20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
【4つのタイプ別】口横のポニョを撃退する方法を徹底解説
作成日:2026.2.11

今回は口横のポニョについて解説していきたいと思います。
ポニョっとしたふくらみのことを言います。
口横のポニョと言うとかわいく聞こえますが、悩んでいる方は多いかと思います。
このポニョはお顔を大きく見せたり、年齢を重ねるごとに目立ってきて老けて見えてしまうので、治せるなら早めに治したいですよね。
口横のボリューム、ポニョを気にしている人はこのコラムを参考にしていただければと思います。
口横のポニョの原因
ところで、口横のポニョって原因はなんだと思いますか?
ブルドックみたいに口の横が膨らんでいるのを想像する人もいるでしょうし、口横のポコっとしたふくらみを想像する人もいるでしょう。
結構口横のポニョと言ってもいろいろ原因があります。
実は、口横のポニョと言っても人によってイメージが違いますし、膨らみの原因もいろいろあって、わりと複雑です。
ここで、口横のポニョの原因について4つに分類してみます。
①ジョールファット
まずは一つ目。 ジョールファットですね。
ジョールファットというのは、結局皮下脂肪なんですが、特にブルドックの口側の目立つ部分の厚みについての名称です。
この図で言うと赤い部分ですね。 
ジョールファット部分の脂肪の厚みが強いとたるみが目立ってしまうので脂肪吸引や溶解注射で減らすのが良いです。
脂肪吸引の場合は、口横や耳の裏側から吸引します。
ジョールファットは、ホホのフェイスラインの皮下脂肪(図のピンク部分)と一体なので、フェイスラインの皮下脂肪も一緒に吸引します。
当院では、ホホの脂肪吸引ということでジョールファットもフェイスラインの脂肪吸引を同時におこないます。
ちなみに、ホホの上部の斜線部分は吸引したらコケる部分です。
ここは老化と共に減る部分なので、脂肪は吸わないようにしてボリュームを温存します。
40代以降の方では、ジョールファットの脂肪吸引をするとたるみやゆるみがあるので凹凸になってしまうリスクが高くなります。
なので、脂肪吸引はお勧めしていません。
40代以降の方がやるなら脂肪溶解注射になります。
まず、ジョールファットの厚みについてお話ししましたが、これが口横のポニョの原因としてまず一つあります。
②バッカルファット
次にポニョ2つ目の原因です。 皮下脂肪以外のポニョの原因は何が思いつきますか?
お分かりの方も多いかと思いますが、2つ目のポニョはバッカルファットという口の深い部分にある脂肪の塊になります。
バッカルファットは図で言うとこの黄色の部分ですね。 
こぶとりじいさんって分かりますか。あのコブのイメージですかね。
口横のホホがポッコリしていて下膨れの方はバッカルファット除去は効果的です。
口の中を5㎜ほど切開しておこないますが、スルスルとゴルフボールくらいの大きな脂肪の塊が取れるので、効果的です。
笑うとホホが盛り上がるのが気になると言う人がいたりしますが、そのような方ではバッカルファットが多い人も多かったりします。
③組織の厚みや段差
さて、次はポニョ3つめの原因です。
3つ目は、口横の部分的なふくらみですね。
図で言うとこの青い部分です。
お若い方で口横のこのポイントだけ厚くて気にされている方がたまにいらっしゃいます。
これはたるみや脂肪のボリュームというよりは、組織の厚みとか段差によるものです。
要するに、何かのボリュームが多いというよりは、もともとの形なんですね。 もともとの形なので、なかなか改善させるのは難しいです。
厚みを減らすためには、皮下脂肪を減らすことしかできないので、やるとしたら脂肪吸引や脂肪溶解注射をおこなおうことになります。
ただ、皮下脂肪の厚みはそれほど厚くないので、膨らみを減らす効果は限定されるかと思います。
人によってはふくらみの周りをヒアルロン酸でならすことで段差を減らして目立たなくできる可能性もあるかもしれません。
④たるみ
では、最後の4つ目の原因についてお話しします。
4つ目の原因はたるみですね。
口横のブルドックのような部分、この図のジョールファット部分ですね、ここは、皮下脂肪の厚みはもちろんですが、皮膚がたるんで重力で集まってきて厚みを増すことでもポニョっとしてしまいます。
図で言うとこんな感じですね。
ブルドックは、脂肪の厚みだけでなく、皮膚のたるみによる厚みで強調されます。
年齢と共にたるみは増して、ジョールファット部分はよりたるんで厚みを増して老けて見えてしまいます。
なので、たるみタイプの方が、ポニョを改善させるためには、 ポニョの脂肪のボリュームを減らすのに加えて、たるみを引き上げる、たるみ治療をおこなうのが良いです。
脂肪溶解注射で脂肪のボリュームを減らして、糸リフトやフェイスリフトでリフトアップするという感じですね。
先ほども言いましたが、たるみがある方でジョールファットを脂肪吸引すると凸凹のリスクが高いのでお勧めしていません。
また、ジョールファットが目立っている方で、マリオネットラインが深い方では、マリオネットラインにヒアルロン酸を注射して段差を減らすことでジョールファットのたるみを目立ちにくくすることができること場合もあります。
以上が口の横のポニョの4つの原因でした。
今言った口横のふくらみの原因を合わせると図で言うとこんな感じになります。
口横と言っても微妙な部位の違いによってふくらみの原因が違います。
実際は、どれか一つだけというよりは原因が組み合わさっていることが多いです。
例えば、下膨れの方では、バッカルファットとジョールファットの脂肪の厚みが組み合わさって目立つポニョになっているとかという方も多いです。
前から見るとこの図のように、口横のポニョは黄色いバッカルファットと赤いジョールファットで膨らんで見えてしまいます。
また、ジョールファットやバッカルファットにたるみが組み合わさって、ブルドックになって老けて見えてしまうとか言うパターンも多いです。
それぞれの原因に対する治療法は違うので、その方のポニョの原因を見極めて、それぞれに対して治療を組み合わせておこなえば、効果的にお顔をすっきりさせることができます。
まとめ
以上が、口横のポニョの原因と改善せる方法でした。 お分かりいただけましたでしょうか。
先程解説したように、口横のポニョは、しっかり原因を見極めて自分に適した治療を組み合わせておこなうことで、ポニョをしっかり改善させることができます。
口横のポニョが気になる方は、ご自身にはどんな治療が合っているのか、カウンセリングでしっかり診察してもらうことをおすすめします。 そして最適な施術をおこなって、気にされているポニョを改善させていただければと思います。