脂肪吸収抑制薬（ゼニカル）

腸のリパーゼという酵素の働きを抑え脂肪の吸収を抑制します。
アメリカのFDAにも認可されている経口内服の脂肪吸収抑制剤です。

（用法）

食後30分以内に服用します。
※脂溶性ビタミンなどの吸収も阻害するのでビタミンを補うのがおすすめです。

（副作用）

油漏れを起こす可能性

油されるはずだった油が肛門から自覚なく漏れ出す可能性がありますので、ナプキン等で対策するとよいでしょう。

ビタミン欠乏症

上記油漏れと同様に脂溶性ビタミンの吸収も阻害されますので、ビタミン欠乏症（骨軟化症等）を引き起こす可能性があります。
ゼニカル服用後2時間以上開けてビタミン（ビタミン剤等）を補うのがおすすめです。

食欲抑制薬（サノレックス）

脳の満腹中枢に作用し、満腹感を与えて食欲を抑制します。５，６時間の満腹感が得られます。
副作用として口渇、便秘、睡眠障害などの自律神経症状が出やすくなります。
睡眠障害作用がありますので夕方以降には飲まないほうが良いです。

（用法）

1日1回食事の2時間前に服用
※効果が弱い場合は服用を増やすことも可能ですが、ドクターと相談が必要です。
※初回は1週間分処方可能です。その際採血をしていただいて、採血で問題なければもう1週間分処方が可能です。
※内服は最大2週間まで可能です。その後、最低1ヶ月間の休薬が必要です。