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美容コラム/ Beauty column

【目の下のクマ取り】裏ハムラ法よりも、脂肪取り・脂肪注入の方がおすすめな理由

作成日:2025.6.7

【目の下のクマ取り】裏ハムラよりも脂肪取り脂肪注入の方がおすすめです 皮膚を切らずに目の下のくまを治す方法には皆さんご存じかと思いますが、裏ハムラ法と目の下の脂肪とり・脂肪注入の2つがあります。
どちらが良いかよく議論にはなりますが、どちらもいい手術であることは以前のコラムでも紹介しています。
当院ではどちらの手術もおこなっています。
ただ、どちらかというと脂肪とり・脂肪注入を受けられる方が多いです。
今回のコラムでは、当院ではなぜ脂肪とり・脂肪注入を受ける方が多いのか、お勧めの理由を詳しく解説していこうと思います。

目の下のクマとは

まず目の下のクマについてすこし復習します。
もう皆さんご存じかと思いますが、眼窩脂肪のふくらみとその下のteartroughという凹みの凹凸による影が主な原因ですね。
目袋について
先ほど言ったように、裏ハムラ法と脂肪とり・脂肪注入はその凹凸を皮膚を切開せずにならしてクマを治す方法です。
それぞれのメリットデメリットについては以前のコラム「目の下の脂肪とり・脂肪注入と裏ハムラ法はどちらが良い?」で解説していますが、これから簡単に復習します。

目の下のクマ取り整形は脂肪取り・脂肪注入と裏ハムラ法のどちらを選ぶべき?

目の下の脂肪取り・脂肪注入について

まず、目の下脂肪とり・脂肪注入について解説します。

脂肪とり脂肪注入の手術は、下瞼の裏側から眼窩脂肪を切除して膨らみをなくします。
また、凹みに対してはお腹や太ももから採取した脂肪を注入して凹みを平坦にします。
そうやって凹凸をなくしくてクマを改善させます。

目の下脂肪とり・脂肪注入のメリット

そんな脂肪とり・脂肪注入のメリット、デメリットについて話しすと、まずはメリットは、
①比較的ダメージが少なくダウンタイムが短い(4,5日~1週間)
②へこみを見ながら直接注入するのでへこみを微調整しやすい。裏ハムラと違って浅い層に注入ができるので、浅い段差の修正とか、皮膚の色味もある程度改善可能。
③脂肪注入はある程度の量を採取できるのでへこみが強くてもならすことができるというのがあります。
目の下の凹み(teartrough)がゴルゴ線(midcheekgoove)までつながっていて、中顔面のボリュームが少ない方とか、同時にほうれい線とかマリオネットラインなどのしわも改善したいという方にも対応できます。

目の下脂肪とり・脂肪注入のデメリット

次に脂肪とり脂肪注入のデメリットについて解説します。

①脂肪注入は塊で注入したり、注入しすぎるとしこりのリスクがある。細かく分散して注入する必要がある。
②吸収されるリスク。脂肪が生着せずに吸収されることがあります。ただ、目の下は体の中でもかなり注入脂肪が残りやすい部分。
多くの方が1回の施術で満足することが多い。逆に注入しすぎには注意が必要
③下腹部や内ももなどから脂肪の採取が必要。極端にやせている人はできないことがある

以上が目の下脂肪とり・脂肪注入のメリットデメリットでした。

裏ハムラについて

次に裏ハムラについてお話しします。
裏ハムラ法は、瞼の裏側を横いっぱいに切開して眼輪筋の下を剥離してリ目の下にスペースをつくります。
そして、眼窩脂肪のふくらみを目の下の凹みに引き下げて固定して、凹凸をならす手術です。

裏ハムラのメリット

裏ハムラ法のメリットとしては、
①お腹や太ももから脂肪を採取する必要がなく、目の下だけで完結できる
②目の下の凹みをつくる靭帯(リガメント)を外して脂肪を挟み込むことでへこみが改善させやすくする。
③脂肪をちぎらずに移動させるので脂肪が吸収されにくくなる

裏ハムラのデメリット

次に裏ハムラのデメリットとしては、 
①脂肪とり・脂肪注入より手術時間がかかり、ダウンタイムが長引きやすい⇒表に傷はつかないとはいえ下まぶたの裏側全体を切開して目の下を広範囲に剥離しますし、視野が狭いので筋鈎などで傷を長時間引っ張ったりするのでダメージは強くなります。
②眼窩脂肪が少なかったり、凹みが深いといとへこみを埋めきれない可能性がある

以上が裏ハムラ法のメリット・デメリットでした。

おすすめのクマ治療

さて、両方の手術のメリットデメリットをお話ししたのでだいたい特徴がお分かりいただけたかと思いますが、結局どちらが良いかという話になると、トータルで考えたときに、どちらかというと脂肪とり・脂肪注入がおすすめになります。
当院では両方の手術をおこなっていますが、実際、脂肪とり・脂肪注入をおこなう方の割合が多いです。

当院で脂肪取り・脂肪注入が多い理由

では、脂肪取り・脂肪注入はどういう点で良いのかということについてポイントをお話しします。

①手術時間が短くダメージが少ない

一つ目の脂肪取り・脂肪注入でもっとも良い点は、手術時間が短くダメージが少ないという点になります。
ダウンタイムは4、5日~1週間くらいで、裏ハムラが1~2週間腫れたりするのに比べて回復は早いです。
先ほども話しましたが、裏ハムラの場合は、まぶたの裏側の全体を切開して、目の下を大きく剥離して、狭い視野なので筋鈎などで引っ張って視野を作るのでダメージが強くなります。
空間ができるのでまれに血腫ができたりするリスクもあります。

②浅い層にも注入してならすことができる

次に2つ目の脂肪とり・脂肪注入が良い点としては、浅い層にも注入してならすことが可能という点です。
裏ハムラは皮膚や眼輪筋の下の層を剥離して凹凸をならすので、眼輪筋より深い層のみを平坦にすることになります。
一方、脂肪注入では、深い層はもちろん、皮下や眼輪筋内の浅い層に脂肪を注入することができるので、全層にわたって脂肪を注入して凹みを持ち上げることができます。
そして浅い層の凹みも直接改善が可能です。

③色味やハリが改善する可能性がある

あとは、脂肪注入には再生作用があるんですが、皮下近くの浅い層に脂肪を注入することで、目の下の色味みやハリが改善してくれる可能性があります。
脂肪注入は、裏ハムラとくらべてきめ細かく凹みを改善させることができます。

④後戻りしにくい工夫

ちなみに、裏ハムラでは、リガメントを処理するので後戻りしにくいと言われていますが、 当院では、脂肪注入でも、リガメントを意識しながら注入することで後戻りしにくくするように工夫しています。
具体的には、先の丸い針(カニューレ)で脂肪を注入するのですが、リガメントに突き刺してリガメントをほぐしながら、脂肪を粒上に積み上げてしっかり持ち上げるようにしています。
目の下の脂肪を注入する際に、カニューレが入りやすい部分にどんどん脂肪を注入していくと脂肪がしこりになったり、凹みがあまり持ち上がらなかったりするので良くないです。
当院では、複数の針穴から、あえてカニューレが通りにくい硬いリガメントに突き刺しながら脂肪を浅い層、深層に注入して積み重ねるようにして凹みを持ち上げています。
分散注入することでしこりのリスクを減らして脂肪を生着させやすくしていますし、そうすることでリガメントのくぼみを効果的に改善するようにしています。

脂肪取り・脂肪注入は効果が長持ちしやすい方が多くて、再手術することはあまりありません。
裏ハムラは長持ちしやすいと言われたりしますが、脂肪注入も適切な方法できちんとおこなえば、長持ちしやすくなります。

なので、総合して脂肪とり・脂肪注入と裏ハムラを比較しますと、 ダメージやダウンタイムを考えたときに脂肪とり・脂肪注入に軍配があがり、また、裏ハムラと比較しても後戻りやなどのリスクはそれほどありません。

また、同時にゴルゴ線やほうれい線・マリオネットラインなど凹みにも脂肪注入が可能で、トータルの若返り効果も出しやすいです。

そういう理由があって、裏ハムラ法と脂肪とり脂肪注入を比較した場合、当院では脂肪とり脂肪注入をされる方が多くなります。

ちなみに老化は少しずつ進んでいきますので長期的にクマとりの再手術が必要になる場合がありますが、裏ハムラでクマが再発した時の再手術は結局、脂肪とりや脂肪注入でおこなうことが多くなります。
裏ハムラは基本的に初回手術のみと思ってもらって良いかもしれません。
理由としては、すでに余分な眼窩脂肪は引き下げてしまっているわけですし、癒着などもあり、再手術はリスクが高くなってくるからです。
結局、脂肪とり・脂肪注入がシンプルで修正もしやすい手術ということなんですね。

以上が、当院で脂肪とり・脂肪注入が多い理由になります。
ただ、経験的にはどちらの手術も効果は高いですし、長期的な効果も出る良い手術だと思っています。
なので、どちらの手術も適応がある方の場合は、お客様に合った手術を選んでもらってますが、総合的に考えて結局、目の下脂肪取り・脂肪注入を選ぶ人が多くなるということです。

ただ、お客さんのご希望や適応によっては、どっちかの手術の方が良いというの場合があります。
例えば、脂肪とり脂肪注入をお勧めする方は、 眼窩脂肪のふくらみが少なくて凹みが強い方とか、ゴルゴ線やほうれい線、マリオネットラインを同時に改善させたい方、ダウンタイムをなるべく短くしたいという方になります。
また、裏ハムラをお勧めする方は、やせていて太ももやお腹から脂肪の採取ができない方や、目の下だけで手術を完結させたい方になります。

まとめ

以上が目の下脂肪とり・脂肪注入のほうがお勧めな理由を解説しました。
お分かりになりましたでしょうか。
繰り返しになりますが、まとめますと、 その方のご希望や目の下の状態によって、裏ハムラと脂肪とり脂肪注入どちらかが良いというのもあります。
ただ、両方とも適応だという方は多くいらっしゃって、そのような方では、ダメージや効果の効果などについて総合的に考えると脂肪とり脂肪注入の方が良いかもしれないということです。
ただ、裏ハムラをを否定するわけでなく、どちらかというとというイメージにはなります。
以上になります。
クマが気になる方で手術を考えている方は、今回のコラムで見ていただいて参考にしていただければ幸いです。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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監修医師

監修医師

西尾 謙三郎 医師(院長) Kenzaburo Nishio

20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴

平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業

平成26年 もとび美容外科クリニック開院

資格

美容外科専門医(JSAS)

日本アンチエイジング外科学会専門医

アラガンボトックスビスタ 認定医

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本美容外科学会(JSAS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

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西尾 謙三郎 医師(院長)
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