20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
9割が気づいていない眼瞼下垂のサイン5つ
作成日:2026.5.12
実は、眼瞼下垂の人、9割は自分で気づいていません。
今日は9割の人が見逃している眼瞼下垂のサインを5つ、 美容外科医の視点から解説しようと思います。
目次
眼瞼下垂について
世の中には多くの眼瞼下垂の方がいらっしゃいます。
中年以降では、眼瞼下垂は2,3割いると言われていますが、軽いものも含めると半分以上の方が眼瞼下垂とも言われていたりもします。
このように眼瞼下垂の方というのは世の中にたくさんいらっしゃるのですが、もともと自分はこういう目なんだと思っていて、眼瞼下垂という症状自体特に意識されていない方がほとんどです。
ただ、眼瞼下垂が進行してきて、まぶたが重くなって悩まされたり日常生活に影響が出てくるようになったりして初めて病院に行って相談するケースが多いです。
眼瞼下垂は年齢と共に進行していきます。
ただ、早めに対処すれば、目力が出て目元が明るく若々しい印象になるのはもちろんですし、将来的な眼瞼下垂の進行を防ぐことができます。
なので、早めに自分が眼瞼下垂なのかを知っていただくというのはとても重要です。
眼瞼下垂のなり始めには、いくつかのサインがあります。
今回は、そのサインについて5つ解説していきますね。
眼瞼下垂になり始めのサイン①
まず1つ目。 1つ目は、 おでこのシワが増える、です。
眼瞼下垂で目が開けにくくなると、おでこで眉を上げてまぶたを持ち上げるため、おでこにしわができやすくなります。
無意識におでこで眉を上げる癖がある人は眼瞼下垂ではないか、注意が必要です。
ただ、ここで、一つ大事なことをお話しすると、まぶたが重くなるのは眼瞼下垂だけではないということですね。
まぶたの皮膚のたるみが強くなることで瞼が重くなることも多いです。
加齢と共に誰でもなります。
これは、眼瞼下垂に似ているので偽性眼瞼下垂とも言いますが、眼瞼下垂なのかまぶたのたるみなのかで治療法が全然違ってくるので、瞼が重い原因が、偽性眼瞼下垂なのか、本当の眼瞼下垂なのか、鑑別することが重要になります。
眼瞼下垂になり始めのサイン②
次に、眼瞼下垂のサイン2つ目ですが、 「夕方になると目が重くなる」です。
眼瞼下垂の方では、朝は大丈夫でも夕方に目が開きにくいまぶたが重くなると訴える方もいらっしゃいます。
これは目の開かせる挙筋の疲労や、夕方にくぼみ目が悪化したりすることで起こります。
なので、夕方になると目が開きにくいなと思ったら眼瞼下垂を疑う必要があります。
ただし、眼瞼下垂の程度が強いと、朝夕関わらず瞼は重かったりします。
自分が眼瞼下垂と気づかないレベルの方であれば、夕方に特にまぶたが重いなと感じやすいということです。
あと、注意する必要があるのは、重症筋無力症という病気の場合も、夕方にまぶたが重くなる症状が出ますので、注意が必要です。
重症筋無力症は自己免疫のせいで筋肉が動きにくくなる病気ですが、他の症状としては、物が二重に見えたり、飲み込みにくさや話しにくさ、手足に力が入りにくくなるなどの症状があります。
重症筋無力症は、放置すると呼吸ができなくなったりする可能性があり、早急な治療が必要なので注意していただく必要があります。
では、眼瞼下垂のサイン3つ目です。
眼瞼下垂になり始めのサイン③
3つ目は、 人から眠そう・疲れてる?と言われる、です。
眼瞼下垂では目の開きが悪くなり黒目が隠れることで、眠たそうな目に見えます。
なので、人から「眠そう」「疲れてる?」と言われやすいです。
ただ、自分で鏡を見る際は、鏡で自分の目をじっと見ると(固視すると)目はしっかり開くので、眼瞼下垂が分からないことが多いです。
人と話していたり、リラックスしていると本来の目の開きになって、目の開きが悪くなり、眠そうに見えてしまいます。
なので、本来の自分の目は鏡で見た目だと思ってしまうことが多く、意外と眼瞼下垂に気づかないことが多いんですね。
ただ、他人には本来、眠そうな目が見えてしまっています。
人から目が眠たそうだねとか疲れてる?とか言われたら、眼瞼下垂を疑う必要があります。
はい、では次は眼瞼下垂のサイン4つ目です。
眼瞼下垂になり始めのサイン④
4つ目は、顎を上げて物を見る、です。
眼瞼下垂になると無意識に顎を上げて目を開ける姿勢になりやすくなります。
これは瞼の開きが悪いと上の方が見えにくくなるため、あごを挙げて視野を確保するために起こります。
まぶたが重くて、ふと気づくとあごを上げることがあるという方は眼瞼下垂の可能性が高いです。
最後に眼瞼下垂の5つ目のサインです。
眼瞼下垂になり始めのサイン⑤
5つ目は、 頭痛や肩こり、です。
これはとても有名な症状ですね。
眼瞼下垂のサイン1つ目でお話ししたように、瞼が重いとおでこで眉を上げて物を見ようとします。
そうすると常におでこや頭の筋肉が緊張して緊張性の頭痛が出やすくなります。
あとは、眼瞼下垂4つ目のサインでお話ししたように、視野を確保するために常にあごを上げる癖があると、首や肩が緊張し続けて、慢性的な肩こりになることがあります。
なので、眼瞼下垂の方では、頭痛や肩こりになりやすくなるんですね。
慢性的な頭痛や肩こりに悩まされている方は一度眼瞼下垂を疑ってみると良いかと思います。
意外と頭痛肩こりから自分が眼瞼下垂だと分かる方って多いですよ。
まとめ
はい、以上が眼瞼下垂になった場合のサイン5つでした。
振り返りますと、
①おでこのしわが増える
②夕方に瞼が重くなる
③人から眠そう、疲れてる?と言われる
④あごを上げて物を見る
⑤頭痛・肩こりがある、でした。
これらのサインが出ている方は、自分が眼瞼下垂ではないか一度確認していただくと良いと思います。
眼瞼下垂は、上まぶたと黒目中心の距離、図MRD-1が3㎜以下の状態を言います。
眼瞼下垂の確認方法は以前のコラム「自分が眼瞼下垂かどうかチェックする方法」でも解説していますのでご参考ください。
ただし、今言った眼瞼下垂のサインが当てはまる場合でも、重症筋無力症や他の病気が隠れている可能性もあるので注意してください。
あとは、まぶたのたるみによる偽性眼瞼下垂の方はとても多く、これも眼瞼下垂と同じようなサインが出ます。
治療法を決めるために区別がとても重要になってきますのでご注意ください。
今回のサインが当てはまったよという方、 自分が眼瞼下垂なのか知りたいという方、 眼瞼下垂なのか、まぶたのたるみによる偽性眼瞼下垂なのかわからないという方は、 カウンセリングを利用してご相談いただければと思います。