20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
眉下切開を絶対に勧めない人の特徴
作成日:2026.3.30

眉下切開を考えている方で、これから言う特徴に当てはまる方は一度考え直してください。
眉下切開は組織を切る手術なので、二重埋没法の様に抜糸をして戻すことができません。
なので、眉下切開が向いているかどうかをしっかり知っておくことは大切です。
今回のコラムでは眉下切開をお勧めできな人についてお話ししていきますので、眉下切開が気になっている方は是非ご参考になさってください。
では、早速お勧めできない人の特徴を挙げていきます。
目次
眉下切開お勧めできない人の特徴
①傷がなくなると思ってる人
まずお勧めできない人の特徴、一つ目は、傷がなくなると思っている人です。
人間は切った傷は白く目立たなくなるにせよ、無くなることはありません。
ただ、眉下部分は傷が目立ちにくい部分で、傷は眉毛に隠れやすくかなり目立ちにくい部分です。
以前も何度もお話ししていますが、傷が目立ちにくいので人気の手術で、お若い方中心におこなうことが多い手術です。
ただ、人によってはすっぴんだと傷が白く目立つとは言えないにせよ見えてしまう方もいらっしゃいます。
他院での手術で、明らかにデザインが悪くて傷が眉から飛び出ていて傷が目立ったしまっているケースは論外ですが、しっかりとデザインしておこなったとしても、すっぴんだと傷が見えてしまう方もいらっしゃいます。
逆に、すっぴんで傷跡が全く分からない方も多いです。
結局、眉下切開は傷は目立ちにくい手術だと言えども個人差があります。
すっぴんだと傷はやや見えてしまうこともあるということを理解しておこなう必要があります。
なので、傷がなくなると思っている方には眉下切開はおすすめできません。
あとは、眉下切開は簡単な手術で、ダウンタイムがあまりない手術と思っている方もいらっしゃったりするので、そのような方もお勧めしません。
眉下切開と言えども目周りを切る手術ですので、ダウンタイムはある程度あります。
通常、1週間以降抜糸してメイクでカバーできる方が多いのでダウンタイムは1週間ほどとお話ししています。
思ったより楽だったと言われる方もいらっしゃいますが、瞼が厚い人やむくみやすい人などでは、むくみが落ち着くまで2週間と時間が結構かかることもありえます。
ダウンタイムのイメージも個人差がありますので、ダウンタイムを軽く考えすぎている方もあまりお勧めできないと思います。
②ダウンタイムがあまりない手術と思っている人
では次に眉下切開をお勧めできない人の特徴2つ目です。
2つ目は、眉下切開で思い通りの二重が作れると思っている方です。
こういう方は結構多くいらっしゃいますので今回の話をよくご理解していただければと思います。
眉下切開はあくまでまぶたのたるみを取る若返り手術なので、二重術ではないです。
まぶたの余分なたるみをしっかりとる手術になります。
なので、結果的に二重幅が広くなったり、隠れていた目が出て来て大きく見えたりします。
ただ、たるみを取ることで眉がどれくらい落ちてくるかは個人差があり、二重を正確にシュミレーションして予測することは誰にもできないんです。
術前に大まかなイメージは見てもらうことはできます。
ご希望により切除位置を変えたり、切除幅を調整したりすることはできますが、正確にシュミレーションできない以上、ある程度許容範囲をもって見てもらう必要があります。
また、眉下切開は眉の傷のリスクをとってたるみを取る手術ですので、せっかく切っても、二重を微調整するためにたるみを少ししか切除しないという風にできなくはないですが、デメリットの方が大きくなってる可能性があることはご了承いただく必要があります。
あとは、眉下切開では主にたるみを取るのですが、たるみは真ん中から外側にあるものなので、たるみを取ると二重は外側中心に広くなります。
つまり末広に二重は広くなりますので、二重を平行型にしたいと言う人は、二重術や目上切開などで目頭側の二重幅を出しやすくする必要があります。
二重について、眉下切開で二重の仕上がりは正確にはシュミレーションできないので、二重を調整したいという方はたるみとりの眉下切開でなく、二重術をおこなって、正確にシュミレーションして二重を調整していただくことをおすすめします。
③眉を引き上げたときに縦じわ出やすい人
次は眉下切開をすすめない人の特徴3つ目です。
3つ目は、眉を引き上げたときに縦じわ出やすい人ですね。
眉下切開のシュミレーションをしてみたとき(眉を引き上げたとき)に、引っ張る力が加わる外側の部分に斜めの縦じわが出て目立ってしまう人がいます。
特に目頭側で縦じわが出やすいです。
そのような方は、眉下切開をおこなうと縦じわが残ってしまい、戻すことが難しくなるので眉下切開はお勧めできません。
ただ、シュミレーションよりはなじんで意外と縦じわが目立ちにくいこともあったり、くぼみ目の方ではヒアルロン酸などでくぼみを改善させると縦じわを軽減できることもあるので、適応は慎重に判断する必要があります。

④たるみがあまりない人
4つ目は、たるみがあまりないです。
眉下切開はたるみを取る手術なので当然たるみがないと手術はお勧めできません。
たるみがあまり無いとか目が閉じにくいのはご自身では分かりにくいかもしれませんが、少し眉を上げただけで、二重がすぐに消えてしまったり、目が開く感じ、閉じにくい感じがする場合はたるみがあまりないかもしれません。
分からない場合はカウンセリングなどでご相談いただければと思います。

たるみがない方に眉下切開をおこなうと皮膚に余裕がなくなるので二重が出なくなったり、目を閉じにくくなって兎眼になったり、兎眼というのは目を閉じているのに白目をむいている状態ですね、あとは目が閉じにくくなるのでドライアイが悪化してしまったりします。
なので、たるみがない方はそもそも眉下切開はお勧めできません。
また、もともと目を閉じているのに目が開きやすい人、つまり兎眼になりやすい人という方もいらっしゃいます。
そのような方ではたるみがあったとしても、たるみを取りすぎて兎眼が悪化しない様に切除幅には注意する必要があります。
⑤目と眉が近い人で、かつ眉を上げる癖が強い人
5つ目は、目と眉が近い人で、かつ眉を上げる癖が強い人ですね。
眉下切開は目と眉の間の皮膚を切除するので目と眉が近づきます。
ただ、目と眉が近づくと言っても、眉下切開で二重や目が大きくなるぶん目と眉が近づいて見えるというのが大きく、実際の目と眉の位置がぐっと近くなることはあまりありません。
術前⇒術後


例えばこの症例の方の場合、もとも目と眉が近いですよね。
術後は二重が広くなり、眉がやや下がったことで目と眉の間は近づきましたが、目と眉の位置自体がぐっと近づいたわけではないので目が近くなって不自然になったという印象はありません。
ただ、もともと眉を上げる癖が強い人や、加齢でおでこがたるんでいて眉が下がっているのを頑張って上げている人は、眉下切開で目が軽くなると眉が安心してかなり落ちてきます。
そうすると目と眉が近い場合、かなり近くなって藪(やぶ)にらみの目のようになってしまうため、不自然になってしまうリスクがあります。
なので、眉を上げる癖が強く、かつ目と眉が元々近い方の場合、目と眉の位置が近づきすることがあるのでお勧めできません。
⑥外側が上がった目元の雰囲気が嫌な人
6つ目は、外側が上がった目元の雰囲気が嫌な人ですね。
よく眉下切開でつり目になるという話を聞きます。
実際は目尻の位置や目の下のラインが上がってつり目になるわけではないのですが、つり目っぽく見えてしまうことはあります。
眉下切開の場合は、真ん中から外側のたるみを切除しますので、目頭側は上がらずに、目の真ん中から外側が上がって広く見えるようになるからなんです。
なので、眉の真ん中から外側を挙げてみて外側が上がった感じが嫌だと言う方は眉下切開はお勧めしません。
以上が眉下切開をお勧めしない人の特徴6つでした。
ここで絶対おすすめしないというわけではないけれど、眉下切開の適応を少し慎重に考える必要があるよという人の特徴についても少しお話します。
眉下切開を慎重に考える必要がある人
目元の老化というのは、今回お話ししている上まぶたのたるみ以外に、眼瞼下垂、くぼみ目という3つがあります。
この上まぶたの3つ老化が加齢共に同時に進行していき、組み合わさっていることって多いです。
それぞれ治療が違うのですが、どれかを改善させるとどれが強調されたり、ちゃんと改善させるには治療の組み合わせるのが必要になることがあります。
例えば、まぶたのたるみとくぼみ目が組み合わさっている場合、眉下切開で皮膚のたるみを切除すると、くぼみ目が強調されて見えてしまいます。
決して眉下切開でくぼみが悪化するわけではないんですが、たるみで隠れていたくぼみ目が出てきてしまうということなんですね。
なので、くぼみ目の方の眉下切開の場合、くぼみが強調されれば、例えばヒアルロン酸の注射なども組み合わせて行う必要があります。
あとは注意が必要なのは、眼瞼下垂の方の場合です。
眼瞼下垂というのは、目の開きが弱い方ですね。眠たい目元の方です。
こんな感じのガチャピンみたいな目元ですね。

上まぶたの皮膚のたるみでもまぶたは重くなりますが、眼瞼下垂の方も、目の開きが悪くて瞼が重くなります。
両方とも、眉を上げて頑張って目を開けていたりして、頭痛肩こりなどに悩まれている方は多いです。
なので、症状が似ていますので、眉下切開の相談に来られた方で眼瞼下垂の手術をおこなったほうが良い方もいらっしゃいます。
そういう方は眉下切開はお勧めしません。
また、その逆で、眼瞼下垂の手術の相談に来て眉下切開をおすすめするケースもあったります。
なので、どちらの手術が適応なのか慎重に見極める必要があります。
あとは、目の上のたるみも、眼瞼下垂も両方ある方もけっこう多くいらっしゃいます。
そのような方の場合は、眉下切開も眼瞼下垂も両方おこなう必要があります。
同時にはできないので、どちらか一方の手術から、どちらかというと眉下切開から段階的におこなうのが良いです。
以上が眉下切開をお勧めしな人、慎重に考えた方が良い人の特徴でした。
まとめ
眉下切開をお勧めしない人としては、
①傷がなくなると思っている人
②ダウンタイムがあまりない手術と思っている人
③眉を引き上げたときに縦じわ出やすい人
④そもそもたるみがあまりない人
⑤目と眉が近い人で、かつ眉を上げる癖が強い人
⑥外側が上がった目元の雰囲気が嫌な人
の6つのタイプでした。
後は注意する人としては、まぶたのたるみだけでなく、くぼみ目や眼瞼下垂が組み合わさっている人と言うことでした。
大まかなイメージはつきましたでしょうか。
眉下切開は良い手術なので考えている方は結構いらっしゃるんじゃないかと思います。
そのような方にご参考いただければ幸いです。