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美容コラム/ Beauty column

鼻整形受ける人は絶対見て!鼻整形の感染のリスクと、感染を起こさないために重要なこと

作成日:2025.11.8

鼻整形の怖いリスク!感染が起きたときの症状と原因や対策法を解説
今回は鼻整形の感染について解説していきたいと思います。
感染の原因や症状、もし感染してしまった時の対処法、感染を予防するために気を付けるべきことについて詳しく解説していくので、鼻整形を検討している方は是非参考にしてください。
後に解説していますが、感染には患者様側の原因もありますので避けれるリスクをなるべく避けて手術に臨んでいただけると安心かと思います。

鼻整形の感染とは

鼻整形は、主なものに、鼻尖縮小とか軟骨移植、鼻中隔延長、小鼻縮小、 鼻根のプロテーゼ、鼻骨骨切りなどの手術がありますが、手術である以上感染するリスクがあります。
感染とはばい菌が手術部分にくっついて増えてしまっている状態ですね。
ばい菌が増えると炎症が強くなり、組織が腫れ、膿がたまったり、組織が溶けてしまい術後の変形や拘縮の原因になってしまいます。
なので、鼻整形をする際は感染はとても怖いことなので、早く対処する必要があります。
ただ、基本的に鼻は血流が良い場所なので、感染することは稀です。
なのであまり心配しすぎることはないのですが、感染のリスクはゼロではないということ、もし感染した場合には早く対処する必要があるということを知っておく必要があります。
鼻整形の感染以外のリスクに関してはこちらのコラムも参考にしてください。

感染の原因

感染とは、ばい菌が免疫でやっつけきれずに傷の中で増えてしまうことですね。

原因としては、大きく分けて、手術が原因によるものと、本人側の原因によるものがあります。

手術時間が長引く

まず手術で感染のリスクを挙げる原因をお話ししますと、 一つ目は手術時間が長引くというのがあります。これはなんとなくわかりますね。
手術時間が長引けば当然傷が空気にさらされる時間が長引き、より多くのばい菌が体に侵入しやすくなってしまいます。
あとは、手術時間が長引けば鼻へのダメージやストレスも増えて感染しやすくなってしまいます。

手術環境が不潔

次に2つ目としては、手術環境が不潔というのがあります。これも当然ですよね。
手術している部分にばい菌が多いと当然感染しやすくなります。
毛穴のばい菌などゼロにすることはできないので、どんな手術でも完全に無菌というのは無理ですが、なるべく無菌に近いようにしっかり術野や器具など消毒をおこない清潔を保つことがとても大切いなります。

出血が多い

あとは、3つ目の原因としては、出血が多いということがあります。
出血が多いと感染のリスクを高めます。
出血が多いということは組織のダメージが強いということで、感染しやすくなりますし、血がたまって血腫ができたり、隙間に血液などの体液がたまったりするとさらに感染しやすくなります。

異物を入れたり、移植する組織量が多い

最後に4つ目としては、異物を入れたり、移植する組織量が多いというのがあります。
ご存じの方も多いと思いますが、例えばシリコンなどの異物はばい菌がつきやすく感染のリスクが自家組織に比べて上がります。
あとは、自家組織と言えども、移植する量が多いと、血流がしっかり届きにくくてばい菌がつきやすくなる可能性があります。

以上4つが、手術による感染の原因になります。
手術はしっかり環境を整えて、手際よくダメージを少なく手術するというのが大事だと言うのがわかりますね。

次は、本人側の感染の原因についてお話しします。

免疫が低下している

患者さん側の原因としては、免疫が低下するというのが根本的にあります。 たとえば、病気ですね。
糖尿病(血流が悪くなって免疫が届きにくくなります)とか、 あとは、自己免疫疾患などで免疫を抑える薬、ステロイドとか免疫抑制剤を飲んでいる場合とかもあります。
これらの病気の場合は、カウンセリングの際に手術を受けられるかどうかという話があると思うので、基本的に手術のOKをもらった人は大丈夫だと思います。
ただ、程度が軽くても糖尿病があるとか、免疫抑制剤を飲んでいるなどありましたら、感染のリスクには充分注意していただく必要があります。

喫煙

あと、本人側の感染の原因としては、有名なところで喫煙がありますね。
喫煙は糖尿病みたいなもので、血流が悪くなることで感染しやすくなったり、傷の治りが悪くなります。
手術にたばこは大敵ですので禁煙しましょう。

睡眠不足・不規則な生活・栄養不足

あとは、睡眠不足とか不規則な生活、栄養不足などがあります。
これらのストレスは、免疫力を低下させるので感染リスクを高めます。 体が弱っていると感染しやすくなりますので、きちんと体調を整える必要があります。

再手術

ほかには、再手術というのも感染のリスクを上げる原因としてありますね。
一度切った傷は血流が悪くなっていますし、癒着を起こしていますので、手術時間も長引いたり、組織のダメージも強くなり、感染率が高まります。
なので、再手術の場合、特に手術を繰り返している場合は、術者も患者さんも感染には充分注意が必要になります。

以上が感染の原因でした。
今話した原因が当てはまる方は、よく注意してください。

感染した場合の症状

では、もし感染してしまった場合どのような症状が出るのかということについて解説していきたいと思います。
感染したら早急に対応が必要になるので、感染の症状は知っておいてください。

感染の主な症状は腫れ、赤み、圧痛です。

鼻の赤み、腫れ
鼻の赤み、腫れ

鼻の手術後に感染すると、感染した部位が赤く腫れ、痛み・圧痛が出ます。
また、熱感があり、膿が出たりもします。
発熱することもあります。

鼻整形後の感染
鼻整形後の感染

感染の程度が軽い場合は、赤みが出る程度のことも多いですが、症状が組み合わさるごとに感染の可能性が高くなり、かつ感染が悪化してきている可能性があります。

感染した場合の対処法 

早期に 仮に鼻の術後に感染した場合は、早いうちに対処して感染を治める必要があります。
そうしないと、鼻が変形するリスクが高くなってきます。

感染は、術後の1,2週間が特にリスクが高いので注意してください。
ただ、プロテーゼなどの異物の場合は時間が経ってから感染して腫れてきたりするリスクがあります。
もし、先程の感染の兆候があればすぐにクリニックに連絡して診察を受けてください。
感染が進行すると、組織が溶けて変形するリスクが出てきてしまいますので、これくらい大丈夫かなと様子を見たりしないようにしてください。

もし感染した場合は、軽度の場合は、抗生剤の内服で落ち着くケースは多いです。
きちんと指示されたとおりに抗生剤を内服して、なるべく体を休ませるようにして無理ない生活を送るようにしてください。

ただし、感染が強くなってくると、抗生剤では治らなくなり、膿を出して傷を洗ったり、移植した軟骨やプロテーゼなど感染の温床になっている組織を除去する必要が出てきます。
そうなると組織にダメージを受けるだけでなく、手術の効果がなくなってしまうことになります。
もし、再手術を希望される場合は、半年〜12ヶ月程度空ける必要がありますし、初回より効果が出にくくなる可能性があります。

感染しないためにどうしたら良いか

今話したように、感染すると厄介なので、感染したら迅速に対応するのは重要です。
ただ、そもそもなるべく感染しない様にすることもとても重要になります。
鼻の手術の後で、感染のリスクを下げるためにはどのようにすればよいか、これから解説しようと思います。

患部を清潔に保つ

まず一つ目は、 患部を清潔に保つということですね。
手術した部分を触ったり、傷をいじったりするのは控えましょう。傷からばい菌が入りやすくなります。
触るとしても手を洗ってからおこなって、鼻の傷周辺は必要に応じて清潔な綿棒などで優しくケアしていただくと良いかと思います。

生活習慣に注意する

次に2つ目は、生活習慣に注意するということです。
免疫を下げないようにするために、術後は十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事を心がけて規則正しい生活を送ってください。 術後は体調を整えるように気を付けてもらえればと思います。
あとは、風邪などを引いて免疫を下げてしまわない様に、術後しばらくはマスクをつけて、なるべく人混みを避けて、うがい手洗いをするようにしてください。
体力を消耗しない様に、運動もしばらくは避けて、長風呂とかサウナなども控えるようにしてください。
傷が落ち着く2週間以降くらいを目安に運動やお風呂、サウナなどは少しずつ再開していただくと良いかと思います。

禁煙・禁酒

次に感染しないようにするための3つ目です。 3つ目は、禁煙と禁酒するということですね。
3つ目と言いましたが、たばこを吸う人には、一番重要なことになります。
たばこは、術後の血流を悪化させるため、感染しやすくなり、治癒も遅れる原因となります。
手術前の1か月前から禁煙していただくことをおすすめします。
なるべく早く禁煙するに越したことはありません。
また、手術後については感染を予防するだけでなく、傷が安定するまで、3ヶ月ほどは禁煙していただくと良いと思います。
ご本人がたばこを吸わなくても、人の吸ったたばこの煙を吸い込む副流煙も感染のリスクが高まる可能性があります。

またあとは、お酒についてですが、お酒も炎症を引き起こしやすくなったり、出血するリスクもありますので、感染リスクが高まる可能性があります。
術後1週間ほどは我慢していただくのが良いです。

内服をきちんと守る

次は4つ目についてお話しします。 4つ目は、クリニックで処方されたお薬をしっかり内服することです。
術後は、当院もそうですが、多くのクリニックで感染予防で抗生剤が処方されると思います。
ばい菌がつかない様にきちんと抗生剤を内服するようにしてください。

以上が鼻整形で感染しないための注意点でした。

まとめ

これまで、鼻整形の感染について、原因や症状、注意点などについてお話ししました。
どんな感じかお分かりになりましたでしょうか。
鼻の感染は悪化するとリスクが高いため、早めに診察してもらって対処するのが重要だということでしたね。
あとは、ご自身でも、感染しにくいように日常生活などで注意していただく必要があります。
クリニック側での感染予防はもちろん大切で、当院では、消毒を徹底しており、手術前の抗生物質の点滴、術後の抗生剤の内服などをおこない、手術のダメージもなるべく少なくするようにして感染のリスクを減らすように心がけています。
以上になります。今後鼻の手術をされる方に参考になればうれしいです。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

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日本レーザー医学会

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西尾 謙三郎 医師(院長)
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