若返り脂肪注入とは 若返り脂肪注入は、下腹部や内ももから脂肪を採取して、お顔のしわや凹みに注入して若返り効果を出す施術です。 ヒアルロン酸などのフィラーは時間とともに吸収されてしまいますが、脂肪注入が生着すればずっと長持ちすることができます。 また、脂肪注入の再生作用によりお肌にハリが出たり、肌質が改善したりする若返り効果が出ることもあります。
当院の特徴 リスクを抑えて効果的な注入方法で行います。 脂肪注入は長持ちしますが、不用意に注入すると凸凹したり、しこりになったりするリスクがあります。 注入した脂肪は周りの組織から栄養にされますが、生き残るのは1㎜までと言われています。 生き残れないと脂肪は溶けてしまいますが、しこりになってしまうことがあります。 当院では生着率を上げてしこりのリスクを減らすために、特殊な器具を使用して脂肪を細かくし、非常に微量ずつ、丁寧に注入しています。 また、硬いしわや凹みを効果的に改善させるために、水平注入、垂直上方、垂直下方などの注入方法を駆使して何層にも分けて注入します。 硬いしわなどでは皮膚と深部の組織をつなぐリガメントを針先で切断して注入することもあります。 このように当院では多くのテクニックを駆使して繊細な脂肪注入を行っています。 他院修正もおこなっています 他院で目の下の脂肪をおこなって凸凹してしまったなどの方では、目の下のたるみ取り(ハムラ法)に準じて下まつ毛の際を切開してしこりを除去し、整えなおす手術などを行っています。 症例目の下たるみとり(ハムラ法)の症例写真 リスクを回避する注入法をおこない、他院の術後の修正なども行っておりますので、安心して脂肪注入をしていただけるのではないかと思います。
若返り脂肪注入の施術の種類 脂肪注入と言っても採取した脂肪をそのまま注入する通常の脂肪注入と、遠心分離にかけることで不純物を飛ばして脂肪細胞や脂肪幹細胞の密度を上げるコンデンス脂肪注入があります。 当然、不純物が少なく脂肪幹細胞の密度が高いコンデンス脂肪注入の方が生着率が高く、しこりのリスクが少ないためおすすめです。 脂肪注入をされるほとんどの方がコンデンス脂肪注入を行っています。 参考コンデンス脂肪注入(顔)についてはこちら 参考目の下脂肪取り+コンデンス脂肪注入についてはこちら
若返り脂肪注入の注意点 生着しやすい部分、しにくい部分がある 硬い部分やよく動く部分などでは脂肪は生着しにくい傾向があります。 目の下は特に脂肪が生着して保ちやすい部分ですが、硬いしわやホホなどでは生着しにくく、繰り返しの注入が必要になることがあります。 しこりのリスク 脂肪を必要以上に注入するとしこりができやすくなってしまいます。 そのようなことがないように生着しやすいように細かく適切な量を注入していきます。 ただし、脂肪を注入すると多少の炎症は起こりますので、微小なしこりのリスクを完全になくすことはできません。 見た目はきれいでも触れると多少しこりのようなものが触れてしまうことはあり得ます。 減るリスク 脂肪が完全に定着するのは1年ほどかかると言われています。 徐々に脂肪は減って時間をかけて安定していきます。 ご年配の方ほど脂肪は吸収されやすく生着しにくくなる傾向があります。 脂肪が減った場合、2,3回ほど再注入をおこなってボリュームを安定させる必要が出て来ることがあります。 脂肪がないとできない 当然ですが、痩せていて採取する脂肪があまりない方では脂肪注入は難しくなってきます。 目の下など少量の脂肪注入で済む場合はやせ型の方でもできなくはありませんが、ホホやコメカミなど、脂肪量が必要な方ではある程度の脂肪量がないと脂肪注入はできません。
腫れやダウンタイムについて 脂肪注入部分 1週間ほどむくみや腫れが出ます。 内出血が出ると消えるまで2週間ほどかかる場合があります。 メイクは数日後からしていただけます。 脂肪を採取した部分 筋肉痛のような痛みが数日から1週間ほど出ることがあります。 1週間ほどむくみや腫れが出ます。 内出血が出ると消えるまで2週間ほどかかります。
若返り脂肪注入当日の流れ ❶ご来院後OPお手続き 個室にて、手術内容の確認、会計、誓約書や保証書など必要書類にサインをいただきます。 ❷処方する薬の説明 当日お渡しするお薬の説明や術後の注意点など説明させていただきます。 ❸洗顔 パウダールームへご案内させていただきます。 洗顔をお願いします。 ❹着替え OP着に着替えていただきます。 (太ももから脂肪を採取る場合もございますのでおむつを履いていただきます) ※着替えはシュミレーション・デザインのあとにお願いすることもございます。 ❺シュミレーション・デザイン 術前のお写真撮影をした後、デザインを行います。 ❻OP準備 点滴や血圧測定などをさせていただきます。 ❼消毒 消毒を行います。 消毒はお顔全体させていただきます。 脂肪をお腹から採取する方は腹部、太ももから採取する方は大腿部の消毒もさせていただきます。 ❽麻酔 その際、静脈麻酔をつけている方は入眠した状態です。 静脈麻酔をつけていない方は笑気ガスでぼんやりとした状態です。 ❾脂肪を取った後お顔に注入します。 ❿手術終了 吸引部の圧迫固定を行います。 お顔は消毒後、傷口に茶色いテープを貼り軟膏を塗ります。 目元が隠せるようなお帽子やメガネなど、あらかじめご準備お願いします。 ⓫休憩 リカバリー室にご移動いただきます。 その後体調がよくなり次第ご帰宅いただけます。 術後の経過観察はございません。 (モニターの方はモニター写真撮影にお越しください。) 気になることがございましたらいつでもご連絡ください。