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美容コラム/ Beauty column

9割が知らない「目の下のクマ」の本当の原因 

作成日:2026.5.26

 

目の下のクマができる原因とタイプ別のクマ取り治療法を解説

 

「目の下のクマって、寝不足だとか目の下の脂肪のふくらみと思っていませんか?」

実はそれ、9割の人が間違えています。
勘違いしたまま治療すると、クマが消えないどころか、逆に老けて見えることもあります。

今回は“目の下のクマの本当の原因”を、美容外科医の視点でわかりやすく解説します。

自己診断

まず、クマに悩まれている方、簡単にクマのチェックをしてみましょう。

□クマはコンシーラーでも隠れませんか?
⇒隠れないならそれは色クマじゃなくて凹凸クマです。

□疲れてなくてもクマがありますか?
⇒これも色クマではなく凹凸クマのサインです。

凹凸クマはどんどん進行していきます。
鏡で目の下のクマを見てみましょう。

□斜めから見ると目の下は膨らんでいますか?
⇒これは目の下の脂肪が多いサインです。

□くまの凹み部分の下を押さえてへこみを埋めてみるとクマが良くなりませんか?
⇒これは凹みクマがあるサインです。

これらのチェックにクマ改善のヒントがたくさん隠れています。

クマを治療してうまく改善できる可能性が高いです。
ただし、そのクマは“原因が思っていたのと全然違う可能性”がありますので要注意です。

 

9割が誤解している事実

 実は、 9割の人が誤解している事実というのがあります。
多くの人が、目の下のクマは寝不足によるものだとか、目の下の脂肪をとればなくなると思っています。
もちろんそれもありますが、実際には“それだけが原因の人”は少数派です。
「では、何が原因なんでしょうか?」

 

クマの本当の原因

これからクマの原因についてお話ししますと、クマの原因は主に3つに分かれます。
これは以前にお話ししてきたことになりますが、復習としてみてください。

 

①色

目の下のクマ部分の皮膚は薄く、皮下脂肪がないので、どうしても筋肉が透けて赤や紫だったり、黒っぽくくすんで見えてしまいます。
寝不足などで血流が悪くなると余計に色が濃くなってクマが目立ちます。
たまに、目の下にシミのような色素沈着があってクマが目立ってしまっている方もいらっしゃいます。
ただ、色クマのほとんどは、目の下の筋肉(眼輪筋)の色が透けてしまってくすんでいることが主な原因です。

 

②脂肪のふくらみ

2つ目はクマの大きな原因は目の下の脂肪のふくらみです。
目の下の眼窩脂肪です。
これが加齢とともに重力に負けて落ちて膨らんできます。
これは有名なのでご存じの方も多いと思います。
お若いうちから脂肪が多く目立っている方も多いです。
このふくらみはとても分かりやすいくて、先ほどのように鏡で横眼で目の下を斜めから見たりすると膨らんでいるのがわかりやすいですよね。

あとは、上目遣いで鏡を見えてもらったりしても、ふくらみが強調されて分かりやすくなったりするのでやってみてください。
クマがある方は、この目の下の脂肪のふくらみがある方が大半で、とてもイメージしやすいですし、これがクマの原因と考える方が多いのは納得できます。
ただ、クマの原因はこれだけではないです。

最後に3つ目のクマの原因についてお話しします。

 

③目の下の凹み

3つ目の原因は、多くの方があまり気づきませんがとても重要です。
それが、目の下の凹みです。

 

目の下クマ画像

目の下の眼窩脂肪のふくらみについて先ほどお話ししましたが、実は大抵の方で、そのふくらみの下に沿って凹みがあります。
画像を見てもらいますと、赤い部分が脂肪のふくらみですね。
その下を縁取っている青い線ですね。
この青い線が目の下の凹みです。
特に目の内側から真ん中にかけて凹んで影になって目立ちやすいです。
イラストで見るとこんな感じです。

 

目袋について

横からのイラストに注目してもらうと、眼窩脂肪のふくらみの下に凹んでいる部分がありますね。
この凹みです。
これが目の下のクマの原因として結構大きいです。

凹みの下を抑えて凹みをを持ち上げるとクマがぐっと良くなる方多いと思います。
この凹みは皮膚が靭帯によって骨などの深い土台にしっかりくっついている部分なんですね。
なので、まわりが盛り上がったり緩んだりすると相対的に食い込んで凹んでしまうんです。

凹みは、クマの大きな原因なのですが、意外と気づかれていない盲点です。
目の下の凹みはクマ改善のためにとても大切な要素なので知っておいてください。

 

間違った対処

クマは主に今お話しした3つの原因があるんですね。
そしてそれらが組み合わさって目立っているケースがほとんどです。
特に、目の下の眼窩脂肪のふくらみとその下の凹みの両方が同時に出ていてクマが目立っている方が多いです。
3つの原因は治療法がそれぞれ違います。
なので治療は単純ではありません。

たとえば、脂肪のふくらみによるクマの方の場合、寝不足かなと思ってどれだけ寝たとしてもクマは消えないんですね。
あとは、凹凸クマの方の場合も、脂肪をとって膨らみだけ減らしても凹みが残ってあまりクマが改善しないということはよくあります。
じゃあどうやってクマ治療すれば良いのか。
答えはシンプルで、“原因を見極めてそれらを組み合わせて改善させること”です。
原因は3つのうちどれかだけと言うことは少なく、組み合わさっていることが多いのでそれぞれの治療を組み合わせておこなうと良いです。
ただ、強弱はありますので、どの要素が強いのか、チェックして優先順位をつけるのも良いです。
要素の強い順番で一つ図の治療を考えたり、組み合わせて治療を考えると良いです。
ご自身のクマに合った治療をおこなうことで初めて、クマがしっかり改善します。

 

正しい解決法

それそれの解決法、つまり治療法についてお話しします。

①クマの色味

まずクマの色味について。
この色味は根本的に治すのはなかなか難しいのですが、基本的にメイクでカバーしていただくのが一番リスクが少なくてやりやすいと思います。

先ほどお話ししましたが、目の下の薄い皮膚は皮下脂肪がなくて、すぐ下には眼輪筋という筋肉があって、それが透けることで色クマになるという話でしたね。
治療でしっかり色を減らしたいという場合についてお話ししますと、 基本的に治療はその皮膚に厚みを出すように、ベビーコラーゲンの注入や脂肪注入をおこなうというのがあります。
そうすることで筋肉が透けにくくなり色味が減ります。

また、リジュラン(ポリヌクレオチドというDNAの成分)を注射しても皮膚に厚みが出て色クマが出にくくなります。

あとは、ダーマペンという剣山みたいな針で皮膚に穴を開けて皮膚の再生を促すことで血流を改善させて色クマが改善される可能性はあります。
そのあたりが色クマに対しての治療になるかと思います。

あとは、少数派ですが、目の下に色素沈着がある方は、レーザー治療をおこなって色素を減らすのも良いです。
基本的には、色クマに対してはまずはメイクで誤魔化す、生活習慣を整えてしっかり睡眠をとるというのが一番やりやすいとは思いますが、治療ということになると今お話ししたような治療があります。

 

②目の下の脂肪のふくらみ

それでは、目の下のクマの原因2つ目の目の下の脂肪のふくらみです。
そちらの治療法についておお話ししますと、目の下の脂肪は基本的にまぶたの裏側から脂肪を切除して減らす治療が一番おすすめです。

 

目の下の脂肪とり

脂肪は切除するともう増えませんので効果は半永久ですが、また奥の眼窩脂肪が老化と共に落ちてきて膨らむことがあります。
その場合はまた再手術すれば改善できます。
ただし、近年眼窩脂肪の取りすぎによる過剰脱脂が問題になっているので取られ過ぎないように慎重にクリニック選びをする必要があります。

目の下の脂肪取りはダウンタイムは1週間くらいの手術なのでやりやすいかと思いますが、手術は嫌だと言う方は、目の下に脂肪溶解注射をおこなう方法もあります。
ただし、目周りは腫れると危ないので、腫れるタイプの脂肪溶解注射はリスクがあります。

当院ではハーブ成分のBNLSであれば腫れのリスクも少なく安全なので、手術が怖いという方は目の下の脂肪に対してBNLSをおこなうことはあります。
ただ、手術に比べて効果には個人差があり、効果も弱い場合が多いので、どうしても手術が怖いという方におすすめです。
以上が膨らみの治療でした。

 

 

③目の下の凹み

最後に3つ目の目の下の凹みです。

これは原因としては多いけれど以外に意識されにくい重要な要素です。
この目の下の凹みを改善する方法は、まず手術は怖い、プチ整形でという方はフィラー注射です。
フィラーを凹みに注射して凹みを埋めます。
フィラーには、コラーゲン(当院では人のコラーゲンのベビーコラーゲン)とかヒアルロン酸があります。
ヒアルロン酸は目の下に注射するとむくんだり、青くなったりしやすくてやや使いにくいので、どちらかというとプチ整形はベビーコラーゲンをお勧めしています。

 

では、次に手術の場合ですね。

プチ整形のフィラーはどうしても吸収されていきますので、長持ちさせたい場合は手術になります。
手術は、太ももやお腹から少量脂肪を吸引して注入する脂肪注入があります。
比較的がダメージが少なくダウンタイムも短いメリットがあります。

 

あとは、先ほど言った目の下のふくらみの眼窩脂肪を切除せずに、目の下の凹みに移動させて凹みを埋めるハムラ法という手術方法があります。
脂肪のふくらみを移動させるので膨らみを減らしながら、その下の凹みも同時に改善させることができるので一石二鳥の手術になります。
ただ、脂肪を移動させるスペースが必要なため、目の下を全体に剥離しないといけないので、ダメージが脂肪注入などに比べて大きいというのがあります。

ハムラ法には、まぶたの裏側を切開して脂肪の移動だけおこなう裏ハムラ法と、皮膚側を切開して、たるみを切除しながら凹凸をならす表ハムラ法というのがあります。
年配の方や、目の下がたるんでいる方では、表ハムラをおすすめする場合があります。
以上がくぼみの治療です。

 

クマの3つの原因、色・ふくらみ・へこみの治療法についてでした。
ご自分のクマがどの原因が強いかを見極めて、ご希望も含めて考えながら、治療を選択してください。

 

まとめ

クマの原因は1つではなく、大きく分けて3つあるということでした。
色・ふくらみ・凹みの3つですね。
原因を勘違いしていることが多くて、睡眠不足を解消しただけでは治らなかったり、ふくらみだけ治しても良くならないことは多いよということでした。
目の下の凹みという原因は重要で、そちらも改善しないと本当にクマが良くならない方は多いと言うことでした。
クマは、正しく見極めればしっかり改善できます。
気になる方は、自己判断せずに一度カウンセリングで相談してみてください。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
日本美容外科学会(JSAS)専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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監修医師

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西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

日本加齢医師会

日本レーザー医学会

日本美容外科医師会

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西尾 謙三郎 医師(院長)
西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

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