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美容コラム/ Beauty column

【鼻整形】いつまでヒアルロン酸でいつからプロテーゼ?鼻筋に対するお悩みについて解説

作成日:2025.10.23

【鼻整形】いつまでヒアルロン酸でいつからプロテーゼ?鼻筋に対するお悩みについて解説
手軽に鼻を高くして鼻筋を通したい方には、ヒアルロン酸はとても人気です。
プチ整形なのでダウンタイムがあまりなく、嫌なら溶かすこともできるので安心ですし、手軽にできる整形です。

ただ、このヒアルロン酸は吸収されるものなので、効果を保つには減ったらまた繰り返し注射して補充する必要があります。
これは、いつまでも続けてできるものなのでしょうか。

ヒアルロン酸は何回までできて、いつくらいからプロテーゼを入れた方が良いとかあるのでしょうか。
今日はこの辺りについて解説させていただきます。

 

鼻のヒアルロン酸について

 

ちなみに鼻のヒアルロン酸についてですが、鼻のヒアルロン酸は通常この鼻根部分ですね。
鼻根をクレヴィエルで高くする

この部分にヒアルロン酸を入れて、鼻根を高くして鼻筋を通します。

鼻先を高くするのにややリスクはありますが、鼻中隔、膜性鼻中隔にヒアルロン酸を注射することもあります。
日本人というのは鼻根が低い方が多く、鼻を高くしたい、鼻すじを通したいという方は多いです。
鼻筋が通ると、鼻全体の印象が整って、鼻先、小鼻の丸みや大きさが目立ちにくくなります。
鼻スジあるなし
また、鼻根が高くなって彫りも深くなってお顔全体のバランスが良くなります。
大人っぽくなり美人度が増します。

鼻スジなし
オーソドックス

 

 

 

 

鼻のヒアルロン酸は何回できる?

 

さて、鼻のヒアルロン酸は何回まで続けられるかということですが、鼻のヒアルロン酸は何回までという目安はありません。
ずっと打ち続けても問題ありません。

最近の鼻用のヒアルロン酸は硬いので、きれいに鼻筋を通しやすくなっており、入れすぎない限り幅広くなりにくいです。
長持ちもしやすいので、きちんと注射すれば長く継続しても問題ありません。

基本的に、当院で使う鼻用のヒアルロン酸のボラックスは、1年半から2年持つと言われています。
1,2年経って突然なくなるわけでなく、1,2年かけて徐々に減っていくよと言うことです。

注入したヒアルロン酸が完全になくなるのは何年もかかりますが、土台は残っていても見た目から徐々に減っていくので、最初の土台が少ないうちは、半年くらいで減った感じが出ることもあります。
なので、最初の2,3回は半年~1年くらい間隔で注射して、土台ができれば、数年ごとに減った分を補う感じで注射すれば鼻筋をきれいにキープさせることができると思います。

 

逆にいえば、ヒアルロン酸は残りやすいので定期的に打つ必要はありません。
定期的に打つと足しすぎてしまう可能性があります。
あとは、ヒアルロン酸は今言ったように残りやすいのと、処置後の高い状態に目が慣れてしまうと元の自分の鼻を忘れてしまうので、少し減っただけですごく減ったと感じやすくなる傾向があります。
なので、減ったからと言ってどんどん足しすぎてしまうと、鼻筋が太くなりすぎたり、額から鼻が生えたような不自然な鼻になってしまう可能性があります。
いわゆるアバター鼻になるので注意が必要です。
アバター鼻

あとは、売り上げのために止めもせずにどんどんヒアルロン酸をすすめるドクターもいますので、不自然にならない様にきちんとお客さんのためにアドバイスしてくれるドクター選びも重要になるかと思います。
ヒアルロン酸は、入れすぎに気を付けて、きちんと調整しながら注入すればうまく鼻の高さや鼻筋をキープすることができます。

 

最近では、ヒアルロン酸で長期間、自然な感じできれいに鼻筋を保っているお客さんはかなり多いです。
有名なアバター鼻の方を見かけることはめっきり少なくなりました。
皆さんSNSなどでしっかり勉強されてリスクを知っているので、うまく鼻のヒアルロン酸を入れるようになってきているのだと思います。

なので、うまくヒアルロン酸と付き合っていけばプロテーゼを入れないといけないということはないですし、鼻のヒアルロン酸に満足されていればプロテーゼをこちらからお勧めすることはしていません。

 

症例写真

(術前)→(1週間後)

正面処置前
正面1週間後

では、せっかくなので、鼻のヒアルロン酸の症例写真を見ていただきます。
ヒアルロン酸のなじんだ1週間後の症例写真です。
処置後は鼻筋が通ったのが良く分かりますね。

処置前は鼻筋が弱くて鼻先が離れ小島になって、団子鼻が目立ってしまっていますが、鼻筋が通ったことで鼻全体の印象が出て団子鼻が目立ちにくくなりました。
彫りも深くなって目鼻立ちも整いましたね。
当院では、鼻のヒアルロン酸は少し足しては鏡で確認してもらっていて、ご希望の高さになるように注入しています。

 

以上が鼻のヒアルロン酸についての解説でした。
ただ、やはり、ヒアルロン酸を繰り返す中で、注射を繰り返さなくても鼻筋を保ちたいと鼻のプロテーゼを考える方もいらっしゃいます。
それも良い選択だと思います。
また、もともとプロテーゼを入れようと考えている方でも、まずヒアルロン酸を試しに注射して鼻が高くなった状態を確認してから手術をおこなう方もいらっしゃいます。

 

 

鼻根プロテーゼについて

 

ここでプロテーゼについてちょっとお話しします。
プロテーゼは通常この画像のような感じのシリコンプロテーゼを使用します。

鼻プロテーゼ画像
このシリコンプロテーゼを鼻先上部~鼻根部までI型にして、挿入します。
鼻プロテーゼを鼻背にぴったりフィットさせるイラスト
プロテーゼだけ入れる場合は片方の鼻の穴から切開して挿入しますが、鼻先の手術も一緒にする場合は鼻先の手術の際にプロテーゼを入れていきます。
プロテーゼは動かないように、そして形があまりはっきり出ないように、一番深い部分に入れます。
軟骨部分では軟骨上に、鼻骨部分では骨膜下に入れます。
プロテーゼの位置、骨膜下剥離の位置

 

 

 

鼻根プロテーゼのメリットデメリット

 

プロテーゼのメリットとしては、
・ヒアルロン酸と違って、メンテナンスの必要がないこと
・トータルで費用はお安くなること
・変に広がることもなく半永久にきれいに鼻筋を保つことができること
などがあります。

なので、プロテーゼも根強い人気です。
ただ、プロテーゼの場合は当然手術なのでダウンタイムはあります。

手術直後はギプス固定を行い、ギプスは最短で5日後に外れるので、ダウンタイムは1週間ほどになります。
プロテーゼの場合も、高すぎるものを入れたり、浅い部分に挿入したりすると、長期的には鼻筋が不自然になったり、変にプロテーゼが動いたりするリスクがありますので注意が必要です。
チェーン店の若い先生などでは、骨膜下でなく、皮下に入れるのが当たり前と思っている先生もけっこういますので、プロテーゼもドクター選びは慎重にする必要があります。

プロテーゼも、抜去したり入れ替えたりしてリセットすることは可能ですので、安全な施術ではあります。
シリコンを入れることに抵抗がなくて、長期間安定した鼻筋を保ちたい方、トータルでお安く済ませたい方には、プロテーゼは良い選択だと思います。

 

ヒアルロン酸を入れていてプロテーゼを入れるときの注意点

 

ちなみに、ヒアルロン酸の後にプロテーゼを入れる際の注意点としては、今まで注入していたヒアルロン酸を一旦ヒアルロニダーゼで溶かす必要があります。

ヒアルロン酸を溶かして本来の自分の鼻根の形にプロテーゼをフィットさせるように削って入れないとダメで、ヒアルロン酸が残っている状態でプロテーゼを入れると、あとでヒアルロン酸が吸収されて形が崩れてしまうリスクがあるからです。

なので、プロテーゼの手術の1週間前までにヒアルロニダーゼでヒアルロン酸を溶かしておくと良いです。

 

ちなみにヒアルロン酸は1日で溶けます。
それでは、プロテーゼの症例写真も見ていただきます、、、

 

症例写真

鼻根のプロテーゼの症例写真です。
(術前)→(術後)

術前
術後

術前は鼻筋が弱く、こちらも鼻根の存在が弱いので鼻先ばかりが目立っているような印象ですね。
術後はプロテーゼで鼻筋がすっと真っすぐきれいに通りました。
団子鼻感もなくなり鼻全体のバランスが良くなりましたね。
鼻が高くなるとお顔全体のバランスも良くなります。
そしてプロテーゼなので当然その効果は半永久で長持ちします。
今回、ヒアルロン酸とプロテーゼの症例写真を見てもらいましたが、基本的には、プロテーゼもヒアルロン酸も同じような効果で、鼻根全体を高くして鼻筋を通すことができます。

 

まとめ

はい、以上が鼻のヒアルロン酸を続けることについて問題ないかということと、プロテーゼに入れ替えることについてのお話しでした。
結局、ヒアルロン酸をずっと継続するのも良し、ヒアルロン酸の途中でプロテーゼに入れ替えるも良し、です。
ご希望でどちらを選んでもらっても問題ありません。

先ほど言ったようにきちんと注射すればヒアルロン酸で鼻筋を長期的にきれいに保つことは可能で、鼻のヒアルロン酸は何回までにしないといけないということもないですし、最終的にプロテーゼに入れ替えないといけないということもありません。
ただ、何度も注射したくなという方や、鼻筋を細いままキープさせたいという方、トータルで安く済ませたいという方には鼻のプロテーゼはお勧めです。

結局、異物を入れても良いか、手術はしたくないのか、鼻筋を半永久にきれいに保ちたいか、など、自分が何を優先するのかをはっきりさせて、ヒアルロン酸かプロテーゼかを選んでいただくのが、一番良いと思います。 

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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監修医師

西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

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西尾 謙三郎 医師(院長)
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