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美容コラム/ Beauty column

切開する垂れ目形成術のダウンタイムについて解説

作成日:2025.6.8

切開する垂れ目整形のダウンタイム 今回のコラムでは、切開するたれ目形成のダウンタイムで起ることについて、症例写真もご紹介しながら比較解説していきたいと思います。

切開するたれ目形成とは

切開するたれ目形成とは、下眼瞼下制とも呼ばれ、皮膚側を切開する方法と粘膜側を切開する方法があります。

下眼瞼下制のイラスト
どちらの場合も、下まぶたの土台である瞼板をCPF(眼瞼腱膜)という組織に引き下げて固定し、目の下のラインを下げてたれ目にします。
逆さまつ毛を予防するために、 皮膚側を切開して、皮膚を切除してたれ目形成をおこなうこともあります。

下眼瞼下制(結膜)の手術方法や、下眼瞼下制(結膜)に加え皮膚切除も行う手術方法、下眼瞼下制(結膜)+目の下脂肪取りの詳しい方法は以下の施術ページに記載していますので参考にしてください。

切開するたれ目形成のダウンタイムで起こること

それでは、本題の切開するたれ目形成のダウンタイムで起こることについて解説していきます。

①内出血

下眼瞼下制の場合は派手に内出血が出ることは少ないですが、内出血するリスクはあります。
下まぶたに内出血が出ると紫や黄色の色が出て来て1,2週間かけて消えていきます。
メイクでカバーしていただける程度のことが多いです。

②腫れ

腫れも目立つことはあまりありませんが、下まぶたがむくんだ感じになるリスクはあります。
1~2週間もすればむくみは目立ちにくくなります。

③白目の充血

瞼の裏側から白目の結膜まですべて繋がっているため瞼の裏を操作すると、ダメージで白目の部分が充血して赤みが出ることがあります。
これも数週間かけて徐々に落ち着いていきます。

④白目の内出血

目の手術全般に起こることではありますが、白目の部分が内出血し、赤みが出ることがります。
頻度は多くないですが、白目が赤くなるのでやや目立ちやすいです。
内出血ですので、こちらも数週間で消えていきます。

⑤結膜浮腫

こちらも頻度は多くありませんが、手術のダメージで白目の結膜がむくんで結膜浮腫という状態になってしまうことがあります。
結膜浮腫になると、白目の結膜がむくんで黄色っぽくぶよぶよと膨らみ目立ちます。
時間と共に落ち着いていきますが、落ち着くまで1か月以上かかることもあります。

⑥粘膜の露出

手術直後は、むくみや引き攣れなどのせいで、下まぶたが浮いたり粘膜が盛り上がったりすることで、赤い粘膜が見えやすくなることがあります。
腫れが落ち着いて、馴染めば治っていきます。

⑦傷のガタつき、食い込み

皮膚側から切ってアプローチする場合、下まつ毛の下に切開線ができます。
傷は、最初は食い込みやがたつきのリスクはあります。
しかし、目の下の皮膚は薄く、傷はそれほど目立たないことが多く、基本的には目立ちにくく治っていきます。

切開するたれ目形成のダウンタイムの期間

切るたれ目形成は、上記で述べたように内出血やむくみのリスクがあります。
通常、1~2週間もするとむくみも内出血も落ち着いてきます。

また、皮膚側を切開する場合、1週間後に抜糸する必要があります。
※結膜側を切開する場合、抜糸はありません。

ですので、基本的に切るたれ目形成は、ダウンタイムは1週間~2週間ほどみていただければ良いのではないかと思います。
内出血などの色味に関してはメイクでカバーしていただければと思います。

切開するたれ目形成の症例

続いては、切るたれ目形成の手術直後、1週間後、1か月後の状態の症例を見てもらいましょう。
今回は結膜側から切開した5人の方の症例写真を見てもらいます。

症例写真①

手術前)⇒ もとびアイプラチナム、下眼瞼下制、目頭切開手術前
1週間後)⇒ もとびアイプラチナム、下眼瞼下制、目頭切開1週間後
1か月後 もとびアイプラチナム、下眼瞼下制、目頭切開1か月後

まずは1人目の方です。
1週間後の画像は、外側の目の下のラインしっかり下がってたれ目になりました。
1週間後の画像を見ていただくと、落ち着いてきたころですが、やや白目が充血しています。
また、左の目尻に少し内出血があるのもわかります。
1か月後の画像では、充血や内出血は落ち着きました。

症例写真②

手術前)⇒ 下眼瞼下制手術前
手術直後 下眼瞼下制直後
1週間後)⇒ 下眼瞼下制1か月後
1か月後 下眼瞼下制1か月後

2人目の方です。
手術直後は白目が充血しているのと若干粘膜の露出もあり、赤くなっています。
1週間するとかなり落ち着きましたが、白目の充血は残っています。
1か月後では赤みはほとんど消えて落ち着きました。

症例写真③

手術前)⇒ 下眼瞼下制手術前
手術直後 下眼瞼下制手術直後
1週間後)⇒ 下眼瞼下制1週間後
1か月後 下眼瞼下制1か月後

3人目の方です。
手術直後は左の目の下ラインにやや赤みが出ています。
1週間後は左の黒目の外側の白目部分に、若干内出血が見られて白目が赤くなっています。
1か月後では赤みが落ち着いたのがわかります。

症例写真④

手術前)⇒ 下眼瞼下制手術前
手術直後 下眼瞼下制手術直後
1週間後)⇒ 下眼瞼下制1週間後
3か月後 下眼瞼下制3か月後

4人目の方です。
この方は、手術直後は赤みが見えています。
特に右の目の下のラインに赤みが見えます。
1週間後では赤みがほとんど落ち着きました。

症例写真⑤

手術前)⇒ 下眼瞼下制、目尻切開手術前
手術直後 下眼瞼下制、目尻切開術直後
1週間後)⇒ 下眼瞼下制、目尻切開1週間後
1か月後 下眼瞼下制、目尻切開1か月後

最後5人目の方です。

この方も手術直後は目の下に赤みが出ました。
1週間後は、右目の白目部分が黄色っぽくなって厚みが出て結膜浮腫になっています。
また、左目の白目にも充血が残っており、皮膚に内出血も出ています。
ただ、1か月後は、結膜浮腫も内出血も落ち着いたのがわかります。

まとめ

以上が切開するたれ目形成のダウンタイムやその症例写真でした。
基本的には切るたれ目形成は、白目の赤みや内出血が目立つことがありますが、1,2週間でかなり落ち着きます。
ダウンタイムは1,2週間で見ていただくとよいかと思います。
これから切るたれ目術をお考えの方はご参考いただければ幸いです。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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監修医師

監修医師

西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

日本加齢医師会

日本レーザー医学会

日本美容外科医師会

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西尾 謙三郎 医師(院長)
西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

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