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美容コラム/ Beauty column

肌を綺麗にしたい!シミやハリなどお肌の老化のタイプとその治療法

作成日:2015.9.14 更新日:2024.1.5

◎しみが消えない、濃くなってきた!
◎お肌がくすんで老けて見える
◎毛穴がひどく、肌が汚く見える。
◎お肌にハリとつやがなくなってきた。
◎ニキビやニキビ跡が気になる。

などの悩みはありませんか?

お肌の老化

これらの悩みが解消して、若々しいお肌を保つことができるとしたらどうでしょうか。

見た目年齢を大きく左右するパーツとはズバリ「お肌」です。
お肌にツヤやハリがありシミもくすみもない美肌はそれだけでまわりからも若く見られます。
そんな若々しい美肌に戻すにはどうしたらいいのでしょう。

どんな治療を受ければ良いのかよくわからなくて踏み出せない方も多いと思います。
若返るためには、老化の三要素、肌(シミ・くすみ)・シワ・たるみをそれぞれ改善する必要があります。
そしてそれぞれ治療法が違います。

今回は老化の要素のひとつ、”肌の若返り”についてご説明しますね。

肌の若返りのためには、まず自分の肌の老化の主な原因を知り、その原因にあった治療を行うことが大切です。
自分のお肌はどんなタイプか、鏡を見ながらよく見極めましょう。

お肌の老化

お肌の老化には主に以下の5つがあります。

  1. シミ
  2. 毛穴
  3. くすみ
  4. 赤み
  5. ハリ・きめ・小じわ

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

①シミ

肌の老化 しみ

お顔のシミはメラニンという色素が蓄積し色素沈着したもので、多くは紫外線が原因で出来るものです。
他にもメイクなどのこすりすぎ、ホルモンバランスの崩れ、炎症、睡眠不足、ストレス、などありますがいずれも紫外線の影響で悪化します。
紫外線を浴びると体はメラニン色素で肌を黒くすることで、組織を守ろうとします。
メラニンを含む細胞は通常、新陳代謝により剥がれ落ちます。
しかし、老化と共にこの代謝がうまくいかずそのまま色素として皮膚に残ってしまうのが「シミ」です。

一口にシミと言っても下記のようにいろいろな種類のシミがあります。

・老人性色素斑(一般的なシミ)
・そばかす(雀卵斑)
・肝斑
・ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
・炎症性色素沈着(ケガやニキビの後のシミ)
・扁平母斑(茶色いあざ)

それぞれについて図と簡単な解説をしていきます。

老人性色素斑(一般的なシミ)

お肌の老化 顔のしみ

いわゆる一般的なしみのことです。
老化や紫外線によるダメージで発生し、大きさはいろいろで、顔の側面にできやすいです。
シミの部分にはメラニン色素が多く、表皮にも厚みがあります。
進行すると厚みがでて盛り上がります(脂漏性角化症) 。
レーザーや光治療に反応しやすいシミです。(詳細は後述)

そばかす(雀卵斑)

肌の老化 そばかす 雀卵斑

学童期に発症し、色白の乾燥しやすい肌の人に多いです。
数ミリの細かなしみが上図のように散在します。
レーザーや光治療に改善しやすいですが、長い経過で再発することも多いしみです。

肝斑

肌の老化 肝斑

こすりすぎや乾燥などで皮膚のバリア機能が破壊されておこるしみ(色素沈着)です。
通常メイクが主な原因となります。
ですので、男性で肝斑は見られませんが、メイクをするニューハーフの方には肝斑がいらっしゃいます。
レーザーなどでかえって悪化しますので慎重に治療する必要があります。

日常のケアではこすらず保湿して、お肌のバリア機能を取り戻すことが肝斑の予防にとても大切です。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADM 後天性真皮メラノサイトーシス

アジア人特有のしみで、成人してから発症することが多いです。
表皮より深い真皮の部分にメラニン色素が増えてシミになります。
肝斑を合併していることも多いです。

炎症性色素沈着(ケガやニキビの後のシミ)

ケガなどの炎症がおこるとメラニン色素が増えてシミになります。
炎症が治まれば改善していきます。
肝斑やレーザー後の色素沈着などもこの炎症性色素沈着の仲間と思ってもらえれば良いと思います。

扁平母斑

盛り上がりはなく、茶色が均一に広がる茶色のあざです。
小さな黒い点が混ざっていることもあります。
体中どこにでもできるもので、小さいころから存在することが多いです。

以上、それぞれのシミの解説でした。

シミが組み合わされているケースも多いです。
シミは種類によって治療法は変わってきます。
自分がどんなシミか診断してみましょう。

②毛穴

肌の老化 毛穴

もそも毛穴は開いたり閉じたりしながら、皮脂を出してお肌を乾燥から守ったり、汗を出して体温を調節する働きがあります。
ですので開くこと自体は問題ではありませんが、毛穴の開きが目立ってしまうのは開きっぱなしの状態が続いているからです。
なぜ開きっぱなしになっているのか? 一番は毛穴に汚れが詰まっていることで毛穴が閉まらないことが原因です。
また30代ぐらいからはこれに加えてたるみも重なります。
お肌を支える土台のコラーゲンが不足することによって、お肌の弾力と潤いがなくなり顔がたるむので、それに引っ張られて毛穴も一緒にたるんで開きが目立ってしまうのです。

③くすみ

「夕方になると何となく肌が黒ずんでみえる」「昔より肌の色が黄色っぽくみえる」など、 肌のくすみも年齢と共に気になる部分ですが、その原因もいくつかあります。

メラニンによるくすみ

紫外線を受けるとメラニンがつくられます。
このメラニンが表皮に現れるしみやそばかすの原因ですが、はっきりと色がなくてまだ表面に現れていないと肌がくすんだ感じになります。

老化によるくすみ

老化によるくすみは肌が黄ばんだ感じになります。

血行不良によるくすみ

冷えなどの血行不良は肌の末端である毛細血管に栄養が十分行き渡らず肌がくすんだ感じになります。

古い角質や毛穴汚れによるくすみ

ターンオーバーがうまく出来ず古い角質が肌に溜まっていたり、毛穴に汚れや皮脂が詰まって黒ずんだくすみになることがあります。

以上、くすみの分類をしてみましたが、くすみは皆さん年齢と共に出てきます。
若い頃のように白い透明感のある肌ではなくなってきた、ということもくすみが原因として考えられます。

④赤み

肌の老化 赤み

赤みの原因は「毛細血管」です。
特にお顔の頬の部分は毛細血管が集中している為、その赤さが目立ちます。

その赤みが目立つ原因となるのは皮膚の薄さ、気温による毛細血管の拡張、ニキビによる炎症、皮脂による炎症、アルコールや香辛料などの過剰摂取があります。

⑤ハリ・きめ・小じわ

皮膚の表面には皮溝といって無数の溝と、その溝によってできた盛り上がり、皮丘がありそれをキメと言っています。

ハリ キメ 小じわ 肌の老化

キメの細かさ、粗さは生まれつきのもので個人差もありますが、温度や湿度といった環境によるものや紫外線などによるダメージ、ストレスによっても変化します。
また特に影響をうけるのが「乾燥」です。
皮丘が水分をしっかり含んでいると、膨らみも良くふっくらとした肌を保つことができますが、逆に皮丘内の水分が不足するとしぼみ、たるんでしまいます。
ダメージによりキメが乱れた肌は、皮膚のザラつきが目立ち硬くごわついた肌触りで毛穴も目立ち、ハリ・ツヤも失われます。
乾燥による小ジワも増えてしまいます。
保湿することは大切ですね。

以上お肌の老化の原因を分類してみましたが、 自分のお肌の問題が何なのかいまいち分からないという方は、クリニックで診察を受けてみるのも良いでしょう。

では、それぞれの治療法についてみていきましょう!

お肌の症状別の治療法

シミ

それぞれのしみを消すための効果的な治療法を挙げていきます。
※治療法の詳細については後述します。

老人性色素班(一般的なシミ)の治療

・ピコレーザー
・Qスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)
・IPL(光治療、フォトシルク)  
・炭酸ガスレーザー(おもに厚みがあるしみを削るのに使います)
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン) ・ピーリング
など

そばかす(雀卵斑)の治療

・ピコレーザー
・Qスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)
・IPL(光治療、フォトシルク)  
・ケミカルピーリング ・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)

肝斑の治療

・内服治療(トラネキサム酸)
・お肌のケア(こすり過ぎない、保湿する)
・レーザートーニング
・エレクトロポレーション、イオン導入

 ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の治療

・ピコレーザー
・Qスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)
・内服治療(トラネキサム酸)
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)

炎症性色素沈着(ケガやニキビの後のシミ)の治療

・経過をみる(自然治癒)
・レーザートーニング
・内服治療(トラネキサム酸)
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)

扁平母斑

・ピコレーザー
・Qスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)
・皮膚切除
・塗り薬(トレチノイン・ハイドロキノン)

それぞれのシミについて有効な治療法は以上のようになります。

多くのしみはレザー治療やIPL(光治療)が有効です。
ただし、扁平母斑では効果がでにくかったり再発のリスクがあります。
また、肝斑と炎症後の色素沈着には注意が必要です。
肝斑や炎症後の色素沈着に関してはレーザー治療などでは改善することができず逆に悪化していしまうことがあります

肝斑と他のしみが合併していることも多いのでご注意ください。
肝斑は上述のようにトラネキサム酸の内服治療が一番効果的です。
肝斑や炎症後の色素沈着を薄くする方法としてレザートーニング(弱いレーザー)が効果的ですが、メラニンを少しずつ飛ばすだけで、根本的な治療ではありません。
肝斑には内服療法とケアが最も大切です。
レーザートーニングをおこなうにしても、トラネキサム酸などの内服治療を併せておこなうのがおすすめです。

肝斑などのしみに注意しながら自分のしみがどんなシミなのかを診断し、確実に効果のある方法で治療してもらいましょう。

また、お顔だけでなく、手の甲も年齢が表れやすい部位です。
これから挙げる治療はお顔のシミだけでなく、手の甲のシミにも効果がありますので手の甲が気になる方はご参考になさってください。

それでは、それぞれの治療法について詳しく解説していきますのでお付き合いください。

治療の詳細

シミ治療の詳細

ピコレーザー(Pico Way)

PicoWay

(効果的なシミ)老人性色素班、そばかす、ADMなど

最新の画期的なシミレーザーです。
従来のメジャーなQスイッチレーザーの照射時間がさらに1/100に短くなって、その分ピークパワーも高くなっています。
熱作用でなく、シミを粉砕する光音響作用でシミをやっつけますので、従来のQスイッチレーザーよりダウンタイムも短く、色素沈着のリスクも減らして、効果的にシミを破壊することができます。
薄いシミにも効果的です。
また、当院のPicoWayでは1064nmのトーニングも行うことができるためより安心して肝斑の治療を行うことができます。
さらに、PicoWayでは、フラクショナル(点状照射)を行うことでお肌にハリをだして、キメを改善してお肌の若返り治療を行うことができます。

Qスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)治療

(効果的なシミ)老人性色素班、そばかす、ADMなど

QスイッチレーザーにはルビーレーザーやYAGレーザーなど多くのレーザーがあります。
混乱しますのでここではあまり深入りしません。
ピコのように光音響作用でなく、光熱作用によってメラニン色素を破壊します。

メラニン色素に反応するレーザーを用いてピンポイントでシミを攻撃します。
輪ゴムではじかれたような痛みがありますが、1回で改善することも多く、照射後はシミが次第に薄くなっていきます。
ただ出力が強く、軽い火傷のようになりますので、処置後は軟膏やテープなどの処置が1週間ほど必要になります。
半数の方では、炎症を起こして炎症後の色素沈着を起こしてしまうことがありますのでご了承していただく必要があります。
炎症後の色素沈着は半年で消えていきます。

IPL・光治療(フォトシルク、フォトフェイシャル)

フォトシルク 美白 肌の活性化 美白

(効果的なシミ)老人性色素班、そばかすなど

レーザーは単一の波長の光をあてますが、IPLでは、可視光線の多くの波長領域を照射し、メラニンにダメージを与えて吸収させる方法です。
いろいろな波長をあてるので、シミにも赤みにも反応するため、赤み(血管拡張)や毛穴、ニキビなどに効果的です。
レーザーとは違い、ダウンタイムはほとんどありませんのでお顔全体のシミ治療を行うことが可能です。
基本的に肝斑にはあてることはできませんが、通常のシミを合併している方は内服治療を併用してIPL治療をおこなうことも可能です。
1ヶ月毎に5回程度繰り返し行うことで徐々にシミを薄くしていきます。
肌にハリが出るため若返り効果もあります。
ダウンタイムが少ないので初心者の方でも受けやすく、お顔全体を美白・美肌にしてくれるオールラウンドに効果を出せる治療法です。

 

レーザートーニング

(効果的なシミ)肝斑、炎症後の色素沈着

肝斑に通常のレーザーをあてると悪化しますが、ピコやQスイッチレーザーを低出力であてることで肝斑を改善しようというのがレーザートーニングです。
肝斑のメラニン色素を減らしますが、肝斑を治す治療ではありませんので、トラネキサム酸などの内服や、こすらない&保湿のケアが重要になります。
レーザートーニングは6~10回以上の繰り返しの治療が必要です。
短期間に漫然と繰り返すとメラニン色素が抜けてまだらに白くなってしまったりする(白斑)こともありますので、注意が必要です。

イオン導入、エレクトロポレーション

electroporation-001

美白や美肌に有効な成分(ビタミンC、トラネキサム酸、成長因子など)を電気の力で皮膚の奥深くに浸透させます。
シミ治療にはもちろん、毛穴・シワ・たるみなど美肌効果を得られます。
エレクトロポレーションはイオン導入の20倍の導入力があると言われています。
レーザー後の炎症を抑え、お肌の回復を促進し、さらに美肌効果を高めることができるため、レーザーとの併用もおすすめです。

塗り薬

ハイドロキノンやトレチノレンなど ハイドロキノンはメラニン色素の合成を防ぐことで美白効果がでます。
トレチノインは皮膚のターンオーバーを促進してシミを浮かせて除去します。
2、3日~2週間くらいは皮がむけたり赤みがでたりします。

内服治療

トラネキサム酸、ビタミンC、L-システインなど。
トラネキサム酸は止血剤ですが、抗炎症作用があり炎症のシミの発生を予防することで美白効果をだします。
肝斑にもっとも適した治療です。
ただし、効果を出すには数か月以上内服し続ける必要があります。

ケミカルピーリング

酸を利用して古い角質や表皮を化学的に溶かして、肌のターンオーバーを強制的に促進することでシミを浮かして肌を生まれ変わらせます。
くすみがとれる美白効果がある他に、ニキビ痕や毛穴などに有効です。

紫外線対策

肌の老化 紫外線対策

ご存知の通り、紫外線はシミを増悪させ、皮膚を老化させますので紫外線に皮膚をさらさないようにすることが大切です。
皮膚は月日と共にゆっくり入れ替わっていきますので、紫外線対策をおこなってしっかりシミを抑えれば、少しずつシミは改善していきます。

3分以上紫外線を浴びると皮膚が老化していくと言われています。
日焼け止めを塗ったり、紫外線にあたらない工夫をしましょう。
当院ではヘリオケアやU-Vlockなどの日焼け止め内服薬がありますので是非ご利用ください。

【参考】
日焼け止めを塗る際のポイントをまとめてみました。

(日焼け止めのポイント)

①なじむまで30分かかるので外出する前は早めに縫っておく

②控えめに塗らない。お顔なら500円玉くらいのしっかりした量が必要。重ね塗りするくらいが良い。

③首やデコルテ、耳の後ろ、手の甲など塗りもれがありがちな部分を意識して塗る

④古い日焼け止めは使わない

⑤2,3時間毎に汗などふき取って塗り直す

お肌のケア(こすり過ぎない、保湿する)

肝斑に対して最も重要な治療法です。
肝斑は皮膚のこすり過ぎや乾燥などでバリア機能が落ちて炎症を起こして色素沈着が起こるのが原因です。
しっかり皮膚を保湿して、こすり過ぎないように継続すればバリア機能は少しずつ改善して肝斑も改善していきます。

毛穴治療の詳細

毛穴の開きにはまずしっかり洗顔をして毛穴に詰まった皮脂や汚れを取ることが大切です。
そのあとに以下の治療を行うのが効果的です。

ダーマペン・フラクショナルレーザー

ダーマペンやフラクショナルレーザーは皮膚に多数の細かい穴を開けることで、ダウンタイムを少なく皮膚の創傷治癒を促し、コラーゲンの再構築と皮膚の再生を促すことで毛穴の開きを治療します。

CO2フラクショナルレーザーは熱により皮膚にドット状に穴をあけていきますが、熱作用で痛みやダウンタイムが強くなる傾向があります。
ダーマペンの場合は細かな針を使用して穴を開けていきますので、痛みやダウンタイムが少なくやりやすい治療になります。

ケミカルピーリング

皮膚の表面に薬剤を塗り、皮膚の上に溜まった古い角質や毛穴に詰まった老廃物を溶かして除去する治療方法です。
余分な角質を取り除くことで肌のターンオーバーを促します。

毛穴に古い角質が溜まってザラついている方、ニキビが気になる方にはもちろん、シミやシワで悩む方にも効果的です。

くすみ治療の詳細

IPL・光治療(フォトシルク、フォトフェイシャル)

光治療によりメラニンを減少させ、くすみを改善させます。
また、熱作用によって皮膚を引き締め、ターンオーバーを促進し、血流も改善するためくすみをの治療に適しています。

レーザートーニング

低出力のピコレーザーやQスイッチレーザーを繰り返しあてることで、メラニンを少しずつ飛ばしてくすみを改善し、美白効果を出します。
さらに、真皮も刺激して整えることで皮膚にハリが出てきます。

ケミカルピーリング

グリコール酸などを使ってお肌の古い角質を剥がし、表皮細胞の増殖を促し肌の新陳代謝を高めます。
皮膚のターンオーバーが順調になることでくすみを取ることができます。

塗り薬( トレチノイン・ハイドロキノン療法)

ビタミンAと美白剤を塗る治療方法です。
トレチノインで皮膚の代謝速度を上げて角質とシミをはがし、表皮の細胞を新しく作り替え再生を促します。
ハイドロキノンはメラニンを作る働きを阻害します。
トレチノインとハイドロキノンを併用することで余分なメラニンを減らし、若々しい皮膚に生まれかわせることでくすみを改善します。

赤み治療の詳細

IPL・光治療(フォトシルク、フォトフェイシャル)

治療に使う光の波長が幅広いため、しみだけでなく赤み(毛細血管の拡張)にも効果的です。
レーザーに比べると効果の出方はゆっくりですが、ダウンタイムが少なくお顔全体を治療することが可能です。
1か月ごとに5回の治療を1クールとして効果を見ながら治療します。

ダイレーザー・色素レーザー・YAGレーザーなど

血液中のヘモグロビンに吸収されるレーザーで毛細血管を凝固、収縮させることが出来ます。
レーザー照射はゴムで弾かれたような痛みがあります。
症状によっても違いますが、1ヶ月おきに数回行います。

ハリ・キメ・小じわ治療の詳細

ダーマペン・フラクショナルレーザー

皮膚に極小の穴を無数にあけることでその後の自然治癒力によってコラーゲンを産生させます。
肌の入れ替えと皮膚再生を促進させ、キメが整ったハリのある若々しいお肌に生まれ変わることができます。
ハリが出ることで小じわも改善します。

ピコフラクショナル

ピコレーザーをフラクショナル上にあてることでコラーゲンの新生を促し、お肌の肌理を改善し、ハリのあるお肌にすることが可能です。

レーザートーニング

低出力のピコレーザーやQスイッチレーザーを繰り返しあてることで、真皮をリモデリングして、お肌にハリを出し、肌理を整えることができます。

水光注射

極細の針を使用して、お肌に直接ヒアルロン酸や成長因子を注入していきます。
ヒアルロン酸が補充され、透明感のあるもちっとしたお肌に近づきます。
3日くらいで効果が出てきますが、2週間間隔で2回、1ヶ月間隔で2回行うと良いです。

ショッピングスレッド

ショッピングスレッド写真 施術風景

細い針を使用して吸収糸を皮下組織に網目状に埋め込むことで、たるみを支える効果があるのはもちろん、糸による刺激でコラーゲン産生を促してくれます。
お肌の内側からコラーゲンが増殖し、ツヤ・ハリが気になる方はもちろん、たるみが気になってきた方も引き締めやリフトアップが期待できます。

 

まとめ

ご自身のお顔には何が当てはまり、どんな治療があるのかお分かりになりましたでしょうか。

お肌がきれいだといつまでも若く健康的に見られます。
年齢を重ねるにつれてお肌の悩みは一つだけでなく、いくつもでてきてしまう方も多いと思いますが、 それぞれの悩み合わせた治療を早めにおこなうことできれいなお肌になることが可能です。
繰り返し必要な治療も多いですが、ダウンタイムが少ないものも多く、毎日の生活に取り入れやすいのも魅力です。

年齢を重ねたら、生活の一部と割り切って自分のお肌と向き合い上手にメンテナンスしていけば、 10年後、20年後も同世代の人より若々しく輝いていられることが可能ですよ。

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~執筆者紹介~

西尾 謙三郎 医師
医師
もとび美容外科クリニック 院長
西尾 謙三郎
経歴
平成14年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
平成26年 もとび美容外科クリニック開院
資格
美容外科専門医(JSAS)
日本アンチエイジング外科学会専門医
アラガンボトックスビスタ 認定医
所属学会
日本美容外科学会(JSAPS)
日本美容外科学会(JSAS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
日本加齢医師会
日本レーザー医学会
日本美容外科医師会
18年以上の実績を持つ美容外科専門医。丁寧で繊細な施術でお客様の望む実現を目指す。
「お客様のもつ本来の美しさを引き出す」ことをモットーに「もとび」美容外科クリニックを設立。

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