20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
【二重整形】二重埋没法の抜糸のリスクや失敗や注意点について
作成日:2026.7.6

今回は、二重埋没法の抜糸のリスクや失敗や注意点について解説しております。
埋没法の抜糸でリスクや失敗を最小限に抑えるには、埋没法をどのような手法で施術してもらったかを把握しておくことが重要です。
二重埋没法の抜糸をご検討されている方は、ぜひご参考にしてみてください。
目次
抜糸のリスク
まずは二重埋没法抜糸のリスクについて解説していきます。
①取れない可能性・全部取り切れない可能性
埋没法に使う糸は透明なものではなくて基本は色のついている糸で手術しています。
ですが、時間が経っていると糸の色が抜けてしまって見えなくなってしまいます。
見えないものは探せないので、手ごたえで探していくほかありません。
そのためとれる確率というのは下がってきてしまいます。
また、点止めで強くぎゅっと結ばれて瞼に深く埋没されているものはどこにあるかわからず、さらに糸も点で結ばれているためコンパクトになっています。
そのため、なかなか取れないということもあります。
このような理由で糸が取りきれなかったり、糸が見つからずに取れないということがあります。
②部分的に糸が残ってしまう可能性
あとは、糸が部分的に残って一部しか取れないリスクがあります。
時間が経っていると、糸が脆くなっていることがあります。
脆くなっていると探している最中に掴んだだけで糸が千切れてしまうので全てをするっと取ることができないこともあります。
さらに、複雑な掛け方をした埋没法だと結び目がたくさんあったり絡まったりしているので、そういった場合も一部しか取れなかったりして糸が残ってしまう場合があります。
しかし、一部でも取ることができれば二重自体はある程度解除できるので、二重を戻したいという方は一部だけ解除するだけでも効果がでます。
ただ、糸が入っていることが嫌だとか、全部取りたいという方には一部しか取れない可能性があるというところをご理解いただいて抜糸をする必要があります。
③腫れ・内出血
瞼に傷をつける以上は腫れや内出血が出るリスクというのは必ずあります。
ただ、抜糸は糸を撮るだけなので埋没法の糸をかける時よりは、抜糸する時の方がかなり腫れは少なくなります。
見えている糸を数点取るだけならそこまで腫れることはないと言えます。
ただ、糸がなかなか見つからなくて瞼の表からでは見つけられず、まぶたの裏側から探ったりとかなかなか取れなくて腫れてしまうリスクがあります。
針穴を開けて瞼の中の組織を探っていくので、もちろん内出血が出るリスクもあります。
通常、ダウンタイムは数日ほど様子を見て頂ければと思います。
内出血が出た場合は1週間ほどで回復していきます。
二重埋没法抜糸のダウンタイムについてはこちらのコラムでも詳しく解説しているため、是非参考にしてください。
④傷が残るリスク
瞼を切って、そこから探っていかなければならないので、探っているうちに傷が少し大きくなったりして、傷が白い点のような感じで残ることはあります。
そのため、当院では大きく切らないよう細い針を使って穴を少しだけ開けてそこから探るようにしています。なるべく傷が小さくなるように工夫しています。
以上が二重埋没法抜糸のリスクについてでした。
二重埋没法抜糸が難しい場合は、今説明したリスクも高くなる場合があるためぜひこちらのコラムも参考にしてください。
抜糸の注意点
あとは、二重埋没抜糸の注意点をいくつか解説していきます。
①二重幅を狭くしたいとき
二重幅を狭くしたいと考えている場合の注意点です。
二重は広い幅が勝ってしまします。広いラインがある以上は、二重は狭くできないのです。
広い二重を抜糸しつつ、狭い二重を作る必要があります。
これは同時にすることができますが、広い二重が残っている状態で狭い二重のシュミレーションはできません。
大体は一段下げる、二段下げるという感じで幅を決めていきます。
正確なシュミレーションができないということは注意です。
②長年の二重埋没の癖は抜糸しても戻らない可能性
長年の二重の癖は抜糸しても自分の二重になってしまって戻らない可能性があります。
なので、基本的に抜糸してかけなおしても狭くできない可能性というのがあるのは知っておいていただきたい点です。
③取りたい糸を選んで抜糸するのは難しい
何回か埋没を繰り返している方で「〇年前の糸だけ取りたい」という方がいらっしゃいます。
結論から言うとなかなか難しいです。
二重のライン上に必ず結び目があるという訳ではないからです。
「〇年前にやった埋没法の下のラインを取りたい」「上のラインを取りたい」といっても必ずそのラインでかけているものとは限りません。
沢山糸がある場合選んでとるのはかなり難しいです。そこはご理解いただく必要があります。
④抜糸をする前に糸のかけ方・点数を把握しておく
どんな埋没法をしているのか、どんなかけ方でどこに入っているのかを知っていると抜糸できる確率はぐんと上がります。
漠然と「何点留めしてます」、「連結でかけています」だけだとなかなかわからないことがあります。
何点かけているかもわからないとかだとかなり取れる可能性も落ちますし、これを全部取れるのか、二重が解除されやすいのかその辺の情報がわからないくなってしまいます。
いつ、どこで、どんな方法で何点かけたのか、きちんと把握しておくことが非常に重要になります。
分からない場合は、施術を受けたクリニックに確認しましょう。特に特殊な掛け方をした方は掛け方の図をメモしたり保存しておくことをお勧めします。
当院でも扱う埋没法はこれだけあります。(下図)
このようにホームページに掲載しているクリニックが多いかと思いますので受けたクリニックのホームページも参考に把握しましょう。
また、手術直後は瞼に開けた穴が開いていることがあるので念のために二重埋没直後は瞼の状態を撮影しておくこともおすすめです。
抜糸をする際に留めた点の位置を把握するのに役立ちます。
まとめ
当院では多くの埋没法をおこなっており、いろいろな埋没法に精通しているので幅広く対応できます。そのため抜糸できる確率にも自信があります。
抜糸はメスを使わず針穴から最小限の傷で丁寧に抜糸して、傷や腫れを少なくする工夫もしています。
埋没法の抜糸は、糸がどんな方法でどこに入っているか把握することが重要です。
繰り返しになりますが、今までの埋没法をいつ・どこで・どんな方法でかけたかをきちんと把握しておくことが重要となります。
分からなければ埋没法をおこなったクリニックで詳細を確認しましょう。
経過を書いたメモや、特殊な埋没法を受けた方は特に、埋没法のかけ方のイラストなどをメモ・保存しておくことをおすすめします。
これから埋没法を受ける方、埋没を抜糸したいと思っている方の参考になれば幸いです。