切らない糸による小鼻縮小のリスクや失敗について

切らない小鼻縮小とは

切らない小鼻縮小はメスで組織を切らずに糸のみで小鼻を小さくする手術です。

糸を小鼻の基部に通して巾着のように絞ることで小鼻の幅を小さくします。
切らないので傷は残りませんが、後戻りしてしまう手術です。

切らない小鼻縮小のリスク

①早い段階で戻るリスク

切る小鼻縮小の最大のリスクは戻るということです。
小鼻は硬い組織なので、糸でしばっても必ず戻ってしまいます。
早い方は１か月以内に戻ってしまいます。 切らない小鼻縮小はどうしても切りたいくない方や、お試しで考えている方にお勧めです。

後戻りが少ない手術を行いたい場合は、メスで切るタイプの小鼻縮小がおすすめです。
内側法(フラップ法)では、鼻の穴の中の切開ですので、傷は外に出ず目立ちません。
小鼻縮小の施術では、切除して縫うだけですとほとんど戻ってしまいます。
ですが、フラップ法ではフラップをトンネルに通して橋渡しし、しっかり固定することで、あと戻りしにくく効果を長く保つことが可能です。

②引きつれが起こる

糸で巾着のようにしばって小鼻の幅を縮めるので術後は引きつれがしばらく続くことがあります。
時間の経過とともに少しずつなじんでいきます。

③人中部分が盛り上がる

小鼻の幅が狭くなるので、人中(鼻の下)が寄せられて盛り上がるリスクがあります。
ただし、なじむとと共に盛り上がりはなくなっていきます。

④左右差

微妙な糸のかかり方の違いで左右差が強調される可能性があります。
こちらも時間と共に後戻りするなかで治っていきます。

まとめ

以上が切らない小鼻縮小のリスクでした。
切らない小鼻縮小の最大のリスクは戻るということです。早い方だと１か月も持たずに戻ってしまうこともあります。

お金をかけてダウンタイムもあるのに戻ってしまう施術ですので、基本的にこちらからおすすめする施術ではありません。
ただし、切るのがどうしても怖いという方や、お試しで小鼻を小さくしたいという方は選択肢の一つして考えるのもありかと思います。
気になる方は一度カウンセリングでご相談ください。