剰脱脂された方はとてもお気の毒です。

ただ、今回の騒動でバトルして炎上することでさらに再生回数が増えて、結果的にバトルしている先生たちの得になってしまっているなとも思いますね。

 

もとびのクマ取りはどんなことしてる?

はい、経緯はこれくらいにして、うちの、もとび美容外科クリニックのクマ取りについてお話ししますね。

うちはほぼすべて種類のクマ取りの手術をおこなっています。
脱脂のみの手術もしていますし、脂肪注入と組み合わせたり、裏ハムラ、表ハムラとすべての手術をおこなっていて、その方の目元の状態やご希望によって最適なものを選んでアドバイスさせてもらっています。
裏ハムラ法も良い手術だと思っていますのでやってます。

脂肪注入で凹み部分を持ち上げるのも効果的なんですけど、靭帯を剥離して外すというのも効果的なんです。
裏ハムラ法否定派のドクターにはぜひ裏ハムラ法をやってみてほしいと思うんですよね。
良い結果の出る手術だなと実感してもらえるんじゃないかと思うんですけど。

 

もとびの脱脂

 

あとは、今回のテーマは過剰脱脂なので、うちでやっている目の下の脱脂についてもお話ししますが、目の下の脂肪取りは控えめすぎてもクマが再発してしまうリスクがあります。
なので、再発しないようにしっかり目の下の眼窩脂肪を除去しますが、過剰切除してくぼまないように根っこは残すように意識しています。
これでくぼみのリスクをかなり抑えることができます。

今でこそ過剰脱脂が話題になっていますが、昔から目の下の脂肪とりは広くおこなわれていて、過剰脱脂のリスクは言われているので、そこは気をつけてずっとおこなっています。

 

脱脂のリスク、合併症

①目のくぼみ

はい。過剰脱脂のリスクは今大まかに話しましたが、改めてリスクや合併症についてお話ししようと思います。
まず一番のリスクとしては、何度も言っていますが、目のくぼみですね。
眼球は、眼窩という骨の凹み部分に入っているんですが、眼窩脂肪をとりすぎると、へこみの内容物のボリュームが減って、目が骨の奥に落ち込んでいくわけですね。

そうするとくぼみ目になってしまいます。
目の下の部分の凹みはもちろん、目の上も凹んで骨の形が浮いてきて骸骨っぽくなるというか老けて見えてしまいます。
これが過剰脱脂の一番目立つ合併症ですね。  

 

②物の見え方の変化

あとは、リスクとしては、過剰脱脂すると、複視(物が二重に見える)になったり斜視になったりすることもあるようです。

手術直後に麻酔や腫れの影響で複視になったりすることはありますが、当然すぐに治ります。
長期的に複視になるケースはあまり経験がないのですが、眼窩脂肪は目の動きの潤滑剤のような役割を果たしているので、過剰脱脂すると、目の動きの滑りが悪くなったり、癒着したり、外眼筋が損傷したりして、最悪複視や斜視が残ってしまう可能性はあるみたいですね。  

 

③出血

あとは、可能性として言うなら、脂肪を奥まで過剰に追いかけて切除すると、出血しやすくて、止血もしにくくなるので、眼窩に内出血がたまる球後出血になるリスクも考えられます。
最悪、眼窩内に出血がたまって眼球や視神経を圧迫して失明してしまうリスクも考えられますし、そういうケースも実際あるようです。

 

こんな感じで、脱脂をしすぎると、様々なリスクが高まってきます。

 

修正方法はある?

 

で、この過剰脱脂ですが、なってしまって悩まれている方はいらっしゃると思います。
これは、なんとか治せないものなんでしょうか。

手術で対応する場合

考えられる過剰脱脂の修正方法についてお話ししますが、冒頭でも言いましたが、過剰脱脂の修正はかなり難しいです。
眼窩脂肪は柔らかくて特殊な脂肪で、それが目の奥にあるのでその脂肪を元に戻すことは難しいんですよね。

理想的にはもともと眼窩脂肪のあったスペースにボリューム(例えば真皮脂肪移植など)を入れてボリュームを取り戻すのが理想なんですが、眼窩脂肪は眼球運動の際に潤滑油のような役割を果たしていたりするので、その部分に他から組織を移植して癒着してしまうとどうなるか。
眼球の動きは大丈夫なのか。難しい感じはしますね。

先程、眼球は眼窩という骨の凹み部分に埋まっていると言いましたが、その眼窩の外側の部分、つまり骨の上であれば土台があるので、眼窩外の凹みであれば、脂肪注入とかヒアルロン酸・コラーゲンと言ったフィラーを注射してある程度持ち上げることはできます。
ただ、眼窩部分について言うと、骨の土台がなくて組織が浮いている部分なのでそこに注入で均一にボリュームを出すというのは難しいんですね。
綺麗に上がらずにデコボコするリスクがあります。

ただ、眼窩部分でも、脂肪注入は細かく分散して多少の厚みを出すように注入できなくはないですが、入れすぎると凹凸やしこりのリスクがあります。
脂肪のしこりはなかなか戻せないのでリスク高いんです。

なので、修正するとしたら眼窩の外のボリュームをなるべく足して、眼窩部分はできる範囲で脂肪を注入することで、少しでもくぼみ目を目立たなくさせるというはありかと思います。

 

処置で対応する場合

あとは、この難しい眼窩部分のボリュームを出すのには、コラーゲンならある程度攻めることは可能です。
当院ではベビーコラーゲンという治療になります。
ベビーコラーゲンは非常に柔らかくなじみやすいので、眼窩内の皮下に注入して厚みを出すのは通常でもよくやります。
しこりになることもありません。
がっつり持ち上げるのは無理かもしれませんが、ある程度改善させることは可能です。

ただ、ベビーコラーゲンはなじみやすくて攻めやすいぶん、吸収されやすいという特徴があります。
3~6か月すると吸収されてしまうんですね。
気に入らなければなくなるを待てるというメリットはありますが、 長く過剰脱脂を改善させるにはある程度繰り返して維持していく必要があります。

 

クマ治療を受ける際のクリニック選びのコツ

以上が過剰脱脂の修正についてでした。
ただ、過剰脱脂は修正は難しいので、過剰脱脂を予防するために先生選びを慎重にする必要があります。

脱脂は簡単にできる手術とはいえども、控えめな切除だと再発のリスクがありますし、とりすぎるといろいろなリスクがあるのは先ほど言った通りなので、決して誰でもできる安全な手術ととらえない方が良いです。

なので、最後にどういうふうにクリニックを選ぶと良いのかについてお話ししようと思います。
過剰脱脂してしまいがちな先生というと、まずは脂肪とりに慣れかけた新人の先生と言うのが考えられます。
慣れ始めの頃は調子に乗って多く取りやすくなる傾向がありますので。

あとは、極端な信念を持った先生ですかね。
眼窩脂肪は採れるだけ採った方がいいんだと思ってる先生ですね。

 

手術する先生選びのコツとしては、まず新人の先生はなるべく避けるというのやはり基本だと思います。
チェーン店では新人の先生に当たる確率が高かったりするので、先生の経歴や症例数などをよく確認すると良いと思います。

 

あとは、先ほど言った極端な考えを持った先生を避けるというのがあります。
経緯でも話しましたが、SNSとかカウンセリングなどで、話が上手で自信満々の先生は、つい話に引き込まれて信じやすくなってしまうかもしれませんが、極端な事を言う先生よりも中立的に客観的に話をする先生の方が安心できるのではないかと思います。
あとは、カウンセリングを受けてみて、他の先生や自分のやらない施術を批判ばかりする先生も注意したほうが良いかなと思います。
そういう先生は極端な考えを持っている可能性もありますし、手術されてクレームを入れようものなら、自分が批判されること立場になることを覚悟する必要があります。

 

SNSで流れてくる動画を見ると、どうしても炎上していたり、注目を集めやすい動画や画像が目に留まりやすいものですが、やはりおこなう施術に対して自分で能動的に幅広く調べて、偏った意見に流されないように自己防衛するしかないかと思います。
先ほどもお話ししたように、目の下のくま治療は脱脂から脂肪注入、裏ハムラ、表ハムラなどいくつかの種類があります。
あえて言うなら、すべての治療に対応できて、適応やご希望に合わせて選んで受けられるクリニックの方がより良いのではないかとも思います。
いろいろな手術をおこなっているので解剖に精通していますし、それぞれの手術のメリット・デメリットが分かっていて最適な手術をおこなってもらえる可能性が高くなるからです。

当院でもいろいろなタイプのクマやニーズに応えられるようにそのようにしています。

 

まとめ

最後に過剰脱脂についてまとめますと、目の下の脂肪取りをおこなえば過剰脱脂のリスクとはゼロではないのでこれから目の下の脂肪取りを受ける方はリスクを知っておく必要があります。
過剰脱脂の修正は簡単でないというのが問題でしたよね。
やるなら脂肪注入とかベビーコラーゲンでできるだけカバーするという感じになります。
あとは、これから目の下の脂肪取りを考えてらっしゃる方は、ドクター選びは慎重にお願いします。
目立つクリニックの情報ばかり見るのではなく、なるべく広く情報を調べて、客観的に判断してもらうのが良いと思います。
クリニック選びの材料の一つとしては、脂肪取りから表ハムラまで、偏らずにいろいろな手術をおこなっているというのも見ると良いと思います。
その方が、クマ取りの手術全般的に精通していて、より多くの選択肢の中から最適な手術を提案してもらえる可能性が高くなるかと思います。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
日本美容外科学会(JSAS)専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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監修医師

監修医師

西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

日本加齢医師会

日本レーザー医学会

日本美容外科医師会

詳細を見る
西尾 謙三郎 医師(院長)
西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

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