20年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。 「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。
切開するたれ目形成のビフォーアフター
作成日:2025.6.29
切開するたれ目形成とは
まぶたの裏側の結膜を切開して黒目の外側を中心に下まぶたを下げてタレ目をつくる施術です。
どちらの場合も、下まぶたの土台である瞼板をCPF(眼瞼腱膜)という組織に引き下げて固定し、目の下のラインを下げてたれ目にします。
切開の場合では、眼瞼下垂の手術(目を開きやすくする手術)を上下を逆さまにした方法でおこないます。
逆さまつ毛を予防するために、 皮膚側を切開し、皮膚を切除してたれ目形成をおこなうこともあります。
まぶたの表側は切らないため、見えるところに傷は残りません。
目の下のラインが下に下がることで目の印象が大きくなり、優しい目元になります。
多少のダウンタイムは許容出来て、戻りにくい方法が良い方におすすめの施術です。
切開するたれ目の症例写真紹介
それではさっそく切開する垂れ目の症例写真を見ていきましょう。
今回は7人の方の症例を見てもらおうと思います。
症例写真①
手術前 ⇒ 1週間後


1人目の方です。 つり上がった目の下のラインがたれ目形成で術後は下がったのがわかります。
目の下のラインが下がると白目が大きく見えるようになるのでデカ目効果も出ます。
目元が優しい感じになり、目が少し大きく見えるようになって全体に明るくなりました。
ちなみにこの方は同時に目の下の脂肪取りもおこなっています。
下眼瞼下制では眼窩脂肪が露出されますのでついでに目の下の脂肪取りも可能です。
症例写真②
手術前 ⇒ 6か月後


2人目の方の6か月後の画像です。 この方は目尻切開も同時におこないました。
たれ目形成は目尻切開と同時におこなうと、たれ目効果がさらにしっかり出やすくなります。
術後はしっかり目の下のラインが下がって不自然さもなく、たれ目になったかと思います。
目尻切開も組み合わせることで外側の白目もぐっと大きくなってデカ目効果が出ています。
全体に目の印象が大きくなり、優しい目元になったにではないかと思います。
症例写真③
手術前 ⇒ 5か月後


3人目の方の5か月後の画像です。
もともと右の目尻が上がり気味の方が多いですが、今回の方も右が上がり気味だったので右をしっかり目に下げています。
たれ目術では左右差も考えながら調整していきます。 5か月後の画像は左右差も少なく目の下のラインが下がったのがわかりますね。
特にしっかりめに下げた右側がより下がっています。
目頭切開もしていますので目の横幅が広くなり、たれ目術もおこなったことで目の印象が全体に大きくなりましたね。
症例写真④
手術前 ⇒ 3ヶ月後


4人目の方は3ヶ月後の画像です。
3か月後は目の下のラインが下がったのがわかりますね。 自然な感じで変化になったかと思います。
たれ目にするというよりは、つり目を普通に戻したという感じかもしれません。
もちろんしっかり下げたいとご希望があればもう少ししっかり下げることも可能です。
症例写真⑤
手術前 ⇒ 6か月後


5人目の方です。この方も目尻切開を同時におこなっています。
目尻切開も行ったことで外側の白目がしっかり大きく露出するようになり、たれ目効果もしっかり出ています。
今回の方も右の目尻が上がり気味だったので右をしっかり下げて調整しています。
目元が優しくなって目も大きく明るい印象になったのではないかと思います。
症例写真⑥
手術前 ⇒ 6か月後


6人目の方も半年後の画像です。 半年後は目の下のラインが下がって目が大きくなったのがわかります。
もともと黒目の下側の露出が多い方だったので、あまり下げすぎると下三白眼になりそうなのでこの辺りがちょうどよいかと思います。
今回の方も同時に目の下の脂肪取りをおこなっています。
症例写真⑦
手術前 ⇒ 1か月後


最後の7人目の方です。 もともと目の下のラインが上がっていてつり目気味の方でした。
下眼瞼下制をおこなった後は、目の下のラインが下がってつり目感がだいぶ減り、目の印象も大きくなりました。
術前はクマが目立っていましたが、目の下の脂肪取りも同時におこなったことで目元が若々しくなりましたね。
まとめ
以上が切開するたれ目形成の症例写真でした。 いかがでしたでしょうか。
いずれの方も、自然な感じでたれ目になったのがわかります。
切開するたれ目形成は、切らないたれ目術より後戻りも少なく、しっかりたれ目にしたい方にはおすすめです。
また、たれ目術は目尻切開と組み合わせるとさらに効果的です。
同時に脂肪取りをおこなって目の下のくまを改善させることができます。
たれ目形成をお考えの方は、今回のコラムの症例写真を参考にしていたいただければ幸いです。